みんなのシネマレビュー |
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161. 真夜中のカーボーイ アメリカンニューシネマの後味とは違う、商業化した後味の悪さを、記憶している。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-06 09:48:57) 162. ディック・トレイシー 映画館でみました。この頃って、アメリカンコミックの実写化が、ぼつぼつ出てたと思うのですが、「ディック・トレーシー」ってコミックがあるんだ、と思った記憶があります。そして、知らないにもかかわらず、実写化がうまくできているなあ、アメリカンコミックらしいなあ、と思った記憶があります。ダスティン・ホフマンやアルパチーノが出てたことすら、覚えてないですが。[映画館(字幕)] 6点(2012-10-06 09:29:54) 163. 何かいいことないか子猫チャン 日本人だからなのか、同時代に生きていないからなのか、どちらなんだか分からないか、ちっとも面白くない。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-03 23:53:26) 164. モンパルナスの灯 《ネタバレ》 ジェラール・フィリップが下手すぎて、モジリアニーの苦悩が全く伝わらない上に、アヌーク・エーメをだいなしにしている。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-29 21:54:21) 165. 人生、ここにあり! どこまで脚色かは、別として、「人が何かに踏みつけられる」ということがうまく描けている、と感心。映画の中とはいえ、日本が30年以上遅れているのは、日精協だけの責任にはしておけないだろうな。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-24 15:31:24) 166. 最強のふたり 別に面白くない映画ではないのだが、「人類をこれほどの感動と衝撃にいざなった“喜劇”があっただろうか」(The Economist)、「今世紀、誰も想像し得なかった驚異の成功!」(ELLE)とか、何見て書いてるんだろうか、と唖然とするほど、感動や衝撃は乏しい映画。[映画館(字幕)] 5点(2012-09-24 00:51:39)(笑:1票) 167. マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶 故Marcello Mastroianniがいかに優れた俳優で、かつ、愛されていたか、ということを表すためだけに作られた珍しいドキュメンタリー。といっても、単なる礼讚ではなく、「ずぼらであることが、彼の自己防御だった」というようなことが語られ、ドヌーヴとの間の娘キアラ・マストロヤンニに「自分にもそれができれば」みたいに、パーソナリティが掘り下げられれており、そういう形で愛されたというのは、本当に愛されたということなんだろうな、と思う。 老熟の域に入ったクラウディア・カルディナーレが、「彼は私を愛したけど、ふってやった」というのだが、マストロヤンニが「本当に自分が心底愛した女はエクバーグとドヌーブの2人だけだった」って言っているのは、知っててだろうか。ちょっと、見ていられなかった。 エンリコ・ベルリングェルの葬儀(1984年というからベルリンの壁崩壊の5年間)で、マストロヤンニが棺を担いだとは知らなかった。イタリアは、共産党が、本当に浸透している国なのだなあ、と改めて、感心。「人生、ここにあり!」がレンタルされるようになったらしいから、見なくちゃ。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-17 07:47:33)《改行有》 168. 乙女の祈り ピータージャクソンがこういう映画をうまく撮れるとは思えないのだが、まあまあ成功していると思う。メラニー・リンスキーとケイト・ウィンスレットを抜擢したことが、この映画の全てかもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-16 17:29:19) 169. ベリッシマ ヴィスコンティの映画を大分みたが、この映画をみて、結局、Dignityというのが一貫したテーマなんではないかと、気が付かされた。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-12 09:14:42) 170. 愛を読むひと 現代に生きる日本人の私には、十分理解できていないことも多いのだろうが、ケイト・ウィンスレットの演技からは、全てが、伝わってきくるような心持がした。レイフ・ファインズは、何を演らせても同じだからしょうがないのだが、彼からは何も伝わってこなかった。[DVD(字幕)] 8点(2012-08-28 23:19:51) 171. 逃げ去る恋 ああ、なるほど、ここから逆算して4作を作ってきたんだな、と思うと、結局は、このシリーズは、Jean-Pierre L甚とTruffaut自身の映画だったんだな、ということが、よく分かる。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-28 14:40:48) 172. イノセント ヴィスコンティらしさは映像だけだが、ヴィスコンティの映画にとって「映像」がどういった意味があるかを知る意味で、見る価値がある。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-27 20:02:00) 173. 熊座の淡き星影 絢爛さは、後期の作品を思わせるが、ヴィスコンティにしては珍しく、サスペンス調で2時間に収まっているし、女性の魅力に焦点があたっている。今一つ感情移入していけないのは、カルディナーレが下手だからだろうな。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-17 17:11:39) 174. 揺れる大地 そもそも家を抵当に入れて、何に投資したのかすらもわからない。だから、何が大変で、何が悲惨なのかもわからない。そんなことで埋め尽くされているので、鑑賞以前の映画である。一つ一つ解説をしてもらうと、名作なのかもしれない。この映画を見て、評価している方は、そうした背景に関係なく映画をみることができる方なのだろうか。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-17 15:23:45) 175. 夏の嵐(1954) 《ネタバレ》 伯爵夫人があれだけ入れあげてしまう部分がどうしても説明不足なんだが、アリダ・ヴァリの演技はそれを超えて説得力がある。あるいは、女性かまたは同性愛者の目で、中尉をみれば、それなりにコケットリーを感じるのかもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-13 17:54:28) 176. 家族の肖像 「教授」の孤独がわかる自分にちょっとショック。当時のイタリアの社会背景を知らないで見たので、リアリティが今一つ感じられなかったのが残念だ。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-12 20:57:41) 177. ルートヴィヒ(1972) 自分がもう少しまじめな映画ファンで、もう少し感受性のある年齢でこの映画に出会っていたら、人生が変わっていんじゃないかと思わせる作品。イタリア語でこの話を鑑るのも不思議な感じだが、イタリア語じゃないと、この映画にならなかったような気がする。[DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 23:26:56) 178. 若者のすべて 「救いようのなさ」を描かせたら右に出る者のいないヴィスコンティだが、本作ほど「救いようがない」と、胸が悪くなる。しかし、「家族の愛」の「救いようのなさ」がレッスンになっているのだとすれば、「救いようのなさ」も本物である。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-10 04:03:09) 179. 家庭 シリーズ4作目にして、初めて、最後まで飽きずに見られた。ようやく主人公に共感できるようになってきた。キョウコはなんだかよくわからないが、トリュフォーの脚フェチ、メガネフェチには共感する。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-06 16:50:47) 180. おとなのけんか 単純に面白い映画なのだが、私的に大好きな女優2名が、妙に演じすぎていて、ちょっと辟易する。ヒッチコックへのオマージュがあるのかないのか分からないが、みえみえな伏線が気になる。[DVD(字幕)] 8点(2012-08-05 15:50:28)
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