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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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161.  かもめ食堂 「フィンランド人ってなんでゆったりしているのかしら」という疑問に対してフィンランド人が、「森がありますから」と答える場面がある。で、実際に森に行ってみて、たいしたできごともなく、せっかく採ってきたきのこも落としてしまったのに、「よかったわぁ」と満足できてしまう。この映画全体が、そんな存在だった。 劇的なドラマもなく、人生の深遠に対する考察もない。だけど単純に居心地が良くて、忘れ難くて、またいつか観返してもいいかな、と思えた。「世界の終りに何をするか」という問いに対して、「好きな人たちとおいしいものを食べる」と答えられる単純さ、素晴らしさ。そうそう、なんだかんだ言ってそういうことが一番大切なんですよね。ありふれた日常の価値を噛みしめる力というものが。 役者さんがまた良い。ちょっと失礼な言い方ですが、これが美女三人組であればこうは行かなかったでしょう。片桐はいりの外見はたくましくて内面は繊細すぎるというキャラクターは、なんだかムーミン谷の住人を思い起こさせる。脇役みんなにも言えることだけど、これといった長所もなくむしろ欠点の方が目に付くのに、妙に可愛らしくて魅力的だったりする。不完全なものに対してあれこれ批評するわけでなく、やんわりと受容してしまう大らかな空気がある。 毎日が多忙で鬱病になりかかっているような人におすすめ。森林浴をするように安らげる作品です。[DVD(邦画)] 8点(2006-12-16 22:33:10)(良:1票) 《改行有》

162.  運命じゃない人 とても地味だけど、面白い。題材も人物も舞台も、派手な要素はひとつもないのにも関わらず、脚本だけ、しかもシンプルなアイディアを膨らませるだけで最後まで魅せ切っている。これはほんとうにすごいことだと思う。時間軸の操作という手法にもまだまだ可能性があったんだなあと思った。[DVD(字幕)] 7点(2006-12-04 23:37:07)

163.  秘密のかけら 謎解きのくだりを見る限り、ミステリとしては優等生過ぎるほど優等生的なつくりで、かえって驚きがない感じがした。犯人は直感的に見当がついてしまう程度の意外性だし、その他のサプライズにしてもやや弱い。思うに、二人のコメディアンの屈折した絆をもっと掘り下げて、もっと泥臭いくらいの人間ドラマを描いてくれていれば、結末の衝撃も大きかったんじゃないだろうか。受け手の感性にも寄るだろうけど、個人的にはただの「変な人たち」という印象で、アリソン・ローマンも含め、登場人物たちの気持ちに最後まで寄り添えずに終わってしまった。そもそもこんなにエロティックにする必要があったのか、何がしたかったのか、よくわからない。観客に何を伝えたいのかをもっとつきつめるべきではないかと思った。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-04 23:12:17)

164.  チェブラーシカ(1969) なぜだか観終えたあと、気持ちが沈んでしまった。 チェブラーシカはかわいいんだけど、全体的にもの寂しい感じがして、辛い。基本的に幸せな物語であるはずなのに、能天気ななかにも暗い影が見え隠れしているというか…(いや、そこが魅力なんだろうけれども)。繊細すぎる登場人物たちは愛しいというよりも痛々しくて、見ていられない感じがした。泣き虫の子どもの相手をしているみたいな、いたたまれない気分だった。 正直、『おじゃる丸』みたいに底抜けに明るいほうが好きかな。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-04 22:50:05)《改行有》

165.  アパートの鍵貸します 残念ながら、あんまり良さがわからなかった。いちおうコメディですけど、笑える場面はほとんどないというか、寒い。時代性を差し引いても、ちょっとつまらな過ぎる。テンポが全体的に妙に緩慢で、まどろっこしい。恋愛ものとしては、まずまずだと思う。[DVD(字幕)] 6点(2006-11-29 12:32:28)

166.  コーヒー&シガレッツ こういう作風は苦手だな、と思い込んで敬遠していたけれど、なかなかどうして面白かった。普段は時間を無駄にしないことにかりかりしている自分のような人間が、時間を無駄にすることの楽しさを描いた作品を楽しめたのは意外だった。コーヒーにスプーンを突っ込んでかちゃかちゃかき回す音までが心地よい。人によって合う合わないの差が大きいようだけど、合う人はとても幸せな気持ちになれるだろうと思う。[DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 12:20:05)

167.  40歳の童貞男 《ネタバレ》 DVDのパッケージを見た時点で笑えたので、これは期待できると思った。写真一枚で「ザ・童貞」という印象を作れるスティーヴ・カレル。けっしてオーランド・ブルームにはできない(というかやろうともしない)名演技だ。 アメリカのコメディにありがちな大げさで漫画的な笑いではなく、基本的にリアルで、会話の妙やくだらなすぎる小ネタで笑わせる。『アメリカン・パイ』的なギャグもあれば、ウディ・アレンを思わせるウィットもあり。冒頭のトイレのシーン(ぶっちゃけ共感した)からして、センスが良くなければできない笑いだと思う。 最後の展開はありがちだけど、普通に良かった。何がすごいってあのシーンだけスティーヴ・カレルがかっこよく見えるのがすごい。何気に実力派俳優だと思う。 ラストもすごかった。ハッピーエンドなんだけど、いくらなんでもハッピーすぎやしないか、というくらいにハッピーエンドだった。笑うよりむしろ引いた。 強いて難点を上げるなら、ちょっと長いかな? カットしてもいいんじゃないかというエピソードがある。でもコメディとしては充分、面白かった。[DVD(字幕)] 7点(2006-11-22 11:26:17)《改行有》

168.  赤ちゃん泥棒 《ネタバレ》 意外と評判良くないみたいですね、これ。個人的には今まで観たコーエン作品のなかではダントツに良かった。昔のほうが面白かったんじゃん、コーエン兄弟。 笑えるだけじゃなく、洒落ている。刑務所入りする犯罪者と入所管理の警官が恋に落ちる冒頭から、夢のなかで平和な未来を垣間見るラストまで、ロマンティックで優しいユーモアがある。コーエン兄弟が登場キャラクターのひとりひとりを愛情をもって描いているのも心地良い。とんでもないやつばかりなのに誰一人憎みきれず、悪役までかわいらしい。 映画全体に明るくポジティヴなエネルギーが満ちていて、幸せな気持ちで鑑賞を終えられた。久々に、もう一度観たいと思わせられた作品。[DVD(字幕)] 8点(2006-10-26 19:47:48)(良:1票) 《改行有》

169.  隣の女 《ネタバレ》 シンプルかつ、インパクトの強い構成。まず決定的な結末があって、そこに向かって全体のエピソードが無駄なく積み上げられているという感じ。そのため、ラストのショックが凄まじい。非常に洗練された、隙のない脚本だと思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-26 19:29:55)

170.  ヒストリー・オブ・バイオレンス ありふれたアクション映画やコミックになりかねないネタを、抑えた表現であえて暴力の否定へと繋げる手法は秀逸。普通ならヒーロー役であるはずの主人公の振るう暴力に爽快感のかけらもなく、敵と同類の邪悪として描かれている。 また、(変な下心抜きに)セックスの場面がよかったと思う。上手くいえないが、なんというかあの描写があったからこそ、この夫婦の存在が厚みを持った人間として浮かび上がってくるのだと思う。男性サービスの意図はまったくなく、夫婦の愛情や、一言では言い表せない複雑な心の機微を巧みに表現していた。心理描写として意味のある性描写だ。 家族関係にリアリティがあるので、荒唐無稽な設定や展開もあまり気にならずに観ることができる。暴力シーンも厳密にいえばリアルではないのだが、もっともらしく感じられた。クローネンバーグ監督の手腕が、作品に強い説得力を与えている。[DVD(邦画)] 8点(2006-10-26 19:05:56)(良:1票) 《改行有》

171.  めし 《ネタバレ》 なんか違う。 たとえば小津安二郎の『晩春』だって前時代的な価値観が背景にあるが、あちらはあくまで「背景」であって、登場人物の心情には嘘がない。ところがこの作品では当時の価値観に沿うように物語が流れ、テーマのために登場人物が歪められているような印象を受ける。『晩春』は自然で普遍的なドラマであるのに対し、こちらは押し付けがましく、説教くさい。 成瀬監督といえば暗いくシビアな視点が持ち味だと思うけど、今回はハッピーエンド、しかも手紙を細かくちぎって列車の窓から捨てるといういかにもな演出つき。取ってつけたような、というのは言い過ぎかもしれないが若干の違和感は否めず、成瀬さんらしからぬ感じがした。映画の九割までは面白かったのに、結末に至って主張が物語に先立ち、バランスが崩れてしまったという印象。[DVD(邦画)] 6点(2006-10-26 19:03:39)《改行有》

172.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 題材は同性愛ではあるが、けっして社会的には容認されない愛情を隠れて守り続けることの苦しさは、性癖の壁を超えて共感できた。荘厳な前半の風景に対して、後半は世知辛く現実的な場面ばかりが続き、二人の記憶のなかでただブロークバック・マウンテンだけが美しくあり続けたのだとわかる。結末、二人の愛はあっさりと暗い現実に押しつぶされてしまったように見えた。だけれど最後の台詞で、儚さの奥にある力強い絆が垣間見える。甘ったる過ぎるくらいの陳腐な台詞なのに、胸が潰れるような思いがした。[DVD(字幕)] 9点(2006-10-26 18:49:30)

173.  ミュンヘン 一つ一つのエピソードは面白いのだが、展開にメリハリがなく、クライマックスに向けて盛り上がっていく流れもなし、グズグズ感は否めない。『キャッチ・ミー…』のときも思ったけれど、たぶん原作に魅力的な要素が多すぎて欲張りすぎてしまうのだろう。娯楽性の強さも重いテーマにそぐわないように感じた。 それにスピルバーグは残虐描写が上手になった分、人間ドラマを描くのは下手になったと思う。強く心を揺り動かされることは少なく、一方でショッキングな映像に何度もおえっとさせられる。でも悲劇を描くための表現が血まみれの死体を転がすことだとしたら、スプラッター・ホラーと同レベルじゃないだろうか? さりげなくきれいな映像などを観るにつけ、スピルバーグは技術的には円熟期にあるのだと思われる。熟練すれば手癖だけで撮ってもそれなりに形になるし、面白いには面白い。しかし実のところ、大傑作という程の出来ではないのでは? 主張もご立派だが凡庸で、文句のつけようのない正論ではあるものの、だからどうしたという感じもある。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 17:48:11)《改行有》

174.  マダムと奇人と殺人と 見た目のままに変てこな映画。鬱陶しい変人たち、ややブラックなユーモア、とんでもなくカラフルなのに不思議と調和している色彩感。外国のレトロなおもちゃ屋さんに迷い込んだかのような心もちになった。珍しい小道具とかしょうもない細かい演出とかにこだわっているので楽しく、飽きはしない。しかしミステリー仕立てのストーリーはあってないようなもので、ストーリーに期待してはいけない。レオン警視とうざいけれど憎めない仲間たちはなかなか魅力的で、こういうドラマシリーズがあったらたぶんチェックしてしまうと思う。完成度が高いとは到底いえないけれども、たまにつまむ分にはいい珍作です。 (ところでベルギーではダサい服しか売っていないという噂を聞いたんですが、本当なのでしょうか?)[DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 16:29:01)《改行有》

175.  切腹 深い分析は皆さんにお任せして軽いことを言わせてもらいますが、とても「かっこいい」作品ですね。個人的には時代劇は苦手で、情念の濃い、野暮ったさと紙一重の熱さが好きになれないのだけど、その点この映画に関してはとてもクールで、ドライな描き方だと思う(かといって人間ドラマがなっていないというわけではない)。演歌調というよりは暗鬱なブリティッシュ・ロック的な。冒頭の音楽なんかは明らかに日本の伝統楽器を用いているのに、どことなくグランジっぽいし、直線で区切られることの多い武家屋敷の映像は日本的な美とは真逆の冷徹さを感じさせる。「スタイリッシュ」という形容詞の似合う時代劇はとても珍しいと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-09 16:48:46)

176.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 ほとんどの登場人物が善人とも悪人ともいえない人物に設定されているのがいいと思う。悪党に見えた人間が他人を救い、逆に善人に見えた人間が罪を犯してしまう。真に邪悪な人間はいないのに、いつのまにかいがみ合い、憎み合っている。完璧な者は一人もおらず、それぞれが欠点を負っている。積極的な人種差別というよりは、誰もが抱えている不幸の数々がやり場を失って、差別という形で発露している。小さな悪意が交叉し、誤解と偏見が連鎖し、やりきれない出来事を積み重ねていく。どんな人種でも、そういう意味ではみんな平等に人間らしく、不幸だ。  ところがこの映画では、そんな暗い世界をささやかな奇跡の数々が切り開く。なぜなら人間は欠点を持つのと同じように長所も持ち合わせていて、ちょっとした偶然から善意が交叉するときだってあるし、ときには理解し合うことだってできるからだ。救いがたい悲劇に転ぶことがある一方で、良い方向に転ぶことだってある。そういう意味でもみんな平等に人間らしく、幸福になれるチャンスを持っている。 この映画が提示する希望はとても控えめではあるが、それだけに力強い存在感を持っているように思える。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-09 15:58:33)(良:1票) 《改行有》

177.  ロジャー・ラビット 懐かしさに惹かれて鑑賞。子供が観る分にはそれなりに楽しめた記憶があるが、さすがに今ではそんなでもない。というか、ロジャー・ラビットは活躍していないような…。当時の技術では大変だったのかもしれないが、せっかくマンガと現実が同居しているというぶっとんだ設定があるのだから、もっといろいろ遊ぶ余地があったのではないかと思う。ミッキーもドナルドもダンボも、全員ちょい役で全然活躍しないのももったいない。敵役のトゥーンというキャラクターに関してはなかなかインパクトがあったけれど。変にミステリ仕立てにしないで整合性なんて無視した弾けたストーリーにしてもよかったんじゃないかなあ。奇抜なアイディアの割には小ぢんまりした、大人しい出来栄えだと思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-03 14:04:30)

178.  ハウルの動く城 意外と好きになれた。脚本は単純に失敗(狙ってやったにせよ単純な力不足にせよ)だと思うけど、イメージ豊かな映像やキャラクターの可愛らしさ(とくにマイクル)で許せてしまった。話としては面白くないのに、天才的な想像力に強引にねじ伏せられた感じだ。最近の『ゲド戦記』や『ブレイブ・ストーリー』はCMを見ただけで製作者の想像力の凡庸さがわかるが、宮崎駿作品は全盛期を過ぎてなお、ほんのワンシーンだけで観る者を「おおっ!」と思わせるだけの力を持っている。個人的にはよくできた平凡な作品よりは、こういった天才の失敗作のほうが見ごたえがあって好きだ。ただし、これから宮崎作品に正当派の面白さを期待することは二度とないだろうけど。[地上波(邦画)] 7点(2006-08-03 13:57:01)

179.  ぼくを葬る(おくる) 《ネタバレ》 あらすじを読んだだけだとべたなヒューマン・ドラマといった感じだが、そういうのを期待していると確実に肩透かしを食らうはず。決裂した家族と和解するエピソードなどは誰もが予想する展開だけど、そうした部分ですら徹底して冷静に描いている。感動ものというにはあまりにも切実で、生々しく、痛い。ちょっと引いてしまうような場面もある。 主人公は特定の宗教を信仰しているわけではないが、この作品には宗教的なイメージも強く漂っているようにと思う。幼い日の自分との邂逅は、死に近づくことで自分が生まれた場所へ再び戻っていくような、生と死が環を結んでいるような、不思議な感覚があった。日没と共に死んでいくラストシーンは、甦る可能性はないにもかかわらず再生を予感させる。主人公は既存の宗教の力を借りずに、もっと原初的で直感的なイメージを通すことで、自らの死を受容したのだと思う。 タイトルの通り、これは主人公が自身のために行なった葬送の儀式なのだろう。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-03 13:38:19)《改行有》

180.  エレファント 正直にいえば退屈だったけれど、これだけ殺伐とした気分にさせられる作品も珍しい。強い主張を感じるわけではないし、例の事件の実像を描ききれているとも思わない(そうであれば犯人の少年たちのバックグラウンドの書き込みがどうしても必要だろう)。ただただ絶望的な空気だけがあり、その意味では映画にしかできない表現だろうと思った。 ほとんどが普通の学校の映像なんだけど、日本のそれに比べると病院っぽくて温かみがない。最初から最後まで、日常生活という名の荒涼とした風景を見せられた気がする。殺人犯の二人の少年が「キスしたことがない」といってお互いの唇で感触を確かめる場面はどうしようもなく哀しい。 岡崎京子の作品で引用されている詩を思い出した。「ぼくらの平坦な戦場」ってやつ。[DVD(字幕)] 6点(2006-08-03 13:15:06)《改行有》

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