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161.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 全般的に雑な作りでした。特に物語のキーとなる薬についてのあれやこれやの酷さは目を覆いたくなるもの。あれだけ重要な薬にも関わらず、あっさり家に持ち帰り父親に投与する。その時点でも首を傾げるものですが、会社の威信のかかっている改良薬も無造作に家の冷蔵庫に保管しており、シーザーに奪われる。果てはその薬で猿たちに知性が目覚める。パンデミックの原因にも繋がる最重要な部分です。物語の背骨となるべき薬の処理を筆頭に、あまりに雑な展開、設定が多いため、最後の方では見ながらげんなりしていました。あまりにも有名で偉大なタイトルに繋げるためとはいえ、これではちょっと肩透かしです。[地上波(吹替)] 4点(2014-10-17 20:51:28)

162.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 ミニマムな持ち味にくすっと笑えるドタバタコメディです。お隣に越してきたのは殺し屋。しかもマフィアから莫大な賞金をかけられていた。という困った状況に陥ってしまった小市民の歯科医が小狡く、でも間抜けな立ち回りで状況を引っかき回す。思いもがけぬ人物の乱入も相まって、それぞれの思惑が交差し、事態がどんどんややこしい方向へと転がっていきます。〆もこの手の話には珍しくまあ良い話で終わる、小粒ですが中々楽しい映画になっています。ふと思い出したのは三谷幸喜のマジックアワー。本来三谷幸喜がやりたかったのはこういったドタバタだったのでは? と思いました。[地上波(吹替)] 5点(2014-10-16 01:04:39)

163.  アバター(2009) 《ネタバレ》 一流の料理人お手製のお子様ランチのような映画です。筋立ては単純。捻りも深みもない一本道。ただただ世界観を楽しませることがメイン。アクセントとしてちょっぴり魅力的なキャラクターが華を添えています。ただし、ここまで突き詰めて作り上げればそれはもう立派な一ジャンルとなり得ることを証明したような作品です。監督は自在に映画を作れるだけの手腕があった上で、あえて取捨選択をしてこのような形にしたのでしょう。漫画チックですが、見応えのある映画でした。[地上波(吹替)] 6点(2014-10-13 15:30:55)

164.  砂と霧の家 《ネタバレ》 それぞれの胸に秘めた想い。よかれとやったことが最悪の結果を招いた悲劇的な物語です。ジェニファー・コネリーは家、というよりも家に染みついた家族の想い出を求めている。大佐は家に家族の将来像を重ね見ている。偶然行政の不手際によって交わってしまう2つの家族。ジェニファー・コネリーは何とかして家を取り戻そうとする。泣き落としや逆ギレ、果ては自殺未遂まで。大佐は家の転売益を元手に商売を初め、息子を大学にやりたい。唯一現状から這い上がる手段を手にしているので折れることが叶わない。そこに絡んでくる警察官の横暴で皆が不幸に陥ってしまう。最後、大佐は心中(もしかしたら無理心中かもしれません)を図ります。妻には毒を。自分は毒ではなくもっとも苦しい窒息を選ぶ。そこに折れることの出来なかった自分。このような状況を招いてしまった自分への懺悔の意思が潜んでいるように感じられました。[地上波(吹替)] 7点(2014-10-12 22:35:06)

165.  スティーヴ・オースティン ザ・ダメージ 《ネタバレ》 最強決定戦という、内容にそぐわない販促文句をつけられた不運な映画です。主演が元プロレスラーと言うことで、ストリートファイトで金を稼ぐような物語を想像しますが、そこはあくまで骨組みに過ぎない。実際のストーリーの柱は聖人譚とでもいうもの。愚直な主人公が、周囲の人々に良い影響を与え、変化が生まれていくというのが物語の骨子。最終的には皆が心の中に抱えていたもやもやとした想いを吐き出して一歩前に踏み出すと行ったエンディングになっています。恐らく意図した物ではなく、演技の出来ない主役のために苦肉の策で偶然こうなってしまったのでしょうが、中々集中して見られる映画になっています。[地上波(吹替)] 5点(2014-10-10 15:50:41)

166.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 この映画、どうやら2つのエンディングが撮影され、そのうち反応が良かった方を採用したようです。決してダークシーカーに屈せず、反抗して名を残すという方が採用されましたが、そのせいで原作の言いたかったこと、タイトルと剥離した物語になってしまいました。もうひとつのエンディングでは、ダークシーカー達を新人類と認め、ワクチン製造のために彼らの同胞を拉致し、人体実験を繰り返してきた自分をI Am Legend(ダークシーカーにとって、仲間を拉致し、人体実験を繰り返す都市伝説レベルの魔物)と懺悔する場面で効果的にタイトルが使われているのですが。大人の都合で差し替えられたせいで深みも何もなくなってしまいました。もっとも、別エンドを採用するには物語全体をもっと残酷に改変する必要があったので、主演のキャラクターを考えても無理だったんでしょうね。[地上波(吹替)] 3点(2014-10-04 06:33:30)(良:2票)

167.  巨神兵東京に現わる 劇場版 《ネタバレ》 日本人の性質が垣間見える一作です。CGならばCG一辺倒。特撮ならば特撮一辺倒。技術を見せつけるようなものを作ってしまう。技術はあくまで表現の手段であって、物語が第一という基本を忘れてしまいがちなのはどうなんでしょう。何よりも、ハリウッド辺りでは当たり前になりつつある、デジタルと特撮の融合がほとんど見られない邦画。これから先どうなってしまうのか不安を感じる作品でもあります。[映画館(邦画)] 3点(2014-09-25 23:21:28)(良:1票)

168.  シノーラ 《ネタバレ》 イーストウッドはこんなもの(女たらしで、主人公補正の塊、アウトローで出演者がなぜか皆一目おく人物)、という前知識があるからこそ成り立つ映画です。筋書きも何もあったもんじゃない。案内役を請け負ったものの、雇い主側の非道さに、あっさり敵側に寝返るイーストウッド。敵側は何の疑いもなく受け入れる。それも一目置くような形で。どこに一目置くような場面が? 最後は街まで移動して元雇い主側を全滅させるのですが、わざわざ街に移動する意味があるのかどうか・・・。それらの疑問も全てはイーストウッドだから、でまあ何となく納得してしまう。そんな映画です。[地上波(吹替)] 3点(2014-09-24 22:14:41)

169.  ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 どんな映画にも出てくるトラブルメーカー。私利私欲で突っ走ってコミュニティを危険に落とし込む人物。そんな厄介な人物をディカプリオが熱演しています。楽園と呼ばれるビーチ、そこには若者を主体としたコミュニティが形成され、面白おかしく暮らしていた。そこにやってきたディカプリオのせいでコミュニティが危険に陥れられ、最終的には大人(現地人)によって現実が突きつけられ、幻想の楽園は終わりを迎えるというお話。それにしてもラスト。ディカプリオがのたまう一節、お前がいうかという脱力感はもう何とも言えない胸くその悪いもの。[映画館(字幕)] 3点(2014-09-24 00:36:15)

170.  マンハッタン無宿 《ネタバレ》 ダーティハリーの原型という触れ込みの映画です。型破りの刑事という部分がかろうじてダーティハリーを感じさせますが、それ以外良いところのない映画です。護送中に逃げ出し、精神病院に逃げ込んだ犯人を連れ戻しに地方からはるばるやってきた保安官という役柄ですが、犯人そっちのけで女を口説きまくるという脱力系ストーリー。作中で口説いた女三人。ベッドイン二人。未遂が二回。その合間合間にとってつけたように犯人に関するストーリーが挟み込まれます。当然雑な展開であっさり犯人の元に辿り着く。あばずれ女の緑の虫というセリフで、そういえば以前見たなぁと思い出す、そんな映画です。[地上波(吹替)] 3点(2014-09-23 12:01:05)

171.  北の零年 《ネタバレ》 邦画の悪い部分を煮詰めて作ったような酷い作品です。なにをどうやればこのような映画が出来るのか、追求したくなる気にもならず。ひとつ言っておきたいこと。そろそろサユリストたちも目を覚まして欲しい。年齢的、立場的に無理のある配役は崇拝する吉永小百合を滑稽に見せているだけです。年相応の役を割り当てましょうよ。目を背けたくなるほど痛々しいです。[ビデオ(邦画)] 2点(2014-09-03 00:05:21)(良:3票)

172.  少林サッカー 《ネタバレ》 お馬鹿に徹していますが、実はオーソドックスな構成の功夫映画です。志を持った若者が、老師と出会い道を示される。仲間との出会い。仲間の協力を得て悪を倒し、志を果たす。基礎がしっかりしているので安心して最後まで見られるのだと思います。その上でギャグやどんでん返しをバランス良く編み込んでいる。この辺の感覚は長年の経験で培われたものだと思います。中々の力作です。[地上波(吹替)] 5点(2014-08-28 21:57:07)

173.  紅の豚 《ネタバレ》 豚が格好良いのではなく、登場人物皆が格好良い。肩の力が抜け、物語を俯瞰して眺めることが出来るようになり初めて解る紅の豚の良さ。初見の中学生のときは退屈で最後まで見るのも辛かった。そのときにはこれほど好きになれるとは思いませんでした。年齢を経るごとにじわじわと良さが解ってくる文句なしの名作です。[地上波(邦画)] 8点(2012-05-21 00:03:16)(良:1票)

174.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 原作者までもがレクターの信奉者になってしまった罪深いシリーズ、あの原作ではこのような出来になるのも仕方がないような気がします。ただ一点、結末について。作者の思い入ればかりが先行した原作とは違い、節度ある距離を保った二人の関係で締めた点は監督の良心だと感じられました。二人の関係、性格を鑑みてみれば、最後の最後、クラリスが自分を取り戻し、レクターを突き放すことでなんとか品格を取り戻す。この終わり方以外になかったとも思えます。[映画館(字幕)] 4点(2012-02-28 20:05:07)

175.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、主演二人に尽きるといっても過言ではない映画です。原作の持つ空気感を完全に再現したばかりか、クラリス、レクターという物語の登場人物を想像以上の形でこの世に出現させたといっても良いと思います。その功罪か、原作者までもがレクター博士のファンになってしまい、これ以後の作品では単なるキャラクター小説、信奉者のように超人レクターを持ち上げるような描写ばかりが目立つ同人的な物語を書くようになってしまったのが残念でなりません。ある意味では罪深い作品です。[地上波(吹替)] 7点(2011-07-27 10:31:43)

176.  ゆれる 《ネタバレ》 兄弟のいる私には痛みが実感できる映画でした。特に兄、弟という関係について。心の底に渦巻き、目を背けることで何とか兄弟、家族という関係を保っている感情の蓋を無理やりこじ開けられ、日にさらされたような感覚すらあります。近親だからこそ生まれる憎悪、妬み、恨み、嫉みなどの負の感情がそれです。この映画の痛みが実感できないという方が羨ましいと感じます。 一つの例として喪主という立ち位置について。弟からしてみれば一家の代表者である兄が当然やるべきことであり、心のどこかで面倒ごとを押しつけられなくて良かったと感じる権利。兄にとっては自分の気持ちや状況など関係なくやらなければならない義務、という役割が自然に背負わされているというのが良い例だと思います。最後に兄はバスに乗ったような気がします。家族というしがらみを捨てることでようやく一人の人間として自立出来たのかなと。[地上波(邦画)] 7点(2011-03-03 12:10:40)

177.  かもめ食堂 《ネタバレ》 かもめ食堂に集う女性たちの織りなす穏やかな日常を淡々と追う映画、というか環境ビデオですね。様々な偶然によって集った女性たち、それぞれが小さな問題を抱えていています。しかし互いに押しつけることなく、かといって拒絶することもなく、心地良い空気の中で日常を過ごしていく中で自然に癒されていく。疲れているときに見ると癒されます。ただトランクの中身のエピソード、突飛過ぎるファンタジー展開に興ざめしてしまいました。全般的に現実味のない話でも、まあなくはないかな、程度の落としどころで進んでいた物語が一線を踏み越えたので落とし穴に落ちたような気分です。それを差し引いても小林聡美さんの持つ自然な空気感に見ほれてしまいました。[地上波(邦画)] 6点(2011-02-28 11:17:48)

178.  アイアンマン 《ネタバレ》 リアリティ? 複雑な人間関係が織りなす物語の深み? どんでん返しに次ぐどんでん返し? 主人公の深い苦悩? 関係ないね。ヒーローには格好良い装着シーンと強力な敵、ピンチと必殺技がありゃいいんだという古き良きヒーロー物のお約束で作られている映画です。冒頭の洞窟で新型リアクターを作った時点で、こりゃこういう映画だ。こまけえこたぁ良いんだよという制作側の声が聞こえてきそう。ストーリーも行き当たりばったりで都合良く転がっていって深みなんかありません。行動する。都合良く次の課題が示される。行動するの繰り返しですが、その割り切りが気持ち良い。徹頭徹尾この調子で変な色気を出そうともしていないので安心して最後まで見ることが出来ました。[地上波(吹替)] 6点(2011-02-21 14:51:44)

179.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 これは怖いですね。皆さんがおっしゃっているとおり、身近な人間として潜んでいそうといった恐怖や、あるいは自分の中で共感出来る部分に主人公の影を感じてみたりと他人事では済ませられない怖さがあります。何よりも怖いのは最後の最後、主人公とヒロイン(ヒロインと視聴者)の価値観の違いが浮き彫りになる場面からの流れです。女は男に対して自分という人間に対する愛情を疑いもしなかった。加害者と被害者という立場の違いはあっても、同じ人間同士という土俵で話していた。しかし男は女に対して単なる蒐集物としての愛着しか感じていなかった。視聴者の感じていた男の視点に関する違和感がここで明かされ、どんでん返しとなっています。さらに続けて、ヒロインは一体何人目の被害者だったのだろう、という疑問まで浮かんでくる結末には脱帽しました。第一級のサスペンスだと思います。[地上波(吹替)] 8点(2011-01-19 23:17:40)

180.  マレーナ 《ネタバレ》 戦争に翻弄されたマレーナという一人の女性を、少年の目から描いた映画のように感じました。様々な要素が含まれていると思いますが、やはり人間の生々しさにはちょっと目眩がしますね。未亡人になったマレーナに手を出そうとした男たちが俗に言うエリート階級の人間だけであったり(あれだけ野次っていた町の男たちは手を出せず)、娼婦に落ちてからようやく町の男たちが手を出せるようになる。最終的にはドイツ軍の軍人まで相手にするようになる。ころころと転落していった後、ドイツ軍の敗北でとうとう女たちの嫉妬が爆発してリンチを受ける。とばっちりを恐れる男たちは傍観するだけ。という転落の構図の悲しさを、性欲と愛情の区別のつかない少年の目から見ることでコメディ的に見せたのは監督の手腕だと思います。最後、リンチをした女たちが市場でマレーナに声をかけますが、娼婦に転落しただけでなく、容姿も衰え、体型も崩れた上に負傷兵である夫を抱えたマレーナが地べたに這いつくばるような立場になって初めて施しという名の受け入れを与える人間の醜悪さ。冒頭、レンズで焼き殺されたアリはマレーナの暗喩ですよね。対等ではまだ足りず、蔑まれるような立場にならなければ受け入れないという場面には嫌悪感しか残りませんでした。[地上波(吹替)] 6点(2010-11-19 14:08:38)

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