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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
161. 69 sixty nine 《ネタバレ》 話の作りが粗すぎる。所々笑えるシーンもあるけど、全体的に主人公達が何をしたいのか、というかフェスという最終目標がとってつけた感じになってしまった編集具合で、ストーリー自体があってないようなものになった。 映画の見所としてもバリケード封鎖の所なんだろうけど、それも正直、信念あっての行動ではなく、ただの子供の悪戯レベルであそこまでやってしまうし。 最後に校庭に生徒が集まって、教師陣に訴えかけるシーンも、唐突で何の伏線もなく生徒一同が一致団結されても観る側は「???」。 監督の撮りたい物だけ撮ってストーリーの流れとかはあんまり重視してない印象。 これはクドカンの脚本が悪い以前に監督のセンスの問題。[映画館(邦画)] 2点(2010-01-31 09:33:23)《改行有》 162. タキシード(2002) 全体的に中途半端。 話の作りも雑。アクション映画だから、そこをつっこむのは野暮か。 エンディングシーンだけは、なかなかキャラを生かしあってて良かった。 それにしても最初のボスと口を利いてはいけないというルールはなんだったんだろ? 普通にいらないエピソードだった。[DVD(吹替)] 4点(2010-01-31 09:20:41)《改行有》 163. レッド・ドラゴン(2002) 2作目のハンニバルよりは、とっつきやすく見やすくなった印象。 その一方で、サスペンスとして中途半端になった感もあるけど。 導入部、主軸となる話、エンディングの迎え方。 切り取ってみると、ちゃんとできてるのに繋いで見ると、なんだかなぁ、って感じ。 2,3年後、この映画を思い出したときに何か違う映画とゴッチャになってそうな。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-25 10:46:13)《改行有》 164. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 とても良かったのだが、欲を言えば、もう少し芸術家としての苦悩を描いて欲しかった。 もちろん身を隠さなければならない状況においても芸術家として、ピアニストとしての悲哀を描くシーンはあったんだけど、 芸術家としてより、ユダヤ人として苦しんでる姿の方が色濃く描かれてたと思います。 それはそれで悪くはないのですが、「戦場のピアニスト」だなんて大層な邦題が付いてるもんだから、ラストに救われたシーンがあって良かったな、と思う反面、もっと良くなったのかもとも思いました。 全体的には、とても見応えのある映画だという評価ではあるのですが。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 12:45:43)(良:1票) 《改行有》 165. 舞妓Haaaan!!! 《ネタバレ》 前半が面白かった分、後半がどうしてもダレたように感じてしまった。 京都へ転勤→念願の芸者遊び→いちげんさんお断りまでの流れまでは、日本映画の歴史を変えるのか!?くらいビビリました。 けど、芸者遊びデビューを果たした後からが、なんかね。 遊びの部分とマジの部分のバランスが急に悪くなった。[DVD(邦画)] 6点(2010-01-13 20:51:55)《改行有》 166. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 なんか3時間近くあって疲れると思ったので吹き替えで観てしまいました。 そのせいかサムがタカトシのタカに見えてしょうがなかった。 とはいえ、物凄い戦争のシーン。 そのド迫力たるやケチの付けようがありません。 3部作の真ん中に、こんなの持ってきて良かったんでしょうか? 俺、最後のシリーズのまだ見てないんですけど。尻つぼみしませんか? と期待と不安に煽られました。[DVD(吹替)] 8点(2010-01-13 20:40:52)《改行有》 167. 刑務所の中 まさに刑務所の中。 ノンフィクション漫画が原作なので、無理に面白くしようとストーリーの動きませんが 一見どうでも良いことに一喜一憂する刑務所の人々が、なんだか微笑ましくもあります。 シ[ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-10 21:19:17)《改行有》 168. アカルイミライ 《ネタバレ》 ん~。まぁ言いたいことはわかるけど。 最後のほうでオダギリジョーが、大量発生したクラゲが海に帰ろうとしているとか、一番まともそうなことを言ってしまったのが、 わかりにくいメッセージを送っている映画から、送っている風な映画に格下げちゃった気がします。 人畜無害に過ごそうとも狂気を潜ませて、現代の若者が何を求めて、何にイライラしているのかとかよく描けてたんだけど、 あのシーンで正気に戻って、逆にこれまで大人として対応していた藤竜也の方が狂気めいてしまってて。わざとにしてもツボを外しちゃったなぁ、って思った。 最後に頭悪そうな高校生達が町を闊歩していくラストも、狙いすぎで恥ずかしかった。[ビデオ(邦画)] 5点(2010-01-10 11:17:49)《改行有》 169. ボーン・アイデンティティー マット・デイモンはなんでもできるなぁ。 アクションもツボをしっかり押さえて退屈はしませんが、それだけかな。 プラスアルファ「おお!」って思うところが無いんだよね。 なんでこんなモテはやされてるのか。 ヒロインがせめて可愛ければなぁ。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-09 15:37:47)《改行有》 170. トランスポーター 《ネタバレ》 とにかく派手。 カッコいいシーンやカッコいいセリフもあるんだけど、脚本的に破綻とかそういうレベルじゃないので、評価はしません。 アクション映画なんで、ストーリーに細かい部分を気にするのは野暮なことかもしれないけど、それにしてもひどい内容。 主人公も自分自身にルールを設けててカッコ良さげなんだけど、守ってるのは最初だけで後はルールもへったくれも無い。 ジャッキー映画、ヨーロッパ版みたいな感じで見れば楽しいのかもしれないけど、 ジャッキーほどキャラが立ってるわけでもないしな・・・。[DVD(字幕)] 3点(2010-01-08 16:35:14)《改行有》 171. 火山高 吹き替えの声優陣が無駄に豪華だったので、吹き替えで観てしまいました。 どうせ同じような顔した東洋人だしね。 見る前は、少林サッカーみたいなお馬鹿アクションコメディだと思ってました。 いやジャンル分けすればお馬鹿アクションコメディなんでしょうけど、まぁ、なんでしょう?コメディの部分はスベリまくってるので、アクションの部分だけに目が行ってしまいます。 古き良き日本のツッパリ少年漫画みたいな感じで大筋のストーリーは楽しめました。 ただ、アジア映画全般に言える「笑わしてやるぜ!」みたいなオーラ丸出しの殴られた後の寒い決め顔とか普通に多用してるのを観ると、日本って突出したお笑い大国なんだなぁ。って思いました。[DVD(吹替)] 5点(2010-01-07 20:29:16)《改行有》 172. 黄泉がえり 《ネタバレ》 結局あのシックスセンス的な大オチはなんだったんだろうか? 竹内結子は一体どのタイミングで黄泉返ってたんだろう?階段から落ちたとき? それよりもっと前で、映画に登場したときには既に? 車から転落していくカットがあったってことはやはり登場したときには、その状態だったってことなんだろうけど、そうなると話の辻褄が合わないとかいうレベルじゃないほどのディティールの低さにただただ驚かされる。 RUIの無意味なほどの長いLIVEのシーンも、もったいつけるほどの伏線でもなかったし。 この映画の言いたいメッセージみたいなのは、わかる。 黄泉返った人達が生き返ったものの、自分の居場所って結局もうないじゃん、と言わんばかりの無気力さと、それを取り巻く人たちのどこか他人事で何をして良いのかわからないといったような様。 つまりはどんなに願っていても死んだ人が生き返って目の前に現れたところで、何の仕様も無いってことなんでしょう。だから前を見て進むべきなのだ、と。 そういうことがこの作品の根底のメッセージというのは理解したうえで言わせてもらうが、観る側にそれが主題だという伝え方が圧倒的に下手だし、 難解にすればいいってものではない。それ以前に話の筋のスベテを崩壊させてしまうどんでん返しを描いてしまったことで作り手としては失格としか言えない。 ここまでぶっつぶれた話を映像化にしてまで見せられたのには、ただただビックリだ。[DVD(邦画)] 0点(2010-01-04 11:01:35)《改行有》 173. 壬生義士伝 《ネタバレ》 決して悪い出来ではない。 むしろよく作り込まれているし、演者の演技もベテランや実力派を取り揃え見応えタップリ。 ただ話が美談すぎるというか、押し付けがましすぎる。 個人の意見として言わせてもらえば悪しき日本映画の風習をモロになぞっている。 これで無意味なヌードシーンでも出てくれば決定的に馬鹿監督だったけど、まぁそれをせずに硬派に貫き通した姿勢は評価したいところ。 ただ、この手の美談話に高得点は付けたくない。[地上波(邦画)] 5点(2010-01-03 10:28:25)《改行有》 174. 交渉人 真下正義 《ネタバレ》 前半のくだりは良かったと思いましたけどね。撮り方もアングル凝ってたし観る側を引き込む工夫はなされてたと思います。 寺島進のキャラクターも個人的には好きでした。 が、脚本が。 ハッキリ言ってド素人でしたね。これでOK出しちゃだめでしょう。 時間が迫ってたんですかね? 下のほうで誰かも書かれてましたがミステリーにファンタジーは要らないですよ。 犯人が出てこない。有耶無耶のまま終わるストーリーは個人的に時間返せ以外のなにものでもない。 真下正義は好きなキャラクターなのにな。彼の持ち味である情けないけど仕事は早い、 現代人特有の人間臭さも完全に消されてた。 どっかのアメリカ映画でもパクってきたかのような。 踊るって結局スタッフの遊び心が受けたのは認めるけど、もう調子に乗りすぎて完全に見失ってるんだよなぁ。[DVD(邦画)] 3点(2010-01-02 23:10:54)《改行有》 175. T.R.Y. 《ネタバレ》 ひどい。 詐欺師が革命家に巻き込まれて、うんぬんというあらすじだけなら面白そうなんだけど、変にハードボイルドを気取ろうとしたのが完全に裏目に。 もっと軽いキャラクターでコメディ要素を強くしてドタバタ感を強調した話にした方が良かったんじゃないかな。 中国人の日本語パートがカタコト過ぎて全編に日本語字幕が欲しかったのと、 ヒロインもまったく可愛くなく、全体的にいい所がなかったな。 渡辺謙氏もこの作品に関してはマッチしてなかった。 撮影中に話が二転三転したのかな?演者のテンションがシーンごとで全然違うので、見てて散漫になってしまう。[DVD(邦画)] 2点(2010-01-02 08:32:38)《改行有》 176. オールド・ルーキー 《ネタバレ》 実話モノということですが、なんかごめんなさい。中途半端でしたね。 ディズニーじゃなくて普通の製作会社でやったほうが絶対良くなると思います。 ディズニーにしては前半のくだりが地味すぎるし、 そうかと思えば球を投げるときの速球感を出そうと過剰気味の音響。 別に前半が地味でもいいし、音響をやってもいいんだけど、 なんか中途半端な演出が気になってしまった。 主人公にかかる毒素もなんか、とってつけたかのような安っぽいチームメイト妬みであったり、嫁の軽い反対があったり、これが実話っぽいといえば、そうなんでしょうけど。[DVD(吹替)] 5点(2009-12-31 14:35:10)《改行有》 177. 古畑任三郎ファイナル ラスト・ダンス<TVM> 《ネタバレ》 双子の入れ替えトリック、双子の悲哀等目新しい材料は無いですが、 この作品をファイナルに持ってきたのは古畑任三郎という刑事、男性としての紳士的キャラクターを最後にキッチリ描き上げたかったからだと思います。 ドラマレギュラーシリーズでも紳士的部分は所々描かれていましたが、今泉に悪戯したり西園寺に偉ぶってみたり愉快な部分が描かれてた部分に目が行ってしまいがちなのを、 ラストダンスに関しては1stシリーズ以来「古畑任三郎」を描くことに専念し、 最後に原点回帰したな、と解釈しています。[地上波(邦画)] 6点(2009-12-30 09:35:07)《改行有》 178. ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 父親の仇に見込まれ、そして裏切り、決別までは面白かったのですが、 別勢力を築き上げ、選挙や抗争に巻き込まれていく後半がゴチャゴチャしすぎ。 前半から各所に父世代の仲間が各々違う立場で散りばめられて、後半物凄く面白くなりそうな感じだったのに結局、綺麗に消化することなく各々散って逝ってしまった。 前半かなり丁寧に作った分、長い映画になってしまったけど後半がとても雑に感じるんですよね。前編で後編で2時間弱ずつでまとめれば、もっともっと良作だったと思います。後半の展開が怒涛といえば怒涛だけど、もうちょっとやり方があったんじゃ?と思わせてしまう。個人的にはとても惜しいという感想です。[DVD(吹替)] 6点(2009-12-29 17:37:53)《改行有》 179. ONE PIECE 記憶の中でねじまき島とゴッチャになってる所がありますが・・・。 感想としては50分と言う制限された時間の中で、作る側も消化不良のような。 まだこの頃は東映まんが祭みたいに他作品と抱き合わせだったんでしたっけ? しょうがないといえばしょうがない。[地上波(邦画)] 4点(2009-12-17 08:31:34)《改行有》 180. ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険 設定自体は原作の雰囲気を崩さず、かつ映画オリジナルのストーリーとしても生きるような世界観。展開やキャラの言動などは相変わらずズレているのが残念ではありますが。それでも第1作、ねじまき、チョッパー王国と、これまでに公開されたものの中では面白かったのも事実。「sailing day」が名曲すぎる。[DVD(邦画)] 6点(2009-12-17 08:22:35)
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