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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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161.  ウォーム・ボディーズ 《ネタバレ》 ハッピーエンドのゾンビコメディー とにかくハッピーエンドのホラーは少ないのでそれだけでも稀少 主人公のRはゾンビだがカワイイイケメン このカワイイ主人公じゃなければ感情移入がむずかしかったかも ゾンビのRと人間のジュリーの恋愛は完全に「ロミオとジュリエット」のパロディーだ ちゃんとテラスのシーンもある ゾンビ達がだんだんと目覚めて行く過程はちょっと微笑ましい 終盤人間とゾンビのバディ感が生まれる瞬間が一瞬で描かれるがちょっと不可解だ もう少しバディ感が生まれる過程が見えるとゾンビ側に親近感が湧くのに 全体としてはアクションが少なめだがまぁまぁおもしろかった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-08 07:31:26)(良:2票)

162.  最強のふたり 《ネタバレ》 主人公の黒人(ドリス)が障害者の主人公(フィリップ)にひたすら不遜に振る舞うが、常に抜群の笑顔でこの笑顔無しにこの話はここまでまとまらなかったのでは無いか 二人は雇用者と被雇用者じゃなく完全に友人として描かれている 不良黒人のドリスの非常識な常識が障害者のフィリップにとっては新鮮だった ドリスはというとフィリップは何をしても動けないダルマの様なイタズラし放題で面白い奴、だけど他の不良達とは比べ物にならない親友というスタンス ドリスにとって大金持ちのフィリップに同情と言う余地はない 邪魔な隣の住民を一蹴したり、娘の彼氏にドスを利かせたりするのはおもしろい 屋敷の中で働く人達にも徐々に受け入れられる過程が中々いいのでこの部分をもうちょっと詳しく見たかった 常にドリスに雇用されている感は無い この辺がちょっと物語としては物足りない ドリスがスラムから脱出するきっかけになったはずなので、雇用される難しさのような物が入っていると、ドリスが人間的にも成長する過程が見えたはずだ 唯一、ドリスが家を出て行く時に邪魔になっている違法駐車の車に優しく注意するシーンで、彼が人間的に成長した姿を見せたのはうまい演出だった 物語初頭に同じ状況で相手に凄んで一蹴した経緯が生きている フィリップの家に弟が訪ねてきたことでドリスが屋敷を出て行く理由が分かりにくい フィリップとドリスを引き離した大事な理由なのでもう少し説明して欲しかった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:51:24)(良:1票)

163.  V/H/S シンドローム 《ネタバレ》 評判がよかったので期待したせいか今ひとつ面白く無かった 6話のオムニバスになっているが一話目が始まるまでが長い 6話もある事が分っているので前置きが長いと一話ずつが短いことがわかってしまう ついつい逆算してしらける原因になると思う 始まりから二話目まではそれなりに日常的な中に怖さを感じる作りになってるが、以降SF的な内容になっていて物語の設定そのものが意味不明である 全体を通して繋がったテーマがあって最後にそれなりに「ああ、なるほど」と思えるオチがあるのかと思ったが結局何も無かった もしかしてプレデターのようなクリーチャー物なのかとも思った あまり意味ない中途半端なグロシーンが出るがちっとも面白く無い エンディングのタイトルバックも意味無く糞ガキ達が狂い回って窓をぶっこわしたりする 「悪魔のいけにえ」みたいな狂気を見せたかったのだろうが、この映画にはまったく「悪魔のいけにえ」みたいにエポックメイキングな所はなく唐突なタイトルバックで不快感だけが残る なにもかもチグハグで統一感が無くつまらない[DVD(字幕)] 5点(2014-02-02 22:49:11)

164.  シュガーマン 奇跡に愛された男 《ネタバレ》 アメリカでまったく無名だったミュージシャンが南アでは誰でも知っている伝説のミュージシャンだった しかも死んだと思っていた本人は生きていて、自分がヒーローであることをまったく知らないで、なおかつめちゃめちゃ人格者で良い奴だったって話 一言でいえばこういう話だが見て行くにつれて解る展開になっている なので本人が生きていることがわかるまでに興味を引っ張る魅力に乏しいと思った もう少し本人登場までに盛り上げてくれる演出がほしい しかし本人が生きているとわかってからはまぁまぁおもしろかった しかし最後まで見ても素晴らしい人格者だと回りの人達が言うだけで具体的な例は何もなく、今ひとつ「シュガーマン」の人となりがわからなかったのがこの映画の弱点じゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-02 22:44:33)

165.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 とにかく映像がキレイ 前半部分、主人公がいろいろな宗教にはまっていく過程を描くがちょっと長い 独特の宗教観に起因する部分なのでしかたがないのかもしれないが 反面、虎と漂流する後半部分はさほど宗教臭い部分は無く、むしろ前半のいろいろな宗教にはまっていく前半とのつながりが理解しにくい まぁ、最後まで見るとなんとなくわかる構造になっている エンディングはちょっとしたドンデン返しか 「ええ、こうくるかっ」て感じ 見ている人にとってどんな風にでもとれるエンディングは投げっぱなしな感があるがかなり意外だった 見ようによっては結構悲惨な話だがいたってほのぼのしたエンディングでそれを感じさせない[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:40:17)

166.  セルビアン・フィルム 《ネタバレ》 後味の悪さはクライヴ・バーカー ドレッド[恐怖]の方がずっと悪い この映画が結構評価されてるのは エンディングだろうな このエンディングがなければ普通のゲスな映画だったに違いない 途中の妊婦のシーンとか取りざたされているが、表現が軽すぎてただの悪趣味なノイズにしかおもえなかった、どうせならもっともっと不快に描くべきだろう そもそも家族思いの主人公が往年の名AV男優だった過去のイメージがないのでただのダメ親父にしか見えない なによりも途中で主人公が映画を降りると言い出す頃まではさして映画を降板するほどの理由があると思えなかった、ここは主人公の行動原理なので大事だと思う その時点では映画製作者側のうさんくささは描かれるが、まだまだ主人公が映画をやめたいと追いつめられるような不気味さはない 友人のAV女優の存在もあまり意味が有るように見えなかった ラストの実のお兄さんはゲス野郎だがあそこまでやるなら相手は監督だろう チ○コを目に突っ込むシーンもモザイクが無いと結構ギャグにしかみえなかった まぁあまり深刻に作らなかったのは狙いかもしれないが いいところもあった、主人公が意識をなくした間の記憶を取り戻すために入手したテープを見たり、場所を遡ったりしながら思い出すところは中々いい演出だと思った 特に最後に惨劇があった場所に戻ると、死体がごろごろしていてこれからおこる事(過去にさかのぼって再現される)を期待させてなかなか良い まぁどちらにしても、もうすこし突っ込んだ表現じゃないとインパクトがないかな その不道徳さのみ取沙汰されて話題になったと思われる クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖]ぐらいの不快感が必要だと思う[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-27 22:07:19)

167.  リンカーン 《ネタバレ》 地味な映画 決して悪いわけではないが2時間半はちょっと長いかな リンカーンの人となりがよくわかる 南北戦争の終盤に奴隷解放の憲法改訂するまでをメインに描く 冒頭に凄まじい戦争シーンが描かれるがほとんど肉弾戦、現在の戦闘とはまったく違う 以後、見栄えのするアクションとか最後の直接的な暗殺シーンとかはまったく描かれないのでその辺を期待すると完全に裏切られる トミー・リー・ジョーンズ(スティーブンス議員)が奴隷解放急進派の政治家を好演していて、こいつはただの宇宙人じゃなかったと思い知らされる あくまでもかたくなに黒人の開放を求めて、なおかつ完全な黒人の人権をも求めるスティーブンス議員が、自分の信念を曲げてでも、とりあえず法の下でのみ人間が平等であると議会で発言するところはなかなかいい 最後に開放事案が通って議定書を家に持ち帰ったら奥さんが黒人だったという落ちは感動的だ リンカーン夫人にサリー・フィールドがキャスティングされてたがもうおばあちゃんでびっくりした 全体的には悪くなかったがもう少しエンターティメントに依ってくれないともう一度見る気にはならないかもしれないな[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-27 21:32:42)

168.  TAICHI/太極 ヒーロー 《ネタバレ》 前作のラストから始まるので前作と続けて見るのがいいかも 前作よりもおもしろいと感じた それというのもなぜかこのシリーズ、メカが出てくるとてきめんにつまらなくなる 前作は後半すべてが鍋底メカの攻略になっていてそこが以外に退屈だった 今回も飛行メカが出てくるあたりからつまらなくなってくる しかし飛行メカのパートは短くその他は充分面白かった 要所要所でポップアップの漢字ロゴ(中華やな~)が出てストップモーションになるところは「ゾンビランド」や「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」等でも見たが、ゲーム画面のようで面白い 前作のラストから続いてヒロインの兄が帰って、主人公の結婚式に乱入するあたりはリズム感があって、この先の映画の出来の良さを想像させて非常にいいファーストシーンだと思った 強そうだった長男はその後ただのメカオタクだとばれるのは以外な展開だ 物語終盤で師である父親と長男が牢の中で出会うシーンでは、父が長男が家を出るきっかけを作った事を詫びて、まだまだ一人前になれない長男に「すでに私を越えた」とまで言う 父親としても師としても、まったくぶれることがない素晴らしい男であることをさらに魅せて人によれば号泣シーンであろう はからずも自分はここで泣いてしまった 二人を牢から救う事になる勝ち抜きバトルは、相手を傷つけないで勝ち上がる巧い演出だ ラストのキッチンバトルも出来上がる料理にシンクロさせて見せるとか新鮮だった ヒロインは恐ろしく美人 よくもあんな美人でカンフーもうまいなんてすごいぜ 「グランド・マスター」に何故キャスティングしなかったのか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-27 21:29:02)

169.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 輸入Blu-ray英語字幕で見る 前作同様グロシーンがあるが良く言えば前作ほど悪趣味じゃない 悪く言うと前作ほどのインパクトに欠ける 邦題をジャスティス・フォーエバーとしたのが判る気がする、いたって直球のヒーロー映画になっている ヒット・ガールが大きくなっていてキック・アスも充分強く、オタクの等身大ヒーローがだんだんと強くなっていく話では無くなっているのがちょっと残念だった キック・アスにはもう一段強くなって欲しかったが人間的にも真のヒーローに成長する話になっている 登場人物が格段に増えてその分キック・アスとヒット・ガールの話が薄くなっている オタク仲間のデブまで仲間になっているのはサービスしすぎか 前半クロエがヒット・ガールをやめセレブ女達のチームに入る為のオーディションを受けるぐらいまではかなり面白い 以降ヒット・ガールを封印するとちょっと中弛むのはやはりクロエの映画だなって思った 対するギャング団はやたらチンケで狙いはわかるがマザー・ロシア以外のキャラに魅力が無い ギャングのボスと叔父の絡みでボスの腹心が殺される話とか、印象的なエピソードの割には投げっぱなしなのが気になった ギャングのボスもザコ感たっぷりで笑えるが、その分勝った時のカタルシスがまったく無いのはちょっとなぁ エンディング後のおまけ映像で続編がありそうだが、この次はキック・アスとヒット・ガールがコンビの話がメインの映画が見たい[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-22 13:02:10)(良:1票)

170.  エビデンス -第6地区- 《ネタバレ》 非常に惜しい作品 エンドロールのぐだぐだ感が無ければ8点ぐらいやってもいいと思った 冒頭キャンプのドキュメンタリーを撮ると言いながら食料を買うシーンとか、作るとか、道具を用意するとかがまるで描かれない モキュメンタリーはその辺のリアルさを損なうとかなりつまらなくなる ずっとカメラを回すだけの必然性をここで描くべきなのだ なのでただのバカップル二人組のくだらないやりとりが退屈 しかし物語がいきなり佳境に入る しかもただ逃げるだけの展開だがモンスターの襲撃から変な施設、謎の狂人、謎の助っ人、何故か一緒に逃げる女とか逃げながらも話が二転三転する、しかも走り続けだから休む暇もない 何が起こってるのか考える暇もなく、次々と起こる展開に画面にくぎづけにさせる演出は見事としか言いようが無い ただ惜しいのはラストで突然現れたヘリに救出された後、こちらは物語がまだオチる前であると思っているがすでにエンドロールが始まっている しかも話が続いてるっぽい 見ているこちらは物語のラストが語られると思っている ヘリで脱出した後ですべての謎が解けるエンディングがあると思うじゃない しかしなにも語られない、つまり物語がオチナイ。 落ちないラストがいけないと言うわけじゃなく、もしもオチの無い話なら最後にスパッと終わらせるべき そこまではジェットコースタームービーなのだから「はぁー!」という大きな息を吐いて終わりに出来たのに 長いスタッフロールの間中ぐだぐだとオチを探して見続けるしかない、そして何も語られぬままいきなり終わる こちらは「はぁー!」ではなく「はぁ?」である めちゃめちゃカタルシスを下げる演出でこのラストじゃなければかなり面白かったと断言できる[DVD(字幕)] 7点(2014-01-19 22:54:20)

171.  ディヴァイド 《ネタバレ》 以外に骨太なSF ちょっとびっくりした もっと軽いB級映画かと思ったら徹底的な極限状態を描いた密室劇 終わってみれば食べ物や水なども充分に有ったので仲良くやれば皆で生き残れたのかもしれないな まぁそれじゃあ映画にならないか 序盤は何だか判らないが、密室にわがままなアメリカ人を閉じ込めたら皆でパニックを起こしてイライラさせる展開になる映画かと思ったが、なんのなんの、うるさい子供はとっとと死んじまうし、母親は男たちの慰み者だし、全員に放射能障害が出始めるわ、グループの中でも比較的マシな若者はへたれに誤射されるわ、ヒロインらしき美人は皆を見捨てて最後に一人で逃げるが外も放射能の灰が降る地獄と化した街だった 本当にここまで救いのない映画も珍しい、落ち込むわぁ[DVD(字幕)] 8点(2014-01-19 22:48:45)

172.  パラノーマル・アクティビティ3 《ネタバレ》 シリーズ三作目 今回が一番面白いと感じた 一作目からだんだんと時代が巻き戻って謎を解き明かして行く作りになっているのは面白い 今作は一作目のヒロインのケイティの子供時代 祖母が事の発端だと判る作りになっている 冒頭、一作目からキーワードとして使われているケイティの子供の頃の写真を撮る場面があって「ああ、これか」と思わせるのはうまい演出だ 回をかさねるごとにカメラの撮り方に工夫がみられて、今回は扇風機を改造した首振りカメラが登場 これがなかなかいい怖さを演出している 首振り途中で部屋の奥に小さく白い物が「あれ?あんな物あったけな」と思ったら画面から切れる、又戻ってみると今度は何もない、さらに首が振れると、シーツをかぶった人が!みたいな。 小さな少女も二人いて不気味さを増していると思った 妹のクリスティはトビーのお気に入りな感じだが前作では簡単に殺されているのは違和感がある ランタイムも短めで従ってなにもおこらない時間も短くて退屈しない あいかわらず起こる事は結構深刻で笑い事じゃないのでもっとちゃんと対処しろと思う これだけ続くと続けて見た方が絶対に面白いが単体でも見られるような作りになっているのは中々だ しかしそろそろ完結するべきじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 22:40:18)(良:1票)

173.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 シリーズ二作目 一作目の直前の話 一作目のヒロインのケイティの謎が語られる 基本的な悪魔?の謎は残るがケイティに何故悪魔が取り憑いたのかが判るようになっている 結果ケイティはもらい事故のようなものか?少しかわいそうだ 今作は前作よりさらになにもおこらない カメラの数が増えて表現のバリエーションが増えるが定点カメラ以外の視点は少し不自然かも さらに監視カメラの映像を再生する場面が殆ど無いのは前作とだいぶ違うな プールの自動掃除機のシーンが不気味な印象をともなってたびたび出るが結局何もおこらなかった しかし件の掃除機の使い方は思わせぶりだが中々不気味だ 一作目のファーストシーンに繋がるラストはまあまあいいかな やはりかなり好き嫌いがある作品だと思う 前作は見ていた方がいいし、「怖さがすべて」のオーディエンスには不向きだ モキュメンタリー好きなら普通に面白いと思う なによりも最も長く描かれるのは家族の何気ない日常なので、これを楽しめなければ結構つらいだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 22:36:51)(良:1票)

174.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》 1974年のオリジナル版と同時に見た 冒頭、レザーフェイス一家が自警団に殺されるシーンで始まるが前作の雰囲気からするとこんなまともな家族達なのは違和感がありすぎる、前作の家族は完全にキチガイだった 映画を見ながら、この普通の人達(レザーフェイス一家)は誰?って真面目に思った 前作の突き抜けた狂気はまったく顔を出さずそこが一番の不満か 途中からヒロインがレザーフェイス一家の味方になる展開は意外だがそれが面白いかと言われれば特にどうということはないかな ただヒロインのプロポーションの良さは特筆もの さほど多いと言えない殺され役キャスト達が事故で死ぬとかちょっともったいない スマホを使った捜査とかは新鮮だがストーリーにまったく関係しないのはただのタイアップだろうか そもそもレザーフェイス込みの遺産相続とか弁護士がちゃんと告知しないとまずいだろ 惨劇が繰り返されても回りの人達がまったく騒がないのは違和感有りまくり レザーフェイスが祭り会場に乱入してるのに、よっぱらいが暴れてるみたいな観客の対応はギャグなのか 緊張感がまるで無い 復讐を終えたレザーフェイス一家がとぼとぼ屋敷に帰って来て「なんだか寂しい」みたいな感じはむしろ可愛くて完全に笑える エンドロール後のお約束は蛇足でしかない仮にもヒロインの両親だし言ってみれば身内じゃないの[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-19 22:25:00)(良:1票)

175.  THE DAY ザ・デイ 《ネタバレ》 世紀末エッセンスのみで乗り切った映画 どうやらカニバリズム派とそうではない派の戦いを描いてるみたいだが世界観とか現状の説明はまるで無い 戦い、そして生き残る無情を描いた作品 最初の内は何と戦っているのかすら分らなくて、終末世界の無常観でうまく引っ張るが、相手がただの人間だと分っていきなりがっかりした なにやらエイリアンとかゾンビとか、最悪な相手を想像させる進行だったのに こういう映画は、戦う理由に納得出来る必然性が無いと感情移入しにくい 冒頭トラップにかかってから、敵がくるまでに非常に間がある(少なくとも数時間ある)が仲間達が逃げ出さない理由がいまいち判らない 無闇に動くと発見されて殺されるというがむしろ、ろう城して戦う方が不利に思えた たった数十人程度の相手なんだからとっとと逃げ出せば逃げのびただろうに 何故かろくな武器を持たない相手は結構弱い 敵側の攻撃も不可解で、人肉を食うための襲撃ならば、闇雲に突っ込んで大打撃をくらいながら、少ない相手を殲滅してもしょうがないじゃないか 戦争ではなくて「狩り」だとすれば納得がいかないな 狩りのセオリーを無視しているとしか思えなかった シンプルな話だけに戦う理由に疑問があると見ていてつまらなくなってしまう ほぼすべての登場人物が個々にパニックを起こして仲間割れなどを引き起こしてイライラさせる これはもうアメリカ人の特徴とも言える何度も見た展開だ しかし、ただ戦って生き残るだけの話を飽きずに見せる演出はなかなかのものだ これで戦う必然性があればかなりいい出来だと思うのだが ラストは以外にもカタルシスがあるエンディングで感心した  こういうエンディングは大好物だ[DVD(字幕)] 7点(2014-01-15 00:36:20)

176.  人生の特等席 《ネタバレ》 久しぶりのクリント・イーストウッド主演 最近見た高倉健の「あなたへ」を連想した リタイヤ間際の老人のロードムービーだ イーストウッドと高倉健は通じる所があるな 役どころは同じでも性格は丸反対 でも存在感は同質のものだ 不器用なところも同じ 何故か娘とまっすぐに向き合えない頑固親父を好演している しかしアメリカ人ってなんですぐ物に当たるのか つまずくたびに物をぶっ壊してたら部屋から物がなくなるぜ(笑)こんなクソじじいが近くにいたら絶対いやだ 主人公が妻の墓前で「You are my sunnshine」を歌う所は印象に残った 野球の話だが何故か野球のシーンに迫力がないむしろ軽い演出 少なくと優秀なピッチャーを見つけたときの娘との投げ合い ドラフト一位のデブとの投げ合いはもう少し気合いを入れて演出するべきだろう そこがいまいち盛り上がらなかった 優秀なピッチャーが突然目の前に現れるなど安易だと言われてるようだが、今時もっとご都合主義な映画がごまんとあるのでこのぐらい全然気にならない どこが取り立てて良いと言うわけではないがまずまず面白かった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-15 00:21:53)

177.  ダーケストアワー 消滅 《ネタバレ》 冒頭あっというまに主人公たち5人しかいない無人のモスクワになる 無人のモスクワの描き方とかは良く出来てると思った その後へたれなキャストを失いながらも(以外にへたれも最後に男をみせた)仲間が増えれば誰かを失うという中々骨太な展開 以外にもへたれ以外には悪人キャラは出てこず完全にエイリアンVS人間という図式になる 人間対人間の展開が全くないのはこの手のパニックムービーには珍しい 悪人キャラっぽいロシア人も蓋を開ければ善良な愛国者達で主人公達を潜水艦まで送ってくれる ラストはパルス銃?を使いながら敵を殲滅して行く展開はなかなかスリルがあったが最後に投げ入れた敵のシールドパーツ?で相手を破壊するとかはちょっと都合良すぎるかな まぁ、ここまで大事に持ってきたので許してやろう 一緒に戦ったロシア人達は自分達は逃げずに街を守ると言い、ロシアのプロパガンダ映画臭さを若干感じたが、人間が消滅するCGとか斬新で充分及第点の出来[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-15 00:17:31)

178.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 しょっぱなからド派手なカーアクションで度肝を抜かされる VFXを使わないカーチェイスはかなりの迫力 しかし、今回のマクレーン刑事はいくらなんでもやりすぎだ これまでと違って事件に積極的にかかわっているし、いままではすべて巻込まれた事件だったが、これでは3回位死刑になるなというぐらいメチャメチャに車をぶっこわす これではさすがにマクレーン刑事の行動に共感できない これは作品的にはかなりまずいのではないか マクレーンがただのならず者に見えてしまう それでも前半はアクションシーンの切れの良さで結構魅せるが、後半いつのまにか強力な武器を調達するとか放射能を簡単な機械で中和するとか、都合のいい展開にストーリーを追う気がしなくなってくる 冒頭に出てきた気のいいタクシーの運ちゃんとか後半に必ず登場するだろうと思っていたのだが、それも無し シリーズを通して関わった人達に助けられるのがよかったのに いままでのシリーズのいいところがまるでない なによりもマクレーンに大事な正義感が見えない 初めて出てくる息子も頭の悪いチンピラみたいだ しかしアクションだけは相変わらず良くて割り切って見れば結構楽しめる ダイハードシリーズだと思わないで見るのがいいだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-15 00:05:38)(良:1票)

179.  グランド・マスター 《ネタバレ》 スローモーションを多用した格闘シーンは好き嫌いあると思うがこの映画に関しては成功していると思う トニーレオンのイップマンはめちゃ渋 格闘シーンは形を含めて非常に美しい お話は時代背景が理解しやすく描かれない上に色々な格闘家の話が同時に描かれるため(むしろ説明を省略している)理解しにくいところがある しかしそれもこの映画の味かもしれないな しかしストーリーや人間関係を深く追いたい人には不向き 全編を通してあるのは詩情、これにつきる この詩情を受け入れるかどうかでこの映画が好きかどうかが決まる 私は結構イイと思った[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-14 23:59:14)(良:1票)

180.  インキーパーズ 《ネタバレ》 四章に別れてる映画 第一章は以外にもコメディのような作り フリークスぽい登場人物とかクラシックディズニーアニメのようなコミカルな音楽の使い方といい、なんかこれはいつもと違うぞという感じの始まりで結構期待させる 後半までたいして怖い事は起こらず、むしろ青春映画でやはり期待させる作り 後半からいきなり普通のホラーの展開になり最後はキュートで優しいヒロインがあっさり悪霊に殺されて終わる しかも逃げる時に開けようとしたドアに以前、鍵をかけたのはヒロイン本人である この救いの無さは何なのか 普通このタイプの死に方は悪人キャラのものだ 何考えてんの! 出ずっぱりの可愛いヒロインをあっさり殺してしかもなんの説明もない そもそもネガティブな自分を悲観しながらも健気に生きて来た青春映画のような表現もあり、充分ヒロインの女の子に感情移入させてこれかよ ふざけるなと思った 悪趣味すぎる エンディングも長々と写した部屋のドアがただ閉まるというだけのオチ なめてんのか!前半が変わってて期待させただけに落差が大きい この映画だけはオチを知って見て欲しい みんなー!きおつけてー このかわいいヒロインは犬死にするよー![DVD(字幕)] 5点(2014-01-08 02:50:12)

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