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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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161.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 二日酔いの恐さは知らないわけがない。ただ、こういう悪ノリを延々と見せられても、元は彼らの自業自得であり、それを紐解く過程に興味が持てなければ退屈な"ミステリー映画"でしかない。3部作だそうだが、同じことに何度も付き合わされるのは御免だ。[DVD(字幕)] 3点(2017-11-27 19:42:45)

162.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 畑違いの監督に大作を任せる、酷評された作品が海外では大絶賛、人種を変えるほどの行き過ぎた役作り・・・迷走するハリウッドへの痛烈な風刺と警鐘と憂いを織り交ぜながらも、「それでも俺達はハリウッドが大好きなんだ」とラブレターを送る。ハリウッドで絶大な支持を得たベン・スティラーだからこそ出来た、映画愛に満ちた作品だろう。ただ、アメリカンコメディらしいノリが強く、予告編のような笑いには期待したが正直厳しい。マニアックでブラックな内幕ものとして振り切っている分、ある意味清々しいが・・・。監督爆死→本物のゲリラを俳優だと勘違いするコントみたいなやり取りが唯一の笑いどころ。[映画館(字幕)] 4点(2017-11-27 19:21:08)

163.  ヴェルクマイスター・ハーモニー 《ネタバレ》 DVDが絶版していたため、やっとのことで見れた。後の『倫敦から来た男』『ニーチェの馬』が"静"なら、本作は"動"と言える。一貫してモノクロ長回しが主体だが、画のダイナミックさと哀切な音楽が一際目を引く。その装飾を削ぎ落として、神経を研ぎ澄ませた結果が『ニーチェの馬』になっていくのだろう。何度も見ないと寓意的意図は掴めないが、海のないハンガリーでは海の生物であるクジラが異形の存在に見える。扇動する存在かもしれない"プリンス"もまた、不安な21世紀を象徴するカリスマであることも、本作での先見の明はあったかもしれない。既存のブロックバスターとは対極で、決して楽しい映画でもなく、退屈だ。それでも目が離せない衝撃が静かに調律を乱すように伝わってくる。[インターネット(字幕)] 6点(2017-11-18 20:00:55)

164.  少林サッカー あまり笑えなかった。というのも、漫画的表現をCGで実写化しても違和感は拭えないし、「こうすれば笑うだろう」という思惑が画面に出てしまっているから。ベタが悪いのではなく、荒唐無稽さにも最低限のリアリティが必要であり、えげつない下ネタや暴力シーンもまた他のギャグとミスマッチを起こしている。この手のスポーツ系の笑いは本能的なものからくるもので、漫画やアニメだからこそ成立する。『キャプテン翼』や『テニスの王子様』がシリアスに徹すれば徹するほど笑えてくるのと同じで、その天然さには敵わない。[DVD(字幕)] 4点(2017-11-07 07:43:30)

165.  息もできない 《ネタバレ》 暴力的で不器用でそれでいて繊細。その暴力には楽しさも快感もない、誰かに苦しみを分かって欲しい叫びである。貧困と格差の固定によって生み出される負の連鎖の中、サンフンがヨニと出会わなかったら、ここまで変われなかったのだろう。上手くいけば足を洗えたかもしれない。もちろん、映画は彼の境遇をしっかり描いていて根っからのワルではないことは分かるが、現実は一度根付いたイメージを覆すのはあまりにも困難だ。誰だって悲惨な現実の中、歯を食いしばって生きているで片づけられるだろう。結局、サンフンは悲劇的な最期を遂げ、彼に止めを刺すのが最初は大人しかったヨニの弟なのだから皮肉すぎる。因果応報だがそれで済ませたらいつまでも問題は解決しない。それでも自分が被害者だったら・・・ヨニが母を死なせたのがサンフン一味だと分かったら・・・いつまでも虚しい。互いの家族が団欒で焼き肉を食べる温かみのあるシーンと、不毛な暴力に突き進むヨニの弟の行く末の対比が余韻を残す。低予算で荒削りを通り越して、汚さすら感じてしまう部分を補い余るエネルギーで圧倒される、魂の映画。[DVD(字幕)] 8点(2017-11-05 22:37:36)

166.  シューテム・アップ 《ネタバレ》 「多種多様なガンアクションをやってみたい」という中二病的発想を金かけて映画にしただけなので、中身や倫理はお構いなし。カラクリ屋敷に住む主人公が生ニンジン大好きだったり、黒幕がわざわざ前線に赴いて指揮するあたりがコミック的。B級の面白さがプンプンにおうのに何故か乗れないのは、ガンアクションだけ(一応のストーリーはあれど)ということと、終盤の拷問シーンでもっとB級に徹してもいいのに何故かリアルでそれで醒めてしまったかも。気軽に楽しめたいのに変に凝ってしまうと楽しめない。B級映画って難しい。[DVD(字幕)] 4点(2017-11-03 21:41:01)

167.  花様年華 《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの映画は評価を付け辛い。'60年代の香港を舞台にしている割にはほとんど室内ロケで、屋外ロケも夜しか映さない。緑色を基調にした画には強烈な赤が差し込み、この非日常的な息苦しさが一線を越えそうで越えない不倫を際立たせている。チョウもチャン夫人も「面倒臭い」の一言に尽きる。結婚すれば身動きできなくなることは分かるのに、それでも刺激欲しさに惹かれあう遊戯にも思えなくない。チャン夫人の夫がリクエストした曲「花様的年華」が終わりの始まりだったのかもしれない。冒頭の「女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る」という一節。ラストはその通りであり、唐突なカンボジアのシーンで、チョウは木の幹代わりにアンコールワットの柱に機会を失った苦しさを吐いた。男は戻れない過去を別に録って現在を生きていくのだろう。手放しで称賛はできないが、『欲望の翼』と『2046』は観なければなるまい。[DVD(字幕)] 5点(2017-10-15 22:47:20)

168.  クイルズ 《ネタバレ》 倒錯もののエロスと背中合わせの血生臭さが漂う。表現の自由のため権力に抗うサド侯爵によって、彼自身も周りの人々も狂わされて破滅に向かっていく。これは現在でも通じるテーマで、感化されて凶悪犯罪に至るきっかけを作った創作物ですら、醜悪な現実に影響されたかもしれないのに。サド侯爵は妄想と願望から醜悪な人間の真実を描いただけに過ぎない。しかし、見せる相手があまりにも悪すぎた。最後は当人の自己責任に集約されるのではないか。犠牲の代償として突っ切ったものだけが歴史を動かしていく。従来のイメージ、プライドをかなぐり捨てた役者陣の演技合戦に酔う。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-06 18:45:36)

169.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 "What is the Life?" 劇中に使われた歌詞である。ふと自分の人生は何なのかと考えることがある。多様な愛を求め、破れ続けた松子の人生は客観的に見れば悲惨な敗残者そのものだろう。別の視点からは太く短い命を完全燃焼した濃い人生とも言える。大きな夢を目指すわけでもなく、リスクの少ないつまらない日常を淡々と過ごしても、破滅という落とし穴はすぐそこに存在している。誰もがレールの上に沿った人生を歩めるとは限らない。だからこそ人生という存在を認識する。たとえ光とは程遠い、暗澹に満ちたものだとしても、承認されなくても、自分で自分を納得させないと気が狂ってしまう。世間の定規を拒み、そういう自己満足を受け入れた松子の終演はハッピーエンドのように見えた。[DVD(邦画)] 8点(2017-09-11 20:03:03)(良:1票)

170.  さとうきび畑の唄〈TVM〉 こういうのあったね。手垢のついたベッタベタの反戦ものに、『ライフ・イズ・ビューティフル』の要素を入れた人情喜劇。確かに沖縄戦が悲惨なのは事実で、今でも米軍基地問題が絶えない。反戦を否定するつもりはないが、論理的な部分放棄で感情論でひたすら押し付けがましいと、視聴者を何でも言うことを聞くサルとして見てるんじゃないかな。どんな未来が待ちうけようとも国民が何の疑問を抱かずに平和主義を選ぶならそれで構わないが。過剰に甘ったるい演出は置いておくにしても、『ライフ~』の劣化コピーにしか見えないし、金払って見るような劇場映画として作らなくて正解だろう。『ジョニーは戦場へ行った』みたいな徹底的なものを、受けること優先のテレビ局が作れるわけがない。[地上波(邦画)] 3点(2017-08-02 23:28:14)

171.  ウォッチメン 《ネタバレ》 第2の『ダークナイト』の成り損ない。ギリアム、アロノフスキー、グリーングラスが降りた企画からしても、『ウォッチメン』の世界観を911以降に再現させるにはあまりにも複雑すぎたのだろう。だからと言って、原作のトレースで済ませ、冷戦時代の話を今更語られてもね・・・。痛覚を喚起させる暴力描写、スタイリッシュなカメラワークがなかなか良いだけに退屈な構成が残念になる。ロールシャッハが魅力的だ。チビで不細工なのにも関わらず、絶対的な信念を持った反面、妄執に満ち溢れイカれてる。「真実こそ正義」。今ある社会は自分たちにとって正しいのか。誰もが自分の正義を持っている以上、民主主義的に多数決だから事なかれ的に"正しい"と選んでいるだけだ。3時間以上のノーカット版を見れば印象が変わるかもしれないが、そこまで入れ込むつもりはない。挑戦を恐れた監督の限界を露呈させた結果がこれなのだから。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-02 23:05:02)

172.  殯の森 この女流監督、芸術というものを履き違えているのではないか? 冒頭の葬列ショットに目を奪われるがそれだけ。開始30分以降、強引な筋書きで森に入り、二人芝居が意味ありげに最後まで進むも、学生の自主制作映画にも失礼なくらいお粗末な作りが全編を貫く。突飛な言動がそこにあるだけで、何かを引き付ける魅力がこの映画にはない。"不運"にもカンヌ審査員たちの好みに合ってしまった。アーティストにおいて表現力と自己愛は紙一重だが、監督は圧倒的に後者だろう。多くの観客からすれば、私を含めて所詮"娯楽"目当てで観る人が多いのだから。[DVD(字幕)] 2点(2017-08-02 23:01:51)

173.  ハプニング 《ネタバレ》 シャマラン版『自殺サークル』といった趣。元ネタと比べれば演出は格調高く、天罰なら何でもありでそれまでだけど、ヘンテコなオチで締めるよりはマシに見えてしまう。この手の"スピリチュアル系自戒映画"は胡散臭い脅しみたいなものでどうも受け付けない。[DVD(字幕)] 4点(2017-08-02 22:59:06)

174.  息子の部屋 《ネタバレ》 変に感動を盛り上げることなく淡々と綴っていく作風のため、拍子抜けするならともかく、息子を失った家族という普遍的なテーマから新しい発見や衝撃が見つからない。息子の友人をフランスの国境まで送って、家族は喪失を受け入れることができた。それは分かるけど、もっと踏み込める部分はあったのではないか。全て想定内で終わってしまっている。と言いながらも、棺桶の蓋をバーナーで封じ込めるシーン、もう戻れないと分かっていながら息子を海に行かせず一緒に走る妄想シーン、英語歌詞のスローテンポな主題歌"By This River"が心の片隅に残って、どうも凡作扱いにはできない何かがある。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-02 22:55:55)

175.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 流石アカデミー賞好みの内容だけど、消去法で選ばれた感は否めない。統合失調症によるサスペンス要素を忍ばせながらも、献身的な愛の物語を描いてみました的な感じで、それ以上の驚きや感動が想定の範囲内で物足りなかった。本人は両性愛者、反ユダヤ主義者の顔もあったようなので、それも描いた方が新鮮味はあったかもしれないが、それではアカデミー賞候補にも上がらないか。その控えめ感が良いかは別にしても、トラブルメーカーのイメージの強い豪胆なラッセル・クロウが正反対の主人公を繊細に自然に演じていて(体格はともかく)、無名だったら気付かなかっただろう。本作公開からずっと後に夫婦が事故死するとは思わなかった。幾多の困難を乗り越えてきた二人には、映画以上に数奇な人生で凡人には想像できない苦闘があったのだろう。[映画館(字幕)] 6点(2017-07-20 23:29:39)

176.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』は、理想を求めて街を漂流する少年がもがきながらもやがて現実と折り合いを付けようとする物語だ。この映画も似たような匂いがあり、大学を卒業した青年が真の幸福を求めて、失踪同然の当てもない旅を続ける。あまりにも無鉄砲で青臭くて世間知らず。しかし、かつて問題児だったショーン・ペンは彼にある種の羨望を抱いていたのだろう。大人としての客観性も兼ねており、ドル札を焼きながらもバイトで資金を溜める矛盾に、列車に無賃乗車をすれば容赦なく殴られ、アラスカの荒野での廃バス生活では独りで暮らすことの限界を知っていく。「幸福は誰かと分かち共有するもの」。死に際にそれに気付くとはあまりに皮肉すぎる。もし地図を捨てていなかったら家族と抱き合っていたかもしれない。そして父親になって、自分を戒めるように子供に現実の厳しさを教えていたはずである。見る年齢によって感想がかなり変わるだろう。卒業間際で内定も見つからなかったときに本作に出会い、彼に共感していた。定職を持った現在なら冷静に見ていたかもしれない。親不幸にならない程度に、醒めないうちに行動することは若さという特権だ。[映画館(字幕)] 8点(2017-07-11 19:19:17)(良:1票)

177.  プレッジ 《ネタバレ》 真犯人捜しのサスペンスものに見えて、実は妄執に囚われているだけの、仕事以外に生き甲斐がなかった、引退した老刑事の悲劇。生活のために働くだけの人、家族を養うために私生活を犠牲にしてきた人を見るに、いろんな生き甲斐や逃げ場を持っていないと、行き詰って絶望してしまうのだろう。性格的に家庭が持てなかったと思うが、顧問として続けさせる道があったら違っていたのかもしれない。短い出演時間ながらもベニシオ・デル・トロの存在感が抜群。[地上波(字幕)] 7点(2017-07-11 19:15:28)

178.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 3部作の中で一番好きなのは言うまでもなく一作目。二作目以降の盛り上がりを考えれば物足りなくもないが、3組に分かれるまで冒険している感が最も強く、ドラクエにハマった世代にしては"冒険に馴れていない"感じがあってとてもワクワクの連続だった。監督がホラー畑出身だけあり、敵側の造形といい、戦闘描写の数々といい、生々しくホラー映画に迫る勢いが児童向けファンタジーとは一線を画す。トールキンの世界観の土台がしっかりしているところが大きいが、メインキャラがしっかり立っているところも好印象。特にガンダルフの包容力とボロニアの人間臭さと弱さが魅力的。反面、メリーとピピンの違いが完結編まで分かりませんでした(苦笑)[映画館(字幕)] 8点(2017-07-03 20:27:20)

179.  ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 《ネタバレ》 東映アニメーション時代の細田監督の個性が色濃く出ていたワンピース映画。かつての宮崎駿、原恵一が既存のキャラクターで作った異質なパラレルワールドで、全編で影がほぼ入っていないことと終盤のダークさがキャリアの頂点に達していることが際立つ。「仲間を失ったらどうするか?」。かつて『ハウルの動く城』の監督に一時決定になりながらも製作を打ち切られ、信用を失った実体験が反映されており、「私物化するな」と言われても仕方ない。それでも監督のビジョンが脚本に上手く伝えきれず、冗長な部分がむしろ印象に残った。過去にしがみつかず、前に歩き続けるしかないだろう。仲間といつまでも付き合える保障はない。だが、笑顔のルフィにその決意が示されている。[DVD(字幕)] 5点(2017-07-03 19:51:08)(良:1票)

180.  母なる証明 《ネタバレ》 奇妙な踊りからポン・ジュノの世界に引き込まれる。知的障害の息子から目を離せず、薬草どころか自分の手まで刻みそうになる。その息子の冤罪を晴らそうと奔走していくうちに、そこに"母"という呪縛をかいま見た。一見ひたむきに見えるが、ある意味で他人の迷惑も顧みない。貧困だからこそお互い助け合うはずが、自分たちの保身のために平気で蹴落とす現実。かつて無理心中に巻き込まれて知的障害を患った(かもしれない)息子は、もしかしたら母を試そうと"演技"していたのではないかと思ってしまう。衝動的に少女を殺してしまったが、母が自分を見捨てて血の濃い関係から解放されたかったかもしれない。しかし彼女は助けた。エゴで完結された世界から抜け出すことができなかった。そして針で全てを忘れて、息子のもとへ帰るまでひとときの非日常で踊り続けるしかないのだ。[映画館(字幕)] 8点(2017-07-03 19:43:34)

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