みんなのシネマレビュー |
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1841. 悪魔の墓場 《ネタバレ》 ストーリーが割りとしっかりしているゾンビ映画だと思います。 これぐらいのテンポで出てくるゾンビもまた乙な感じで良いですね。 ただ道具使うのだけはやめて。 あと変な儀式もやめて。 それ以外はまぁ良いでしょう。 特に病院で出てくる頭に包帯巻いたゾンビはなかなか良いビジュアルでした。 お笑い芸人の誰かに似ている・・・ (1箇所だけつっこみ) →「こっちに来い。警官、君もだ!早くこっちに避難するんだ!」 「・・・・逃げ道がない。・・」 っておいおい! あまりホラーにつっこみはいれないほうなんですが、 そこだけはつっこみまっせ![DVD(字幕)] 6点(2012-07-20 15:25:28)《改行有》 1842. 無邪気な悪魔におもちゃが8つ 子供たちの手際の良さはなかなか見事。とはいえ、それをふまえてもさすがに大人たちはちょっと情けない気がします。 かなり早い段階で子供たちが怪しいと気づいているわけですからね。 いくらなんでも手の打ちようはもっとあったはずです。 最初の50分くらいは普通に仲良くしておいて、突然始まる殺戮。まさに「無邪気さ」ゆえの狂気を味わうサスペンスホラーなのでしょう。 個人的にはちょっと物足りない感じはしましたが、無難に楽しめる内容になっています。 時間も短めですしね。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-20 15:14:13)《改行有》 1843. 合衆国最後の日 《ネタバレ》 一つ一つの行動に少し時間をかけ過ぎていたためか、いまひとつ緊迫感と盛り上がりに欠けてしまいました。 また、重要なミサイル基地にも関わらず、警備に割いている人員が手薄なのも気になります。これもいまひとつ盛り上がりに欠けてしまった要因のひとつかと。 ただ、やはりラストは驚きましたね。まさか本当に使い捨てにするとは。 しかも大統領の最後の願いに返事をしないところに、政府の闇を感じます。これでは大統領は傀儡だし生贄ではないですか。 デルにしろ大統領にしろ、本気で国を案じている人達だけが犠牲になるのは後味悪いです。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-18 14:41:54)《改行有》 1844. 悪魔の毒々プラトーン 《ネタバレ》 映画としては0点なのかもしれないんですけど、暇つぶしとしては満点でした。 いやー、もうテロリストの弾が当たらない当たらない。 しかも出てくる出てくる。次から次に。「えぇ?そんなにいたの?」っていうくらい出てきます。 そしてやられる。やられる。次から次に。 「えぇ?そんなに弱いの?」っていうくらいやられます。 そんでストーリーが無いもんだから、無駄なシーンが出てくる出てくる。 「えぇ?今のシーンは何?なんか意味あんの?」 っていうシーンばかり。 そんで最後は。 「見て!コニーよ!」 「ジェニファー!」 ・・・・なんか、良いはなしで終わらそうとしている。 こんな映画もあるんですねぇ。 映画の世界は自由で良いなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-15 14:29:45)《改行有》 1845. 靴をなくした天使 《ネタバレ》 これはダメだぁ~!これはダメです! 「良い映画」ほど映画の世界に入り込んでしまうものですが、今回ほど映画の世界に入り込んでしまったことを悔やんだ映画はないです。 そこは普通のサクセスストーリーにしときましょうよ! 「普通じゃん。」「駄作じゃん。」って言われたっていいじゃない! 奥さんも、雇い主も、誰もバーニーが遅れた話を聞こうともしない! バーニーはこそ泥だし、100%善人ではないですが、優しい人ですよ! その彼がせっかく人命を救ったのに、その行為を話す機会さえ与えられない・・・ 逆にその行為のせいで皆から非難される始末。 ですが、ようやく命を救われたゲイル率いるマスコミ陣が救世主捜索に動き出す。 そりゃ期待しますよ! ところが!ところが! 「バ~バ~!お、おまえってヤツは~!」 ってな感じでしょう?そしてバーニーは投獄ですか? いいんですか?それで? 投獄中のバーニーの食事と、ババのレストランでの食事をわざわざ交互に映して比較する必要あります?いじめですか! 本当に気分の悪い映画です。 何回途中で見るのをやめようと思ったかわからないです。 これはもう好みの問題ですね。 映画の良し悪しの問題ではありません。 僕はこのストーリーは嫌いです。 最後プチハッピーにされても嫌いです。 [DVD(字幕)] 1点(2012-07-06 15:26:40)《改行有》 1846. ザ・ブレイン 《ネタバレ》 いやいやいやいや。 父「車のキーだ。」 母「車をあげたの?」 父「アインシュタインも落第生だったんだよ。」 いやいやいやいや。 サクセスストーリーになっとるがな! 生き返らせられた人は実は何も悪いことをしていない。 ・・・のに、また殺されて。 殺人を犯しているのは主人公たちのほうなのに、何を良い話っぽくまとめているんだ~。 それにしても、最後に先生が持っていたお金。 あれはいったいどこから湧いて出たんだ・・・ あほな映画は大好きなんですけど、 あほすぎる映画はちょっとね。 女優さんが好きなタイプでした。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-05 12:36:23)《改行有》 1847. ミンボーの女 《ネタバレ》 芸が細かい!恐喝の手段って、こんなにいろいろあるんですね。 ゴキブリはよくある手ですが、バッグにゴルフですか・・・ 伊東四朗なんか、最初全然ヤクザに見えない。 はじめはまず油断させる。そしてスナック(キャバクラ?)での「飴と鞭」。あれは怖いです。 ですが一番怖いのは、打算や計算をまったくしない鉄砲玉のような下っ端。 実際井上まひる弁護士(宮元信子)を刺したのは、おそらく状況を全然理解できていない下っ端ですからね。 話も理屈も通じず、まったく行動が予測できない相手が一番怖いです。 父が昔スナックを経営していた時に、ヤクザ関係のお客が一番多かったそうですが、この映画に出てくるような計算高い人ってあんまりいなかったみたいです。 ほとんどは何も考えていない人達。 後先考えない、計算もしない。 そんなこちらの理解の範疇超えてくる人達が一番怖いです。 映画はめちゃめちゃ面白かったです。 オススメです。[DVD(字幕)] 9点(2012-07-04 16:27:01)(良:1票) 《改行有》 1848. IT/イット〈TVM〉 《ネタバレ》 「もしもこんなスタンド・バイ・ミーがあったら?」のコーナー! ・・・パチパチ。 ってな感じでしょうか。個人的には楽しかったんですけど。 中だるみしそうなところで出てくる恐怖演出。 本人たちにしか見えない幻覚。「本人たちにしか見えない」というのは、当事者たちを精神的に孤立させ、恐怖感や不安感を助長するのでとても良かったです。 それはそうと、ITの正体は「巨大タラバガニ説」と「巨大蜘蛛説」で真っ二つに分かれているようですが、蜘蛛が正解みたいですね。蜘蛛の巣みたいなのにみなさん捕まっていましたからね。 ・・・・んー。最後のオチというか、正体は、正直なんとも思わなかったなぁ。 なんの憤りも感じませんでした。 「おぉ!とうとう正体あらわしやがって!お前がITか!正体あらわした途端急に無口になりやがったな、おい!」 くらいは思いましたけど・・・。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-03 12:07:00)(笑:1票) 《改行有》 1849. ハロウィン1988地獄のロック&ローラー いじめっ子に仕返しする瞬間が爽快! テンポといい、ノリといい、思っていたより全然良いです。 確かにホラー要素は少なめですが、娯楽性は抜群。 アイデアも面白いし、時間も程よい。 何より、「ちょっと掘り出し物見つけた感」が良い。 日曜日の午後、何もすることがないときに、コーヒー飲みながら観賞するのがベストでしょう。 おススメすると怒られそうですが、おススメです。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-02 02:31:25)《改行有》 1850. 怒霊界エニグマ 《ネタバレ》 雰囲気は「フェノミナ」に、設定は「着信アリFinal」に似ています。 美術館でメドゥーサの生首の彫刻と、キャシーの生首が入れ替わりますが、あれって幻覚のはずなのに、その直後のシーンでは背後にその生首が残ったまま。 そこは消しとかないと!まるで安っぽいお化け屋敷みたいですよ![DVD(字幕)] 3点(2012-07-02 00:26:30)《改行有》 1851. 遥かなる大地へ 《ネタバレ》 「早く、早く旗を立てなさい!」 「・・・・は~や~く~は~た~を~た~て~ろぉ~。」 観ているこっちが焦ります。 個人的には最後まで「新天地だぁー!フロンティアじゃー!土地ぃー!土地っ!土地っ!」ってな感じで、いてほしかったです。 んー。ラブストーリも大事な主軸ではあるんですよね。 だったら仕方がないかぁ。「君がいなければ土地なんて・・・」 あーね。そのセリフ言っちゃう?ってな感じですね。 拳闘で成り上がっていくところは良かったなぁ。 今までマジメに働き続けても報われなかった青年の気持ちを考えると、ここで帽子マニアになってしまうのも心情的には理解できます。ちょっとぐらいうかれたって、いいじゃん。ってね。 でもその姿に幻滅しちゃうシャノンの気持ちも、もちろんわかりますけどね。 「君たち、土地はもう良いのかい。初心は大切だよ。」 と思いながら見つめていました。 汽車ん中でジョセフがこの映画の本来の目的を思い出してくれて良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-30 19:08:25)《改行有》 1852. 飛べないアヒル 《ネタバレ》 「シューーートーーー!」 「よける!よける!よける!キーパーも・・・よけたー!」 「ネ、ネットを突き破ったぁ~!!!」 「またまたシューーートーーー!」 「よける!よける!よける!キーパー正面から受け止めたぁー・・・」 「!!・・キ、キーパーごとネットに押し込んだぁ~!!!」 こ、これは、「キャプ翼」だぁー! ・・・まあ、それはそうと、リーグ規約とはいえ、それを利用してバンクスを無理やり引き抜くことはないでしょう。この映画のテーマから逸れているのではないでしょうか。 それから、弁護士クビもやりすぎですね。 個人的にはどうしてもその部分がひっかかってしまいます。 それでは、最後に。 「まわる、まわる、まわる、すごいスピードでまわっています!そして、シューーートーーー!決まったぁー!ゴォールゥー!」 映画って何でもありにできるから楽しいです☆ [DVD(字幕)] 5点(2012-06-29 20:01:35)(良:1票) 《改行有》 1853. セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 もしかすると、これは一種の変則的なラブストーリーでもあるのかもしれません。 「目が覚めたときに自分を包んでくれる人がいてくれたら・・・そんなのは夢のまた夢なのだが・・・」 と、遂に本音を明かすフランク。 つまりは結婚願望。多くの人に訪れるイベントが、フランクには夢のまた夢という現実。なぜならあの性格だから。 ですがクリスというありえないくらい心清らかな青年と出会い、フランクの人柄に変化が。だからこそ、最後の演説は見応えのあるものになったのだと思います。 フランクは長所より短所の多い人間です。そのフランクの人としての最も良い部分が、それこそ最も良い形で表現された演説。 それは見ず知らずの女性の先生のハートを少しだけ動かしてしまいました。 声をかける女性の先生。ちょっとだけ口説くフランク。 足取り軽やかに、子供たちとふれあうフランク。 映画はそこで終わってしまいますが、その子供たちとのふれあいのシーンで、明らかにその後のフランクの人生が再び輝きだすことが暗喩されています。 とても心地よい余韻が残りました。[DVD(字幕)] 8点(2012-06-25 01:12:06)《改行有》 1854. 青春デンデケデケデケ 《ネタバレ》 バンドが組みたい。 メンバーを集める。 バイトをしてお金をためる。 楽器を買う。 練習場所を探す。 練習する。練習する。練習する。 ・・・そして本番。 ただこれだけのことなのに、面白い。 二時間以上だけど、長さを感じない。 とても心地良い作品です。 何より、合間にはさみこまれる、女の子たちとの一瞬エピソードがたまらないです。 まさに「あるあるネタ」の「瞬間バージョン」。 その刹那に気づいて共感できる人はより楽しめると思います。 文化祭前日の夜の準備。 響く警報ベル。 集まる人々。・・・ただのミス。 !!!しかし、その偶然を利用して、「明日頑張ってください。」と声をかけてくる見ず知らずの女の子。それ以上の追加エピソードは何もなし。 良いですね!良いですね! すっごくわかります! 共感しすぎて目から鼻血が出そうです![DVD(字幕)] 8点(2012-06-25 00:18:26)(良:1票) 《改行有》 1855. リコシェ 《ネタバレ》 なるほど。まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね! ・・・なるほど!まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね!・・・ 本屋のおっちゃんに、「ああ、俺は生きかたを変えるよ。」と言ったときのブレイクの表情。その後の展開を予想させる素晴らしい演出。 つまり、・・・そう!まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね![DVD(字幕)] 7点(2012-06-23 11:10:38)《改行有》 1856. シングルス(1992) 《ネタバレ》 「40ドル!」 「200ドル!」 「60ドル!」 「150ドル!」 「80ドル!」 「・・・皿洗いつき!」 え~ほかいませんか、ほか・・・ はい、「80ドル皿洗いつきで自転車男落札!おめでとうございます!」 あー、笑った。自転車男の表情が最高です。 「俺に風邪うつすなよ。」→「恵みあれ。」 ふふ、最高ですね。 予想通り。予定調和。でもそれが良いのでございます。 群像劇。起伏のないストーリー。 やや苦手なタイプではありますが、それでも最後まで普通に楽しめました。 全然受け付けなかった登場人物たちに、いつの間にか愛着を感じていました。 きっと人物の描き方が上手なんでしょうね。 良い映画でございました。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-20 16:28:19)《改行有》 1857. いとこのビニー 《ネタバレ》 チャラチャラして見えるビニーとリサ。ところが中身は二人とも全然チャラチャラしていない、真面目人間。しかも二人とも良い人。更に一生懸命。このギャップが、二人をとんでもなく魅力のあるキャラクターにしているのでしょう。 寝不足で経験不足。実力はあるのだが、ぜんぜん本領発揮できないビニー。 観ている側も、最初は「こいつだめなんじゃ・・・」と不安に。 ところがビルがスタンにビニーを擁護するシーン。 ここでビルは、ビニーが過去に凄腕マジシャンのネタをことごとく看破するエピソードを話します。「ビニーって実はすごい力を秘めているのでは・・・?」と、期待させるのに十分な伏線。 そしてついに・・・!ビニーならではの弁護が炸裂し始めます! この爽快感!最高ですね! 「父が整備工。」「父の父も整備工。」「兄弟も、・・・」のシーン、超笑っちゃいました。[DVD(字幕)] 8点(2012-06-17 12:04:01)(良:1票) 《改行有》 1858. アウト・フォー・ジャスティス 《ネタバレ》 無敵超人セガールの無敵物語。 「まてー」「やんのかー」「おらー」ぼこぼこ。 「あいつはどこだー」「知らねーのかー」「暴れたい気分だぜー」「おらー」ぼこぼこ。 「あいつはどこだー」「言わねーのかー」「別にいいやー」「おらー」ぼこぼこ。 「敵だー」「撃ってきたー」「だからなんだー」「おらー」ぼこぼこ。 「見つけたー」「おらー」「おらー」「おらー」ぼこぼこ。 「てめえ犬捨てただろー」「おらー」ぼこぼこ。 結構言いがかりも多いセガール。 ただの悪漢に見えなくもない。 そんなセガールが大好きです。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-16 11:08:07)(笑:3票) 《改行有》 1859. インファナル・デイズ 逆転人生 面白くないことはないんですけど、何か物足りない・・・。 アクションとしてはもう少しキレがほしい。 どたばたコメディとしては思い切りが足りない。 サクセスストーリーとしては爽快感が今ひとつ。 ん~。成り行きで二人の生活が上手いこと入れ替わるのはすごく良かったのですが、そのせっかくの設定を生かしきれなかった感じでしょうか。 ・・・面白い。でも何か物足りない・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-15 16:40:01)《改行有》 1860. デコレーション・デイ 30年目の勲章<TVM> 《ネタバレ》 ビリーの真実。テリーの真実。ジーの真実。 アルバートに限らず、人は与えられた情報の中で創りあげた仮想・仮定の話を、真実だと錯覚してしまうことがあるかもしれません。 頭が良い人ほど。人生経験が豊かな人ほど。 ビリーとテリーの真実は、少しずつアルバートを既成観念から解放していきます。 人の心に耳を傾けるようになったアルバートは、ジーの真実を知ることができます。ですが、ジーにはもう一つ、心の中に秘めた思いがありました。それこそが勲章を授与しない本当の理由だったのですね。 結局、その人の本当の思いや、行動の理由は、その人にしかわからないものです。 だからこそ人はいつでも謙虚になり、友人たちの言葉に耳を傾ける姿勢をもつことが大切なのでしょう。 映画の中で明かされる三人の秘密は、人には簡単に言えないものですから、決して幸せな内容とは言えません。 ですが心に秘めた思いを打ち明け、友人や大切な人と共有できたとき、そこには新しい絆が生まれ、またひとつの幸せの形ができることを、この映画はそれとなく教えてくれている気がします。[DVD(字幕)] 9点(2012-06-14 09:47:38)《改行有》
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