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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1881.  アメリカ,家族のいる風景 《ネタバレ》 まだ幼い息子と再会を果たし妻を捜す旅に出た「パリ、テキサス」。あれから20年が経過した。本作の主人公ハワードは初老の男。再会を果たす子供も成人している。確かにあれから20年経ったんだな、と感じる設定ですが、「パリ、テキサス」に似た雰囲気があります。ハワードは有名な俳優であり、いい年をした男が映画の撮影現場を無断で放り出して向かった先が何十年も連絡もしなかった母の元であり、何十年も前に別れて音信普通だった女の元であり、会った事も無い子供の元である。ハワードの無責任さと甘さがずっと気になって仕方がなかった。という訳で主人公にあまり感情移入できなかったのですが、このラストに持っていくには説明不足の感はあるものの、本作の明るいラストはハワードの余生と家族のこれからに少し希望を感じさせてくれました。[DVD(字幕)] 5点(2009-05-18 22:48:59)

1882.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 自分がその後どうなるかをかえりみず「逃げて…」と言ってしまった女と、そのお陰で命拾いをしたその女に対し処刑の命令を下さなければならない男。お互い本心をさらけ出せない男と女の心の葛藤が観ていて切なく、決して鑑賞後に残る余韻もいいものではない。自分の好みの映画ではないですが、アン・リー監督、主演の2人をはじめ作り手の作品への熱い思いが伝わってくる、見応えのある映画です。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-17 00:12:24)

1883.  レット・イット・ビー 《ネタバレ》 60年代の地球上を熱狂の渦に巻き込んだビートルズだがこの頃には4人、特にジョンとポールの不仲は決定的なものになっていた、なんて事がよく言われるしそんな風に書かれている本を読んだ事もある。しかし本作を見る限り彼らは確かにビートルズという1つのチームだし、実際にジョンとポールは笑顔で、ノリノリで息ぴったりの素晴らしいプレイを何度も見せてくれる。楽しそうに談笑したりふざけている様子や、そしてポールがジョンにジョージの事を相談するシーンがある。ポールの本音の相談に真剣に耳を傾けるジョン。こんなとても素敵で感動的ですらある4人の姿がいっぱいあります。この作品を観ると4人のビートルズへの思いや友情は変わらないものであったと思えるのです。しかしアップルの事、マネジメントの事、4人のプライベートの事など彼らの周囲には様々な問題があったのでしょう。このフィルムを見ていると、解散が避けられそうもなかったこの時期に作られた曲の歌詞には彼らのどうしようもないという思いが溢れ出ていて胸を打つものがある。有名なアップルの屋上での最後のライブの彼らの姿からは今のビートルズの姿をファンに残したいという彼らの熱い思いが伝わってきます。実に感動的なドキュメンタリー・フィルムでした。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-15 20:03:17)

1884.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 中盤まではイタリア人の床屋やアイルランド人の建築屋とのやりとりや、ウォルトと東洋人の隣人とのやりとりがコミカルで楽しい部分もあり、(ウォルトの「う~~」という怒りを噛み殺すうめき声にはかなり笑いがおきてましたね・・・)そしてずっと「気安く呼ぶな」と拒絶されていたけれど最後には「ウォルトでいい」と受け入れられた若い神父の人間味あふれる魅力も忘れられない。そして終盤は思いっきり気持ちよく感動させてもらいました。監督クリント・イーストウッドが俳優クリント・イーストウッドを葬送するかのようなラストシーンにはただ涙・・・。人間臭さが漂い、決してスマートではないけれどもカッコいい。男が男に惚れる、最後までそんな強い男の姿を見せ続けてくれたのがとても嬉しかったです。[映画館(字幕)] 10点(2009-05-15 12:16:37)(良:2票)

1885.  ブルースが聞こえる 《ネタバレ》 二ール・サイモンの自らの体験を脚本、映画化した作品です。このノスタルジックな雰囲気がたまりません。第2次世界大戦末期の軍隊が映画の舞台なのですが、そっちの方の描写はゆるいです。ただ、新兵を鍛える鬼軍曹役のクリストファー・ウォーケンが素晴らしかったし、この頃がデビューになるのかな?ぺネロープ・アン・ミラーの可愛らしさなどが印象に残る良質の戦争の時代の青春を描いた映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-11 20:09:21)

1886.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 オードリーのラブコメ・サスペンスでは「シャレード」の方が好きなのですが、「おしゃれ泥棒」もとても楽しくて大好きな映画です。いくつになってもやっぱりキュートなオードリーが魅力的で、楽しい脚本に、楽しい音楽に、巨匠ワイラーが軽妙にテンポよく見せてくれるストーリーもやっぱり楽しい。これらの要素に、見逃せないのがピーター・オトゥール!オードリーの魅力と、ちょっととぼけた泥棒さんをコミカルに演じたオトゥールのいい味があったからこそ、ここまで楽しさあふれるいい映画になったのだと思います。盗みに入った美術館で警報機が鳴るシーンやオードリーが掃除のパートさんに変装して盗みが発覚するシーンの楽しい事!そしてオチも楽しく、やっぱりこんなに楽しい映画のラストはめでたし、めでたし、これでいいんですよね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-05-10 22:10:19)(良:1票)

1887.  昼下りの情事 《ネタバレ》 先日BSでやっていたので久々に観ましたが、いい映画は何度観てもやっぱりいいもんですね。こういう昔の落ち着いた品のあるラブコメは50年が経過した今に観ると逆に新鮮に感じられます。オードリーは本作でもやっぱり魅力的。駅での感動的な名ラストシーンも何度観てもいいですね。列車が走り出し、フラナガンに向かって精一杯強がるオードリーが何と可愛いことか。そして4人組の楽団の皆様!フラナガンさんからいっぱいギャラとチップ貰ったことでしょうけど最後は素敵な映画の締めまでやっていただいてお勤めご苦労様でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-10 21:59:35)

1888.  新・刑事コロンボ/かみさんよ、安らかに<TVM> 《ネタバレ》 確かに展開も警部の仕掛けたトリックも分かりやすすぎましたね。警部が犯人を追い詰めたラスト、警部が犯人に平手打ちを食らったのは初めて見ました。犯人の悲しき復讐心が印象に残る一話でした。[CS・衛星(吹替)] 4点(2009-05-10 01:09:07)

1889.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 《ネタバレ》 CIAの部長に圧力をかけられても「私は殺人事件を抱えているんです」と一歩も怯まずCIAの部長に対しいつもの質問攻撃を仕掛ける警部がカッコよかったです。ラストの犯人のアリバイ作りのテープが墓穴を掘ることになるラストも警部の執念の捜査が実っての粘り勝ちでしたが、最後の笑い話は面白かったですかね・・・?[地上波(吹替)] 6点(2009-05-10 01:04:27)

1890.  きれいなおかあさん 《ネタバレ》 離婚して経済的にも苦しく、難聴というハンデを抱えた小さな子供と二人三脚で頑張るお母さん。コン・リーにはこんなお母さん役がよく似合うし本作での彼女の演技は素晴らしかったと思います。いつも息子と一緒で荷台付きの自転車に二人で乗り、新聞配達をしながら発音練習をするシーンが実にいい。典型的な金持ちの嫌な男や、お金は無いけど典型的な善人であるファン先生といった登場人物も、親子が奮闘する様子もよく見かける展開ではあるのですが、ずっと精神的に無理をしてきたけれど、ありのままの一人息子と今の自分を受け入れたかのようなラストはあっさりとはしていますがとてもいい終わり方でした。分かりやすい良質のホームドラマだと思います。[DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 21:45:41)

1891.  ポネット 《ネタバレ》 初めて真剣に考えたけど分からない死とは?神様やイエス様って?と幼い子供が持つ純粋な気持ちがうまく描かれていたと思います。ただ、音楽もあまり使われず延々と、淡々とポネットの行動を追いかけていくので途中は少々中だるみ気味でとても長く感じられました。しかしラストはそういう形でママを登場させちゃうんですか?と最初は思いましたが、ママの娘への最後のメッセージがとても良かったです。ママの最後のメッセージを受け入れ、「ママはもう戻ってこないと言ってた」と初めてママの死を受け入れる事が出来たようであり、ポネットが幼い子供なりに自分の頭で何とか現実を消化して前向きに歩き出そうとした終わり方もとても良かったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2009-05-06 22:58:45)

1892.  ターミナル 《ネタバレ》 誰とでも気軽に楽しめる心温まるイイお話系のコメディです。空港の連中と打ち解けるまでは次は何をしでかすんだろう?とヘンなドキドキ感はありましたが、そういう部分も含めてさすがにトム・ハンクス。上手いですね。空港の連中も皆いい人ばかり。少々詰め込みすぎな感もありますが彼らとトムの交流の様子が微笑ましく、彼が入国したい理由も彼の素朴な人柄をよく表していて良かったと思います。ただ、キャサリンとの展開は好きになれなかったです。ここまでイイお話系で引っ張るんだったら無理に分かれることなく終わっても良かったんじゃないかな?[映画館(字幕)] 6点(2009-05-06 16:50:57)

1893.  ルシアンの青春 《ネタバレ》 病院で働くごく普通の田舎町のまだ未熟な若者ルシアン。レジスタンスに入りたいがまだ若いからと断られ、その後流されるままナチスの手先となって働く事になってしまう。そこには彼の政治的、思想的な信念は何も無い。身分証を見せれば大の大人も皆自分に恐れ入る。強大な権力を手にしたと大きな勘違いをして過ちを犯してしまうのですが僕にはこの無知な若者を責める気にはなれないのです。戦争の時代でさえなければ若気の至りで少し道を踏み外す事はあってもごく普通の人生を送ったであろう若者の悲しい青春。ルシアンはずっと全く笑顔を見せなかったのですが、恋におちたユダヤ人女性との逃亡先で何か安らぎを得たようなとても無邪気な笑顔を見せる。この女性と楽しそうにはしゃぐ彼が本当の素顔の彼の姿であり、ごく普通の青春の姿。しかし彼のこの先を考えるとその無邪気な笑顔が悲しく見えた。そして彼の青春の結末はラストでほんの数行の字幕で語られるのみである。市井の中の戦争を描いた映画はいつも悲しい。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-05 23:06:42)

1894.  リリィ、はちみつ色の秘密 《ネタバレ》 時は1964年。アメリカで公民権法が制定された頃。リリィという14歳の少女が母親の死に責任を感じ、父ともうまくいかず、自分の中で両親から愛されていたのかという疑問が膨らみ、姉のように仲が良かった黒人の家政婦と家を飛び出し、「愛」について学び成長していく過程が優しく描かれた佳作。そんな多感な思春期の女の子を演じた天才子役、ダコタの爽やかな好演が印象に残ります。また、彼女と家政婦が家を飛び出し駆け込んだ黒人の3姉妹が営む養蜂場。この3姉妹が個性豊かで素晴らしかった。母のように優しく大らかで姉御肌の長女オーガスト、気が強く自立心が強い次女ジューン、繊細で傷つきやすい三女メイ(名前の付け方が渡る世間は鬼ばかり風でちょっと可笑しかったです)や養蜂場で働く黒人の青年男性とリリィとの関係を通して公民権法が制定されたとはいえまだまだ地位の低かった黒人の自立、女性の自立、そして少女の自立が優しく爽やかに描かれ、登場人物が皆本当に魅力的な映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-04 08:31:25)(良:1票)

1895.  子供の情景 《ネタバレ》 1人の少女の視点から見つめたアフガニスタンの現状。学校に行くために必要なノートすら買う事が出来ない少女。家にあった卵を売り、ようやくノートを買う事が出来た時の嬉しそうな表情がとても印象に残ります。学校に行きたくて、勉強したくて仕方が無いのにその機会が与えられず、ようやく手にしたノートを見つめる表情は学ぶ事への喜びに満ち溢れていた。一方、学校に行くこともノートを買う事も当たり前、嫌々勉強していた自分の子供の頃やお受験で子供の頃から親の意思で勉強をする日本の今の子供と比較した時、この少女の嬉しそうな表情がなおさら胸に迫るものがあった。そしてそのノートを持って学校に行く途中、タリバンによって破壊された仏像の前で学校にも行かず大勢の少年達が興じるのは「タリバンごっこ」。そしてこの少年達によってやっと手に入れたノートが無残に引きちぎられていく。それを黙って見ているしかない少女。この国の現状への痛烈な批判に受け取れた。[映画館(字幕)] 7点(2009-05-03 11:53:23)

1896.  ミルク(アメリカ映画) 《ネタバレ》 鑑賞前の予想とはかなり違う、ハーヴィー・ミルクという人間の40歳からの8年間の生き様がガツンと心に響くとてもアツい映画でした。実話モノの持つ説得力のあるパワーがビンビン伝わってきます。同性愛ものは苦手なのでどうしようかな?と思ったのですが、観てよかったです。とてもいい映画でした。映画の冒頭のミルクの「40歳にもなって誇れる事を何もしていない」という台詞がとても強く印象に残りました。放浪紳士チャーリーさん、同世代ですね。よ~く分かりますよ…。冒頭のこの台詞が観ている間も、映画館を後にしてからも、そして一日経った今も頭から離れません。僕にはミルクのような行動力も無いし、結局は大したことは何も出来ないんですけど、一日一日をもうちょっと頑張ってみるか!この映画に元気を貰ったような気がしています。ゲイ・ムーヴメントのカリスマとなっていったミルクの強さも弱さも見事に演じきったショーン・ペンのアカデミー主演男優賞受賞も納得の素晴らしい演技でした。ラストでミルクと行動を共にした仲間の今が伝えられますが、皆ミルクの遺志を受け継ぎ、誇りに満ちた人生を送られているのにも納得できると共にとても嬉しい気持ちになりました。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-01 01:11:00)(良:1票)

1897.  めまい(1958) 《ネタバレ》 作品全体に漂うミステリアスな雰囲気、音楽が絶妙。この雰囲気も映像も50年前の映画とは思えない美しさがあると共に格調の高さを感じさせてくれます。しかしヒッチコック映画のジェームズ・スチュワートはいつもいい味の可笑しさがあり、彼の表情や動きを見ているだけでも面白いですね。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-29 21:25:46)

1898.  黄昏(1981) 《ネタバレ》 僕のお気に入りの映画の1つです。美しい風景、美しい音楽をバックに描かれる人生の黄昏時に差し掛かった夫婦とその家族の物語。決して目新しさのある話ではなく、大事件が起こる訳でもなく、淡々と湖畔での毎日を見せるだけなのですが、全く飽きることなく時が経つのを忘れてうっとりと観てしまうという感じですね。ノーマンとエセル夫妻の会話、寄り添う姿の何と素敵な事か。冒頭のキラキラ光る湖面上、カヌーの上で寄り添う二人の姿の美しさから感動しました。二人の名優の見応えのある演技が素晴らしく、本当に湖畔で休日を過ごす長年連れ添った夫婦に見えてしまいます。この二人の会話がとても楽しかった。爆笑というのとは違う、味わいのある可笑しさがありました。例えばボート事故の後、ノーマンが隠れてこっそり釣りに行く所をエセルに見つかった時なんて本当に可笑しかったなあ。そしてその釣りから帰った後、確執が伝えられていた実の娘、ジェーンとのシーンとその台詞も妙なリアルさがありながらも実に感動的でいいシーンでした。ヘンリー・フォンダは念願のオスカー初受賞、それを支え4度目の受賞となったキャサリン・ヘプバーンのダブル受賞も納得ですね。そして度々映し出される、ノーマンとエセル夫妻のように湖面で仲良く寄り添う2羽のつがいの水鳥の姿がとても印象的でした。[DVD(字幕)] 10点(2009-04-29 19:49:56)(良:5票)

1899.  ブロードウェイのダニー・ロ-ズ 《ネタバレ》 自身もコメディアンだった経歴を持つウディ・アレンが売れない芸人と、それを支えて奮闘するマネージャーを描く視線が優しく温かい人情喜劇。ベテラン芸人たちが集まってダニー・ローズの思い出話に花を咲かせる。このベテラン芸人たちのやり取りが実にいい。感謝祭の日、ミア・ファローと仲直りをする様子をセリフも無く、遠くからそっとその様子を見せてくれるラストもとても好きです。更にエンドロールで流れるベテラン芸人達のワイワイガヤガヤぶりも楽しかったですね。[地上波(吹替)] 8点(2009-04-26 22:48:29)

1900.  芙蓉鎮 《ネタバレ》 文化大革命の嵐が吹き荒れる時代、美人で働き者と町の人々から評判の女性とウスノロ秦と蔑まれながらも淡々と生きていくインテリ男の2人の男と女が批判されることになる芙蓉鎮という町の人間模様が迫力ある力強いタッチで描かれています。誇りを失わず辛い時代を生き抜いた2人の男と女、そして嫉妬心と出世欲に心を支配されたかのような芙蓉鎮の文革の指導者の女性とその指導者に媚びへつらい、文革を背景に出世していく男を通して人間の持つ強さと弱さ、人間の心の美しい部分と醜い部分、また芙蓉鎮の人々が文革の掲げるスローガンの下、時代の渦に飲まれていく群集心理の恐ろしさ、個々の一人に返った時に見せる優しさといった人間の描写が実に見事でした。時代に翻弄された男と女が互いに愛し合うに至る過程の見せ方も素晴らしく、ラストは一応ハッピーエンドですが、多くの人々を犠牲にし、生き抜いた人々の心にも大きな傷跡を残した文革とは何だったのか?厳しい問題提起でもあるように感じました。[DVD(字幕)] 10点(2009-04-25 21:40:28)(良:1票)

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