みんなのシネマレビュー |
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1881. パラサイト・イヴ ストーリー自体にヒネリがなく、全然面白くない。 物語の核となる、ミトコンドリアの反乱という設定はピンとこないし、 SFXもチープなので昔の特撮を観ているよう。 こういうジャンルの映画は、ハリウッドだとコメディータッチの作品も多いけど、 本作は完全にシリアスタッチの展開なので、粗や陳腐さが余計に目立ってしまう。 まあひと言で言えば、邦画らしいB級映画だった。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-29 08:11:23)《改行有》 1882. 催眠 一応サイコサスペンス。 催眠術を使った事件物としては斬新だったのかもしれないが、 催眠術をかければ、何でもできちゃうよな、という思いが根底にあるせいか、 ストーリー自体に面白さをまったく見出せない。 菅野美穂の不気味さは印象的だったが、ゴローちゃんは全然ダメだし。 事件の真相やキーワードとなる言葉の謎も陳腐で、サスペンス物としても今イチだった。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-27 19:22:04)《改行有》 1883. 漂流教室 公開当時大林監督は、「母親の子供に対する愛情を描きたかった」 と言っていたけど、原作の状況設定を描くだけで一杯一杯。 ホラーっぽいシーンもいくつか出てくるけど、これがまた笑っちゃうぐらいチャチい。 まるで安っぽいお化け屋敷に迷い込んでしまったような映画。[ビデオ(邦画)] 1点(2011-07-27 18:29:41)《改行有》 1884. 独身SaYoNaRa!バチェラー・パーティ バチェラー・パーティとは、結婚前に悪友達が開いてくれる乱痴気パーティーのこと。 大概は酒を煽り、娼婦を呼んで朝までお祭り騒ぎをするようだが、 この映画はそこに婚約者やその女友だち、はたまた婚約者に横恋慕する男までが入り乱れ、 ハチャメチャな展開となるストーリー。下品なのはいいんだけど、 ただのドタバタぶりを延々と見せつけられているだけなので笑い所がわからない。 とにかく、凄く不快感を残したまま映画館を後にした記憶がある。 もちろんこれで面白いという人もいるんだろうけど、コメディー映画はやっぱり難しい。[映画館(字幕)] 1点(2011-07-27 05:58:38)《改行有》 1885. 二代目はクリスチャン 志穂美悦子主演の映画。一応ストーリーコメディーになるんだろうけど、 とんでもない破天荒な設定から物語はスタート。まあこれはコメディーだからと割り切るも、 笑えないドタバタコメディーの連続には参った。後半からは突然シリアス調に変化し、 これまた呆気に取られるような無茶な展開。もう最後まで物語に入り込めなかった。 コメディーとシリアスの部分。クリスチャンとやくざたちの価値観の違いという妙味。 それらがまったくうまく噛み合っておらず、バランスの悪い映画だなぁというのが率直な感想。 終盤の見せ所は感動もなければ、さりとてスカッともしない。何をどうしたいのかさっぱり。 これなら、志穂美悦子が「女必殺拳」ばりのアクションを見せてくれたほうがまだましだった。[DVD(邦画)] 1点(2011-07-27 03:17:39)《改行有》 1886. あずみ2 Death or Love サブタイトルの「Death or Love」が示す通り、 唖然とするような、何とも安っぽい「愛」のような代物が劇中に氾濫していた。 原作のストーリーを映画用に変更するのは一向に構わないのだが、つまらないのでは意味がない。 ヒロインの女の子は演技指導を受けていないのか、「1」より滅茶苦茶下手になっているし、 演出も子供向けの戦隊物レベルで、もうただただ苦笑するばかりだった。 まあ元々がアイドル映画のようなものだし、文句をつけても仕方がないのかな、と。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-25 19:16:50)《改行有》 1887. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT マイケルの死後に作られた作品ということで、 ほぼ全編がコンサートのリハーサル映像。110分間、DVDの特典映像を観ているような感じ。 関係者のインタビューが割と少ないのは良かったかな。どうせいいことしか言わないし。 まるで短編映画を観ているような、マイケルの今までのPVの完成度と比較すると全然物足りない。 映像も舞台袖から撮影したものばかりなので、30分で飽きてしまった。 この作品を観なくても、マイケルが伝えたかったメッセージ、彼がいかに偉大なアーチストか、 彼のたくさんあるPVから十分伝わる。どうせなら完成度の高いものを観たほうがいい。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-25 16:54:46)《改行有》 1888. ビースト/巨大イカの大逆襲(TVM) いわゆるモンスターパニック映画だが、モンスターといっても、 相手は単なる大きなイカなので緊張感はほとんどない。 こちらの作品も、ストーリーの流れは「ジョーズ」をベースにしている。 一応制作者は環境保護への警鐘も入れたかったようだが、主人公にテーマを振らせておきながら、 後半からは普通のモンスター退治に終始という、もうとんでもなくいい加減な作り。 イカのCGシーンも笑っちゃうぐらいお粗末だが、ゲソを肴に一杯やりながら鑑賞するには ちょうど手頃な作品ではある。[地上波(吹替)] 1点(2011-07-25 08:32:03)《改行有》 1889. TRICK トリック 劇場版 ドラマを観ていない人には、とても不親切な作り。 阿部寛はまだいいけど、仲間のキャラが独特なのでちょっと戸惑う。 二人の関係もよくわからない。それ以上に、あの二人の刑事(?)は何だったのか? この映画には何の役にも立っていないし、必要ないならカットするべき。 ストーリーは、ちょっぴり横溝正史色が入ったコメディー風。 もう少し真面目な推理物だと思っていたのだが、タイトルの「トリック」とは、 「頭の体操」に出てくるクイズのようなことを指しているのだろうか。 いずれにしても、ストーリーもネタも映画にするほどの内容ではない。 ファン向けのスペシャルドラマで十分。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-25 05:47:10)《改行有》 1890. 課長 島耕作 大ヒットした漫画の映画化作品。 俊ちゃんが主役に決まったとき、原作者が困惑したコメントをしていたのを覚えている。 お話は原作の一部のエピソードを中心に無難にまとめていたが、 終始漫画の島耕作のイメージとはかけ離れており、どうしても物語に入っていけず。 まだブレイク前の豊川悦司が、同性愛者の樫村役で出演していたのが印象に残っただけだった。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-25 03:27:12)《改行有》 1891. ゾンビ・ストリッパーズ タイトルからもおわかりの通り、ややコミカル、ややスプラッターのB級ホラー。 色っぽい姉ちゃんたちがたくさん出てきて、これは目の保養になる。 懐かしい特殊効果の技術も、しばらく見ないうちに進歩してたんだな、と感心。 ゾンビになったストリッパーたちの踊りのシーンも見所。 ストーリー自体は面白くないけど、重たい映画を鑑賞した後などにはちょうどいいかも。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-23 05:22:44)《改行有》 1892. グリズリー 動物パニック映画で、ほぼ「ジョーズ」を下敷きにしたシナリオ。 当時はCGなどなかったので仕方がないのだが、やはりチープさと迫力のなさは否めない。 人間が襲われるシーンで映る熊の腕などは模型のようだが、俯瞰した場面になると、 普通のかわいい熊さんが走っているだけ。ラストもヒネリがなくて何ともお粗末。 最初から最後まで緊張感のない映画だった。[地上波(吹替)] 1点(2011-07-23 03:39:13)《改行有》 1893. フランケンフッカー まあ、ひどい内容の映画だったね。ひと言で言えば、スプラッター・ホラー・コメディー。 「フランケンフッカー」の「フッカー」とは売春婦のことで、 ストーリーが期待できないのはしょうがないんだけど、ドタバタの連続にはさすがに参った。 もう少しどうにか・・・・・・まあ、いいか。こういう映画があっても。[ビデオ(字幕)] 1点(2011-07-22 06:57:34)《改行有》 1894. ラスト・ドラゴン 主人公の黒人青年はちょっとイケ面だったという覚えがあるが、 空手、ダンス、ロマンスシーンと、いろいろな要素を織りまぜた変わった作品だった。 主人公はブルース・リーを崇拝しているという設定なんだけど、 自分の部屋の壁にリーのポスターが貼ってあるだけで、ほとんど意味もないし、 特別「おっ!」と目を引くようなインパクトのあるシーンもなかった。 とにかくヘンテコな映画だったという印象だけ。[ビデオ(字幕)] 1点(2011-07-22 04:15:22)《改行有》 1895. ルパン三世 the Last Job<TVM> 全体のストーリー自体は、ちゃんと作られてるとは思うんだけどね。 破天荒なお宝の秘密だとか、アクの強い敵役だとか、このパターンはもう飽きたかな。 アクションももはやダイハード化していて、ルパン一家のキャラの魅力は少しも感じないし、 笑える場面もほとんどなかった。 やはり演出が一番の問題なんでしょう。声優さんの声も辛いっす。 大人が楽しめる唯一のアニメとしてのイメージが強いルパンだけど、完全に子供向けの作り。 それでも懲りずに、また次作を観てしまうんだろうな。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-19 01:44:52)《改行有》 1896. あしたのジョー(1970) 「あしたのジョー」の力石編。 それを90分内で収めようというのだから、それはとても凄まじい内容に仕上がっている。 ハショリだらけにも拘らず、ストーリーの流れはまるでビデオの早回しを見ているよう。 ただ放心状態のまま、画面をボーッと見つめるばかりだった。 主演の石橋正次は中々いい。70年代人気のあった俳優で、 野性味のあるマスクはボクサー役としては違和感なし。辰巳の丹下は・・・(自粛)。 その石橋正次に+1点。怒る気力などは毛頭起きない。 この映画を作った関係者に、敬意を表したいぐらいだ。興味がある方はぜひ。[ビデオ(邦画)] 1点(2011-07-18 04:43:24)《改行有》 1897. キャラウェイ 副題の、「恋愛ばんざい」というキャッチが虚しく響くオムニバス。 内容は深夜テレビのミニドラマのようなエピソードが10+1本、 恋愛にはまるで関係のない話、オチさえないようなエピソードも何本かあり、 まるでつまらないコントを強制的に見せられているような感覚。 キャスティングも冴えず、最後まで鑑賞することが苦痛だった。[DVD(邦画)] 1点(2011-07-16 01:24:04)《改行有》 1898. のだめカンタービレ最終楽章 前編 テレビドラマのスペシャル版かと思ったら、驚いたことに映画だった。 とにかくひどい内容で、びっくりの連続、口がぽかーん。 登場キャラたちの人間が全く描かれておらず、その空いた部分を、 笑えないギャグと、本筋とは意味のないシーンで繋いでいるという、 一見さんお断りの、何とも不親切な作り。 一番ひどかったのは演出。 これ外国の人が観たらどう感じるんだろ? ファンが喜んでくれればそれでOKということなんだろうが、 鑑賞後は脱力感一杯、ただ溜め息が出るばかりだった。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-11 16:28:03)《改行有》 1899. バカヤロー!2 幸せになりたい 1作目の好評を受け、製作された続編らしいのだが、 物の見事に面白くない。 ネタ的に様々なエピソードがありそうなのに、 ゴーサインが出たあと、慌ててシナリオを作ったという感じ。 鑑賞後は、自分が画面に向かって「バカヤロー」と叫んでいた。[ビデオ(邦画)] 1点(2011-07-10 04:31:54)《改行有》 1900. クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 ドタバタギャグの、テレビアニメらしいアニメ。 しんちゃんファミリーは相変わらず愉快なんだけど、 敵方の変なキャラが絡んでくると、とたんにつまらなく・・・。 終盤からラストにかけてのグダグダ感もイタかった。 この内容で100分は長い。[地上波(邦画)] 1点(2011-07-04 01:44:59)《改行有》
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