みんなのシネマレビュー |
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1921. 合衆国最後の日 《ネタバレ》 一つ一つの行動に少し時間をかけ過ぎていたためか、いまひとつ緊迫感と盛り上がりに欠けてしまいました。 また、重要なミサイル基地にも関わらず、警備に割いている人員が手薄なのも気になります。これもいまひとつ盛り上がりに欠けてしまった要因のひとつかと。 ただ、やはりラストは驚きましたね。まさか本当に使い捨てにするとは。 しかも大統領の最後の願いに返事をしないところに、政府の闇を感じます。これでは大統領は傀儡だし生贄ではないですか。 デルにしろ大統領にしろ、本気で国を案じている人達だけが犠牲になるのは後味悪いです。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-18 14:41:54)《改行有》 1922. 悪魔の毒々プラトーン 《ネタバレ》 映画としては0点なのかもしれないんですけど、暇つぶしとしては満点でした。 いやー、もうテロリストの弾が当たらない当たらない。 しかも出てくる出てくる。次から次に。「えぇ?そんなにいたの?」っていうくらい出てきます。 そしてやられる。やられる。次から次に。 「えぇ?そんなに弱いの?」っていうくらいやられます。 そんでストーリーが無いもんだから、無駄なシーンが出てくる出てくる。 「えぇ?今のシーンは何?なんか意味あんの?」 っていうシーンばかり。 そんで最後は。 「見て!コニーよ!」 「ジェニファー!」 ・・・・なんか、良いはなしで終わらそうとしている。 こんな映画もあるんですねぇ。 映画の世界は自由で良いなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-15 14:29:45)《改行有》 1923. 飛べないアヒル 《ネタバレ》 「シューーートーーー!」 「よける!よける!よける!キーパーも・・・よけたー!」 「ネ、ネットを突き破ったぁ~!!!」 「またまたシューーートーーー!」 「よける!よける!よける!キーパー正面から受け止めたぁー・・・」 「!!・・キ、キーパーごとネットに押し込んだぁ~!!!」 こ、これは、「キャプ翼」だぁー! ・・・まあ、それはそうと、リーグ規約とはいえ、それを利用してバンクスを無理やり引き抜くことはないでしょう。この映画のテーマから逸れているのではないでしょうか。 それから、弁護士クビもやりすぎですね。 個人的にはどうしてもその部分がひっかかってしまいます。 それでは、最後に。 「まわる、まわる、まわる、すごいスピードでまわっています!そして、シューーートーーー!決まったぁー!ゴォールゥー!」 映画って何でもありにできるから楽しいです☆ [DVD(字幕)] 5点(2012-06-29 20:01:35)(良:1票) 《改行有》 1924. インディアン・ランナー 《ネタバレ》 「現代に生きるインディアンランナー」を象徴するフランク。 彼自身がメッセージであり、そのメッセージを運ぶのも彼自身。 兄ジョーがそのメッセージを掴み取った瞬間、そのメッセージはいつも間一髪で手からすり抜けます。 ジョーがフランクを刑務所に迎えに行ったとき。 フランクに仕事を紹介し、結婚式をあげたとき。 バーで喧嘩をしたフランクを、わざと相手に殴らせて救ったとき。 ・・・車の中での二人の会話で、ジョーも私たちもフランクがもはやランナーではなくなったと錯覚したはずです。もうフランクは大丈夫だと。 ですが、ジョーと一緒に私たちも忘れていたのです。子供が生まれることを。 フランクにとっての最後の試練。 そして、ここを救ったのもジョーの存在でした。ジョーは畑を耕しているときに見つけた、おそらくは「インディアンの矢じり」で手のひらを切り裂きます。そして言います。「これがすべてだ!」と。正直何のことやらわかりません。しかし、フランクには伝わりました!ここ大事です!フランクは結婚指輪を再びはめ、バーを出ようとします。最後の試練を乗り越え、ランナーではなく父親として生きていくことを決意した瞬間・・・ ところが、バーのマスターが、無造作にジョーが流した血を拭き取ってしまいます。 これさえなければ・・・ ハッピーエンドで終われたのに・・・ 椅子で殴打するシーンに、交互に挿入されるインディアンランナーは、他の全てをシャットアウトしたフランクの純粋な感情の爆発をイメージしているのでしょう。 今回の点数は、映画のクオリティに対するものではなく、どうしても終わり方に納得がいかないという意味での採点です。 ちなみにこの映画は娯楽作品ではありませんので、観賞する際に注意力、理解力、想像力、記憶力が要求されます。ですので疲れます。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-28 03:25:16)《改行有》 1925. リベンジ(1990) 《ネタバレ》 コクラン、それは駄目でしょう。本当に自業自得ですよ。 と、いうことでコクランに感情移入はしづらいものの、後半はわだかまりを残しつつ、多少応援はしてしまいます。いや、でもねぇ・・・ クライマックスは、個人的に中盤だと思っています。「リベンジ」決行前日。 メンデスは、二人に最後のチャンスを与えます。 とくにコクランに。 「パイロットをしてくれないか。」 「私の頼みでも駄目か。」 すでにコクランは不倫済みでありましたが、メンデスはここではまだコクランを許す準備がありました。ここで手をひくなら、それまでの過ちは無かったことにするかのように。しかし、ここまでメンデスが広い心を見せても、コクランはその申し出を断ってしまいます。 あーあ。あーーーーあ。 ですので、後半はあまり楽しめませんでした。 もちろんメンデスのしたことは許されることではありませんが、かと言ってコクランとミリアを手放しで支持することもできません。なのにさも悲劇的かつ感動的なラブストーリーを演出されてもねえ。共感しづらい・・・難しい映画です。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 11:27:11)《改行有》 1926. ミラグロ/奇跡の地 飄々とした村人たちの、目には見えない絆が温かく感じられるよい映画です。 大きな奇跡が起こるような映画ではありません。小さな奇跡が積み重なり、それがやがて大きな奇跡へとつながっていくような感じです。 もちろん、奇跡といってもファンタジーのような不思議なものではなく、日常生活で起こりうる、しかしとらえようによっては偶然とも奇跡とも思えるような些細な出来事が起こるだけです。 仕事で雇ってもらえなかったホセが、腹いせに小川の水をせきとめる板を蹴っちゃって、豆畑に水が流れ込む。今思えばここがすべての始まり。最初の小さな偶然。 説明不足が否めない展開や、鑑賞者の想像力にゆだねすぎている部分がすこしもったいない、本当にもったいないな~と思える映画です。 あと、内容に対してちょっと長いです。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-22 12:58:25)《改行有》 1927. XYZマーダーズ 《ネタバレ》 ヴィックとナンシー、主役の二人が、事件に全くの無関係のまま巻き込まれていき、成り行きで最後までいきます。まるで昔からの因縁のライバルかのように戦うので、最後の「あの二人は誰なの?」のセリフが最高に効いてます。 正直中盤くらいまでは脈絡のないどたばたが延々と続いて、何がギャグなのか全然わからなくて、これはとんだ駄作を借りてしまったもんだと思いましたが、我慢して見続けていると、カーチェイス辺りから随分映画にはまりこんでいました。どたばたも成り行き任せも、貫き通せば面白い映画になるんですね。 全然何一つ役に立たないヴィックが、役に立たないなりにずっとナンシーのために頑張り続けていたら、なんか少しずつ良い仕事しはじめたのが、見ていてちょっぴり爽快でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-08 03:31:42)《改行有》 1928. エクスプロラーズ 《ネタバレ》 遠足や旅行に行く前日。わくわくして眠れない経験が誰にでもあると思います。この映画はまさにその感覚です。 夢を見て、不思議な球体を見つけ、その球体を利用して、宇宙船を3人で作り始めます。このときの高揚感は、まさに子供のときに秘密基地を作る感覚に似ています。作っている時期は、翌日が待ちきれないくらい楽しみなんですが、いざ作り終わってみると、わりと基地にすぐ飽きちゃったりするんですよね。 宇宙船が飛び上がったのを見たおじさんが、「たいしたもんだ。」と言った瞬間がこの映画のクライマックスでした。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-07 01:41:56)《改行有》 1929. ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 《ネタバレ》 ワトソン君の名前当てのシーンがピークで、あとは尻すぼみ。後半はもう推理戦ですらないです。前半のノリで最後まですすめてほしかった。 序盤にちょっとだけ出てくる化学のおじいちゃん先生に爆笑。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-06 05:04:21)(良:1票) 《改行有》 1930. コクーン 《ネタバレ》 不老不死は生ある者にとって永遠のテーマのひとつですね。強さを極めたフリーザやべジータですら不老不死を必死になって求めていましたから。 結局老人達は、願いをかなえ、めでたしめでたし、ハッピーエンドで終わります。それが大衆映画の目的だし、それはそれで良いと思いました。 ただ、この映画は、不老不死という人類至上の夢を安易にかなえているだけではありません。バーニー、ローズという天寿を全うしようとする存在が、作品全体に完璧なコントラストを効かせています。 老人たちがプールに大挙し、生命力を手に入れた途端に、傍若無人な振る舞いをし始めます。 その直後、ローズは亡くなり、バーニーは静かにローズにプールの水をかけます。涙を流し、宇宙人に「ローズを助けてくれ。」と懇願します。 宇宙人は答えます。「今となっては何もできない。」 願いを叶えた老人たちと、愛する者を失ってしまったバーニー。 願いを叶えられた老人達は、それはそれはハッピーなんでしょうが、観る人に感動を与えるのはきっとバーニーとローズ。 バーニーが船に乗る老人達に別れを告げに行く場面、僕にとってはあそこがクライマックスでした。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 05:41:42)《改行有》 1931. トワイライトゾーン/超次元の体験 差別について考える機会を与えてくれる1話目。老いと人生について大切なことを気付かせてくれる2話目。それに対し、シュールでブラックなストーリーに徹した3話目と、エンターテイメント性の強い4話目。テイストの異なる4話の短編ストーリーをこの順番で並べたのは良かったのではないでしょうか。 でも個人的に、これだったら「世にも奇妙な物語」のほうが面白いとは思います。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-25 04:05:27)《改行有》 1932. キャット・ピープル(1982) 《ネタバレ》 ホラーとしては今ひとつ。サスペンスとしては盛り上がりに欠ける。かと言ってドラマとして楽しめるかというと微妙。 ですがひとつひとつのシーンには面白いものもありました。飼育員が腕を食いちぎられちゃうシーンや、黒豹を解剖してその正体に迫るシーン(ここはバックの音楽がかなり良い緊迫感を出しています。)、アリスが何かにおびえながらランニングし、プールで泳いでいるシーンはなかなか楽しめます。 まあ、それだけっちゃあそれだけの映画です。個人的に。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-24 01:08:07)《改行有》 1933. エクスカリバー(1981) 《ネタバレ》 前半から中盤にかけてが面白い。歴史ものが好きな人は楽しめるはず。ただランスロットがグエナビアと浮気してからは、テイストが一変します。 ここからは好みが分かれるところだと思いますね。 ちなみに僕は好みかどうかの前に、状況がよくわからなくなりました。「あ、おまえはパーシバルだったのか。」てなシーンもありました。 円卓の騎士たちの最後はひどすぎます。 よって、一番最初に円卓の騎士たちが集まって、みんなで剣をかかげる場面がピークでした。あとは下り坂です。個人的に。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-20 03:57:58)《改行有》 1934. ザ・ブルード/怒りのメタファー 地味なホラーです。 怖さも緊張感もそれなりにあります。 でも地味なホラーです。 ストーリー、しっかりしています。 でも地味なんですよねー。 この雰囲気が好きな人は楽しめるでしょうけど、物足りなさを感じる人もいると思います。正直何度か中だるみしてしまいました。 最後までラグラン博士の目的が何なのかよくわからんかったー。 父や母やラグランとは違い、完全に巻き込まれ型の親切な先生は可哀相でした。 最後の1ショット。 キャンディスの手のこぶのアップは、これからキャンディスも母と同じ運命を辿ることを暗示しているのでしょうか。・・・うーん、謎だ。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-17 09:23:55)《改行有》 1935. フラッシュ・ゴードン 《ネタバレ》 アメコミ映画という前知識だけで見ました。てっきり「フラッシュ・ゴードン」というヒーローが、特別な力で悪をなぎ倒していくようなものを想像していたのですが、あまりに普通の人すぎて驚きました。 どこかで、何か特別な力を得るのでは・・・と思いながら見ていたのですが、ああ、 最後まで普通の人で終わります。 映画そのものは、チープな設定、子供向けストーリーの割りに楽しめます。皆さんが真剣に演技されているからでしょうね。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-16 12:15:19)《改行有》 1936. 青い珊瑚礁(1980) 《ネタバレ》 古い映画ですが、映像はかなりきれいです。特に生き物や南の島の景色、海が相当きれい。生き物好きな人は映像だけで楽しめるかもしれないです。 ストーリーはやや退屈ですが、他の方のレビュー見て納得しました。 寝ている間にボートが少し流されて、オールも流されて、って、ずっと南の島で暮らしているのに今更そんな初歩的なミスするかな。しかもすぐに生きることをあきらめちゃって。もっと大変なことがいくらでもあったろうに。ラストだけ適当に終わらされた印象でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-14 13:18:20)《改行有》 1937. 悪魔の追跡 《ネタバレ》 途中ですぐに気付いてしまいますが、道中出会う人達が警察も含めみんなグルだという発想はとても良かったです。 はじめは逃げてばかりだけど、次第に戦う意思を見せ始めるのも好感が持てます。しかも結構善戦します。 カーチェイスや、蛇や、最初の儀式は、楽しめますが怖くはないです。緊迫感もそれほどには感じません。 むしろ、最初の町を離れてしばらく進んだところで着いたキャンプ保養地。安全なところまで来たという安心感を与えておいて、プールに入ったら、周りの人がみんな見ている。あのシチュエーションが一番怖いです。 人は見えるものより、見えないものに恐怖を感じるものですね。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-01 10:17:42)《改行有》 1938. カンザス/カンザス経由NY行き 《ネタバレ》 強盗の共犯にされたり、恋人のいるヒロインを自分のものにしたりと、盛り上がりそうなドラマが続く割に、何故か起伏は乏しいままストーリーが進んでいく。イマイチ盛り上がりにかける一番の理由は、メインの二人の行動の動機や目的が見えづらく、感情移入しづらいから。ドイルについてはまだわかるものの、ウェイドについては本当にわけがわからない。いったい何がしたくて、何の目的で農場で働くことになったのか・・・[DVD(字幕)] 5点(2012-02-19 02:44:19) 1939. ファースト・ミッション 《ネタバレ》 ヒューマンドラマとしてもアクション映画としても悪くはないのですが、なぜかどちらも中途半端な印象を受けます。なんとなく消化不良気味です。特に次から次に子供たちから利用されてしまう兄シュンタクには終始イライラさせられます。 ですが好きなシーンも多いです。特に家庭教師に弟シュンヤンがきれるシーンはかなり良い。それから最後にシュンヤン達が捕まってからの8分間。最初は彼女が兄の面倒を見てあげて、そしてシュンヤンより先に仲間たちが一人、また一人と釈放されるので、順番に兄の面倒を見ていく。そして最後にシュンヤンが兄と手をつないでいる。最後のシーンだけでも良かったと思うくらい、好きなシーンです。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-18 13:44:27)《改行有》 1940. マッドマックス2 前作の続編として見てしまうと、世界観にまったくついていけません。全く別の映画だと思って見ると、少しは楽しめます。 ボクは完全に前作の続編として見てしまったので、最後まで違和感を引きずりつづけました。特にファッション、たかだか数年でここまでファンタジーに変わるか?1ではそれほど感じませんでしたが、2は完全に北斗の拳の世界でした。きっと、こっちが参考にされたんだろうな。[DVD(字幕)] 5点(2011-11-27 04:58:52)《改行有》
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