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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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1.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 Youtubeでポーランド語音声・英語字幕で鑑賞。ツボった! はまった! 自分は押井信者じゃないけれど彼のベスト監督作品じゃないかと感じる。 なんの予備知識もなしに観て、最初、ロシア語かなと思っていたがなんかちょっと発音が違う。それも当然。エンドクレジットでポーランド軍の協力とあって納得できた。 モチーフは「ビューティフル・ドリーマー」と「灰とダイヤモンド」だね。もちろん「ウィザードリー」と「攻殻機動隊」の要素もあるのだが、わざわざポーランドで撮影してることが大きいだろう。ラストで主人公のアッシュが手にする拳銃は「灰とダイヤモンド」でマチェクが持っていたのと同じラドムVIS35。銃マニアの押井としては、この拳銃を出したいがためだけにポーランドに行ったんじゃないかとさえ思えてくる(笑)。 余談だけど、中盤で任務失敗するときに出てくるのはワルサーPPKかなと思ったら大半がPPなんだね。てっきりPPKだと思ってた。それと、相変わらずモーゼル好きだよなあ。C96にストックつけたのが出てくるシーンは嬉しくなってニヤニヤしてしまった。さらに、冒頭の市街戦でのT-72や前半でのハインド乱舞、スターリングラードのトラクター工場を彷彿とさせる対決シーン、そこでのPPSh41乱射など共産趣味満載なのも楽しい。 アッシュはマチェクと同じようにけりを付けるつもりだったんだろうが、果たしてリセットされた世界でどうなるのだろうかと想像する。これからもゲーマーとして戦いながら地味なメガネっ子としてルーティーンな毎日を寒々と生きていくのかな。 そんな余韻に浸りつつ、いきなりエンドクレジットと同時にはじまる「ほこxたて」の音楽(笑)。好いなあ。この曲、身震いするくらい大好きだ。これからは、「ほこxたて」ではなく「Avalon アヴァロン」の音楽として聴いていこう。[インターネット(字幕)] 9点(2012-10-26 08:29:05)《改行有》

2.  河童のクゥと夏休み 泣けた。このひとことに尽きる。 とにかく主人公の河童が素直で純真でいじらしすぎる。彼の一挙手一投足、言葉の端々に、今の日本人が忘れてしまった礼節や誠意、自然界に対する畏敬の念などが感じられ、現代日本人へ対するシンプルなメッセージが感じられるのだ。 監督が"ずるい"のは、最初から“彼ら”が存在するものとして描いていることだ。観客はあそこへ行けば当然あれが出てくるものと期待する。そしてその通りの結果になっている。ラストの演出でもそうだ。そういう、観る側のワクワク感をあおりつつ、その期待を裏切らないことでますます観客を映画の世界へ引き込んでいくのだ。 そして後半になって、カレー事件やE.T.のような展開をさせることで、今の日本人社会が抱えるさまざまな問題点への大きな提起しているのだ。たかが「犬畜生」(あえてこう書いているのでご容赦を。私自身、昔は犬も飼っていて、その素晴らしさもわかってます)や「チビ妖怪」にも劣るような感性でいて、「人間として恥ずかしくないのか?」と。 残念ながら私自身、あの場に遭遇したらFOMAのカメラを無神経に向けてしまう側にいると思うし、日常生活が物欲の権化だし、自然や祖先への感謝の念にも欠けている。だからこそ、ラストの"彼"の祈りは大きく心に響くのだ。 ひとつだけ残念なのは、おっさんの件。これだけはどうしても納得いかないままだが、全体を通して、頑張って生きることや未来への希望、自然への畏敬の念や先祖への感謝など、現代日本人が失ってしまったことへのメッセージは大きい。 映画を観終わった後、またこどもの頃にかけまわった山野や川や湖で遊びたくなった。[DVD(邦画)] 9点(2008-06-29 12:26:23)《改行有》

3.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 いやあ、おもしろかった。FOXのオープニングテーマが終わる辺りから画面がウィルスに浸食されるみたいな演出も「くすっ」としてしまった。ああいうお遊び精神って好き。とにかくいろんな要素てんこ盛りで、十二分に楽しめた。さすがに100人以上のスタントマンを使っただけのことはあって、これでもかというアクションシーンの連続。やはりこういう映画は映画館の大スクリーンと音響で観ないとダメでしょう。監督があのオタクだから、きっと自分の好きなようにいろんなことを盛り込んだんだろうね。細かいところにいろんなパロディがいっぱいあったし。オタク要素というか、作り手の遊び精神というか、そういうのが気に入ったので、採点はちょっと甘めです。 で、なんといっても今回のメインテーマであるハッキング。キーボードかたかたやってるああいうオタクっぽい雰囲気の奴、けっこういるよね。サイレント・ボブにしてもジャスティンにしても好い雰囲気が出てたし。「ジーパーズ・クリーパーズ」のあのガキが、こんなハッカーになっちゃったんだねえ(笑)。「ニュースが操作されている」という台詞は笑ってしまった。まあ、ある意味マスコミの出す情報はふるいにかけられているから、そういう意味では“操作”されているのは本当かもしれないが……。 そして、サイバーテロをする集団が結局は金目当てという、わりと原点回帰っぽいストーリー展開で、人質もホリーがルーシーに置き換わっただけ(名字のことなんかね)。「129分もあったの?」と思えるくらい、あっという間に観終わってしまった。それだけ映画にぐいぐい引っ張られていたんだろうね。マクレーンが最低でも5回は死んでいると思える強引な展開もご愛敬。個人的にいちばんウケたのは、ハンドル一本でトレーラーを立て直したところ(笑)。あんなことできるわきゃねーだろ!(笑) ところで、ルーシー役の女優。「ファイナル・デッドコースター」に出てたんだね。まったく気がつかなかった。わりと好みだなあ。配役の妙といえば、FBIのボウマン役の彼、「コラテラル・ダメージ」でのテロリスト役だったよねえ。そういうのもおもしろい。 とにかく、いろいろと突っ込みどころは満載なんだけれど、こういう映画は余計なことを考えずに素直に楽しむのがベスト。アメリカバンザイで終わらないのも好印象だしね。DVD出たら欲しいなと思う一本。[映画館(字幕)] 9点(2007-08-15 00:30:51)《改行有》

4.  トゥー・ブラザーズ 《ネタバレ》 金払って観に行って好かった!久々に満足したと思える映画でした。とにかく小さな虎たちが可愛すぎ!実際はあのままの大きさでいるわけではなく、大きくなれば危険性も増すし、きれい事だけではすまないことはわかっていても、素直に楽しめました。たしかにストーリーは理想論に過ぎるでしょう。細かいツッコミどころはいっぱいあります。でも、クライマックスシーンでは、ガイ・ピアースに「いいか、ここで撃たないでくれよ!」という思いでいっぱいでしたし、青臭い少年の論理にも賛同したいと思っています。あまりに人間的すぎる虎の行動に否定的な意見もあるでしょうが、目の中に炎が写ったときには「ニヤリ」としてしまいました。動物好きなら楽しめると思います。最後に劇場を出てくるとき、前を歩いていた女性達が「人間が嫌いになっちゃうね」と話していたのが印象的です。9点(2004-10-22 16:36:52)

5.  月のひつじ 《ネタバレ》 先日、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトをCDで聴いていたら、突然「ライトスタッフ」を観直したくなり、その中のアボリジニーのシーンを観ていて、”ああ、そういえばオーストラリアのアンテナをテーマにした映画があったな”という連想から、本作を観ることにしました(笑)。結論からいって、月着陸をリアルタイムで経験した世代であれば、当時を想い出して、なかなかワクワクするものがあるのではないでしょうか? オーストラリアのシドニーから西に400キロくらいのパークスという田舎町(パースは州都にもなっていてぜんぜん別の場所)が舞台ですが、小麦畑と牧羊地が広がる所で、他に何もないというのが好いですね。ぜひ行ってみたくなりました。町長の息子がかなりのませガキで、細かいことまで知っているのが笑えます。私はただ飛んで着いたということくらいしか記憶になく、あそこまで詳しく憶えていなかった気がします。NASAから派遣されたアルが、いわゆるアメリカ人らしくない堅物という印象を受けるのですが、その彼が徐々にオーストラリアの所員とうち解けていくのは好い演出ですね。サム・ニール演じる所長と一緒に皿に乗って上がっていくシーンは、なんともいえずじんわりと感じさせてくれます。そして、映画のクライマックスともいえる、あの有名なアームスロトロングが降り立ったシーンは、それまでの緊張がとけて、映画のキャストたちと同じようにこちらも笑顔になってしまいます。大勢の人間が、さまざまな困難を乗り越えて何かの目的を達成するという話は、ありきたりですが私は大好きです。当時の映像や音声を交えて、月着陸までの過程の裏側を見せてくれたのは、なかなか興味深いものがありました。非常に地味ですが佳作だと思います。個人的にお気に入りのシーンは、NASAに停電による失敗を隠すために、偽の無線交信をするところで、警備員のルディが割り込んでくるところと、月着陸に成功したところで、アームストロングに話しかけるところです。そのときのサム・ニールの返しもなかなか秀逸です(微笑)。ほのぼのとした気持ちになりたいとき、あるいは、”学校から急いで家に帰ってテレビ中継にかじりついていた”ことを想い出したい(笑)ときなど、ぜひご覧になってください。あ、あとは、オーストラリア訛の英語を聞きたい人もね(微笑)。9点(2004-04-21 09:02:21)

6.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 ちょっと甘いかもしれませんが、シリーズの2作目ものとしては成功した部類に入ると思います。戦闘シーンの迫力や雄大な景色の俯瞰は大画面で観た方がいいですね。原作ものの宿命は、その作品を読んだ人達が持っているイメージを、どうやって映画になじませていくかにあると思うのですが、私の場合はかなりの程度納得しました。もちろんストーリーのディティールを全部描写するのは無理なので、どこをいちばん強く訴えるかという問題だったと思いますが、今回のパートではパーティーが3つに別れてしまったことが効果的に作用したと思います。内面の苦悩や葛藤をメインに打ち出したフロドのパーティー、戦闘シーンをメインに受け持つアラゴルンのパーティー、そして、争いには消極的だったにもかかわらず自分の意志とは無関係に巻き込まれていくメリーのパーティー。それぞれのパートが次の第三部に向けて持ち味をよく出していると思いました。それにしても(←口癖(笑))レゴラスの格好良さが目立ちましたね。馬に乗るシーンは「そんな馬鹿な!」と思いつつ喝采してしまいました(笑)。それから、今回のジョン・リス・デーヴィスはお笑いキャラを一心に引き受けたようでしたね。またエンディング・クレジットで彼の名前がもう一つ別の役で出てきたのに注目してください(微笑)。全体の印象としてスターウォーズ3をふと連想しました。苦悩するルーク・スカイウォーカー、エンドアで戦うハン・ソロのチームや巻き込まれるイウォーク達。別々の場所でそれぞれを描きながら最後にまとめていく感じですね。この手の手法は失敗すると訳の分からないことになりますが、まずます成功した部類ではないでしょうか? でも第1作を観て、登場人物の名前と顔を一致させておく必要はあるかな。ところで、ストーリーに引き込まれ、戦闘シーンの描写に圧倒されるのですが、映画館のイスに3時間は身体が保ちませんでした(苦笑)。大画面で観たいけれどお尻を鍛えないとダメですね(笑)。最後に、皆さんの中にはガンダルフが美味しいところを持って行ったという御意見もありますが、私の場合はサム・ワイズマンが好印象です。ラスト近くでおとぎ話を語るようなナレーションをダブらせて、バラバラになったパーティーのそれぞれを描写するシーンにはグッと来るものがあります。ホントに、こういう物語は子供の時にはわからないものです。<031214一部修正>9点(2003-05-30 18:02:00)

7.  ROCK YOU! ロック・ユー! やっぱりこういう「夢が叶う」ものはいいですね。オープニングの"We will rock you"は何回取り直したんでしょうね。あれだけのエキストラを使えば、一発で揃うことも期待できないし。ところで、あそこのシーンでひとりだけアップになる男性が、アンソニー・ホプキンスそっくりに思ったのは私だけでしょうか?あと、侍女のお姉さんに1票!(笑)9点(2002-04-24 15:52:20)(笑:1票)

8.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 やっぱりランボーの吹き替えはささきいさおだよね。コンドルのジョーのうめき声しか聞こえないんだけれど(笑)。 ボランティア団体の奴らの脳天気な発想とか行動に腹立たしさを感じると同時に、ランボーの台詞がいちいち正論に聞こえてくる。ホントに戦場をなめすぎている連中の行動には怒りを禁じ得ない。 そんなランボーがけっきょく頑張っちゃうわけだが、まあそれを正当と思わせるほどミャンマーの軍事勢力が暴虐だったのは事実だったんだろうかね? あんなむちゃくちゃをやっていたなら殺されても文句言えないと思えるんだが、そういうきっかけを作ったのがボランティア団体の奴らだと思うと、ホントに怒りがおさまらない。 そういう経緯があって、ランボーが故郷に帰る場面で、なぜか私はS&Gのボクサーが脳内再生された。[地上波(吹替)] 8点(2013-03-21 16:31:07)《改行有》

9.  デス・リベンジ(2007) Youtubeで英語音声・字幕無しで鑑賞。IMDbなんかでも評価が低いのはどうして? わたし的にはかなり楽しめた。簡単に言っちゃうと、「コナン・ザ・グレート」と「ウィロー」と「ロード・オブ・ザ・リング」と「ハイランダー」をミックスしたような印象(笑)。ロン・パールマンにジョン・リス・デイビスが出てきてるだけで、かなり満足度は高いよ(それだけでプラス1点)。 「ターミネーター3」でT-Xだったねーちゃんが女ターザン部族で出てくるが、たった4年で顔が丸くなった印象で、最初誰だかわからなかった。 相変わらず体毛がぼうぼうのバート・レイノルズと頭の薄いジェイソン・ステイサムの関係はお約束として、王の甥っ子役がなかなかの悪役っぷりで好かったね。あの後どうなったのか気になるが。 最終対決の場でレイ・リオッタにはぜひとも化けて欲しかったんだが人間体のままだったのが残念。それと、クレア・フォーラニはけっして美人じゃないんだが妙に色っぽい感じが好かったし、芯のある強い女性だった。 馬がたくさん出てきたり、弓と剣で戦うアクションシーン満載で、上に挙げた作品が好きだったら楽しめると思う。 【追記】エンディングクレジットで流れる歌がなんとなくクイーンを彷彿とさせるのも「ハイランダー」っぽい感じ。 私は楽しかったので、未見の人は騙されたと思って英語・字幕無しで観てごらん。騙されるかもしれないけど(笑)。[インターネット(字幕)] 8点(2012-10-19 17:25:14)(良:1票) 《改行有》

10.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 【字幕でも観直してます】 そりゃ、やっぱりジャッキーの声はあの人じゃないと(笑)。 オープニングのLが重なるクレジットといい、背景の映画の数々といい、なんかワクワクする感じがたまらないし、寺院の中での李連杰と成龍との対決シーン! その後の酔拳みたいな訓練シーンとか、もうこれだけでお腹いっぱいじゃないですか(微笑)。ただ、主人公が西洋人というのがちょっと残念。できれば全部アジア系でまとめて欲しかったかな(これが減点)。魔女は色っぽいし、スワローも"あの空間"では健気で好かった。 で、字幕でわかったけど、寺院での対決シーンではチャイニーズで会話してたのね。それと魔女も部下に命令するときは。こういうの、吹き替えで観ちゃうとわからないのが欠点だね。 でも、とにかくおもしろかった! [DVD(吹替)] 8点(2011-05-31 19:19:43)《改行有》

11.  第9地区 《ネタバレ》 ドキュメンタリー風の演出がおもしろかった。 いちばんまともに思えるのがエイリアンの子供と感じられるくらい、出てくる人間がどいつもこいつもクズばかりというのは皮肉な演出。主人公自身も最初はどうしようもない最低のクズ野郎だったのが、エイリアンとふれあうことで「人間性」に目覚めるのも皮肉。最後は3年後を信じてああなってしまったのかと考えるとある意味哀れでもある。 続編ができる可能性もあるようだし、監督自身はその後を描く気があるようだが、これはこれでこのまま完結という形でも好いような気もする。[DVD(吹替)] 8点(2011-02-12 23:14:02)(良:1票) 《改行有》

12.  ターミネーター4 パロディというかオマージュというかがてんこ盛りで充分楽しめた。 お気に入りは、主役級二人にそれぞれ別の場面で「大脱走」のマックイーンの再現をさせるところや、「地獄の黙示録」のカーツ王国の爆破シーンを再現してるところ。もうそれだけでこちらはニヤニヤが止まらない。イセエビというかウミヘビというかのターミネーターを使っての実験シーンとかはエイリアンを想起させられる。 スカイネットの基地に潜入するシーンは「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿させるし、自分がお気に入りの映画の場面が使われているのは嬉しく感じる。マイケル・アイアンサイドが出てきたら「スターシップトゥルーパーズ」が連想されるし、A-10が飛ぶシーンは「ルーデルかよ」って突っ込みたくなる(笑)。2018年に現役で稼働できるんだね。 主役が誰なのかは大いに疑問があるが、“彼”に人間的な魅力があるのは間違いない。ただ、あれこれ盛り込みすぎたために竜頭蛇尾的に終わった感は否めない。「5」に期待するか?(笑)[DVD(吹替)] 8点(2011-01-02 19:33:59)《改行有》

13.  ロード・オブ・ウォー <これは暫定評価です> 期待しないで吹き替えで観たので、予想外のおもしろさに「好い拾いものをした」って感じだ。もう一度字幕で観直す予定。 これは明らかな反戦映画だ。それもかなりレベルの高い。キーワードはAK47。「子供でも扱えるし、実際そうしている」(大意)って台詞は重いね。[DVD(吹替)] 8点(2006-08-18 23:10:21)《改行有》

14.  スポット 《ネタバレ》 楽しかった! 「いったいFBIの捜査犬と郵便配達人がどこでどう出会うんだろう?」って、ずっと思いながら観てました。ストーリー的には先が読めてしまうような展開なんですが、こういうライト・コメディは好きですねえ。やっぱり登場する犬たちの演技を観ているだけで楽しめます。凄いよね、あの背中に食い付いて離れないジャックラッセルテリアなんか!(笑) いちばん笑えたのは、”11号”が幼犬時代を想い出すシーンです。マイケル・クラーク・ダンカンの妙なズラに爆笑してしまいました。犬のしつけって、あんなに強烈にインプットされるのかな?(笑) ところで、ファンキーな強面の殺し屋コンビを演じている、我らがジョー・ヴィッテレリは2004年1月にお亡くなりになっていたそうで、残念ですね。遺作は「アナライズ・ユー」になるのかな? ラストシーンでの華麗な(笑)ステップが見納めになったのか……。どうかご冥福を。8点(2004-12-31 20:56:37)(良:1票) 《改行有》

15.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 なかなか好かったです。なんとなく「レオン」を彷彿とさせるのは、子役と無骨な男という組み合わせからかな。いきなり出てきたクリストファー・ウォーケンが、あんなに老けて太ってしまったのはビックリだし、ミッキー・”猫パンチ”・ロークの醜悪なデブ姿(耳毛の演出つき(苦笑))には嫌悪感すら抱くのですが、ダコタ・ファニングの魅力の虜になってしまいました。上手いよなあ。クルクル回るお目目に魅了されました。それだけに、誘拐以降のデンゼルの復讐劇が、テレビの「必殺仕事人」か、あるいは、今は亡きブロンソンの「デスウィッシュ」シリーズをを観ているようで、思わずニヤニヤしてしまいました。ジャンカルロ・ジャンニーニがスケベオヤジを好演していたのも好かったけれど、お相手の女性新聞記者、「コン・エアー」の女性警官だったんだね。それにしても(←口癖(笑))、メキシコ・シティーって実際にもそんなに誘拐やら物騒なところなんだね。こういう話を観ると、日本はつくづく安全なんだなと実感できます。 ところで、ラストでデンゼルは(レオンのように)自爆すると思っていたんだけれど、「なんでそれは思いとどまったんだろうか?」というところがひとつスッキリしない感じです。ハリウッド的にはあそこまで殺人をしてしまった人間は、自分の命であがなうのが王道でしょうから、車に乗ってバーンかと思っていたんだけれどね。これって、アメリカ映画に毒されてます?(笑)8点(2004-12-24 18:53:29)《改行有》

16.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 期待してなかったから、まずまずおもしろかったですね。回転寿司のシーンでプラス1点です(笑)。あの台詞、たとえ日本向けだとしても大ウケしました。イタリア語を意識しているんだろうか?(笑) 次に何が起こるか、たいていの場面では予想できるのですがあのシーンだけは予想もつかなかったので、まさに「やられた!」という感じです。2004年12月にローワン・アトキンソン氏がイギリス下院で「特定宗教への批判を禁止する法案」に反対する演説をした背景には、本作のようなアイロニーがあるんでしょうね。カンタベリー大司教をいじくって笑いをとろうとするんだからね。ま、あれが高尚な表現の自由と言えるかどうかは疑問だけれどね(苦笑)。それにしても(←口癖(笑))、マルコヴィッチのフランス語訛の英語は雰囲気もあっておもしろかったし、戴冠式のシーンは身長もあるから格好良く見えたね。悪役としてはたいしたことを狙っていないのが拍子抜けだけれどねえ。ところで、あんなアストンマーチンなら乗ってみたいなと思いました。で、実際に彼があんなスピンターンをやったの?8点(2004-12-18 16:51:17)

17.  ディーン・クーンツのブラック・リバー(TVM) 《ネタバレ》 テレビムービーであるがなかなか面白かった。哲学的なナレーションが全編を通してとても印象的な作品である。一見穏やかそうに見える主人公が、いきなりダイナーで怒り出すシーンはちょっと違和感があるが、平凡な田舎町がとんでもない場所だったという展開は、じわりじわりと観客の心に効いてくる。支配者が「2001年宇宙の旅」のHALよりも賢くなっていたというのは面白い。愛犬を埋葬するシーンでの農夫との会話など皮肉が効いていてなかなか好かった。犬がいて、海が一望できて、最新パソコンがある部屋。私も物書きとして町に招待してくれないかな(笑)。8点(2004-09-12 02:29:26)

18.  “アイデンティティー” オープニングで死刑囚の精神鑑定をしているシーン、テープの証言や写真、新聞の切り抜きなど、何が起きているのかをふくらます演出はなかなか好いです。実際に私にももっとくわしくその資料を調べさせてくれという気にさせます。雨の中で起こる交通事故や、田舎のモーテルへ集合させられるさまざまな、いわくありげな人間たち。レイ・リオッタが登場する辺りから、ますます話が複雑になっていきます。そして、「肝心の死刑囚はどうなったんだ?」という疑問を引っ張りつつ、話はモーテルでの惨劇に展開していきます。ちょっと勘のいい人なら、半分くらいでラストの予想がつくかもしれません。私はできませんでした。ビデオで観ていたのですが、半分まで来たところでオープニングまで巻き戻して観直してしまいました(笑)。アマンダ・ピートの役どころが大きな意味を持っているわけだけれど、ラストはちょっととってつけたような感じだったね。ところで、プルート・テイラー・ヴィンスの目の動き、相変わらず「海の上のピアニスト」と同じでした(笑)。あれは彼の演技なのか、病気などの生理現象なのかご存じの方ぜひメールください。8点(2004-08-26 23:38:21)(笑:1票)

19.  シャンハイ・ナイト 《ネタバレ》 ジャッキーの映画では、久々に楽しかったですね。オープニングはシリアスなのかなと思わせつつ、結局コメディ路線で引っ張るんだけれど、脇に出てくる登場人物(ドイルやチャーリーね(微笑))や小道具が楽しかったですよ。オーウェン・ウィルソンも、ああいうちゃらんぽらんな役が好いね。「雨に唄えば」のパロディも楽しかったよ。ところで、皇位継承10番目の役者が草刈正雄に見えてしょうがなかったのは私だけ?(笑)8点(2004-08-20 16:20:37)

20.  閉ざされた森 《ネタバレ》 いやあ、面白かったですね。冒頭のパナマ運河のシーン。ラベルの「ボレロ」が静に流れる演出が好いですね。「羅生門」へのオマージュであるとともに、ある種の「繰り返し」を意図させる。サミュエル・L・ジャクソンは「ディープ・ブルー」(1999)のように消えたままなのかと思わせつつ、”いや、そんなはずはあるまい”という疑念が付いて回るし、トラボルタが落ちぶれたDEA捜査官で終わるはずはないだろうという思いはあるしで、最後まで緊張して観ることができました。ストーリーの手法としては古典的なもので、「羅生門」、「JSA」、「戦火の勇気」などなど諸作で使われているものですが、わたし的には”つじつま合わせ”に成功したと思っています。ただ、あんな小屋の中でマシンガンを乱射したら危険だろうとか、「あれは空砲だったのだはないか? でも、そうだとしたら、ケンドルを撃ったのは?」などという矛盾が出てくるし、大佐が真犯人だという予感はずっとあったけれど、「殺してしまうことが解決だったのか?」という思いは残るのです。"Section 8"というのは、結局、麻薬密輸を防ぐ組織だったということなんでしょうか。 それにしても(←口癖(笑))、レンジャーの履歴書はそんなに雑なものだったの?(苦笑) この辺は、「ダブルボーダー」のMIAと同じ扱いだね。8点(2004-08-06 17:36:24)

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