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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 《ネタバレ》 軍の協力を得ている所は壮大な感じがするんだけれども、予算の関係か、ラストで急に小さくなる緊迫感のない戦闘シーン。恋愛に年齢は関係ないとはいえ、退役前の方々が元の鞘に収まる、ありきたりで、ドキドキ感のない恋愛ストーリー。対立する小隊同士のよくある出来事とオチ。本当にこんな映画が作りたかったんだろうか。ああ、自分が主役だったらいいわけね。[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-04 23:10:34) 2. フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 「ブラックホークダウン」を見てる時に頭の中で「あれ?ここで女の子の狙撃兵がいるんだっけ?」などと勘違いしてしまいいました。この映画と比べるのは適当でないと思う。しかし、「フルメタル・ジャケット」の方が様々な意味で深い。兵士たちは訓練ですでに「考えない」ように訓練されていくことも分かる。戦場でも「考えない」だから歌を歌う。「考えない」ことにたえられない兵士は脱落してやめるか狂気に落ち入るかである。人が狂気に見入られるとき(でも、そこは正常な世界なのかもしれない。人を殺しまくること馬鹿にすることに耐えられないのだから)の過程が上手く描かれている。 クソ地獄。クソ地獄。。。。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-15 02:52:00) 3. ブレードランナー 《ネタバレ》 20年ぶりぐらいに見直した。最終版を見た。思ったより面白くなく感じた。レプリカントの物悲しさが何故か伝わってこなかった。恐らく私が年をとって、生物と機械を完全に分けて考えるようになってしまったからだろう。機械に心が宿るはずがない。機械は所詮機械である。生み出された理由のために従事することが当然である。頭が固くなったのだなあと感じた。それから、音楽がほとんどなかった。これって最終版だからだっけ?[DVD(字幕)] 7点(2006-11-19 19:56:47) 4. レッドブル 見所はひげ面の敵役の表情ではないかと思ったりする。Gina Gershonっていう女優さんは「フェイス/オフ」で見かけて以来、唇がとっても大好きな女優さんなので、彼女を見られて嬉しかったです。Gina Gershonが死んでしまうのがあまりに唐突すぎて・・・・。 そうそう、マトリックスのLaurence Fishburneの若い頃が見られるのも見所のひとつかな。とっても痩せています。Larry Fishburmeと同一人物ですよ。たぶん。[CS・衛星(吹替)] 4点(2005-10-08 04:19:38) 5. リトル・ニキータ 悪い映画の見本。青春もの、ラブロマンス、サスペンス、家族愛、スパイ、・・・いろんなものを詰め込みすぎて物語が破綻しています。FBI捜査官と高校教師のラブロマンスとかベッドシーンとかいらないだろうに。(笑いを狙ったのだろうか)バレエを見ながらの指令の伝達とかも要らんだろう。ラスト近くのとローリーバスの中でFBI捜査官扮するポワチエに似た車掌を見てハッとするリバー・フェニックスっていうのもいらない。ポワチエの演技も、いかにも「考えてますよ」っていう表情作り過ぎ。結局、それぞれ登場人物の写真や記事を眺めてただけでなんにもしてない。していることといったら子どもと女の相手。(ポワチエ大好きなんですよ)何でこんな映画になっちゃったんだろう。[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-09-23 17:56:55) 6. 13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 今見ると殺され方がそれほどショッキングでない。「キャー」という悲鳴の後カットが変わって斧が刺さっている場面などはむしろ観客に優しい(?)殺される瞬間までしっかりと見せてくれるのはケビン・ベーコンの胸ぐりぐりと最初の調理係の女性の首筋カットぐらいではなかったか。特撮の進歩ってすごいもんだと思いました。それから、マスクをかぶってチェーンソーをもつジェイソンは出てきませんが、溺れそうなジェイソンと腐りかけているジェイソンはちゃんと登場しています・・・よね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-07 08:04:53) 7. アウトランド 確かに舞台はなかなかいいのだが木星の衛星イオで繰り広げなくてもいい話。わざわざ舞台を宇宙にしなくても・・・。ショーン・コネリーが出ているのだが地味にストーリーが展開する。ヒロイン(?)の女医さんもかなーり地味。ま、そんなところを見る映画じゃないんだろうけど期待してみるとがっくりする。IMDbで6.3というのがとっても意外に感じるんだがマニア受けしてるんだろうなあ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-30 21:55:42) 8. 卒業白書 高校生の頃ってけっこうこんなもんです。頭の中そればっかり。。。という映画かなあと思っていたらやはりトム・クルーズが出てるだけあってそればっかりでなくちゃんとしたストーリーがあるんですねえ。トムの悶々している若さに4点[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-26 04:29:27) 9. プロミスト・ランド/青春の絆 メグ・ライアン、キーファー・サザーランドの若い頃をみるためにはいい。真夜中で火がたいていある射撃練習場とか大きい彫像の贈り物とかなんかとんでもなくずれているものが、随所に散りばめられている。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-29 01:50:16) 10. 復活の日 《ネタバレ》 核爆発のシーンが様々な核実験の映像をつなげていたり(何か意図があるのだとは思うが)南極の米軍基地が吹き飛ぶシーンがあきらかにチープだったり、マチュピチュで草刈正雄が必死に南下しているのが変だったり(南米大陸を南下するのにあそこをわざわざ通る必要があるのかなあと)ナース姿の多岐川裕美が男の子をつれてモーターボートで沖に向かい「お父さんって叫びなさい!」というところが悲しいけれどもどこか奇妙だったり黒地に白い字で「1ヶ月後」とか「数年後」というのがどこか古さを感じたり(古いのは当たり前なんですが)・・・・いろいろマイナスの要因はあるのだと思うけれども、それを補うだけのパワーを感じる映画である。あれだけの本格的なロケをし、海外の俳優を上手に使って一つの映画を作り上げたことに感心する。後半はほとんど日本語はでてこない。それでだまされてるのかなと言う感じがしないでも無いが。チリ(かアルゼンチン)の代表が草刈正雄たちが出発する前にピアノを弾き語りながら歌うところで号泣してしまった。。。私の負けである。9点(2004-10-18 19:13:45)(良:1票) 11. 未来世紀ブラジル 結構話題の映画だったが「未来世紀ブラジル」という題名から想像すると見る気が失せていました。たまたま見ることが出来ました。どうなんだろうなあ。。。。同じ題材だったら諸星大二郎の描く近未来SFの方が好きだなあ。テレー・ギリアムの思い描く近未来とその不安を「だらだら」見せられたって感じです。この「だらだら」ってところがいいのかもしれないが・・・7点(2004-08-16 23:49:27) 12. 野獣死すべし(1980/日本) 松田優作という俳優は役を演じるのではなく、いつのまにか役が「松田優作」になっているという不思議な俳優です。どの役も「この人って、実生活でもこんな風なんじゃないかな」って思ったりします。でもそんなことはないんですけどね。この映画での「野獣」が本当にいたらやだなあ。。。。怖いよ。。7点(2004-08-07 03:05:24)(良:1票) 13. ターミネーター 《ネタバレ》 低予算で作成されたとは思えないほど。今見ると、あらも目立つがなかなかの出来。もちろんお気に入りのシーンはCPUを外すところとラストで機械に押しつぶされるところ。(T3鑑賞後思い出して)7点(2003-12-31 18:19:16) 14. エレファント・マン ドキュメントなのかフィクションなのか、わからないでみたんだよなあ。小学生のとき。実在するっていうのは後で知ったんだけど、ほら、子供が見たら俳優さんがやってるんだとは思わないでしょ。しかも、白黒だし。(カラーで育ってきた小学生にとって、わざわざ白黒にするなんてことは考えもつかない。)罪作りな映画だ。学校でみんなジョン・メリックの物まねして笑ってたよ。ひどい話だけどこれも実話。 5点(2003-12-29 23:12:46) 15. TOKYO POP 《ネタバレ》 私の青春の映画の一つです。製作は葛井克亮さんであのkuzuiエンタープライズの人です。奥さんが監督してます。田所豊すごくかっこいいです。キャリーハミルトンに何聞かれても「sure」しか答えないんだけどかっこいい。戸川純の「お尻だって洗ってほしい」がはやったころでアメリカ人の見る変な日本の象徴のひとつにもなってます。「Do you believe in magic」を二人で歌うんですけどこれがまたすごく感動しますダイヤモンド☆ユカイかっちょえー。だれがなんといおうと10点。ところでなぜか私のパソコンでは新規登録要望がだせなくって(何度送信ボタンを押しても送信されない)何度もこれを書き込もうと挑戦したがだめでだれか書いてくれるのをずいぶん長く待ってましたロイ・ニアリーさんありがとう!!!感謝してます。 ちなみにキャリーハミルトンって亡くなってしまいました。10点(2003-12-18 23:21:58) 16. アビス(1989) 久しぶり(10年ぶりぐらいかな)に見直して最後の10分までどきどきした。「なんだ、なかなかいい映画じゃん。今までなんで2回目を見ようとしなかったのかなあ」と思っていたらラスト近くで思い出しました。ドバーってあがってくる「あれ」がなんじゃこりゃな感じだったからだ。あれがなければ10点かも。私のお気に入りは「液体酸素」のシステム、あれいいなあ。最初勇気がいるよね。もちろんエド・ハリスが「ごばあ」ってもどしてしまうところも好き。 7点(2003-12-14 02:09:53) 17. 家族ゲーム 中学生の時にリアルタイムで見て「宮川太一郎馬鹿だなあ」と思ってた。それなりの衝撃を受けた。大学生になってビデオで見て「松田優作すすげえ」と感じた。表面的な家族の危うさに気づいた。「世の中おかしい」と感じ,松田優作が食卓をめちゃくちゃにしていくさまに痛快さを感じた。家庭をもつようになり,伊丹十三には共感する事はなかったが,恐さを感じた。ヘリの音や松田優作に恐さを感じた。自分の親が「若いうちにたくさん映画を見ときなさい」っていってたが,見ていたおかげで,自分の思考の変化が思い出される事に気づいた。そういう一本。どんな映画もそうだけど,一度見た映画は数年経って見ると印象が変わる事がある。この「家族ゲーム」はそういう映画の一つです。9点(2003-11-23 16:08:16) 18. 男たちの挽歌 10数年前学生の時に見た衝撃そのままつければ10点なんだが,今日あらためて,見てみたら「んーこんなもんだったのか」と感じた。思ったよりかっこいい打ち合いのシーンが少なかった。きっとハリウッドのジョン・ウー作品を見なれてしまったからだろう。 ティ・ロン見てるうちにだんだんかっこ良くなってきてしまうのがこの映画の魅力だと思う。(最初は志村?って思うんだけどね)レスリー・チャンが若くて顔がパンパンしてる。どうして亡くなってしまったのだろう。ハリウッドの作品を見てジョン・ウーに興味がある人は逆に見ない方が良いかもしれないですね。<あっちで作ったやつの方がドンパチは面白いってことです。それを期待してこれを見ると逆にがっかりかも>「兄貴の顔を見ろーー」・・・ばばばばん「マーク!」十分動けるじゃんティ・ロン。7点(2003-08-27 01:50:54) 19. 火垂るの墓(1988) せつこの声をした子っていまどうしているんでしょう。学生の頃,就職して,結婚して,子どもができて,子どもがせつ子と同じ年頃になって,それぞれ見たけど,子どもがせつ子と同じ年頃になって見ると泣くより胸が締め付けられます。胸が痛くなります。せめて,自分の子が(この辺が身勝手だが)大人になるまでは,戦争よあってくれるな!と願う。。。。8点(2003-08-04 17:26:19) 20. ウォー・ゲーム(1983) 私が最初に自分のお金を出して映画館に見にいった映画です。SHARPのMZ-721を持っていた当時こんなことがアメリカはできるのかすげえなあと思っていました。公衆電話の受話器のカバーを外してショートさせても電話のただがけはできません。(当時もそしてもちろん今も)ってなことがパンフレットに書いてあったような記憶があります。9点(2003-07-06 14:20:37)
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