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プロフィール
コメント数 1655
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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1.  DUNE デューン/砂の惑星 PART2 《ネタバレ》 前作を「それなりに見応えはあるけど面白いかと言われると微妙な作品(要旨)」と書いていたのですが、それを受けての本作はといえば、正直「話がのっぺりしていて娯楽性がそれほどない」という感じでした。 もちろん原作に忠実だというのはわかりますし、構築される世界、たとえば延々と続く砂丘の中をどーんとでてくる砂虫とか砂丘に乗っかるスコアとか幻想的ですし前作以上にエンタメ性のあるシーンが増えましたけどやはり全体的な長さから比べるとのっぺりしてる感じを受け、2作続けて同じような場面見続けさせられると「もういいよ、、、」と思ってしまいます。 流石に後半になると映画的な「動」のシーンも増え、終盤の決闘のシーンなど見応えのある殺陣などもあり一応ここでも区切りとわかるような終わりなのでいのですが、やはり「2時間の娯楽」と考えるとちょっと長すぎ、平坦すぎという印象になってしまいました。 もちろん大画面で見るアラキスの情景や大音量で聴くスコアなど劇場でこそ味わえるものも多くありますが、個人的にはもう一度劇場で観るか、と言ったら見ないかもしれません。[映画館(字幕)] 6点(2024-03-16 19:24:40)《改行有》

2.  ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 《ネタバレ》 前作からアクションマシマシ、相変わらずクオリティ高い殺陣とゆるい会話が相変わらずの魅力。 ただ敵役の兄弟のキャラも良い分どちらに感情移入して良いかわからずちょっと残念。 ただ、残念、っていうとちょっと語弊はあるのですが、冒頭の描写からこっち(兄弟)が今回の主人公?と錯覚してしまうような演出でしかもキャラも立っていたので敵役にして退場してしまうにはちょっと惜しいなと思ってしまいました。 2というよりスピンオフ的な作品を見て観たいです。 ですがもちろん作品的にはすごく面白かったし、着ぐるみを着ての本格的な格闘戦は着ぐるみと動きのガチさがチグハグで面白いほど。アクションの質は本当に邦画最高峰だと思いました。 自分の死体処理を淡々と指示したり最後の結末も緩い雰囲気とは裏腹に殺し屋の非情さ、プロとしての姿勢が垣間見れて良かったですし、じゃあ結婚しようよ!って突然いうくだりなども面白くて良かったです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-03-16 19:12:32)《改行有》

3.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 《ネタバレ》 冒頭、やっと手に入れた妹夫婦のマイホームを、いつもなら粗暴な寅さんが必死に言葉を選びながら褒めるシーンはちょっと感動すらあります。 自分も辛いのに、あえて弟分に借金してまで祝い金を渡そうとする寅さん、それは受け取れないと拒むさくら夫婦双方の気持ちがわかるだけにここのシーンはなかなか辛いです。 今回のマドンナは自分の娘代わりの娘。だからこそ、父親が娘を取られた気分になって、幸せを案じるがあまり「俺がいたんじゃ何するか解らねえ」と去っていく不器用な愛情はちょっと感動しました。いつもの感じではなかったですが、それでも面白い作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:22:03)《改行有》

4.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 《ネタバレ》 とにかく松坂慶子のマドンナが美しいです。育ての親である祖母が死んで、たった1人の肉親の弟も実は死んでいたとわかって寅さんの膝下で泣き崩れるのはもう反則。 あそこで寅さんがもうひと押しできれば、という感じですが、そこは昔気質の不器用な寅さん、なぜかその不器用なのが心地よいと感じました。 今の時代でいうと点でダメ男の典型なのですが、それでも不器用ながら自分の美学を突き通す姿に「格好いい」とさえ思える作品でした。 ただ、確かに、時には追い縋るのも、いいのかもしれませんね。[映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:16:07)《改行有》

5.  サンクスギビング 《ネタバレ》 我らがイーライ・ロスの送る由緒正しき記念日スラッシャー。 元々グラインドハウスを意識した偽PVがもとになってる作品ですが、殺戮方法はそれらに準じてるもののグランドハウス風味はほぼ消え、スクリーム筆頭とした00年代以降の「綺麗な」スラッシャーという感じでした。 とはいえ、(ジャーマンゴアやブライアン・ポーリンのようなゴア描写にステータス全振りしてるような作品群ではなく)シネコンでかかる作品としてはゴア描写がかなり攻めている点や犯人探しの楽しさもありなかなか面白い作品で、殺人鬼の風貌もこれといって目新しさはありませんでしたが結構殺害時に格好いいシーンなどがあってよかったです。 ただ犯人も、冒頭のシーンでこいつじゃね?と見ていると見事それが当たったり、80年代のこうした作品の洗礼を受けている身としては意外性もそれほどありませんでしたし、もう少し攻めたシーンがあってもよかったのでは?という点と、あと10分は短くできたんじゃね?と思ってしまったので、面白いけれど絶賛、とまでは行きませんでした。[映画館(字幕)] 6点(2023-12-30 16:55:35)《改行有》

6.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 ここで名前を出すのアレですが、僕はシン・ゴジラをゴジラ映画だとは思っていないので、それから比べるととても面白かったです。 やはり大画面で見るゴジラの勇姿、ビルや人間たちをまるでゴミのように蹂躙しながら闊歩していく姿とゴジラのテーマを大音響で聴くと胸が高鳴りますし、初代(54)のオマージュともいうべき時代設定や最終決戦など、初めは「どうなん?」と思っていましたがうまい具合にブレンドされていてよかったです。 ただ、どうしてもあと1点足すことができないのは、ゴジラの名を謳ってるのにゴジラがメインではなくどいうしても人間が主体のストーリーだから。 正直ドラマパートあと30分ほど削ってゴジラの闊歩するシーンや人間との決戦シーンを長く見たかった、というのが本音です。[映画館(邦画)] 7点(2023-11-17 23:27:41)(良:1票) 《改行有》

7.  リゾートバイト 《ネタバレ》 有名な都市伝説というかネットミームを映画化した作品。 前半は大学生のキラキラ青春映画と見紛う場面があり、観る作品間違えたかな?という感じでしたが、隠し階段を発見し謎の儀式部屋を派遣したあたりからちゃんと怖くなってきました。 打って変わって後半はもう色んな意味でやりたい放題、リゾートバイトの話のはずが八尺様の都市伝説に切り替わっていくのでまたまた「俺の観てるのは何なんだろう?」という感じなのですが、そこからは別の意味で楽しい展開になっていくので結果飽きずに観ることができましたし、オチはしっかりホラーでした。 純然たるホラー映画を期待するとなんか違う、となってしまうのですが、「そういう作品」と割り切ってみるととても面白い作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2023-11-09 01:39:40)《改行有》

8.  キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 《ネタバレ》 20世紀初頭に実際に起きた殺人というか殺戮の模様をデ・ニーロやディカプリオといった面々で映画化した大作。 前編通してはdふぇな展開というよりは、淡々と物語が進むので一瞬退屈にも思えるのですが、先程の2人の演技やザ・バンドの元ギタリストであるロビー・ロバートソンの牧歌的知でありどこか陰りのあるスコアで3時間半の長丁場にも耐えられる作りになっていました。 ただ途中インターミッションは入れて欲しかったです。 しかしながらどことなくギャング映画みたいになってしまうのはもはやこの人の癖というかなんというか、そんな気がしました。[映画館(字幕)] 7点(2023-10-22 04:24:48)《改行有》

9.  死霊館のシスター 呪いの秘密 《ネタバレ》 前作「死霊館のシスター」は遥か前に見たきりで正直内容うろ覚え状態だったので、冒頭などは「誰やこれ、、、_」状態でしたが、それでも女学校の薄暗い雰囲気だったり街並みなどの感じはとても好きな部類でした。 本がペラペラ捲られてヴァラクが現れる場面も、予告で見せられてタネはわかっているのにちゃんと怖くできていますし、前半は悪魔が何を目的としているのか、という調査パート、後半は打って変わってお化け屋敷然とした展開で面白かったです。 中盤の「ワインをキリストの血だと思えばそれはキリストの血」という伏線をちゃんと回収した撃退方法や祈りの場面など、同様の悪魔祓い映画の「ヴァチカンのエクソシスト」とはまた違った感じがありよかったです。 実話をもとに、トいうのが死霊館ユニバースの触れ込みですが、ウォーレン夫妻が関係してる時点で「んなわけねーだろwww」なので今回も見せ物補ホラー映画として十分楽しかったです。 ただあのヤギ男一体だれよ?[映画館(字幕)] 7点(2023-10-14 00:43:21)《改行有》

10.  ネクロマンティック2【完全版】 2023年10月8日更新 知る人ぞ知るジャーマンゴアの一角を担うブットゲライトの代表作2作目。 面白いとかいうと人間性を疑われそうだけどそれでもほかの追随を許さない世界観とパワフルさはやはり唯一無二だと思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2023-10-08 23:07:00)《改行有》

11.  ネクロマンティック【特別版】 2023年10月8日更新 ドイツが誇る三大ゴア監督のうち一番インモラルなテーマを扱っているユルグ・ブットゲライトが贈る悪名高き2作を一つに再編集したもの。 この手のジャンルでは唯一無二、人をめちゃくちゃ選ぶ作品だけどほかの追随を許さないパワーを持っているのですごい作品なんだなぁと改めて思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2023-10-08 23:04:14)《改行有》

12.  八仙飯店之人肉饅頭 なんかねぇ…ここまでゲンナリさせられる作品も珍しいよ。生きるために仕方なく人肉を喰ったりだとか、悪くても自分の趣味で喰ってるとかはよく聞く話だけど、料理して他人にまで喰わしてるとは…本当に実話かよ!?と思わず疑いたくなってしまう。全編にわたって残酷なシーンが何回も登場するけど、それだけならまだいいわけ。しかしねぇこの映画、それだけじゃないんだよ…問題は登場する刑事たち。前半はとにかく明るいというか明らかにコメディのような雰囲気を漂わせてるんだけど、それだけならまだいいの。でもねぇ、事件の捜査に至っては物凄~く手抜き。しかも犯人を自白させようと踏んだり蹴ったり、それでダメだと殺させた家族の親類がいる刑務所にぶち込んで集団リンチ、それでもダメだと3日間不眠不休で…と、犯人以上に残酷な拷問を繰り広げる。いやぁぶっちゃけ、ここまで憂鬱な気分になった映画は初めてだ。ここで断言しよう。この映画は“最低”である。 2023年10月8日更新 自分にとって数少ないトラウマを植え付けた作品なので、前回のコメントでは0点にしていたんですが、「そういう作品」として考えるとやはりよくできている、としか言えません。 あの頃から比べてこれ以上に残虐だったり陰惨だったりな作品をそれこそ山のように観てきましたがやっぱりこれを超えるのって出会えてません。なのでそう考えるとやはり0点はおかしいな、ということで点数を変更します。[ビデオ(字幕)] 8点(2023-10-08 22:58:12)《改行有》

13.  ギニー・ピッグ 悪魔の実験 《ネタバレ》 日本の特殊メイクも世界に引けを取らない、ということ“のみ”を実証する作品。 残虐度では2作目にあたる「血肉の華」に一歩譲るが、本作は直接的な人体破壊描写とともに間接的な描写、精神的にくる描写が多いので、より陰惨度が高い。 しかも、ストーリーは皆無。ただ野郎三人がただひたすら女性を精神的肉体的にいたぶるだけなので、夢も希望も救いも、伝いテーマなんかももちろんない。 また、画像がチープで、設定上キャスト・スタッフの表記もないので、それがまたいかがわしさを倍増させ、まるで本物のような不気味さを醸し出している。 近年だと仏映画の「マーターズ」が、ここ数年の作品群のなかでもトップの陰惨度を誇っているが、本作はさらにその上を行っている。 疑似スナッフ作品としてはとても良くできている作品。[ビデオ(邦画)] 7点(2023-10-08 22:54:03)《改行有》

14.  SHRIEK(シュリーク) 最低絶叫計画 !? まだ宣伝コピーの洗礼を受け始めたころの初心な時に観たので個人的にやらかしてしまったなという思い出と、好みではなかったです。[ビデオ(字幕)] 1点(2023-10-08 22:51:30)

15.  黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌 《ネタバレ》 「正視できない!しかし、見なければならない!」…あ、すいません、普通に正視してました。勘違いしちゃいけないのが、↓の皆さんも既に言ってますが、これは“告発映画”なんぞという崇高なものなんかじゃありません。ただの悪趣味スプラッたです。告発に、生きてる猫を殺したり本物の死体を解剖したりといった常識を駕すような残虐描写はいりません。悪趣味スプラッタとしてはかなりの不快指数のある作品なのでそういう視点で観ると8点ほどです。[ビデオ(字幕)] 8点(2023-10-08 22:49:12)

16.  劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) 《ネタバレ》 原作はもちろんアニメは胡蝶抜きで物心ついた頃からずっと見続けてきているため「遺伝子に組み込まれてる」レベルの作品なので、新世紀になても新作が見られるのはもちろん嬉しいのだけれども、それを加えたにしても今回は割と厳しい内容でした。 一つ前の劇場版同様「パイソンの発射音」がお馴染みのあの音じゃないのは百歩譲って許せるとして、新キャラが昨今の没個性的なキャラクター造形でレギュラー陣との温度差がちょっと激しすぎて違和感がありまくりでした。 せっかくユニオン・テオーペが出てきたのに組織の一員のアンジーが獠を狙う理由がざっくりすぎて別にユニオンなくてもよくね?と思ってしまいましたし、内輪揉めの戦いも正直長すぎ。主役誰よ?って思ってしまいます。そして最後までパイソンを抜かない。 前作よりも「もっこり」具合がアップしたのと、マンションが原作よりの建物になっていたこと、アニメ一期で出てきた赤いペガサスなんて「誰が覚えてるよ(笑)」レベルですが原作の整合性を保つためかちゃんとユニオンの下位組織という設定はよかったですが、いいと思ったのはそこまで(あと一番好きなRunning to Horizonが流れたのはよかったですが) キャッツ・アイの面々が出てきたのは同じ作者なのとシティーハンター自体がキャッツ・アイの中のキャラを発展させたものなのでいいですが、ルパンまで出てくると「世界観どうなっとんねん!」とサプライズよりあきれる方が先に来てしまいました。 一応原作のラスボス的立ち位置の海原がようやく出てきたのはいいですが、その前哨戦というか、アンジーとの戦いもあんまり緊張感がなく。エンジェルダストでボコボコにされてますがあくまで技量勝負では獠の方が上。一応マイケル・ガーランド戦を思わせる決着の形ではありましたが正直技量的にもキャラ的にも「愛と宿命のマグナム」のヘルゼン大佐の方がよっぽどボス感あったし原作の海原との決闘シーンみたいでよかったのになー(愛宿の方が先だけど)と思ってしまいました。 今回はあくまで序章ということですが、ちょっと自分的には色々と「違うなー」と思ってしまう作品でした。たとえエンドロールにGet Wildが流れても![映画館(邦画)] 4点(2023-09-09 00:18:29)《改行有》

17.  ホーンテッドマンション(2023) 《ネタバレ》 2003年版は今思い返してもあまり印象に残っておらず、今回またリブート?と言うことでほぼ期待なしで見ました。 結論から言うと面白かったです。 本格的なホラー映画を期待するのであれば原作がディズニーランドのアトラクションなので全く期待はずれ、なのですが、幽霊屋敷の調査や煉獄へ行くくだりなどのフォーマットは往年のオカルト映画や、昨今の死霊館、インシディアスそのもの。そこにディズニらしいというか若干の笑いの要素を加えつつ、時にホラー的な演出も加わってファミリーでもホラー初心者でも楽しめる作品に仕上がっていました。 昨今のホラーには珍しく血や暴力シーンなど残虐な描写もないのでそうしたものが苦手な人も大丈夫だと思います。 後半は一気にアトラクション感が増え、縦横無尽に変化する館の構造や大挙して押し寄せる亡霊など派手なシーンも多く、長い上映時間の中見ていて飽きない演出が多く面白かったです。 特に、偽神父を逆手に取り「お前らバカだからラテン語の祈りなんてわかんねーだろバーカバーカ」と言う具合に煽るくだりは「そんな煽り方あったのか(笑)」と面白かったです。 序盤から数回登場しているモッフモフのニャンコが実は、と言うくだりも、予想はできるにしてもよかったです。 ちょっと長いランタイムで見始めた時はどうかな、と思いましたが、見るうちにぜんぜん気にならないとても面白い作品でした。[映画館(吹替)] 7点(2023-09-03 13:43:06)《改行有》

18.  バービー(2023) 《ネタバレ》 米公式Twitter(現X)のやらかしで違う意味で有名になってしまった作品ですが普通に面白かったです。グレタ・ガーウィグの作品が好きというのもあるでしょうが。 バービーランドの非現実的な描写はあまり気にならずに「現実世界」とのうまい描き分けがなされていたし、序盤にケンが感じていることやバービーランドでの男の扱いも「でもこれって現実世界での女性も同じだよね」という感じで嫌味などなく自然な感じでした。 社会での女性の地位と女性進出というテーマですが「結局男って女の子にチヤホヤされたくて格好つけてバカな生き物なんよねw」という点を見事についてる点や「仕切るのって全然楽しくない(でも見栄っ張りだからしないといけない)」っていう男の8割方にグサグサ刺さるセリフがあって「それなーw」という感じでした。 でもちゃんと非現実の世界でも「変化」を許容できるようになる展開や自分らしさとか関係なくて自分は自分ということを言っていてフェミニズム云々とか抜きにちゃんとそうした点を描いていて良かったですし、何より散々いいこと言っておいてラストよっぽど前を向いた感動の話を用意してるんだろうなーと思わせておいて「婦人科に来ました!」で、「そう来るかw」と思い、最後まで皮肉が利いてるぜ!と思わずにはいられませんでした。[映画館(吹替)] 7点(2023-08-13 21:40:08)《改行有》

19.  ミンナのウタ 《ネタバレ》 最大の失敗ってやっぱりあの作中最大の見せ場のショックシーンを予告編で流してしまったことだと思います。 ちょっと前までは売れない女性アイドルまたは売り出し中の女性アイドルの登竜門みたいなジャンルとしてありましたけどそれの男性版、と言ってしまえばそれまでなのですが。 ただ演技とかそういうのは全くの素人では内容で見るに堪えない、というのはなかったので良かったです。 ただホラー映画としてみるとライブシーンや突然歌詞などが表示される演出は邪魔以外の何物でもありません。 みんなのうた、の題名の意味が動物だろうが人間だろうが断末魔の声=魂の声を集めたもの、で、怪異の動機も純粋な自己中なので、そういった面はよかったですし、レコーダーぶら下げて収音マイク咥えたいでたちはかなりのインパクトがあっただけに早見あかりちゃんが過去に戻って救ったら怪異が消えた?という演出は「そりゃねーよ」と思ってしまいました。 エンドロール後のアレがやりたかったのかもしれませんが別にエンドロール後まで引っ張らなくてもよくない?そもそも不必要にライブシーン長いし、とか魂の声集めてるのに主要人物誰も死なねーんかい?とか思ってしまって乗り切れませんでした。 まあグループ的に死なせるわけにはいかなかったのでしょうが、そもそもそれならそんな中途半端な理由でホラー映画出ないでほしいです。 グループありきの映画で何言ってるんだ、という感じですが、ところどころ良いなっと思った部分が多かっただけに、余計気になってしまったのでした。[映画館(邦画)] 5点(2023-08-13 21:30:47)《改行有》

20.  キングダム 運命の炎 《ネタバレ》 前作同様に邦画としてはこれ以上ないというスケールで見応えまりました。 前半の回想シーンはちょっと長め?とは思いましたが、王としての覚悟に目覚めるくだりなどよかったと思いますし、その後のストーリーも、前作では延々戦いが続いているというイメージでしたがうまい具合に緩急ありましたし、武将同士の白兵戦の戦略合戦といった頭脳線と漫画的な迫力の戦闘シーンなど見ごたえがあって長い時間も気にせず楽しめました。 ただ面白かった半面今回も「続く」で終わってちょっともやっとしてしまうので、そこはもう少しどうにかしてほしいと思いましたが、劇場で観るには十分面白い作品だと思いました。[映画館(邦画)] 7点(2023-08-03 22:43:01)《改行有》

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