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1. フロム・ヘル
《ネタバレ》 切り裂きジャックやフリーメイソンに関する描写はスティーブン・ナイト著作の「切り裂きジャック最終結論」(成甲書房)や同じ著者の「フリーメイソン」(中公文庫)の説を取ってるようですね。ただ、見せしめのための儀式の意味合いがあったとはいえ、あぁまで残虐な殺し方をして、注目を浴びるような殺し方をしなければならなっかたかという説得力にかけるんですね。アバーラインがビジョンを見るという設定も今一つ生かせてなかった気がします。ラストはハッピー・エンドじゃあまりにもありきたり・・・と思ったんでししょうか?でも、個人的にはハッピー・エンドで良かったと思います。6点(2003-09-09 02:41:59)
2. 戦場のピアニスト
ホロコーストを題材にした映画・ドラマ・小説等に接する度にイタリアと共に、ドイツと三国同盟を結んでいた日本のことを思うと罪悪感を覚える。杉原千畝のような日本人がいた事を、精神の均衡を保つよりどころにしているのだが・・・また、日本軍のアジア各国での蛮行に思いが及ぶ。ユダヤ人達に残虐行為をしていたドイツ兵達がことさら残虐性を持った人間を集めた集団でなくごく普通の人間の集まりだったろうと思うとより重苦しいものを感じてしまう。[映画館(字幕)] 8点(2003-09-08 00:30:06)
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