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プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 シャマラン作品のオモシロさのひとつは、台詞やシーンひとつひとつにヒントが隠されており、それをつてにジワジワと謎を解いてゆく過程にあると思います。そしてどのような結末が用意されているのか? まっこれは、評価のわかれるところでしょう。演技力確かな俳優陣、物語全体を包み込む哀しい音楽など、作品そのものがしっかりした作りになっているところが良い。銃と薬物の蔓延に脅かされる市民生活。大国アメリカが抱える闇の部分が下地となり、登場人物達も決して「目には目を」という思想の持ち主ではありません。この辺り、いかにもシャマラン監督らしい。短編ミステリーの小ネタとも受け取れるアイデアを、自らのイマジネーションを駆使して原稿を作り上げる。そしてそれを監督として作品化させる。やはりこの人、才能はあるなぁとつくづく思いましたね。その一方、怪物の造形なんですが、お世辞にもセンスがあるとは言えませんね。(何やら洋風ししまいみたいだったゾ) それともうひとつ。冒頭、1890~1897年と墓碑に刻み込まれてあるシーン。時代設定からすると、ちょっとズルいような気もしなくはないが…。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-20 18:17:30)

2.  宇宙戦争(2005) 見上げるほどドデカいトライポッドが人々を襲う様は、まるで捕獲から加工までする食肉工場のようだ。リアルで迫力ある描写はさすがスピルバーグというところだし、スリリングな演出においては言うまでもないでしょう。もっとも個人的には、無駄を一切省いた斬新なデザインの戦闘マシンがスクリーンを占める、1953年版「宇宙戦争」の方がはるかに衝撃的だったし、いつまでも記憶に残る。本作は、冒頭から察するとどのような結末で終えるか、SF好きならおおよそ見当が付きます。また宇宙人による襲撃という題材からすると、過去の幾多の作品からわかるよう、ある意味決まりきった展開にならざるを得ないかもしれません。同監督による「ジュラシック・パーク」は、アイデアに見どころ共々ギッシリ詰まったファミリー向けSF映画の名作だった。(「未知との遭遇」「E.T.」もまた記録されるべきSF映画です) 監督には申し訳ないが、今作はさほど新鮮味の無いSF映画にしか映らなかった。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 18:10:06)

3.  ALWAYS 三丁目の夕日 オープニング、子供達がゴム動力の模型飛行機を飛ばすシーンなんか思い出しては胸が熱くなった。(私も子供の頃、友達とよく原っぱで飛ばしたものです) 集団就職で上野駅に到着するまでのくだりなんかはなかなかの出来で、ジーンと目頭が熱くなった。CGによるバーチャルな世界と俳優達が上手く溶け込んでおり、本作の売りともいえる昭和30年代へのタイムスリップ感が十分に味わえた。このように、観客の期待を裏切ることなく丁寧に描かれているところに好感が持てます。物語はといえば、昔懐かしの人情喜劇。鉄火肌だが働き者の鈴木オート。ぐうたらだがお人好しの茶川竜之介。この対照的な気質の持ち主である二人の日常生活を並行させる展開もオモシロイ。場内が感涙のるつぼと化すラストの愛情劇は少々くどい気もしなくはないが、まっこの辺り大目に見ることに致しましょう。日本映画だって製作サイドがその気になれば、客の呼べる良質な作品が作れます。本作はそのお手本みたいなものでしょう。そんなノスタルジック充分な本作に、ちょっと甘いが9点を付けさせていただきます。[映画館(邦画)] 9点(2007-02-17 00:25:38)

4.  キング・コング(2005) 前回のリメイク作「キングコング」(76)は、見どころが多いとはいえないやや甘口な作品だった。ところが本作は、キングの名にふさわしくコングの暴君振りが味わえるやや辛口な作品となっています。期待に応えてのクモガニのシーンに、コングによる肉食恐竜たちとの格闘シーンなど見せ場たっぷりというサービスぶり。まぁこの辺り、自由に描けるCGだから為せる技であり、人物以外全編その大部分がCGによる絵づくりと思われる。つまり、バーチャルな世界を背景に俳優たちが別枠で演技をしているということを、見る側に意識させてしまうわけなんですよね。こうなると、昨今多量に輩出されている冒険ものやファンタジーと似たり寄ったりのカテゴリーに収まってしまいます。とは言うものの「コング」大好きな私としては、オリジナルにリスペクトを払った作りには好感が持て、劇場で最後まで楽しんで見たのは事実です。[映画館(字幕)] 7点(2007-01-30 23:45:49)

5.  東京原発 東京のど真ん中に原発を誘致するという切り口はオモシロイ。が、しかし都知事を演じるのが役所広司だとマッドな都知事であろうはずがなく、案の定という感じで進んでいく。これは明らかに現都知事石原氏を讃える意図が見え見えで、作り手の体制になびく姿勢がイヤラシイ。それではサスペンス部分はどうかというと、演出が弱々しくしかもコメディ調も手伝い緊張感に欠けます。いうまでもなく、原発反対派の教授一人が都合の良い不要論を気持ち良く一方的に述べるだけでは見ていて説得力がありません。反対派に推進派、双方の専門家達が素人目にもわかるようお互い意見を述べ合いぶつけ合い、白熱する激論のシーンがあってこそ盛り上がりなお且つ考えさせられ、作品に説得性を持たせるのではないだろうか。つくづく思うわけですが、日本国内に数多くの原子力発電所が存在するという戦慄すべく事実。実は極めて重大かつ身近な問題であり、放射能漏れによる大惨事が今日明日にでも起こってもおかしくはありません。ま、本作で評価出来るのは「太陽を盗んだ男」(この映画はスリリングで、しかも面白く作られておりお薦めの1本です)以来、邦画でひさびさに原発という一筋縄ではいかない難題を取り上げたことぐらいですかね。ん、でアンタはどっち派だって? もちろん反対派です。[DVD(邦画)] 4点(2006-12-26 00:06:50)

6.  突入せよ!「あさま山荘」事件 あの有名な、連合赤軍による人質立てこもり事件から30年も経ち何で今さらこの時期に、という感じもしなくはない。このように経過と結末がわかっている歴史的事件が題材だけに、どのような手法でもって観客を引き付けられるかが勝負でしょう。緊張感のあるドキュメンタリータッチの作品と思いきや、何とも苦笑を誘うコメディ風の演出。これは監督原田眞人の作風であり持ち味なのだろうか。それにしても、お役所仕事を絵に描いたような当時の長野県警のお偉いさんたち。実際のところ、こんな緊張感の欠ける職務ぶりだったのかは、いささか疑問に残らなくはないが。と言いつつも、当時の事を思い出しながら最後まで飽きずには見させてくれた。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-23 23:10:00)

7.  デイ・アフター・トゥモロー 「インデペンデンス・デイ」「GODZILLA」などに代表されるよう、荒唐無稽なSFネタをおバカなノリで大作風に仕上げるというエメリッヒ節は、今回も健在だった。さながら少年向けコミックレベルの感動的シーンもエメリッヒらしく、素っトボけた日本の描写もこうなればもう見どころ(笑いどころでもある)のひとつ。ま、彼の映画は真面目に考えて見ようとするだけ損というもので、少年時代に戻り頭をカラッポにして臨むのが正解。で、なぜ今回は堅っ苦しい環境問題を題材にした大自然災害モノなのか? ホントは巨大いん石などが地球に激突するという、大げさパニックものをやりたかったはず。しかし、やたら他の監督たちが手掛けてしまっており、いくらなんでも新鮮味が無さ過ぎるということでやむなく断念。あるいは、しかるべき批評家たちから余りにも作品を馬鹿にされるので、少しは馬鹿にされないようなものを作ろうと考えたのか? ま、その辺は定かではないが。と言うものの何かウキウキと楽しんで見てしまうんだよね、この人の作品は。そんな愛すべきエメリッヒ監督に、今回も驚異的な映像のみ評価対象で7点。7点(2005-02-13 20:38:12)

8.  スパイダー パニック! クモ、くも、蜘蛛。クモだらけ! ! ネタとしてはまんまB級パニックものなんですが、CG、アイデア、展開などなかなか良く出来ており、クモ好き(おるのか?)には垂涎の作品に仕上がっている。しかも、リアルでエグい描写があまりなく、ユーモアやパロディを利かしまくっているので家族で見てもけっこう楽しめる。…というものの、私、クモだーーいキラいなんですよ。オエ。6点(2005-01-30 23:08:07)

9.  バトル・ロワイアル 近未来の日本、BR法とやらが発動される中、中学生たちが最後の一人になるまで無人島で殺し合いをさせられるという。アイデアそのものからして、馬鹿馬鹿しいほどの荒唐無稽。(何で国家が少年たちに殺し合いをさせるか。誰が大人の言いなりに仲間どうし殺し合いをするか。)  話題騒然の問題作。どんな題材でも客さえ入れば良いという製作側の儲け第一主義が透けて見え、これが一番イヤらしい。が、しかし監督は鬼才深作欣二。そんな過激な企画ものであるにしろ、見る者に何らかの生きざまというか死生観を提示してくれるのではと思いきや…。飛び交う台詞もテレビのドラマ並みで、“ハッ”とするメッセージもとくに見当たらない。それでは映画そのものの出来はどうかと言うと、これが良いとは言えない。個々のエピソードのまとまりが悪く見づらい。ラストもやけに冗長だ。結局のところ、過激を売りにしたバイオレンス・ムービーの凡作にしか映らなかった。4点(2004-12-24 14:35:39)

10.  バーバー 洗練されたモノクロ映像にカメラワーク、ブラックな笑いを誘う人物描写、風刺を利かせた巧みな語り口などなど、いかにもコーエン兄弟らしい円熟期の一本、というところか。とりわけ、読めそうで読めない筋書きがおもしろく最後の最後まで観客を飽きさせない。ところで、寡黙でクールな主人公を好演したビリー・ボブ・ソーントン。煙草を本当に旨そうに吸うので禁煙中にもかかわらず、「まぁ一本ぐらい…」とつい自動販売機に足を運んだトホホの人がいたのではないだろうか。すると本作は、禁煙中の方にとってちょっと罪な問題作?7点(2004-12-21 14:20:18)

11.  エボリューション ま~とにかく奇想天外なおバカ映画でした。ラスト、巨大エイリアンへの浣腸はブプァ~~で汚過ぎるっ! ! えっ、ひょっとして女優ジュリアン・ムーアもウ○コまみれになるの? 驚き半分、期待半分。ウン○まみれになるお姿をぜひ拝見したかった・・・。5点(2004-12-13 16:03:18)

12.  さくや妖怪伝 人並みはずれた能力をもつ若者が妖怪退治の旅に出る。いわゆる鬼退治モノで、手塚治虫の傑作漫画「どろろ」の実写版を彷彿させる雰囲気描写がところどころ見られる。にわか怪談ブームということもあり眼の付けどころは良かったわけなんですが、いかんせん演出にしろ展開にしろお世辞にも上手いとはいえません。監督の腕次第では主人公を演じる少女の演技力のなさを十分カバー出来るはずなんですが、ほとんど無防備状態で露見。それより一番マズいのは、子供向けなのか青少年向け(オタクが喜びそうなシーンもあったゾ)なのか方向性がはっきりしないこと。(監督は子供向けに作ったといっているが…) それがもし子供向けに作られたのなら、演技力うんぬんは本作に於いて大きなマイナスにはならないわけだが。その一方、クライマックスに登場する松坂慶子演じる土蜘蛛の女王がなかなか魅力的に描かれており、また大映作品「妖怪百物語」にオマージュを捧げた善玉の妖怪たちが踊りを披露するシーンなどは心を和ませてくれる。このように部分部分を取り上げると良いシーンがあるだけに、ある意味不完全なまま出されてしまった残念な作品。題材としてはオモシロく、しかもシリーズ化の予定もあったようなので作り手はもっと完成度を高めてから次回作を出すとか、あるいはもう少し力量のある監督(金子修介か平山秀幸あたりか)でぜひとも作り直して欲しい。次回作に期待を込めプラス1点で6点。6点(2004-12-10 15:27:25)

13.  ハンニバル(2001) タイトルどおりハンニバル・レクターが活躍しそうな映画で、レクターファンのための番外編という感じ。レクター博士のモンスターぶりは年齢を感じさせず凄みを増しており、アンソニー・ホプキンスという俳優の力量をつくづく感じさせた。が、しかし個人的にサスペンスよりスプラッタ描写をウリにした映画はキライなので、ラストのディナーはちょっとねーー、ここまでやるかって感じ。それと、人を喰うブタ(イノシシかも?)も気色悪いし。リドリー・スコット監督らしい格調高い映像と優雅な雰囲気でカバーしているわりには、何のカタルシスもないエグ過ぎる映画だった。5点(2004-10-21 14:11:19)

14.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 精神を病んだ男の遠い記憶のことであり、どこからどこまでが本当の出来事なのか分かりづらい。少年の母親は本当に殺されたのか? それでは誰に? 少なくとも母親は、この世にいないことだけは確かみたいだ。この辺り、受け手より推測するしかないのだろう。今作では、本来クローネンバーグ作品の売りとも言えるグチョグチョ感をビジュアルで見せようとしておらず、しかも共感しづらく感情移入しにくい主人公ときている。そういった意味ではエンターテイメント性は薄く、やや退屈に感じるかもしれません。しかし、陰気な主人公を演じたレイフ・ファインズを初め、二役を演じたミランダ・リチャードソン、ガブリエル・バーン、三人三様の確かな演技力に支えられ、作品自体の完成度は極めて高いと思いましたね。ジワジワとオゾマシさを増していく展開も秀逸で、鬼才クローネンバーグらしい独特の世界観が味わえるサイコ・スリラーの秀作です。8点(2004-09-27 17:56:16)

15.  アメリカン・サイコ これはハズした。このテのミステリー/サスペンス系はヘタに前情報を仕入れ、ネタやオチを知ってしまうとマズイ。てなことでカンを働かせのるかそるかで劇場に足を運んだら、これが見事裏目に出てしまったヤツ。何やらパロディ調で物語が進んだことだけは覚えているが、内容は思い出すのもおっくうになる程クソつまらん映画だった。オチも馬鹿にしている。予備知識なしで見るのも考えものですね。スンマセン、まともなレビューになってなくて。2点(2004-09-02 13:53:27)

16.  レッド・ドラゴン(2002) サイコ・サスペンスの傑作である「羊たちの沈黙」と比べてみるなら、かなり薄味で満足感に欠ける。レクター博士はすっかり御隠居で、猟奇犯にしてもバッファロー・ビルほどのインパクトはないし…。ただ、前作の「ハンニバル」みたいにエグい描写がほとんどないので、ドラマ性のあるサスペンスを集中して楽しめる展開にはなっていた。銃弾を喰らいまくっても元気で再登場するなど(ふつう死んでるって)、ウソみたいなシーンも何点かあるが、総じてまずまずの出来かナ。レイフ・ファインズもフル◯ンで頑張ったことだし。6点(2004-09-02 13:46:18)

17.  インソムニア オリジナルと比べてみると、ヨーロッパ版とハリウッドとの感触の違いが良く分かる。本作は大物俳優アル・パチーノを前面に出すという設定で、彼の説得力のある味わい深い演技はさすがだった。不眠症と良心の呵責により、心身共に磨耗していく様子がヒシヒシと伝わってくる。しかし、作品そのものは上手くまとめあげてはいるが、独特の味付けと印象度ではオリジナルの方がちょっと上かナ。6点(2004-06-25 09:44:25)

18.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 手持ちカメラのブレと独特の映像で、かなり見づらく気分が悪くなる映画だった。この映画を見終えてまっ先に考えたのは、ラース・フォン・トリアー監督って一体どういう人なんだろうか、ということ。きっと筋金入りの奇人なのではないだろうか。悲劇の極みをクセの強い手法で表現しており、ある種の視点から見れば作家性は高く通好みには受けると思う。しかも泣ける映画には違いなく、有名な歌姫ビョークが主役を演じているわで、話題が話題を呼び客もどっと入って来るだろう。しかし、主人公と似たような不幸な境遇にある人も少なくないはずで、この映画を見てどの様に感じ取ったのであろうか。奇人奇才振りは認めますが、「キングタム」といい本作といい、どうもこの監督の作品は体質に合いません。作品自体の出来映えまで否定したくありませんが、ここは敢えて3点を付けさせてもらいます。3点(2004-05-26 23:52:27)

19.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 大海原で生計を立てる遠洋漁業の漁師達とその家族、そんな彼らをサポートする海難救助隊の誇り高き任務 …海で生きる人々の夢とロマンを感じさせ、題材としては素晴らしい。しかも事実に基づいて作られているという事もあり、クライマックスの大津波と救助シーンはもちろんのこと、終始緊迫感に満ち溢れており見応えは充分。悲し過ぎる結末と葬儀のシーンは一対になっており、亡くなられた人々に対するペーターゼン監督の真摯な姿勢をも感じさせてくれた。迫力ある映像と共に、いつまでも記憶に残る秀作ドラマ。8点(2004-05-13 10:50:44)

20.  オーロラの彼方へ もしも時空を越え過去を変えることが出来るのなら、というSF的な題材は好きなんですが…。ミステリアスかつドラマチックな展開で進む中、終盤たたみかけるようなサスペンス描写で少々面喰らう。しかも驚愕?のエンディングで締めくくり、こちとらただただ唖然呆然。家族愛に友情、そしてアメリカ人には最も尊敬される職業ともいえる警察官、消防士、看護士などを各登場人物に当てはめたりで、作り手の万人ウケの意図が見え見え。(これだけ要素が揃えばお客が来ないわけがない、ってやつ) まぁ、SFドラマとしてはギリギリ合格と思いますよ。邦題の付けかたも上手いし。7点(2004-04-30 13:50:40)

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