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1. トロイ(2004)
《ネタバレ》 「ホメーロスのイーリアス物語」を小学6年で読んで以来、この日が来るのずっと、ずーーっと待っておりました!「パリスの審判」のパリス(オーランドー)の美貌と弱さも、死ぬことの無い美しき勇者アキレウスのブラピも、良かった。特に、足首を射ぬかれ、死を前に安堵の表情を浮かべた彼は美しかった。アキレウスのいとこパトロクロスとのギリシャ的友情(愛)もいかにもでよかった。かっこよさでは、やはりへクトール(エリック・バナって誰?ハルクの人?あらぁ、ステキじゃない。)が一番ですね。トロイ王のプリアモス(ピーター・オトゥール)の年を重ねた気品ある美しさも素晴らしい。女性陣ですか?それなりにきれいでした、世界一の美女ヘレネーが娼婦らしき部分も備えた人物像じゃなければ、つまらないですものね。
へクトールの遺体が、アキレウスによって馬車で引きずりまわされるシーンがあったり、事の発端は不倫だったりするので、お子様にはちょっと?かな。
9点(2004-06-25 23:09:36)《改行有》
2. ヴァン・ヘルシング
「今度のヒューさま」を観に行ったので、他のレビュアーと同じく「XMEN時代物版かい?」と思ったりもしました。けれども、CGや映画的なスケールという部分では十分楽しめます。吸血鬼もの、不老不死もの好きとしては、ヒューさまもお姫様もきれいではありますが、もう少し美しさを強調してほしいのです。ドロドロの吸血鬼の赤子などはちょっとしつこかったかなぁ。ロードショーとしてはもうすぐ終わりなので、「ニューヨークの恋人」から王子ヒューさまにハマった方には、勧められません。ビデオでどうぞ。7点(2004-10-15 14:18:20)
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