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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 私はゾンビと歩いた! 《ネタバレ》 このタイトルから「クラシカルで真っ当な怪奇映画」は、想像できなかった。 「死んだ後も、男と女の問題は厄介」といった風の愛憎劇に、そこにタヒチという舞台設定だとか、ブードゥというオカルト要素だとかを盛り込みつつも、破綻せずに作品としてのクオリティを確保できるとは。なんしか驚きである。 しかし「I walked with a zombie!」で、直訳して「私はゾンビと歩いた!」かよ!と、ツッコまざるを得ないタイトルセンスに脱帽。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-08 05:15:31)《改行有》 2. くもとちゅうりっぷ ほっこりする世界観や美術、繊細な動画に驚きを隠せない。当時の子供は目の色を変えて観ていたに違いないと、確信できる作品。クモ=米国というプロバガンダ臭のする暗喩など、この愛くるしいメルフェンさを前にすれば、どうでもいい瑣末さだ。[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-27 04:41:35) 3. 黒水仙(1947) 観た後に感じたのは、宗教が如何に面倒なシステムであるか、女の嫉妬は怖い、という二点。 中々に面白かったのだが、半ズボンのディーンがポニーから降りるシーンが笑えてしょうがなかった。[DVD(字幕)] 6点(2010-04-07 00:08:41)《改行有》 4. 桃色(ピンク)の店 70年前の映画なのに、現代にも通じる「男と女」の滑稽さを含んだ愛憎模様が素晴らしい。クリスマスムービーの隠れた名作ですね。 しかし、モノクロ映画に「桃色(ピンク)の店」という邦題は、誰の案かは知らんが、すこし珍妙である。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-04 04:48:09)《改行有》 5. 赤い靴(1948) 《ネタバレ》 「ごめんなさい」でもなく「愛してるわ」でもなく、「靴を脱がせて」と言わせたラストシーンの脚本が、神懸り的。[DVD(字幕)] 7点(2009-12-27 23:33:48) 6. 虎の尾を踏む男達 大河内傳次郎の格好良さとエノケンの滑稽さは、双方ともに流石時代のカリスマ!と驚いたが、イマイチ融和してないというか。しかし、ドラマティックなツボはキッチリ押さえられていたので、ナカナカに楽しめた。白紙の勧進帳を読み上げるネタは大岡越前が元ネタだと勘違いしていたのは、私だけかの?[DVD(邦画)] 6点(2007-06-09 16:55:51) 7. 野良犬(1949) 《ネタバレ》 刑事が拳銃無くして「半年間の給与半分減給」って、大らかな時代やなぁ。笑。闇市をウロウロするシーンはギラギラしててイイんですが、ちょっと長くダレる。M・チミノっぽいウンザリさ?ですね。ラスト前の駅のシーンは、ドキドキできて、結構イイ。[DVD(字幕)] 7点(2006-06-14 00:22:55) 8. 酔いどれ天使 《ネタバレ》 ヤクザなんか大嫌いな私にとって、この映画はとても気持ちがイイ。そして、腹立たしくも虚しくもあり、悲しくもあり、なのである。人身御供なんざ、日本人の悪い癖だ!と昭和20年代に言い切るのは、見事です。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-05 05:54:56) 9. 逃走迷路 自由の女神像での主人公の振舞いは、格好良いな。上品で紳士的なサスペンス&ロードムービー?って、感じがした。7点(2003-09-04 10:33:43)
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