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プロフィール
コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  昆虫大戦争 《ネタバレ》 時は2020年。世界はやれコロナのパンデミックだの中東発信で中国にまで延びてきている大蝗害だので、ちょっと不穏なご時世。 「そんな時ほど冷静に」と考え、私が手にした映画は、なぜか「昆虫大戦争」である。ハイ。 巨大カマキリだの巨大蜘蛛だの巨大大軍蟻だの巨大蚊だの巨大蜂だのが人間を巻き込んで引き起す、大戦争!私、ワクワクすっぞ!…と思って蓋を開けてみたモノの、品種改良(改悪?)された蜂と、東西冷戦と昆虫学者の三つ巴(正確には四つ巴?)作品だとは、ちょっとガッカリでした。(そして、蜘蛛は昆虫じゃねぇ!) 予告編には巨大ハチ居たのに!本編に出てこないとかナンなのさ! しかしながら、観進めていくと、ソコソコに楽しい作り。「どこが?」と思われるかもしれないが、私的には何と言ってもチコ・ローランドの熱演!(といっても全編吹替で如何ともし難いのですが)昔々、那智黒のCMでおばあちゃんと陽気にツイスト踊ってたあの黒人俳優ですよ! まあ、チコ・ローランドの懐かし感はさておき、病院という衆目の中、大声で折れた矢作戦について論戦する将校と昆虫学者だとか、チコ・ローランドに昆虫のアレコレを見せて逆催眠させる無茶ぶりだとか、新藤恵美の無駄にカワイイ佇まいだとか、河津祐介のだらしない下半身だとか、ラストの飛行機内の大茶番劇だとか、グダグダながらも面白かったです。 しかし、高度一万メートルだろうが果敢にカミカゼアタックをしていた殺人蜂ですが、南の島で氷点下50度にも耐えうる蜂に改良した女マッドサイエンティストの手腕には、脱帽せざるを得ない。 蛇足ですが…河津祐介扮する秋山譲治(下半身だらしないやつ)なんですが、(DVDのオーディオコメンタリでも語ってましたが)これって「ジョージ・秋山」画伯と、何か関係あるんですかねぇ。[DVD(邦画)] 5点(2020-02-29 01:49:13)(良:1票) 《改行有》

2.  電送人間 《ネタバレ》 完全犯罪を企むにしてはコスパ無視過ぎるし、動機が怨恨というにはブレブレ感が強い電送人間さん。 仁木博士をあっさりと殺すのも、動機やら葛藤やらの描写がハショられていて腑に落ちん。 ラストの浅間噴火は「なるほど!」となるが、電送人間さん、電送先で死んでしまうん?電送途中でエライことになって死んでしまうん?と、グロシーンやエピローグ的なモノに対して待ち構えていたら、唐突に「終!」って! なんだかなぁ電送人間。 中丸忠雄扮する中本(須藤兵長)の乾いた「ふははははは」笑いと、キャバレー「DAI HONEI」という時代を先取りしたかのようなニッチな経営に勤しんでいた隆のセンスを鑑みて、この点数かなぁ。 蛇足ですが、スリラーショウの客役でこっそり出演していた児玉清のわかりにくさも、グー。[DVD(邦画)] 4点(2019-07-20 02:05:40)《改行有》

3.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 テクノロジー的にも人道的にもトンデモねぇ人体実験の末にガス人間にされた男・水野と、よりによってそのガス人間に見初められてしまった日舞の家元・藤千代を中心とした、愛憎空想活劇。 先ずガス人間の特性を活かし日毎「銀行強盗」に明け暮れ、没落家元の藤千代に融資するというガス人間・水野の歪んだ愛情と、その愛情に次第に絆されていくも、日舞への情熱をぶりぶりと募らせる藤千代。 この重なら無さそうで惹かれ合う二点が、やがて悲哀に満ちた合致の末に、非業な末期を遂げる。 さて、私はこのガス人間こと水野氏が、いけ好かない。夢半ばで挫折した青春時代という経緯を慮っても、大胆不敵であり、傲慢。 さて、春日流家元こと藤千代もまた、いけ好かない。芸術家であり、野心家でもある藤千代は、水野の献身に胡坐をかくかのように融資された先から金にモノを言わせるように「発表会成功」へと足場を固める。出所の不確かな融資を受けた昨日の今日で、新車まであつらえるかフツー? しかし、そんな腐ったガス臭のする独り善がりなガス人間・水野と、さすがに零落しているとはいえ家元としての発表会にまで漕ぎ着けた藤千代の火のような生き様が、ラストで一つに重なってしまった。 そりゃ、周りの応援(UMガス)も手伝ってか、大炎上必至。 いやぁ、ガス人間的にはハッピーエンドですなぁ…?と思ったが、ラストのガス人間の有様をみれば「それはどうなんだろうか」と言わざるを得ない。悔い無き終生だったとは到底言えない、おどろおどろしい死に様でした。 これは、藤千代の一人勝ちですね。老鼓師(左卜全)の「やり切った」感も、カッコイイ。[DVD(邦画)] 6点(2019-06-26 05:05:18)《改行有》

4.  吸血鬼ゴケミドロ 《ネタバレ》 物語の徹頭徹尾が、何しかおっかなく、怖い。 先ず、旅客機に追突するも未だ息があり、血しぶきを立てながら羽根をバタつかせる鳩らしき鳥が怖い。 童貞臭あふれるアマチュアテロリストの爆弾や、殺し屋に銃器を持ち込ませた空港のセキュリティの激甘っぷりも、怖い。 政治家と、癒着している兵器商の剣呑なやりとりも怖いが、政治家が墜落直後にも関わらず兵器商の差し出す嫁とアヘアヘをおっぱじめるという政治家の肉欲が怖い。 精神科医の「ウフフこれからドォなっちゃうんでしょうねぇぇ!」と、超嬉しそうな医学的スタンスも怖い。 殺し屋が宇宙人に乗っ取られるシーンも怖いが、殺し屋の「完璧に誂えたった!」と言わんばかりの額の傷や、出で立ち、立ち振る舞い全てが怖い。 兵器商の嫁も、どっこい怖い。乗っ取られてから宇宙人のメッセージ役となり挙句に崖から落ちて死ぬのだが、その「ワレワレハー」の濁声っぷりが怖い。 寡婦のアメリカ人も「爭イハ何モ産マナイヨー」的な信仰心溢れるスタンスだったが、狂気に中てられた末に銃器を掻っ攫って「ヒャッハー!」してしまう展開が、怖い。 「嗚呼、人間は愚かな生き物じゃぁ!」と悲観や絶望、恐怖に打ちひしがれつつも、機長やCAの「人間を信じるんじゃ!」というスタンスは、救いだった。 さて、ゴケミドロは…あいつら、ただの漁夫の利じゃねぇか!って思うんですよ私。人間様っていう媒介対象が無きゃ、あんなのタダのスライムですよスライム! だいたい「人間を滅ぼす!」とか言っちゃってますけど、あいつら地球に人間様が何億人居ると思っ…て、あれ?結構安易に人類滅んじゃってましたね… どうした、人類!俺らにゃ核!核があるじゃんか!(暴言) くそう残念!しかし、そんなゴケミドロ側の思惑通りになった本作(と私)ですが、結局「人間の敵は人間」という事か。残念ながら面白かった! …蛇足ですが、寡婦のアメリカ人の銃の腕前が下手すぎて分からなかったんですが、ゴケミドロって宿主が死んだらどうなっちゃうんでしょうか。もしかしたら、機長とCA、生存戦略にワンチャン有りですよね。[DVD(邦画)] 7点(2019-05-30 03:17:28)(良:1票) 《改行有》

5.  白昼の通り魔 《ネタバレ》 白昼の通り魔が誕生して終焉を迎えるまでの物語なのだが、後半からシノと先生と(英助と)の愛憎にシフトチェンジしたのは、ちょっと退屈だったかなぁ。 しかし、何人もの被害者を生み出す「白昼の通り魔」というタイトルですが、英助、シノ、先生、そして源治の愛憎劇のみで構成された脚本は、凄いなぁ。些かタイトル詐欺なんじゃないかなぁ?とも、思えるんですが。 序盤、オープニングタイトルがしつこい目に登場する演出は、怖かった。[DVD(邦画)] 6点(2019-03-30 02:25:49)《改行有》

6.  大魔神逆襲 《ネタバレ》 シリーズ三作目、タイトルは「逆襲」なのですが、今作の大魔神は冒頭から荒ぶっています。地震、水害、雪害、干ばつというオーバーキル気味の無慈悲な天災を以って、山村を蹂躙します。徹底した大魔神の示威行為、如何なイナカモノの無神論者でも「畏怖と畏敬の佃煮状態」に陥ること必至です。「前フリでココまで荒ぶり…後半は善悪問わずの天災で、日本が沈没するんと違うか…?怖いよ!」と、ぷるぷると震えながら鑑賞してた私でした。 どうやら、今作の主人公は山林の恩恵を十二分に得て育ったであろうと思しき、やけに肌がつやつやぷにぷにした少年四人。兄ちゃんを!父ちゃんを!村を!自由を!と勇んで、聖域でもあり難所でもある魔人のお山を攻略します。ロケ地の大台ケ原の雄大さも相まって、うーむ、時代劇特撮映画というより、もはや山岳映画の貫禄や! しかし、そこは大魔神シリーズ。「キッカケさえあれば、ジブン、何時でもイケますんで!!」とばかりにお山で鎮座し、少年らに信仰されつつも、今作も隙あらばと、殺る気マンマンです。お目付けに鷹まで飛ばす徹底ぶりです。 艱難辛苦の末の中~後盤、少年らの万策は尽き、地獄谷はまさしく無慈悲な地獄絵図と化し、使いの鷹も撃ち落された。 満を持して、雪中より登場する大魔神。登場した足元の光明が「地下カタパルトでセッティングしてました」みたいで、無駄に怖い!吹雪舞う中で立ちはだかる大魔神も、異様な怖さです。 さあ、今回は逃げ場の少ない山岳地帯での見敵必殺、しかも大量の硫黄やら火薬やら崖やら汚染された沼やらが完備されているという、大魔神シリーズきっての、絶好の狩場です。崩落イエス!爆破イエス!炎上イエス!追い詰めた荒川飛騨守を、シリーズ初の宝刀でザックリ逝った後、沼フラグも回収!イエエエエエエエエス!そのソツのなさが、怖いよ! 散々に荒ぶり、尚も少年らその他の民衆の信仰心もゲット。ご満悦の大魔神。「もう、遣り残した事ぁねェ…真っ白、真っ白に燃え尽きちまったよ…」と言わんばかりに真白な粉雪のごとく散る大魔神、カッコよかったです。シリーズ最終章を締めくくるに相応しいラストシーンでした。 「どこらへんが逆襲やったんやろ?」と思わない訳ではありませんが、まあいいじゃないですか。[DVD(邦画)] 6点(2017-06-22 01:27:14)(良:2票) 《改行有》

7.  大魔神怒る 《ネタバレ》 一作目「大魔神」に続き、二作目のタイトルに付いた単語は、まさかよもやの「怒る」である。既述ではありますが、私も「前作でアレだけ荒ぶっといて、ワザワザ今作で怒る、とか、怖過ぎやろ大魔神!」と、ぷるぷる震えながら観賞。 冒頭、逃亡を図る領民の虐殺に始まり、千草・名越領への無慈悲な夜襲、その後の「発破による武神像突貫爆破!」で、物語の前振りは完了です。礫になろうとも、武神像。弾正の配下・鬼子島玄蕃が乗った舟を襲撃・沈没せしめる、いわゆる激おこ状態。胸に刺さった礫は「ワシ、完全に怒ってます」というダイイングメッセージです。その後、兄勝茂、十郎、嘆き悲しむ民衆の眼前で、さゆり嬢を火炙りにするという弾正。「武神像は女の涙で大魔神に覚醒する」という前作でみせた特性を、弾正は知る由もありません。 荒ぶる大魔神は、モーゼの如く湖を二つに裂き、破壊に次ぐ破壊で御子柴勢をビビらせます。大魔神、そこが名越領であろうともガン無視で破壊です。怖いよ!ガン無視で荒ぶる大魔神、怖いよ!冒頭で武神像を木っ端微塵にした発破作戦も徒労に終わり、最終的に「動く石仏に対して、舟で逃げる」という巧妙な手段に出た弾正ですが、大魔神、まさかの発火技で弾正を火炙りに処します。まさしく「目には目を」です。若しくは「弾正なら、爆死に準じる死に様が妥当」との判断でしょうか。怖い! やー…面白かったが、怖かった。大魔神、怖過ぎ。前作のレビューでも書きましたが「大魔神の中途半端な大きさ」が、怖い。次回作は「逆襲」ですか。楽しみです。怖いが。[DVD(邦画)] 8点(2017-06-03 06:44:22)(良:2票) 《改行有》

8.  大魔神 《ネタバレ》 大魔神の中途半端な大きさが、怖い。超怖い。その中途半端な大きさの大魔神に対して、用意された美術セットの精緻さがマッチしていて、リアル。余計怖い。 特撮も凄い出来。忠文を磔ごと引っこ抜いた大魔神の手の特撮が、カメラワークの妙もあってどうやったのか分からない。「ひょっとして、中の人が超デカイんとちゃうか…?」と思ったが、橋本力、身長176cmとの事。[DVD(邦画)] 7点(2017-05-06 01:45:08)(良:1票) 《改行有》

9.  サイボーグ009 昭和40年代の動画スキルや、わかりやすい物語性、石ノ森の怒り心頭な出来なんかよりも、なにより「また中途半端なタレント起用だなオイ」とタカをくくっていた、003・フランソワ役ジュディ・オングの小器用な演技にヒタスラ驚かされる作品でした。[DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 00:27:37)

10.  庭園 この映画も病んでいるが、この病んだ映画を上映禁止指定にしちゃった国家もどっこい病んでいる。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 10:06:50)

11.  家での静かな一週間 《ネタバレ》 穴から覗いているのが我々で、あの壁一枚隔てた異世界がシュヴァンクマイエルの頭の中…なのか。 穴を開ける→覗く→削りカスを指で取り除く→改めて覗く…という七日分の彼を行為を見て「覗く前にふっふっふーってすりゃイイだろがオイ」と突っ込まざるを得ない私でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-25 10:04:39)《改行有》

12.  J.S.バッハ - G戦上のアリア 《ネタバレ》 退廃美とクラシック音楽という最高にイケスカナイ組み合わせがダサくないのは、シュヴァンクマイエル作品だけ!(と思う)[DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 09:59:49)

13.  シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック シュヴァンクマイエル作品の中で、この作品が初見。オープニング・クレジットの調子ハズレな音楽と演出に、一気に引き込まれました。 観ていて思ったのが…気の弱い友人なんかに「このショートフィルム、三回立て続けに観た10人中3人がおかしくなったんだってさ」とテキトーな事を吹き込めば、相当ビビるに違いないなぁ、とか、思いました。それくらい、インパクトが強かった。私的にはミミ・レダーをも超えたディープインパクトっぷり。 とりあえず、SEの気味悪さがたまんない。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 09:56:40)《改行有》

14.  太陽の王子 ホルスの大冒険 《ネタバレ》 物語はちょっと地味で暗い冒険活劇、といった印象でしかない出来だと思うのですが、旅立つホルスの航海シーンや、シャケの豊漁シーン、結婚式での宴など、動画スタッフの執念みたいなモノを感じました。 あと、人間の心の隙間から生じる不和や、それらを巧みに操る悪魔、超デカイ肉食系雪像マンモスなんかより、岩の巨人の「のへー」としたビジュアルが、なによりも怖い。[DVD(邦画)] 7点(2013-02-13 23:32:53)《改行有》

15.  ハスラー 《ネタバレ》 負けが込んで来たときに、洗顔で仕切りなおして流れを変えたミネソタ・ファッツがカッコ良過ぎ。 対して主人公エディ君は、引き際を逸するわ、酒に溺れるわ、セックスに逃げるわ、場末のプールで指を折られるわ、というテイタラク。彼、賭け事に向いていないんじゃあないかな。 博打打の悲哀を描いた、という点には評価できるけど、残念なまでに野暮ったい。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-31 23:41:44)《改行有》

16.  黒部の太陽 日本の全土木従事者に敬意し、感謝したくなる、最高のエンタテイメントでした。観た後に「黙って私に、樽酒とヘルメット持ってこい」と、超興奮。や、トンネル掘ってないのに私。[映画館(邦画)] 10点(2012-09-27 08:07:08)

17.  華氏451 《ネタバレ》 「他人の自我にたえず耳を貸さねばならぬこと―それこそまさに読書ということなのだ」 【ニーチェ】 本妻の言い分に耳を貸さずアッサリ捨てて、「読書」に熱中してしまった主人公。ニーチェもさぞ「そりゃねーべよ」とお思いだろう。 そしてラストの【本の人の集落】は、興味深いですね。私もいっちょ暗誦できるくらいに一作品を読んで「彼はマスジ・イブセの【山椒魚】だ」とか紹介されてみたいもんだ。 とりあえず、最近アホウな条例を打ち出したどっかのアホウな都知事に、この作品を是非観てほしいですね。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-10 01:05:39)《改行有》

18.  チップス先生さようなら(1969) 《ネタバレ》 1939年版チップス先生が「一教師の人間賛歌」とするなら、こちらはちょっと甘めのラブリーなミュージカル仕立て。私的には前作のほうが好みだが、こちらの甘口も決して悪くない。 あと、折角のカラー作品なので、前作で描写されていたドナウ河の青さを確かめたかったんですが…[DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 03:17:02)《改行有》

19.  何がなんでも首ったけ 軽快で、洒落っ気たっぷりで、キュートという気持ちのよい三拍子が揃った佳作。 音楽に多用されていたラバンバをはじめとするラテンミュージックは、1959年に没したリッチー・バレンスの功績なのかな?と、深読みしてみたり。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-29 00:36:51)《改行有》

20.  男はつらいよ 空気の読めないヤツ。お調子者。マイペースなヤツ。酒癖のよろしくないヤツ。感情的になりすぎるヤツ。品の無いヤツ。面倒臭いヤツ。ハッキリいって、私は好きではない。嫌いだ。 そう、私は車寅次郎みたいな男が、あまり好きではない。てか、嫌いだ。 しかし、何なんだろうなぁ。このまったくブレない人間性というか、これが憎めないんだよなぁ。[DVD(邦画)] 9点(2011-09-07 00:51:04)《改行有》

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