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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. フィラデルフィア 《ネタバレ》 ミラーさんが、あれだけ偏見を持っていた同性愛者の弁護をどこで引き受けようと決意したのか、彼らに対する偏見がどのタイミングで薄れ、無くなっていったのか…ってことがよく理解できませんでした。かなり真剣に見てたのに。自分の読解力のなさに落ち込みました。 それから被告側の弁護してた女性弁護士の人、BTTF3のドクの奥さん役の人ですよね?静かな口調で相手を追い詰めていく姿が怖かったです。BTTFじゃそこそこ愉快な性格してたのに。どんどん弱っていくトム・ハンクスと合わせて、役者ってスゲー!と思いました。 映画公開当時と比べてHIV患者や同性愛者への差別偏見はだいぶ改善された、と私たちは考えていますが、じゃあ私たちのうちのどのくらいの人が実生活で彼らとかかわりを持って暮らしているのでしょうか。私はこれまでの人生ではっきりそうだと表明している人と一人も出会っていないし、実際に目の前に現れたら、やっぱり身構えて普通の人たちと同じように接することは不可能だという確信があります。そして、この映画の持つ社会的意義が完全に過去のものになることは未来永劫ないということもまた確信が持てます。[インターネット(字幕)] 6点(2024-10-24 22:52:00)《改行有》 2. メリーに首ったけ 《ネタバレ》 キャメロン・ディアスの可愛さが半ば伝説的に語られてきた本作ですが、今日ようやく鑑賞することができました。 噂通り滅茶苦茶キュートです。笑顔とか佇まいもそうですが、彼女の登場シーンのほとんどで浮いてるんですよね。 なんていうかその、胸のあたりに、ポッチが。 2時間の間ずっと彼女のPaypayを凝視してました。まさにメリーに首ったけ、ならぬメリーに釘付け、でした!!![インターネット(字幕)] 7点(2024-10-16 21:01:50)《改行有》 3. ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 指に張り付いていた「不」の字が個人的にハイライトで、 後はずっと単調で不自然でのめりこめない映画という印象でした。 戦犯は堀部圭亮を筆頭とした役者陣の大根っぷりで、 演技の下手さがこの映画のチープさに拍車をかけてんじゃないかと思いました。 是非見たいと思ってたのに機会に恵まれなくて、10年越しくらいにやっと見れた映画だったので、 この自分との合わなさは落胆の度合いも大きかったです。[インターネット(邦画)] 5点(2024-03-20 20:12:07)《改行有》 4. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 いつ死ぬか分からない身の上だから車盗んで海を見に行こうぜ、という恵まれたプロットの割にスピード感があまり感じられませんでした。どう見ても追い詰められてるのに相手がなんか見逃してくれた、みたいなシーンが何回も出てきて、そのたびに緊張の糸が切れてダレる感覚があったのが原因だと思います。主役2人が機転を利かせて包囲をかいくぐって、ラストまで突っ走る話にしてくれたらもっと面白く観れたと思いました。 ただラストシーンはとてもよかったです。マーティンの発作のたびにあれだけ動揺してたルディが、あの場面では静かに見送ってるんですよね。死に場所を見つけたらジタバタしない、とかやるべきことをやったうえで訪れる死は静かに受け入れる、みたいな死生観があちらの国にもあるんでしょうか?とてもきれいなラストでした。あとこの映画を観てると無性にタバコが吸いたくなりますね。[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-26 14:06:19)《改行有》 5. 逃亡者(1993) 初めて観たけど完成度高くて面白いな~コレ。序盤のパーティーのシーンであんなにたくさん伏線張ってたんですね。それをストーリー進行に合わせて少しずつ回収していって、真犯人が理解できた時の快感がすごい。欲を言えばハリソン・フォードのアクションシーンがあんなにモッサリではなく、もう少しキビキビ動いてくれたら…って思うけどそこがメインの映画ではないしね。だってこれサスペンス映画だし。先入観でアクション映画だと勝手に勘違いして、ビデオ屋で1時間くらい時間を無駄遣いしてしまったよ。[DVD(字幕)] 8点(2018-04-15 22:19:31) 6. アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 自分の本当にやりたいことがあるなら、理想の自分になりたいのならそれに見合った対価を払え、と言われてるようにしか思えなかった。アメリカ人だけでなく日本人の私たちが見ても感じるところのある映画なんじゃないかと思う。実際「会社辞めて日本一周したい~!でもそのあとの生活が…いやいや、やりたいことをキッチリやったなら、後の人生が残りカスでも幸せなんじゃ…」と毎日葛藤している私にも刺さりまくったしな。 それにしてもケビン・スペイシーはいい役者だと思う。何考えてるかわからないキ〇ガイみたいな惚け顔と聖人みたいな穏やかな笑顔を見比べると同一人物だとはとても思えない瞬間がある。トビー・マグワイアも同じような系統の役者かな?[DVD(字幕)] 6点(2018-04-11 10:35:46)《改行有》 7. トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 「自分の人生が誰かにデザインされている」というのは多くの人が一度は考えたことだと思う。私にも覚えがあって懐かしく感じた。その「つくられた人生」を生きるトゥルーマンの姿が全世界に中継されてスポンサーも多くついていること、番組プロデューサーを神に見立てて、その保護と安全な世界から脱出して自分の意志で生きる人間のストーリーにしたことなどは流石ハリウッド、日本の男子中学生のものとは格が違うハイレベルな妄想だと感じた。「神」の部分を会社、仕事、親などに置き換えれば日本人にもグッと身近で理解しやすい話になると思う。 以前私はあまりのつらさに耐えかねて仕事を辞めることを決意、上司にその意思を伝えたことがあった。無職の期間に夢だった日本一周をし、達成後はバイクの整備士にでもなろうと考えていた。あとは期限まで勤め上げるだけという段になったとき、実家の両親に説得された。「お前が新しい仕事に就いてまっとうに働いてる姿は想像できない、引きこもられたら困るから頭を冷やして考え直せ」。確かにそうだと思った私は急に将来が不安になった。すぐに上司に謝罪して辞職を撤回、何事もなかったかのように働き続けて今に至る。私も私の両親同様、自分自身の能力や可能性に何の希望も持つことができなかった。だからなりたい自分や達成したい夢について考えることを放棄して、収入のある安定した今の生活に縋りつくことを決めた。「思い直してくれてよかった」と笑う両親の顔を見て、「本当はやりたいことがあったのに」と一生言い続けながら終わっていくのが私にふさわしい人生だと理解した。 クリストフに一礼して退場するトゥルーマンを見てなんて無謀な、と思うと同時に、それ以上にその姿が眩しい、羨ましいと感じた。思わず置いていかないでと言いたくなったが私にはそれを言う資格がない。なので代わりにトゥルーマンと、それから新しい環境に飛び込むことを決意した人たちに言いたい。 ホント頑張ってください。チャンネルを変えずにあなたを応援している人、自分の踏み出せなかった一歩をあなたに託した人たちがきっと大勢見ています。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-07 23:30:59)(良:2票) 《改行有》 8. コンタクト 宗教が現実のあらゆる問題に対し、いかに強い影響力を持っているか、というお話。根深い。何を考えるにしても信仰が前提になる、って窮屈なんじゃないのかなぁと日本人の私は思ってしまうのだけどどうなんだろう?観賞後に調べてみて分かったんだけど、科学者って意外と信心深い人たちが多いらしいね。人知を尽くして真理の探究を行う人たちだからこそ、人智の及ばない領域を思い知っているってことなんだろうか。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-17 14:23:50) 9. ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 お笑いで上り詰めた人だけあって間の取り方がすごくうまい。今にも撃ち合い始めそうな空気なのに何もなかったり、全く予想してないタイミングで人が死んだり。終始胃が痛くなるような緊張感を持って観ることができた。あといつも思うんだけど、この人の映画は「音の無いこと」自体がいろいろ仕事をしているので、自己主張の激しい音楽が多い久石譲とのタッグは本当に正しいんだろうか?お互いの持ち味を殺しあってないか?大好きな作曲家だけどこの映画では少しうっとうしく感じた。 細かい部分で印象に残ったのはこの二つ。映画全体を観た感想としては、薄ら寒い、に尽きる。監督と主演の二役ってなると、ある程度その人の願望が内容に反映されると思う。「俺少林拳の達人なー!悪党どもをバッタバッタとなぎ倒してサッカー界の伝説になる!」なら微笑ましいもんだけど、この人の場合主演をやった映画で毎回のようにこのオチだもんなぁ…。もう自分の命にすら関心を持てなくなってるんじゃないか?[DVD(邦画)] 7点(2012-10-12 23:05:22)《改行有》 10. ミッション:インポッシブル 初めて観たのは小学生のころだったな。IMF職員が乗り込んでくるシーンで一瞬だけ映るフェアベルクの掃除機を見て、「あの掃除機ウチのとおんなじなんだよ~」と嬉しそうにテレビを指差していた母。今はダイソンのを愛用してます。掃除機は外国製に限る、と俺だけに教えてくれる作品。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-11 21:58:41) 11. フル・モンティ 息子さんの言動が男前過ぎて変な趣味に目覚めてしまいそう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-05-09 19:37:06) 12. ユー・ガット・メール コーヒー飲みながら読書できる本屋って最高だなと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-04 17:00:03) 13. ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 最初はでっち上げ逮捕の真犯人を探す話なのかなと思ったら「ロック・ストック…」ばりのチーム犯罪を描いた話なのかなと思ったらやっぱり真犯人を探す話だった。<<追記>>【osamurai】さん 、私は「カイザー・ソゥゼィィィーッ」って呼びたくなりました。[DVD(字幕)] 7点(2010-11-25 22:03:04) 14. ライジング・サン(1993) あのシーンって「フジャケルナ」って言ってたんですね…。4、5年前に観たのですが、ずっと「フザクル ナッ」だと思ってました。 それにしても強面の外人が突如「フジャケルニャ!」って叫びだしたら、「ああウケを狙ってるんだなHAHAHA」って対応が正解のはず。なのに我らが日本代表ときたら叱られた子犬のごとく従順になりやがって。あのシーンは笑わせてもらいました。というより他に記憶に残るものが全くない。女体盛りの存在すらここのレビュー見るまで忘れてました。 それだけショーン・コネリーの演技が凄まじかったということなのでしょうか。セリフひとつですべてを持っていく存在感は敵ながら天晴れです。彼の出演作はこれとか「ザ・ロック」ぐらいしか観ていないので、正直セガールとの違いが顔以外よくわかりません。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-04 20:52:01)《改行有》 15. ストレイト・ストーリー 主役の魅力だけで2時間引っ張るってところが凄い。[DVD(字幕)] 5点(2006-12-21 11:39:46) 16. 女優霊(1996) 《ネタバレ》 主演男性の甲高い悲鳴が屠殺前の豚を思い出させて超不快。ダミーの女優を使っておびき寄せる霊も姑息。[DVD(字幕)] 5点(2006-06-09 12:59:06) 17. エンド・オブ・デイズ 《ネタバレ》 シュワちゃんはヒーロー役を演じていながら、ラストに死ぬ場合が時々ある(これ然り、ターミネーター2然り)。それはなぜかと考えたとき、彼がオーストリアからの移民であることに理由が求められる気がする。アメリカ社会のマイノリティーたる人々は、マジョリティーたるWASPのよき友人であり、友が危険にさらされた場合は、体を張ってその身を守らなければならない。彼らに求められている役割とはそのようなものであり、友人に牙を剥くなどもっての外なのである・・・・・・全部英文科の先生の受け売りですけどね。ハリウッドでは役柄ひとつ取っても政治的意図と無縁ではないようです。[地上波(吹替)] 7点(2006-05-30 15:35:31) 18. リング(1998) ・・・・・・今日で・・・一週間なんですが・・・。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-25 20:39:09) 19. あなたが寝てる間に・・・ 《ネタバレ》 寝てる間に家族に取り入られ、おまけに乗り換えられたピーターがほんとに憐れ。彼が何したって言うんだよー。濃ゆい顔で眠ってただけじゃんかよー。でもビル・プルマンの方がいい男だよね。乗り換えて当然かもしれん。だからこそインデペンデンス・デイでの姿はとても残念。わけのわからんレビューでごめん。[DVD(字幕)] 7点(2005-12-07 13:47:09)(笑:1票) 20. 天使にラブ・ソングを2 このシリーズ好きなんだよねえ。何故?ウーピーが俺の友達に似てるから。それにしても歌のシーンのためにドラマ部分を我慢してる人ってどのくらいいるんだろうね?まあ肝心の歌シーンがすっっっっっっっっっごく良いから文句はないけど・・・。その辺がアダルトビデオとよく似てる作品。[地上波(吹替)] 7点(2005-11-19 10:27:05)(笑:1票)
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