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1. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
『1』での感動を胸に、かなり期待して行ったのがまずかった。不自然なほど青島刑事(オダユウジ)の活躍ぶりが突出していた。青島刑事と恩田刑事、この二人の物語か?と見まごうほど、他のキャラクターが薄い。『踊る~』は青島一人のヒーローものだったのだろうか。所詮大衆娯楽映画なんてこんなものだよ、と言わせてしまうのは制作側の責任。…いや、この映画の場合、小ネタ乱発でサービスしまくっているものの、制作側が「大衆なんてこんなもんだ」というナメた気持ちで作ったような気がする。『1』は良かった。『2』はクズだった。救いはユースケの流れを壊さない演技。水野美紀との絡みが特にほほえましかった。それだけの3点。3点(2003-07-30 00:03:17)
2. ターミネーター3
実はストーリー二の次で観ました。マトリックスについていけない私には、パワーとパワーの激突!みたいな、言ってみれば古いタイプのアクション&バトルシーンが懐かしくも心地よく…。マーシャル・アーツ系の、次々に繰り出されるスピードとテクニックの華麗なアクションは他の映画でも観られる。でもやっぱりターミネーターは肉弾戦だよなぁと、ちょっと嬉しかったです。「ひゅんひゅんひゅんぴしぱしぱしっ」ではなく、「ドカンドカン、ドゴン」。あ~気持ちいい。前作とはあまりに顔が変わりすぎだけど、ジョン役のニック・スタールの演技は巧かったと思うし、ジョンもケイトもTXもそれなりに良かった。(T-1000が飛び抜けて良かったから比較するとお粗末な感じになるだろうけど)7点(2003-07-29 23:35:54)
3. リロ&スティッチ(2002)
《ネタバレ》 期待しないで観に行って、予想に反して感動してしまった映画。強情すぎるリロよりも、リロのお姉ちゃんナニの健気さにまず深入り。そしてやはり、いたいけなスティッチに感情移入。「破壊本能しか植え付けられなかった」新生物なんてとんでもない。設定間違えてる。すごく深い深い情緒と洞察力の持ち主だよ、スティッチは。スティッチが初めて「ありがとう」と言うシーンで不覚にも泣けてしまった。日本語版しか見てないからわかんないけど、スティッチの「ありがとう」は、映画の終盤、それまで彼を追い続けてどこか宇宙の果てに閉じこめようとしていた「宇宙のエライさん」に対して発された。それもさりげなく、さらっと。だから余計泣けたけど、英語版ではどうだったんだろう?8点(2003-07-03 23:26:31)(良:1票)
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