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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 悪霊島 《ネタバレ》 ひとり2役、多重人格症といったトリックは今となっては何の新しさもないが、公開当時としてはアリだったはず。歳とともに、この種の映画はどうしても懐かしさが先立ってしまい正当な評価を下すのが難しいが、冒頭の謎掛けの割には結末が意味不明だったり、トリックに溺れて、展開にロジカルさが欠如していたり、と金田一もののなかでは、どうしても点数が低くなる。だけど、今は亡き古尾谷雅人の眼鏡のフレームや服装にどうしても時代の雰囲気を感じてしまって、そういう意味では決して悪くない映画。6点(2004-03-27 00:12:30) 2. ブレードランナー 「AKIRA」より何年も前に作られたのよ。しかも西洋人の手で。これを傑作と言わずして、何を傑作というのか。天才フィリップ・K・ディックの原作をもっとも魅力的に映像化したのが本作品。「マイノリティー・リポート」だ? 話になりません。10点(2003-10-20 23:00:02) 3. ブルーベルベット 昔、リンチの絵画展があるってんで、渋谷のパルコまで見に行ったことがありました。いかにもリンチが書きそうな、どす暗いオイルペインティングでした。子供の頃見てさっぱりわからず、学生になって見てまたわからず、先日DVDが安価で発売になったので、購入してまた見ましたが、やっぱり好きになれませんでした。ずいぶん昔の映画なので、差し引いてあげないと可哀想だけど、全然かっこよくなかったですよ。バロウズの小説・映画とかのほうがずっと好き。4点(2003-07-09 18:16:00) 4. マルサの女2 もうこんな時代は来ないでしょう、日本には。ジュリアナ、ゴールド、地上げに風俗。浮かれてましたね、80年代はみんな。7点(2003-07-04 22:34:52) 5. タンポポ これ、下手くそな映画だよ。つまんないオムニバス風作品って人もいるでしょう、そりゃ。だけど、キュートなんだな。原泉がいい味出してますよ。臨終真際の奥さんに炒飯つくらせるシーンもなかなか印象的ですよ。北京ダックもうまそうだし。こういう映画があってもいいのではないか、と。8点(2003-07-04 22:31:54) 6. マルサの女 10数年前に何十回も見ましたが、いま改めてみると、時代の流れを感じますね~。スーパーマリオのシーンとか。いまの子供達って産まれたときからTVゲームあったわけだからね。「2」も好きだけど、映画作品のまとまりとして見るとこっちのほうが上かな。よくできた映画だと思いますよ。9点(2003-07-04 22:22:05) 7. ラストエンペラー 一個の映画作品としてみると、きっと出来はよくないんでしょう。あまりに短絡的で図式にあてはめすぎた演出だから。だけど、モチーフは好きだし、教授の音楽も好き。ずいぶん前に北京の故宮にいったとき、「おお~ラストエンペラーだ」と感慨深かったことを覚えてます。7点(2003-06-28 02:19:14) 8. シャイニング(1980) これは点数つけるの難しいですね。ポランスキーの「テナント」みたいに「二度と見たくない」ってな映画じゃないが、何度も繰りかえして見たくなる映画でもなく、後世に残る作品であることは間違いないが、評価が難しいところ。スティーブン・キングは激怒したらしいが、なにが不満なのかよくわからん。結果として7点という中途半端な点数をつけてしまったが、ある意味で10点といえば10点。7点(2003-06-23 23:53:27) 9. ミッドナイト・ラン なんでこんな評価高いんでしょ? 悪くないし、つまんなくないけど、すごい面白いってことはなかったな。6点(2003-06-23 23:44:04) 10. U・ボート 潜水艦ものではダントツ。唯一にして無二。研ぎすまされた人間描写は、後年のハリウッド映画とは比べるまでもなく、っていうか、比べちゃ失礼でしょ。10点(2003-06-03 23:48:12)(良:1票) 11. ヒドゥン(1987) ずいぶん前の作品だけど、スーパーB級映画にふさわしいおもしろさですね。マクラクランはこういう変な役って、ほんとハマるんだな。後年、似たような映画がいっぱい作られたけど、全然勝負になりません。8点(2003-06-03 23:37:23)
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