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プロフィール |
コメント数 |
49 |
性別 |
男性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
得点の付け方は他の人より甘いと思う。厳しい目で観るのもいいと思うが、プラスプラスで、いいなぁと思えるシーンを探しながら観る方が楽しいので、そういう風に観ている。 |
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1. 天国と地獄
《ネタバレ》 ものすごいテンポの良さ。3時間近い長さをまったく感じさせない。グイグイ引き込まれて、本当に楽しめる。作品にみなぎる緊迫感、映像の持つ温度感も凄まじい。犯人の動機をもう少し細かく描いてほしい気もしたが、面会シーンに圧倒されてしまった。後味が悪い。しかし素晴らしい映画。9点(2004-03-13 14:36:27)
2. オルフェの遺言-私に何故と問い給うな-
《ネタバレ》 一人の老詩人の自画像的作品。台詞一つ一つが深い。芸術家にとって現代とは生きにくい時代である。必要とされながらも、なぜ必要かはわからない。詩人自身がこの問いに苦悩する。時間のひだをさまよい、最後に消えていく詩人がまさにコクトーそのもの。そして幻想的に彩られた美しい映像が見事だ。美しい映画。9点(2003-11-07 05:52:09)(良:1票)
3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
なんだか、「敵」が変われば今の世界情勢にそっくり。人間って進歩しないもんですね。 ピーター・セラーズの3役は凄かった。最後まで分かりませんでした。最後の、「総統、歩けます」って言うのは、ライムライトをパロったように思えたのですが、どうでしょう?それから、あの懐中時計、多分「皆殺し装置」のスイッチじゃないですか? かなりシュールで、ところどころ笑えて、ちっとも飽きませんでした。もう終わり?という感じで。戦闘シーンのカメラワークは、素直にかっこいいと思えました。ほんとなら10点ですが、ちょっと恐くなったのでマイナス1。9点(2003-03-29 11:51:00)
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