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プロフィール
コメント数 184
性別 男性
年齢 62歳
自己紹介 オカルト、ホラー、スプラッターは苦手。
笑える映画が大好き。泣ける映画はもっと好き。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アメリカの影 《ネタバレ》 即興演出とやらのせいでしょうか、素人器用にしては台詞や演技が自然なのはいいのですが、話の繋がりや人物関係がなかなか頭に入ってきませんでした。アメリカの影=人種問題とは結構ベタなテーマを取り上げているけど「みんなで考えてみましょう」的な提起も感じられません。内容よりも実験映画としての方法論で評価された映画なのだと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-17 08:49:08)(良:1票)

2.  十二人の怒れる男(1957) 1対11が12対0へと進んでいくまでの工程には「その推理の積み重ねは本当に正しいのか」と疑問を持つ事象も一つ二つ存在するし、脚本的にうまく強引に進めすぎる嫌いも強いのだが・・・。 反対の意見を持つ人間が多数だとしても自分の考えをしっかりと持ち、如何に正確にかつ簡潔な言葉で示して見せて相手を納得させていくか。この主人公の知に満ちた話術に魅力を感じると同時に家庭内でまた社会の中において人前で話をするときの自分に置き換えてみればこれほど勉強になる映画は他に無い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 17:42:35)

3.  老人と海(1958) だからサメって嫌われているんだな。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-12 08:58:42)

4.  生きる ストレートに表現するテーマと力強いメッセージが製作側の主張を感じさせるが、脚本の三人は市役所で何か嫌な思いでもしたのだろうか。通夜の席で主人公に対する賛美の意識が徐々に高まり、渡辺さんにわれらも続こうと同意するも翌日には旧態依然の仕事を繰り返す現実に普通に人間の弱さを見るし、公務員の仕事振りに批判的な表現が必要以上に濃すぎて、一人の人間の生きる意味を問うこれまた大きな主題が次第に霞んでいってしまうのは残念至極だ。志村喬の演技は他作品では見ることの出来ないほど鬼気迫るものを感じるが、繰り返されるギョロ目アップとぼそぼそと聞き取りにくい小さな声には少々不満が残る。人は生きた証を如何に残すかのテーマは思う所ありだが、他の黒澤映画と比較して完璧な出来とは言い辛い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-23 22:39:48)

5.  欲望という名の電車(1951) 主役の3人の演技のぶつかり合いに圧倒されます。正に役者魂を見せ付けられたという感じ。演じるとはどういう事か高次元で教えてくれるので、学芸会レベルの拙い演技で一人前の役者気取りをしている日本のタレント俳優に見せてやりたい。6点(2004-08-08 14:58:33)

6.  東京物語 遠く離れた親子の再会と母親の死、淡々とした日常をありのままの描いているのは良く判るが、特別なものを感じられず高評価が理解できない。田舎から出てきた親を鬱陶しく感じることや死んだ母親の形見分けについて口出しすることはよくある話で声高に非難される出来事とも思えずこの作品でもっとも自然であった杉村春子の演技を評価したい。寅さんシリーズでの笠智衆は好きだが、この作品では台詞が棒読みに聞こえて感情が伝わってこなかった。山村總や大坂志郎を懐かしく思う年代の私だが、50年前にこの風貌の笠智衆に興味を持って見るばかりで、作品の価値が解からないのはまだまだ人生経験が足らないということなのだろう。5点(2004-03-20 23:23:52)

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