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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

1.  バンディッツ(1997)  降参です.キャスティングが巧いので、タバタバイはじめ4人がきちんと存在しているし、何といっても音楽がやたら格好いい.この種の映画の王道をいく勢いと、手応えの確かな音楽性で、ストーリイはどうでもよくなってしまうのだが、全く気にならない.タバタバイは何気ないギターの弾き語りでも、すごい力量の持ち主だなと思う.観客に任せてくれたラストは私は好きです. 10点(2004-01-02 17:25:30)《改行有》

2.  ボクサー(1997)  私の中では最高点の映画です.アイルランドを第二の故郷と呼ぶ D. デイ=ルイスが、寡黙でストイックな役作りをすればするほど、痛いほど哀しく透けて見えてくるアイルランドに対する熱情と愛情.そして、後半の見せ物ボクシングとは好対照をなす、打たれても打たれても倒れないという、ダニー・フリンが示す戦い方.これは、歴史的に翻弄されてきた北アイルランドで培われたものであり、未だに IRA の武装解除がなされず、宗教と領土問題の強いねじれを引きずっている中で、まっとうなメッセージを投げかけてくる.この説得力は役者デイ=ルイスに負うところが大きい.ごまかしを一切せず体当たりでボクサーを演じようとした(この人はいつもそうだが)熱意が、画面から静かに確実に伝わってくるから. 10点(2003-11-02 21:23:08)《改行有》

3.  イングリッシュ・ペイシェント 映像、音楽、脚本、舞台(まさにサン=テグジュペリの世界だ)の全てにおいて上質さを感じる。自分にとっては隅々まで納得のいく作品なので、手元に置いて何回でも手を伸ばしたいし、観る度に新しい発見がある。 R. ファインズは言うに及ばず、K. S. トーマスがとびきり美しいのに加えて、チャーミングで哀しくて知性的な内面を演じていて、とても素敵だと思う。そして J. ビノシュは、職務を超えた献身と人間としての情感を滲み出るように演じてい、“役柄に対する取り組み方が普通じゃない - J. デップのビノシュ評”も納得できる出来映えだった.10点(2003-06-22 12:07:24)

4.  ショーシャンクの空に  T. ロビンス、参りました.脚本、とびっきりです.2時間半があっという間でした.最後の爽やかさは、やはり映画にはカタルシスとして、ときには欲しいです.伏線がたっぷりとあるな、と思って観ていくと、カチッとはまりこむところが快感.ああ、いい映画だった. 10点(2001-10-11 23:40:08)

5.  ギルバート・グレイプ  美術が「バグダッド・カフェ」の担当者だったので、あの色彩感はとても納得.映画の進行とともに涙が涌いて出てきて困りました.J. デップもはまってますが、ディカプリオの最高作だとも思います.いい映画を観た後は、足が地につかない.10点(2001-10-01 22:51:52)

6.  ラスト・オブ・モヒカン  これは理屈じゃありません.何回観ても大好きです.モヒカン族の3人を演ずるそれぞれの俳優たちが役柄とぴたりと合ったとびっきりの存在感を出していて素晴らしい.そして D. デイ=ルイスが、科白といい、所作といい、唖然とするほど格好いい.音楽がそれぞれのシーンと一体化するほどきまっていて、映像とともに脳裏に刻まれてしまっている.好きな映画はほんとうに理屈じゃないなあ. 10点(2001-07-05 10:44:29)(良:1票) 《改行有》

7.  フライド・グリーン・トマト 久しぶりに観直したのですが、とにかく登場人物すべての人が役になりきっていて不自然さがない.人物の描き方がまっすぐで、ストレートな感動を引き起こす.大好きです、この映画.10点(2001-05-27 20:21:18)

8.  シザーハンズ  やはりJ. デップへの賞賛を真っ先に書きます.あのメイクを施しながらも、困惑や不安や哀しみが痛い程伝わるというのは、役作りへの情熱が半端じゃなかったのと、演技力がずば抜けていたのだと推測します.何年も前に観たのに、印象が薄まらないのはさすがです.9点(2003-10-18 20:42:38)

9.  蝶の舌 ヨーロッパではこういう映画を創るんですね.モンチョ少年はじめ登場する人々が背景に溶け込んでいて、人物描写に全く無理がなかった.グレゴリオ先生役のF. ゴメスの力強い目の演技も圧倒された.隅々まで丁寧な、しかし観る者を飽きさせず、淡々と進んでいく展開の中に、ありのままのスペインの田舎の美しさが飛び込んでくる.ラストは覚悟していたが、やはり声を出さずに泣いた.9点(2002-08-13 23:09:20)

10.  ロッタちゃん はじめてのおつかい これはもう、ロッタちゃんももちろん強烈ですが、北欧のインテリアの色調の明るさや清潔感、丁寧な暮らしぶりの美しさに惹かれてしまう.長い人生の中の、ほんの一こまを切り取ったかのような、鮮やかな映画.9点(2002-04-07 18:25:20)

11.  ライフ・イズ・ビューティフル  構成がとても緻密なのですね.前半で彼がとても上質な人間であることが判ってきていて、後半へほとんど心の準備がなく突入していく.後半の親子の科白の積み上げが、愛らしく哀しく強い.この世でもっとも護り抜きたい子供を完璧にゲームの世界に引き入れること、その大目的のためだけに後半の彼が存在する.そして護りきった後、目と目で合図をして最後まで子どもを喜ばせて命をまかせる.心を打たれずにおれない.9点(2001-11-07 21:58:20)

12.  アメリカン・ビューティー  不幸せな人間と幸せな人間が微妙な色合いで塗り分けられている.不幸の代表は、同性愛を否定することで自らを否定し続け、自分の家族もその巻き添えにし、その結果自らも幸福になれず、家族にも幸福を与えられなかった隣人の元軍人.人様の目に映るイタリアン・シルクのソファや丹精した薔薇(アメリカン・ビューティ)が生き甲斐の主人公の妻(A. ベニングいかにもの演技).対して、なんとか自分らしく生きる場を見つけようとする娘とリッキー.そして、幸福の中で死んでいった主人公.全てあり得る生き方であり、アメリカに限ったことでもないような気がする.映像的には、娘とリッキーが観るビデオの、風に舞い上がる袋とその音楽のシーンが印象に残った.スペーシーは、突出した演技でないところが、ただ者ではない感じ.9点(2001-11-02 12:24:15)(良:1票)

13.  耳をすませば(1995)  宮崎作品の中でも、特に好きな作品.雫の家庭の雰囲気に惹かれた.父親の静かな愛情(立花隆氏の声、私は好み)や母親のつかず離れずの理性的な愛情、しっかり者の姉の妹へのせっかちな愛情などリアルで共感を感じた.それらの愛情で雫をはぐくむ家庭がしっかり描かれていたと思う. セイジ君のキャラクターがとても清潔でかっこよい.最後の“結婚”は、若い二人がお互いを見極めて、これからの人生を共に進みたい、という意志の示し方としてすんなりと受け止めた.9点(2001-10-21 00:00:06)

14.  クリクリのいた夏 隅々まで丁寧に作られた映画だと思う.1回目はするすると時間を忘れて観いってしまい、あまりの居心地の良さに、ちょっとこれでいいんかいな、と思った.2回目、ガリスの人間の上質さ、リトンの人間らしさ、アメデの懐かしいような人の良さ、ペペの年を経ての純粋さ、人を喜ばせるのが自然な老婦人など、登場人物がきっかりと色を持ち、思わず自分も入り込みたくなるような世界の住人たちに魅せられた.9点(2001-10-06 20:09:40)

15.  タイタス 観終わって、しばし呆然.濃く強く弱く卑怯で賢明.人間のあらゆる業をこれでもかと見せてもらった.A. ホプキンス、全身で演じていて、役者冥利に尽きる嬉しさを全開で表現していたと.それを味わうことができて、幸せ.9点(2001-05-26 09:44:23)

16.  ジョー・ブラックをよろしく クレア・フォラーニのコーヒーショップでの何気ない微笑みとか、会話でみせる表情とか、とても綺麗.エンディングの音楽、" Over the Rainbow & What a Wonderful world ! " のお洒落さ、後を引きます.9点(2001-05-19 09:59:11)

17.  エリザベス   C. ブランシェットが創り上げたエリザベス像がこれまでのエリザベスの中でもっとも格好いい.芸達者達と互角の独壇場で、状況が変わるごとに表現が多彩で発声も凛としており、風格がある.ウォルシンガム役の G. ラッシュもまさにはまり役で、清濁併せ呑む演技が巧い.しかし、彼とメアリ・スチュアートの母親役の F. アルダンとの絡みはいかにもイングランド側からの描き方で、スコットランドの人々にとっては苦々しかっただろう.(過去にエリザベスをひどく醜く描いた映画があったので、これで互角になったかもしれない.)「血のメアリ」を演じた女優さんの暗黒ぶりも大変巧かったと思う..9点(2001-05-15 10:52:38)

18.  フィラデルフィア 思い出すと泣きたくなる映画のひとつです.トムは、後日 NHK の“ Actor's Studio ”でのインタビューで、共演したのエイズ患者について語りながら、言葉をつまらせていた.彼が演ったことがほんとによかった.9点(2001-05-15 10:45:54)

19.  シャイン  突然、フラっとレストランに入ってきたヨレヨレのおじさんが、「熊ん蜂」を弾き始めると、ヘルフゴットになる.その感動!爽快さ!このシーンのピアノ演奏は、G. ラッシュの自演だとか.本作品での入魂の演技をはじめ、他の作品での存在感を目の当たりにする度に、役者が天職なのだなと尊敬します.9点(2001-05-14 18:32:52)

20.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》  K. スペイシーの“ロロ・トマシ”の件は何回観ても溜息が出るほどの演技.「シックス・センス」の B. ウィリスはあれを意識したな、と後日思いました.「更正する見込みのないヤツを、背中から打てるか.」っていう科白は、効くんです、ラストで.それは見事な伏線なのですが、一回目では気付かなかった.G. ピアーズも芸達者達に胸を借りて思いっきり頑張っていて、この映画に対する役者達の入れ込み様が伝わってきて嬉しい.9点(2001-05-10 09:33:55)(良:1票)

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