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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ブルース・リー/死亡遊戯 「各階に潜む強敵を倒しながら恐怖の塔を上っていく」って黄金パターンは,少年ジャンプなんかでおなじみですが,オリジナルはこの映画ですよね? 「ドラゴンボール」も,「リングにかけろ」も,「ブラックエンジェルズ」も,みんな使ってました.映画自体は,主演俳優が途中ですり替わるわ,つぎはぎだらけの話で支離滅裂だわで最低最悪ですが,後世の格闘創作モノに大きすぎるほどの影響を及ぼしたクライマックの15分間,そのたった15分間がこの駄作を名作に昇華させました.こんな映画は他に観たこと有りません.ブルース・リーというカリスマの突然の死が生み出した奇跡の映画だと思います.8点(2003-12-29 23:40:13) 2. どですかでん 社会の底辺における切ない(?)エピソードがオムニバス的に並んでいるという点で「赤ひげ」と共通しているわけですが,この映画は「赤ひげ」ほど面白くありませんでした.なんでだろう.躍動感が無かったからでしょうか.けっこう退屈な印象を受けました.5点(2003-10-14 13:11:54) 3. サスペリア(1977) 意外に歯ごたえの無かった魔女.セリフが妙に印象的でした.あっめぇりかん・がーる!! ときどき笑い話のネタに使ってます.7点(2003-09-25 22:52:36) 4. ジョニーは戦場へ行った 圧倒的な絶望感にめまいがしました.7点(2003-09-25 22:35:37) 5. ゴッドファーザー う,う,馬殺しーっ!!8点(2003-09-23 23:23:18)(笑:1票) 6. 犬神家の一族(1976) テレビ放映とかで何回も観ましたけど,飽きませんね.面白いです.7点(2003-09-18 22:42:51) 7. ひまわり(1970) 期待しすぎていたせいか,それほど面白いとは思いませんでしたね.「煮え切らねぇ男だな!」という印象だけが残りました.6点(2003-09-14 23:55:10) 8. カッコーの巣の上で この映画には,「本物」の迫力があります.チェコから西側に亡命したミロス・フォアマン監督は,ベタベタなまでに自分の人生を作品に投影させていますね.洗面所の石台の話が作品のキーになっているわけですが,役者達のセリフを通して「俺は挑戦した.命をかけて亡命に挑戦した.」という監督自身の矜持が伝わってきます.ラストが不可解だという意見もあるようですが,私にはすごく分かり易かったです.「殺してあげる」ことも,友情の一つの形でしょう.切腹時の「介錯」に近い行為だと思います. 10点(2003-09-07 00:11:56)
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