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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 許されざる者(1992) イーストウッド、ハックマン、フリーマン、鬼気迫る演技に大満足。映画史上最高傑作のひとつして挙げたい。中だるみを挙げて敬遠する人も多いだろうが、全てが最後へ向けての伏線となる展開は圧巻。ラストの酒場大虐殺によって初めて宣伝ジャケットの姿が重なるという心憎い演出にメロメロ。演技・展開・カメラワーク・演出、どれをとっても文句なし。10点(2003-09-16 18:28:58)(良:1票) 2. ファイト・クラブ もうね、理屈抜きに好き。こういうバカバカしさは男の世界かしら。10点(2003-09-06 18:16:47) 3. ターミネーター2 何回観たか覚えてない。10点(2003-09-06 17:25:48) 4. 太陽は、ぼくの瞳 終生忘れないだろう映画のひとつ。映像と音というものがこれほど美しいものかと、とてつもない衝撃を受けた作品。カットと音のコラボレーションも見事だけど、物語内容とカットの編集センス、演出力にはもう脱帽。役者さんも実にリアリティに溢れ、観終わった後は思考が停止してしまったという佳作。子役が非常に自然で、そしてうまく、あまりにもせつない。大工さんのもとで泣く姿にはブワっときた。誉めても誉めたりないくらい誉めたい。 9点(2003-12-11 04:42:32) 5. クリムゾン・タイド もう、大好き。デンゼル作品の中では一番好き。デンゼル作品は全部欠かさず見てるけど一番好き。見ている最中に息を止めてしまう映画なんてそうは無い。そしてやはりジマー。あんた天才だよ。9点(2003-12-11 01:23:56) 6. JFK まあしかし豪華な出演陣だ。今撮ったらギャランティーだけで小国の国家予算になるのではなかろうか。内容としてはギャリソンが追ってきた事実をそのまま描写しているという、ある意味原作勝ちの一本であるが、法廷モノとしての描写完成度も高いし、俳優陣の凄さも相まって最後まで飽きずに見れた。個人的にはサザーランドの存在感に10点つけたいところだ。ちなみに現実のギャリソンが最高裁判事(?)みたいな役で出てるので、まだ見てない人はJFK死体検分時の顔ぶれに注視してみよう。9点(2003-09-17 08:37:25) 7. フェイス/オフ ジョン・ウーの演出にだけ5点つけられる。当時は彼を知らなかったのでその演出力には正直度肝を抜かれた。凄い監督が出てきたと思った。ケイジの鬼気迫る演技とトラボルタの破天荒っぷりが実に良かった。9点(2003-09-17 08:31:22) 8. イングリッシュ・ペイシェント 死体を抱え上げてブワッと泣いた最後のシーン、後にも先にもシーンの役者と連動して泣いたのはこの映画だけ。映画館から出た後は暫く言葉が出なかった。非常なる佳作だけど、若い方や普通の恋愛してる方だと意味不明な映画かも。9点(2003-09-06 18:09:27) 9. ショーシャンクの空に 観なきゃ損と胸を張って人に言える稀有な作品かな。物語展開、映像、オチ、どれを取っても一級品中の一級品。ロビンスの渇いた演技とフリーマンの湿っぽい演技のコントラストも見事の一言。惜しむらくは、もう少し生の音を聞かせて欲しかったなぁと。音楽が邪魔に感じるシーンが結構あった。9点(2003-09-06 17:19:55) 10. ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 途中でソゼの正体が読めてしまったのだが、最後の意外性に相当感心してしまった。なるほどそうくるか!というオチによって、物語のキーであるカイザー・ソゼという男がどういう人間でどれほどの天才で別格な存在であるかが浮かび上がってくる、この手法にはかなり感心した。脚本勝ちの1本。これは観るべき。[DVD(字幕)] 8点(2009-08-25 06:24:24) 11. ダンス・ウィズ・ウルブズ 高校のときに観た時は相当感動したけど、大人になってから観ると何かが違いましたね。悪い意味で。でも映画としては全てにおいて満点つけられる映画。ロケーションの美しさはため息が出るほど。8点(2004-11-19 20:34:37) 12. クール・ランニング 無条件に面白いでしょう。キャンディのでっぷりぶりがもう観れないのは哀しいけど、それを忘れさせてくれる映画だ。キャンディが生きている。このノリ、展開、肩の力を抜いて大人から子供まで純粋に楽しめる映画です。8点(2003-12-12 01:11:40) 13. エニイ・ギブン・サンデー 面白い。面白いんだけど忙しい。ストーンのアメフト好きがわかる逸品だし、試合の描写もうまい。だがあまりにもカットセンスに頼りすぎた試合シーンは見るものに忙しさを感じさせる。基本的にアメリカンフットボールも含めたスポーツの内面を非常に上手に描ききっている佳作なだけに、ディアスというハリボテギャルが本当に、心底いらないと感じた。これで-5点。だが試合を含めた音響効果とそのセンスの良さには脱帽。パチーノも素晴らしい。これで+3点。スポーツマニアのための映画だけど、ストーン自体マニアだからいいんでない?8点(2003-12-12 00:51:44) 14. ハード・プレイ 《ネタバレ》 何が面白いかって、プレーが面白い。バスケットボールを題材にした映画は数多くあるけど、バスケットボールという魅力をここまで描ききった作品はない。ハレルソン・スナイプスのコンビがまたいいしね。白人は飛べない時代の映画だけど、今はアジア人も飛んでるよ。ロージーに+1点と飛んだ白人というラストに-1点。8点(2003-12-12 00:35:17) 15. マトリックス 面白い。ただひたすら面白い。視覚効果には度肝を抜かれたし、フィッシュバーンのかっこよさも目立ってた。8点(2003-12-12 00:10:19) 16. 天使にラブ・ソングを・・・ 高校の時に英語の教材として授業中に観た。アメリカン・ゴスペルの魅力が詰まった娯楽作。ウーピーは本当にいいキャラクターです。8点(2003-09-16 18:21:24) 17. 告発 スレーターは大嫌いな俳優の1人だけど、ベーコン&オールドマンという2大曲者が好きで観た。法廷モノとしても完成度が高いが、ああいう裁判内容が通用してしまうのがアメリカという国なのだろうか? 正直「証拠の応酬と理論」という裁判の根幹に関わる部分で展開されていないのは消化不良である。題材で失敗してるかも。ということで-2点。8点(2003-09-16 18:19:07) 18. ジャンヌ・ダルク(1999) 戦闘シーンと美術のリアルさに拍手。音楽の使い方も比肩する映画をあまり思い出せないほど秀逸。史実におけるジャンヌという人物を徹底的に現実として描いた意欲作として高評価。日本という特殊な宗教文化を持った国で育てば宗教の位置付けや意味などはあまりわからないだろうが、知識として補間できれば二度目には細かな描写の徹底ぶりに圧倒されるハズ。娯楽を追及せず作品を追求した典型的「芸術大作」である。9点をつけたいところだが、ミラのところ構わない電波演技がムカつくので-1点。そろそろ演技の機微を知れ。8点(2003-09-16 18:13:28)(良:1票) 19. ブレイブハート ホーナーの曲だけに5点出せる。戦闘シーンはモブのガチャガチャ。雰囲気だけで映画に引き込む美術と編集と音楽に大拍手。内容は、ま、お約束かな。普通に面白い。[DVD(字幕)] 8点(2003-09-06 17:33:30) 20. グッドフェローズ 個人的には「嫌いな監督ベスト3」に入るスコセッシだけど、この映画は素直に面白かった。各種演出も良かったし、どうすれば観てもらえるか?楽しんでもらえるか?という部分にこだわりを感じた。とは言いつつも、やっぱり役者勝ちなところはあると思う。ジョー・ペシは何を観てもこういう演技が多いけど(笑)この役は素直にハマり役。レイ・リオッタは「ハンニバル」の印象が強かったけど、なんだ、普通に実力派じゃんと見直した。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-07 19:53:08)
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