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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ミツバチのささやき ラスト近く、湖のほとりでフランケンシュタインに出会ったアナが、その出来事を静かに受け入れるようにそっと目を閉じるところで、涙がぼろぼろこぼれてきてどうしようもなかったのを憶えている。枯葉を集めた焚き火を少女たちが次々と跳び越えるシーンも、彼女たちの今と未来を暗示しているようですごくドキドキした(ちょっとセクシーな意味で)。とにかく大好きだった映画。今の私はこれを最後まで鑑賞できるのかな。そう思うと複雑。[映画館(字幕)] 8点(2006-05-19 15:16:21) 2. 狼たちの午後 BSの予告解説によると、妻や愛人との電話シーンは、かなり何回も撮りなおしたそうな。ソニーの体からたちのぼる、あのどうしようもない焦燥感は、監督の作戦の賜物だったのですね。OKの合図で泣き出したというアル・パチーノに今さらながら拍手をおくりたい。「dog day」が「夏のとても暑い日」だということを知った高校時代、あえてこの邦題をつけたセンスに感心したものでした。現在の配給会社はこの努力をあまりに怠っているのではないでしょうか。(「フォーガットン」はひどすぎる.......)ところで、キムタクの演技はこれのパチーノをかなり参考にしていると思ったのは考え過ぎかな? とにかく、役者ならこんな芝居を一度はしたいと思うんだろうな、というほどの名演。助演者も演出も見事の一言。まぎれもなく秀作。[地上波(字幕)] 8点(2005-06-03 14:48:02) 3. クレイマー、クレイマー 初めて見たのは高校生の時。父親と一緒に映画館でだった。ジャスティン・ヘンリーが上手いなあ、音楽がいいなあ、という程度の思いで外に出てびっくり! 普段あまり感情を表に出さない、もちろん、私達子供に対して大した愛情表現を示すこともない父が泣いていたのだ。以来、心の奥にずっとそのことが残っていて、自分が母親になってもう1度見た時に解った。私が子供を愛しているように、父も愛していてくれたんだな、と。いろいろな事柄が積み重なって起こる心の揺れやひだ、そして人間の普遍的な問題を細やかに描いた佳作だと思う。8点(2003-10-04 16:51:27)(良:2票) 4. ヘアー オープニングの圧倒的な凄さに、鳥肌が立ちまくった17才の私でした。フラワームーブメントもベトナムの悲劇も、アメリカ人にとっては記憶の彼方なのでしょうか。対イラク戦争も、こんな風に映画化される時がくるとしたら(もちろん遠くない未来にそうなるんでしょうが)人間ってなんて哀しい生き物かと思ってしまいます。ブロードウェイミュージカルの映画化としては傑作の部類だと思うのですが、今年の「シカゴ」ほど評価は貰っていませんでしたね。何故かしら? 監督も「アマデウス」のフォアマンなのに....。8点(2003-05-15 20:05:17)
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