みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. たそがれ清兵衛 東北、山形の片田舎(と思われる)海坂藩。 映画の視点である「清貧をよしとする」感覚は、今の東北に なぞらえても、同じ感覚であると思う。 東日本大震災でも見られる、東北の人たちの粘り強いチカラは、 こんなところにも見えるんじゃないだろうか。 朋江が、清兵衛の身支度をするために襷を「キュッ」と締める場面。 清兵衛が、その朋江を見つめるラスト。 良かったですね。このラストシーンで映画は終わって欲しかったです。[DVD(邦画)] 7点(2011-06-30 19:00:32)《改行有》 2. マトリックス レボリューションズ この後、モーフィアスを大将として、機械との最終戦争「マトリックス・最後の聖戦」があるとずっと思ってた。じゃないと繋がれている人間が可哀そう。「望む者たちは解放する」なんて言ったって、人間はみんなほとんど気づいてないで繋がれてるのに。 結局、人間×機械の戦いは、痛み分けってこと?妙な厭戦主義が急に入ってきて、ここまで引っ張って来た「映画だから」の面白さ、バカバカしさを、急に冷静な目で見つめて終わる感じ。 多分、監督のなんとか兄弟も飽きちゃったんだろうな…。[映画館(邦画)] 4点(2010-07-15 00:07:33)《改行有》 3. ホーンテッドマンション(2003) 妻、子供と一緒に観ました。 子供(11才)は怖がっちゃってもうダメ、妻も怖かったそうな・・・。 怖いというか、執事なんかが急に出てきて、ぎくっ!ジュラシックパーク的びっくり。 まあ、ホラーなんてめったに観ない我が家ですから仕方ない。 あまり評判が良くないようですが、我が家では十分怖くて楽しめました。 アトラクションのイメージも上手く踏襲していて良かった。 ただ、各ゴーストのキャラをもう少し出したら面白かったですね。 [DVD(吹替)] 6点(2010-07-12 16:10:48)《改行有》 4. CASSHERN 「キャシャーン」の映画なんだから、キャシャーンが何とかしてくれないと何ともならないでしょう! 監督にこれだけは言っておきたい。 「キャシャーンがやらねば誰がやる!」 でも、「キャシャーン」を考えなければ、映像は美しくてこだわりもあるし、テーマも好きです。[DVD(字幕)] 5点(2007-05-29 16:15:59)《改行有》 5. いま、会いにゆきます 素晴らしい。この細やかな優しさ、肌触りは、とても日本的で素敵です。 ストーリーも自然に感じられました。とても良く練られたファンタジー。 最後、澪の回想シーンでパズルが一つずつ埋まっていく。濃密で感動的な時間。 素直に感動できる自分が嬉しい、そして大事な人ともう一度観てみたい。いい映画を、ありがとう。[DVD(字幕)] 9点(2006-01-09 00:55:44)《改行有》 6. コンスタンティン 「マトリックス」のイメージかな?と思って観ました。 他にも言っている方が居ますが、やはり画面の退廃美、暗さが美しいですよね。「どんよりと曇った日は気分がいい」なんて感じる人にとってはスバラシイ映画。かく言う私も、開始約15分で、「僕にとっていい映画」決定でした。[DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 22:45:26)《改行有》 7. パッション(2004) 私は教会に通っていましたので、色んな思いを持って観ました。残酷なシーンを殊更に強調したのは、「キリストはこれだけ強い思いで、我々の原罪を背負った」事を描きたかったのではないか、と思います。 2時間の枠で全てを語るには、テーマが大きすぎます。逆にもっと長くて時間を取って、「何故、これ程までにエルサレムの大祭司やパリサイ人、サドカイ人たちに忌み嫌われるのか?」という部分を描けば、より分かり易い映画になったのでは、と思います。 でも、多分メル・ギブソンは、「わかる人にわかればいい!」なんて思っているのでしょうね。「キリストの一生」「キリスト教」を全く知らずに、普通の映画として評価するのはやっぱり厳しいと思います。 興味を持った人は聖書を読んでくれ!それで成功!の映画だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2005-06-12 18:10:08)《改行有》 8. マジェスティック(2001) DVDで観ました。 「フランク・ダラボン3部作の最後!」を最初は意識してて、でも他の2作からするとあまり名前を聞かないので「コケたのかな?」なんて勝手に思いながら見始めたら、これが実にのめり込めました。 子供達を失ったローソンという町にルークが戻り、潰れていた映画館を再生していく場面に、失意の底にいた町の人たちの、「取り戻していく」喜びが感じられ、こちらもワクワクしました。実際ピーターは、10年以上前、脚本家になる前はルークだったのかな?などと思いながら・・。 最後の聴聞会の時、「合衆国憲法うんぬん・・」となった時、「やばい!これはまたアメリカ万歳でお気楽に終わってしまうのか?」と焦りましたが、そこまでではなく(少々その臭いを残しながら)、ローソンの町にもう一度歓迎された所で、「良かった・・・」と素直に思える良い映画でした。 監督は、この映画を、先の大戦で亡くなった人たちへのオマージュ、そして遺族への贈り物としたかったのではないでしょうか?日本でもこういう映画が作れるようになるといいな、と思いました。8点(2004-11-15 17:24:22)(良:2票) 《改行有》 9. トランスポーター 前半の「過去を持つ、ストイックな運び屋」の雰囲気は、ゴルゴ13を連想させくれて惹きつけられたんだけど・・・・ 後半、その自分の「ルール」を破りまくり。だから前半の現実味がバッサリ斬られてしまって、一気に軽くなってしまったのが残念。 でも、テレビでタダで観せていただく分には、いい映画でした(笑)。6点(2004-09-26 23:55:36)《改行有》 10. 黄泉がえり 《ネタバレ》 途中で集中力を欠いていたからかも知れないけれど、最後に竹内結子が消えてしまう理由が判らなかった。なんで?ようやく皆さんのレビューでわかった位でしたよ。 あと、単なる自分の感情で、簡単に人を殴る場面が何カ所かあって、どうもいい気分がしなかった。ちゃんと謝りなさい君たち!4点(2004-06-18 14:10:33)《改行有》 11. パール・ハーバー 作った方もお金の無駄だし、観てしまった私も時間の無駄。字幕の最後に、「この映画はフィクションです。実在の団体、個人とは関係ありません」と出てたら、まあ許してあげられるかな。2点(2004-03-28 23:48:15)(笑:6票) 12. スパイ・ゾルゲ 監督は、こういった事実があった、という事を伝えたいが為にこの映画を作ったんだと思います。 そういった意味で楽しめました。この時代の歴史や空気を確認する上でも、非常に意義のある映画だと思う。 でも、やっぱり監督はちょっと左翼がかってますね。タッチは「日本=軍国主義=悪」というお決まりの路線が垣間見える。 でも・・やっぱりいくら何でも「イマジン」は持って来ちゃいかんでしょう。すっかり興醒めでした。6点(2004-02-06 00:10:14)《改行有》 13. ラスト サムライ 他の方も言ってますが、やはりコレをアメリカ人に作られてしまったのは口惜しいですね・・。 エドワード・ズウィックさんという監督は、余程日本の文化を好いてくれているのでしょう。確かに美化しすぎの部分はあるかも知れませんがいいじゃありませんか!他の映画では、日本人にはあまりいい役どころが来ないのがほとんどなのだから。 でも私はああいった日本人が沢山居たと思いたい! 日本の文化の一端を、分かり易く世界に発信してくれた事について、本当にありがたく思います。8点(2004-01-12 23:48:17)《改行有》 14. アニマトリックス う~~む、可もなく不可もなくです。アニメを観慣れてないので・・。でも、マトリックスの世界は好きなので、ストーリーが繋がった、という意味でマストムービーでした。5点(2003-11-08 21:36:25) 15. JSA 仕事で板門店に行った直後に見たので、緊張感のあるカタい映画かと思ってたんですが・・・ちょいと面食らいました。「おいおい・・・それはあり得ねえぞ・・・」なんて場面も多かったので、何だか途中で集中力を失いました。5点(2003-09-21 01:44:59) 16. ターミネーター3 《ネタバレ》 期待はあまりしていきませんでしたが、がっかり。ストーリーは分かり易いが、結局は「4」への布石か。T-XはT-1000より高性能な訳でしょ?だったらラストは溶けて抜ければいいのでは?ジョン・コナーも何だかマクドナルドの臭いがしそうで×。前作に比べて映像の迫力が感じられず、ドキドキ出来なかった。4点(2003-07-15 14:19:56) 17. マトリックス リローデッド アクションは飽きませんでした。スミス100人はさすがに笑ってしまったけど。でもカンフーアクションは素人臭さが・・・バイクのシーン、モーフィアスが刀を振り回すシーンは率直に目が離せず面白かった。ネオ&トリニティはベタベタしすぎ。高校生じゃないんだから。見ていてゲンナリしてしまった。もっと大きな「愛」を表現して欲しい。一作目の世界観に共感を覚えていなければ、この作品は面白く感じられないでしょうね。7点(2003-07-07 23:00:58) 18. ブラックホーク・ダウン こういった戦争があった、ということを確認するためには他人に勧められる。でも、ソマリア人をグレムリンやエイリアンの様に扱う様は、やはり気持ちのいいものじゃない。それは、恐らく我々のおじいさん達が受けた扱いに他ならないから。コレを「単なる映画として観る」なんてことはとても出来ない。それは、この画面に現れる残虐な場面を、見て見ぬふりをしますよ、と言ってるようなものだから。6点(2003-07-06 13:39:32) 19. ザ・コア 前評判の「これは実際起こり得る世界です!」なんてコトバに騙されました。地中に入ってからのマンガのようなCG、感情移入出来ない登場人物たち、そしていかにもB級アメリカ映画らしいお気軽なハッピーエンド、全てにおいて「軽い」映画でした。2点(2003-07-06 01:00:37)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS