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1.  地獄の黙示録 この映画は決して安易なカタルシスを与えてくれはしない。それ故にハリウッド映画の与える安易なカタルシスに慣れきってしまった人には到底受け容れられない映画だろう。しかし、私にとってはそれこそがこの映画を何度も繰り替えし見てしまう理由だ。他人に押しつけられる最大公約数的な結論(エンディング)なんてまっぴらだ。結論は自分の頭で考え出し、それに対して責任を持つものだ。だからこの映画がエンディングを放棄してしまっているのは制作者の誠意の表明なのだ。私はそれを支持したい。あと、この映画を傑作たらしめているのは各カットの構図の完璧さだ。しっかりとした絵になっている。いかにスタッフが時間と金と頭を使ったかの証拠だと思う。特にベトコン村を急襲するシーンの構図は神憑かり的な完璧さだ。この映画はあくまでベトナム戦争を題材にした、抽象的戦争映画なので、ベトナム戦争に関する表現上のリアリティの無さはあまり問題じゃ無いと思う。10点(2004-11-04 16:47:03)(良:2票)

2.  奇跡の海 この感動を何と表現したらいいんだろう。“これこそが映画だ!”と叫べば、この作品に相応しい賛辞になるだろうか?心臓を抉られるようなストーリー。身体の底の枯れ井戸から溢れてくる涙。“人間性とは何か?”、“本当の人間とは?”、“信仰の本質とは何か?”、この映画はそう問いかけているように思える。この映画を無視できる人は幸せだ。幸せだが、それは盲目の暗闇を生きているようなものだと思う。この映画は暗闇に慣れきってしまった人間に光(真の人間性)を取り戻すことの勇気を説いているような気がする。 10点(2003-09-25 15:14:03)

3.  地獄の黙示録 特別完全版 《ネタバレ》 私はこの映画が“マイ・ベスト・ムービー”なので、いくら未公開シーンが加わって長くなっても基本的に大歓迎です。伝説の7時間バージョンも死ぬまでに是非観たいと思うくらいです。ですが、やはりここは冷静にこの“特別完全版”で追加されたシーンについて検証したいと思います。 【要らないシーン】キルゴアのサーフボードを巡る追加エピソード~終始深刻な顔で独白していたウイラード大尉が唐突にこんなイタズラをして子供のように笑っているのは不自然です。中途半端に大尉のキャラを掘り下げるのは全体の雰囲気を損ねる危険有り。同様の理由で燃料とプレイメイトを交換するくだりも不必要。 【良かったシーン】フランス人農園のエピソード~説明的ではあるが、ベトナム戦争という背景を理解するためには、カーツの苦悩を理解するには必要。同様の理由でカーツがベトナム戦争における米兵の任務期間の問題などを糾弾する書簡を大尉が読むシーンも理解を助けてくれる。[DVD(字幕)] 10点(2003-09-25 14:45:54)(良:1票) 《改行有》

4.  スターシップ・トゥルーパーズ バーホーベンの突出した最高傑作であると同時に戦争映画の傑作のひとつだと思う。戦争の本質(殺戮の快感と、醜悪さ、滑稽さ)を表現している所は『地獄の黙示録』と同様だが、この映画のスゴさはそれが少しも説教くさくないところ。近未来で敵を虫にしてはいるが、これは現代のアメリカのメディアを駆使した軍事国家ぶりを暗に批判していると思われる。自分達の敵は、アメリカ的価値観が通じない点では虫と同じ、と言っているようにも見える。理屈込みでも、理屈抜きでも楽しめる唯一の戦争映画。 10点(2003-09-25 13:53:48)(良:2票)

5.  ブラッド・イン ブラッド・アウト 「ゴッドファーザー」や「スカーフェイス」が最高のギャング映画だと思ってる方、これを見てください。まだまだ埋もれた傑作があるもんだなぁってビックリすると思いますよ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-06-22 06:37:47)

6.  グッドフェローズ 少しでも犯罪者心理を知る者なら、殺伐とした世界に生きる犯罪者が本当に求めるのは“ロマン”や“男気”ではなく“ユーモア”だと言うことが解るはずだ。そういう意味ではロマンチシズムに傾きすぎた『ゴッドファーザー』よりも、この『グッドフェローズ』のユーモアに満ちた淡々とした描写の方がリアルなギャングの姿だと言えるだろう。そもそもギャングとは「自分以外を信用しない」連中であり、そんな連中がやれ「兄弟愛」だの「仁義」だのと言うのは、単に自分が身を置く世界の緊張感に耐えられないから生み出す“虚構”に過ぎない。彼等はそんな自分たちの不幸を直視しようとはしないし、“幻想”だと解らずに“ギャングの美学”に陶酔してしまう愚か者さえいる。だが結局彼等の大半が行き着くのはこの映画でも描かれるように、かつて自分が軽蔑していた“普通の生活”よりも悲惨な場所なのだ。レイ・リオッタ演じる主人公が麻薬に溺れてにっちもさっちも行かなくなる姿はユーモラスで素晴らしくリアルな犯罪者の実像だ。[映画館(字幕)] 9点(2005-03-11 16:05:11)(良:1票)

7.  アマデウス 素晴らしい。脚本、撮影、美術、音楽、俳優、すべてが下品にならず、上品すぎず一級のエンターテインメントになっている。唯一ケチをつけるとしたらモーツァルトのキャラクター描写が少し表面的なところか。しかしこの映画の輝ける主人公はエイブラハム(『スカーフェイス』でヘリから吊された人とは思えない)演じるサリエリなのだから、これでもいいのだろう。だったら題名を『サリエリ』にしろ?ごもっとも。しかしこれも天才と凡才の悲しき違い。それじゃあヒットしなかったでしょう。後世の映画の観客動員にも影響を与えるのも天才のなせる技なのだろう。サリエリがこの状況を見たら嘆くだろうか、それとも苦笑するだろうか?9点(2003-10-28 13:36:01)

8.  恋する惑星 この手の映画は時間が経つと印象が大分違うかもと心配しつつ5年ぶりくらいで観たけど、やっぱり良かった!特に部屋や石鹸やタオルを擬人化して会話するところがカワイイ。この映画は世界的にも人気があるが、『アメリ』などはこれを少なからずマネしていると思う。主人公のイメージもフェイ・ウォンから脱却できなかった様子が伺えるし。唯一の欠点は前半の金城のシーンと後半の関連性の無さ。ま、あんま気にならないけど。9点(2003-10-16 16:57:13)

9.  羊たちの沈黙 映画としても素晴らしいが、何よりも扱うテーマの深さがいい。連続殺人犯もその行動には時間をかけて醸成された必然的動機がある。まさにレクター博士が言ったように、物事を本質の面から見ることを教えてくれる。三部作の中で原作を超えるのはこれだけ。ちなみに何故レクター博士を崇拝する人間がいるかという問いには、何故人間は神を崇拝するのかと問い返せばいいと思う。無作為に、そして理由も無く大量の人間を殺すのは神の所行をおいて他にないからだ。レクター博士が教会事故の記事を集めているのは、レッド・ドラゴンの犯人が博士の記事を集めるのと同じだ。つまりレクターも“神”のファンなんだと思う。9点(2003-10-10 15:23:36)

10.  スカーフェイス 私はこの映画に影響され過ぎて道を踏み外しました。あまり若い人は見ない方がいいかも知れません。9点(2003-09-25 14:34:01)

11.  ミシシッピー・バーニング この映画の面白さについてはくどくど言う必要はないだろう。この映画の舞台はロバート・ケネディ司法長官が保守勢力の反発の中で改革を推進していた時期で、デフォーの演じる捜査官もその影響を受けた世代なのだろう。ハックマンがデフォーを「ケネディ坊や」と皮肉るのにはそういう背景がある。このあたりの60年代におけるアメリカ社会の価値観の対立の図式を知れば知る程、この映画の面白さが増すと思う。9点(2003-09-25 14:16:05)

12.  シックス・センス 泣けた。オチの謎解きなんて大した問題じゃ無いと思う。この映画の肝はなんといってもオスメントの存在感と、ゴーストと人間に分け隔てなく優しく接する優しいキャラクターだと思う。渋滞中の車の中での彼の母親への告白シーンはいつ見ても泣ける。9点(2003-09-25 14:00:02)

13.  明日を夢見て 個人的にはトルナトーレの最高傑作。一番自然なストーリーができていると思うし、トルナトーレの映画にありがちな少し鼻につくエピソードもなかった。[映画館(字幕)] 9点(2003-09-15 02:10:36)

14.  無法松の一生(1958) 思いがけず泣いてしまった。美しくて、優しくて、そして残酷だ。 ところで、この映画と「ニュー・シネマ・パラダイス」の類似性を誰か指摘しているのだろうか?この作品を見て、個人的にトルナトーレ監督はこの「無法松の一生」にインスパイアされたと確信したんだが。[DVD(字幕)] 8点(2007-11-22 12:05:11)《改行有》

15.  飢餓海峡 僕は初めて日本映画に恋した。左幸子にも恋した。[DVD(邦画)] 8点(2007-11-13 00:43:35)

16.  ブラッド・ダイヤモンド これは素晴らしい映画だよ。ズウィック監督はハリウッドの商業的制約の中で、真実を描くことを完全に貫いたと感じた。キスシーンすら無いこの映画のロマンス部分ですら余計だと感じるなら、ドキュメンタリーを観ればいいだけのこと。これは映画なんだし、これほどの社会派映画は最近観たことがない。我々平和にどっぷり浸かった日本人は、このすさまじいまでの西アフリカの現実を目の当たりにし、どう反応すべきなんだろう?映画のラストで語られる「キンバリー・プロセス」以降、紛争ダイヤが世界市場に占める割合は0.1%まで下がったとダイヤモンド業界は主張するが、抜け道はいくらでもあり、例え0.1%だとしてもそれが貧困にあえぐアフリカの庶民を殺し合いに向かわせるには十分な量だと認識しなくてはならない。はたして自分の虚栄心を満たすために、あえてそのような危険を冒してダイヤを買うべきだろうか?化学的には本物と全く変わらない人造ダイヤを嫌うのはデビアス社(ヴァン・デ・カープのモデルだろう)の宣伝にのせられてるだけじゃないのか?先進国の消費者は結論はどうあれ、一度真剣に考えてみるべきだ。観客にこれほど問題意識を植え付けられたのだから、この映画は成功したんだろう。[映画館(字幕)] 8点(2007-04-20 16:56:25)(良:3票)

17.  ブラックブック この監督の一貫して人間のありのままの姿を描こうとしている姿勢が好きだ。ハリウッド時代の作品では、商業的制約の中で監督の暴力と性へのオブセッションばかりが拡大されたきらいもあるので、母国に戻って撮った今作はこの巨匠への正当な評価の端緒になるかもしれない。僕が思うに『ロボコップ』においても『氷の微笑』においても今作においても監督の姿勢は非常に一貫したところがあると思うが、世間一般に理解されないのも仕方ないだろう。あの吐き気を催すような『ロボコップ』の暴力描写から、今作を見終わった後に考えさせられるようなメッセージを汲み取るのは容易ではないだろう。しかし僕はあえて言いたいのだが、今の時代バーホーベン以上に、映画という芸術や、その果たすべき社会的役割、更には娯楽性までを統合して完璧を目指している映画人がいるだろうか?[映画館(字幕)] 8点(2007-04-02 17:08:26)

18.  アメリカン・ビューティー ちょっと真剣に考えてみよう。マスターベーションと本当のセックス、一体どちらがより幸福だろうか?自己の内面世界を完全に満足させる可能性があるのは前者かも知れない、しかし他者と共有した経験というのは、それだけでかなり美しいことなのだ。レスターの死に顔、キャサリンの喪失感はその事実に改めて気付いたことの証のような気がする。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-10 14:34:30)(良:1票)

19.  タクシードライバー(1976) デ・ニーロのこぼれるような笑顔に尽きる。こんな無垢で愛らしい、まるで天使のような、それでいて底なしの寂しさと虚無を抱えた笑顔があるだろうか?果たしてこれは演技なんだろうか?演技だということを忘れさせてくれるのが良い役者だとするなら、デ・ニーロは間違いなく名優だ。そして『タクシー・ドライバー』は彼の代表作だ。それが僕のこの映画に対する評価の全てかも知れない。[映画館(字幕)] 8点(2005-04-26 18:19:29)

20.  カラーズ/天使の消えた街 今観るとかなり安っぽい感じがするが、当時は結構新鮮だった。西海岸ギャングものが流行る前だったから、そのへんの社会状況の描写がまず興味深かった。黒人とヒスパニックと白人の関係や、刑務所とシャバとの繋がり、警察の捜査方法などデティールが割としっかりしており、その辺に興味がある人にはなかなかの佳作だと思う。また主演の二人もそれぞれハマリ役で、特にショーン・ペンはこれが一番輝いてると思う。彼ほどバカっぽい白人警官が似合う俳優はいない気もする。この作品が気に入ったら「ブラッド・イン、ブラッド・アウト」や「ボーイズ’ン・ザ・フッド」もオススメ。 8点(2005-02-20 02:32:57)《改行有》

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