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1. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 大変私事なのですが、私、先日離婚をしてしまいました、ダメパパでございます。当然のごとくオープニング10分で完全に主人公に入りきっていました。「せんえつながら、今から私はトムでございます!」と心の中でさけび、そこから始まる、完全主人公目線の大スペクタクル!!私にはまだ小さな息子しかいなかったはずですが、いつの間にか兄妹の父となり、とてつもなく恐怖を感じながら、一緒に逃げまどいました。そして、我が息子ロビーが戦場へ。号泣しながら「ロビーぃぃぃぃぃ!!!」。完全にヒキまくってる連れを尻目に、そこからはもう涙が止まりません。「子守歌歌って。」「ああ!そんな歌わからないよ!すまん!ダメパパで!!」号泣。ようやく前妻の元にたどり着くと、そこには。。。ああ!!我が息子よ!!!生きていたか!!!息子が生きていた嬉しさで、終わったことすら気づきませんでした。帰ってからも涙が止まらず、ようやく落ち着いた今、この文章を書きながらまたもや涙しております。日本で一番この映画で涙したであろう私は、あまりの感情の高ぶりのために、なぜ宇宙人が滅びたのかを完全に見逃した馬鹿者なため、今晩また再見する予定でございます。今のところ、私には10点以外をつける余裕はございません。[映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 15:13:25)(笑:15票) (良:3票)
2. メメント
10分間しか記憶を持つことができない男。その10分間の記憶をつなぎ止めるために大事なことは体にタトゥーで彫る。しかも、その男は自分の愛する妻を殺した男を探していた。10分間しかもたない記憶の中で男はどのようにして真犯人を見つけるのか。それとも見つけることができないのか。また男の周りの人たちは男が10分間しか記憶が持てないことを知り、嘘をつきまくる。ここ近年の映画の中でプロットにこれだけ魅力を感じた作品は少ない。映画の進行自体も時間をさかのぼるつくりのため、男と同じように自分自身が記憶喪失になったように感じる。はたして誰が嘘を言い、誰が真実を言っているのか。しかし、この映画は完全に見るものを選んでいる。真の結末をしって面白いと思うかつまらないと思うかは見る人次第だろう。途中にちりばめられた伏線に気付くかどうかも楽しみの一つであろう。難しい役をこなしたガイ・ピアースに拍手。点数はその人それぞれだと思うので一番影響の少ない7点7点(2003-09-29 20:56:15)
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