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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  クレイマー、クレイマー 「子供の親権を巡って夫婦が裁判で争う物語」。・・・・地味である。これだけ読めば面白くもおかしくもない話で こんな話が商売になるのかと思うけど、久々に再見して、ちゃんとエンターテイメントしてることに感心。 テンポがすばらしくよい。観客の生理をちゃんと把握している。 法廷での場面は、長く感じるように演出している。匙加減が絶妙なのだ。 他のみなさんのコメントを読むと、コテンパンに貶して低評価の人もいる一理あるとも思う・・・・・ でも、この映画の真の主人公は子供のビリーだと思えるか思えないかで、かなり評価は変わると思う。 僕は少年ビリーが主人公だと思う。 そういう視点で見ると、これは離婚を薦めている映画ではない。 こういう大人のエゴで一番傷つくのは子供なのだ。この映画の本音はそれではないか? ビリーを演じる子役のジャスティンヘンリーが凄い、天才だと思う。 フレンチトーストの使い方の見事さ、エレベーターの使い方の巧みさ。 ただ母親ジョアンナの女性の最も醜いエゴと身勝手さを正当化するような視点が賛同できないのでマイナス1点で9点[DVD(字幕)] 9点(2016-12-04 22:23:55)《改行有》

2.  どですかでん これ撮った頃の黒澤監督の孤独が画面に滲んでいるようで、冒頭架空の電車を走らせる六ちゃん、そんな彼を馬鹿にして石を投げる子子供達。あの場面は、何だか監督が可哀相で涙が出る。黒澤作品としては、異例の短期間、低予算で完成し、撮影中監督は終始笑顔だったという。ニコニコ笑いながら、こんな孤独を抱えていたのか。作品の出来不出来がどうこう言うより、何て正直な人なんだろうと、それに感動した。伴淳と三波伸介、芥川比呂氏が絶品。[DVD(邦画)] 8点(2016-02-06 22:29:56)

3.  刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 編集が少し雑なのが難ですが、ミステリーとしては傑作だと思います。 電話、靴紐、その他の小道具が実に上手に使われていて、伏線が2重3重に 張られていて、それが最後に「ああ、そうか!」と思います。 コロンボが犯人に激怒するのも珍しいです。 編集がもっと丁寧になされていたら、シリーズ5指に入る大傑作になったと思います。[地上波(吹替)] 8点(2014-10-26 00:13:26)《改行有》

4.  タワーリング・インフェルノ こういう映画を見ると、昨今のCGに頼った映画が、いかに平板かがよくわかります。ストーリーもしっかりしてるし、ちゃんと人間が描けている。それに俳優の見せ方が上手い!マックィーンの登場の仕方の、カッコいいこと。パトカーが停まって、降りてくる、長袖ではなく半袖シャツを着ているところ、そんな細かい部分でも、どうすれば、カッコよく見えるか、ちゃんと計算してる。そして、最後まですの服装で通してるところの抜かりの無さは、「待ってました!」と大向こうから声がかかるようなカッコよさです。詐欺師で出てくる、フレッドアステアの見せ方も同様。ホテルの部屋で一人でいるところ、ちゃんとカメラをロング気味で、彼の全体を撮ってる。このタップの神様はロングで捉えた時が、最も華があって、カッコいいことを心得ている。たっワンカットだけど、彼への尊敬の念も、ちゃんとこっちに伝わってくる。ポールニューマンもいいし、子供たちに親切なバーテンがちょっとの出番だけど、すごく印象に残る。彼死んじゃうんですよね。可哀相で悲しかった。「こいつ友達になったら、きっといい奴だろうな」と思って見てた。いつのまにか。 アステア扮する詐欺師の老人の正体を見抜いていたジェニファージョーンズとの会話がとてもいい。「僕は詐欺師なんだよ。それも安っぽい」「それは違うわ。あなたは善良すぎて、人を騙す仕事に打ち込めないのよ。自分を騙せない人が他人を騙せるはずが無いわ」・・・・・いい会話だな・・・・。ストーリーと直接関係のないこういうところで、「ああ、人間は信じるに足るのかな」と思わせてくれるところが良き時代のハリウッドの娯楽大作の奥行きの深さ。娯楽の中でも、人間がちゃんと描かれてるってこと。8点(2004-07-12 09:01:56)(良:3票)

5.  ラストタンゴ・イン・パリ 0点にしたけど、これは駄作と言う意味ではない。安易に答を出したくない映画だということ。若い人が、これを見ても退屈な駄作にしかないだろう。若さゆえの想像力の無さから来る錯覚だ。この映画のマーロン扮する初老の男が性を核にして自分の生命力の残量を測っている、その切実さは若者に実感としてわかれと言っても無理。あまりにテーマの敷居が高すぎる。自分が年老いた時に見たら、テーマの持ってる恐ろしさに慄然とするだろう。かく言う僕にも、まだこの映画の本当の深さはわからない。レンタルで見たときも退屈だった。今じゃ、正直言って、ほとんど記憶にも残っていない。でも、自分が老人になって見たら、さぞかし打ちのめされるだろうと思う。ある年代にならないと、わからない映画というのは確実にあるのだ。もっと謙虚になったほうがいいと思うよ。これ見て思ったけど、ベルトリッチって谷崎潤一郎好きなんだろうな。これ谷崎の世界だよ。とにかく、この0点は「未知数」という意味の0点。0点(2004-06-12 15:49:39)

6.  ネットワーク ピーター・フィンチの鬼気迫る演技が凄い。「いくら何でもこんなことにはならないよ」という気持。そりゃそう思いたいが、現実は、どんどんこの映画に近付いてるぞ。近い将来、自殺の生中継をバラエティ番組で放映したりするようになるかもね。視聴率なんてテレビ局と代理店の間でのみ大事なことで、俺達視聴者には関係ないんだけどね。でも視聴率以外の判断基準がテレビ局に無く、かなり悪質なヤラセと思われることでも、作るほうは「演出」としか思ってない。このズレをどうにかしないと、もっとエスカレートするだろうな。笑えないブラックジョークの社会派映画。8点(2004-06-12 15:38:02)

7.  大統領の陰謀 アメリカの悪の底知れない深さと同時に、こういう映画をエンターテインメントの映画として作ってしまう、どっこい生きてるアメリカの健全さ、タフネスさを、まざまざと感じる作品。ホフマン、レッドフォードどちらもいい演技してます。ホフマンは、えてして上手い演技が鼻について、鼻持ちならない時があるんですが、この作品での彼は絶品。ホフマンが吸ってた煙草の灰がソファの上にチョット落ちる。それをサッと手で拭き取るレッドフォード、何でもないけど、おそろしく自然で細かい演技。こういう筋と直接関係ないところでの演出、演技でこういう瞬間を見つけるのも、映画を見る醍醐味。こういう芝居ができる俳優、日本にはなかなかいませんね。でも何人か指摘してるように事件に関わってる人が多すぎて、それを飲み込むのに一苦労です。メモ取りながら見ないと整理がつかんぞ(笑)9点(2004-06-09 00:08:46)

8.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> これは圧倒的に原作の方がいい。重厚さに欠ける。アメリカの英雄と言われたタカ派の軍人が犯人なんだから、「祝砲の挽歌」みたいなスタイリッシュなところが欲しかったね。もっとも、さり気なくパンフォーカスなんか使ったりしてるんだけど・・・・。原作では、コロンボが戦争を痛烈に批判、謎解きの場面ではアメリカの英雄、ホリスター将軍をも痛烈に批判するんですよね。映画の方にはその場面が無いから、それも物足りない原因の一つ。7点(2004-06-02 22:53:20)

9.  刑事コロンボ/死の方程式<TVM> ちょっと勿体無い作品かな・・。トリックも、ストーリーも面白いし、傑作の要素もテンコ盛りなのに惜しいね。すべては雑な編集にあると思うぞ。ラストの畳み掛けるようなコロンボの推理、グイグイ追い詰められていく犯人という、あそこの盛り上がるサスペンスでギリギリ合格点ってとこじゃな。犯人のロディマクドールって「猿の惑星」で猿の科学者役で出てましたね。7点(2004-06-02 22:49:22)

10.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> みなさんに同感。秀作です。手錠をかけさせて犯人が手錠を解けるかどうか試す場面。いいねえ・・・・。外した時の、コロンボの「やっぱりな」という表情。それにしてもタイプライターとはな・・・・やられた!って思ったよ。後味も申し分ございません。ウィルソン刑事、地味だけど、天晴れなワトソンぶりで儲け役ですぞ。9点(2004-06-02 22:44:34)

11.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM> ピーターフォークとジャッキークーパーの丁々発止の演技合戦。アリバイ作りのために犯人がガソリンスタンドの話を弁舌さわやかにコロンボに説明するところが大好きだ。かなり、細かく構成して喋ったつもりなんだよ犯人は。被害者が時計をいつも5分進めていたことも、うまく利用して、真犯人は現場から車で5分走ってガソリンスタンドで電話をかけた。電話ボックスに入って、小銭を取り出し電話をする時間を考えれば、ちょうど真犯人が電話をかけてきた時間になると自信満々で言うんだけど、コロンボの「いえ、ガソリンスタンドはガソリン切れで8時に店を閉めてるんです」という言葉で、いっぺんに絶体絶命の危機に陥る。あの時、犯人よりもドキッとした。8点(2004-06-02 22:39:29)(良:1票)

12.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 僕も、この作品でサブリミナルを初めて知った。ラスト、犯人が手にしたフィルムにカメラがズームすると、スタンドを覗き込んでるコロンボが映っている、その瞬間が一番好き。8点(2004-06-02 22:28:46)

13.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 秀作です。みなさんも指摘してるように、ラストのコロンボの種明かしは、すごいサスペンス。カメラがグッとズームした時に、あるはずのないパーティの招待状が映っているあの一瞬。ああ、万事休す!いまでいうデジタル嗜好の犯人だが、コロンボのアナクロ全開の推理の前には崩れ去るのだよ。9点(2004-06-02 22:18:02)

14.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 好きな作品です。ラストは、わざと嘘の推理でフェイントをかけて、犯人に墓穴を掘らせるという、シリーズ中何度か見られたパターンですね。まずまず上手く決まったんじゃないでしょうか。催眠術で飛び降り自殺するナディアの色っぽさは僕もずっと思ってました。カンタータさん、おいらもそうだぜ!「ムム、ナディアちゃん、これから飛び降り自殺するのに、その色っぽさは、いかがなものか・・・」とブラウン管を見ながら、ちょっと鼻息を荒くしていた、いたいけな俺・・・・・何を言っとるんだ、俺は。8点(2004-06-02 22:14:09)

15.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 「コロンボ」の中でも、すごくクールな作品じゃないでしょうか。犯人がスパイというのも要因かも。「秘密の会合をするのに秘密の場所を選ぶな」という台詞には納得。「木を隠すなら森の中。人を隠すなら人の中」というのと同じだね。ラストのコロンボと犯人の交すジョークがクールだ!7点(2004-06-02 22:07:38)

16.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 作品はまずまず。でも、犯人を演じるルス・ゴードン!79で皺くちゃのお婆が、何でこんなに気品があって、チャーミングなのかな・・・・。ダイイング・メッセージを使ったトリックは手堅く決めてます。コロンボが、犯人の講演会に行って、スピーチをする羽目になる場面が好き。「相、そう、そうなんだよな・・・」と納得して聞いてしまった。7点(2004-06-02 22:02:32)

17.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> これ好きなんですよ。風格があるでしょ。芳醇なブランデーみたいな作品。決定的証拠がどうとかいうよりも、コロンボが世界的な高い知能の持ち主である犯人にどう自白させるかに力点がかかっていて、そこにすごいサスペンスが醸しだされる。わざと、見当はずれの推理をして犯人のプライドを刺激して犯人自ら自白させようとするあたりの盛り上がりはさすがです。そして、ついに犯人が「違う!犯人はこうやったんだ!」と叫ぶ瞬間。お見事!8点(2004-05-29 23:09:44)(良:2票)

18.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 映像がきれいですね。傑作の部類に入ると思います。 犯人の陸軍士官学校の校長先生が魅力的。彼に代表される「強いアメリカ」の時代ではないことを言ってる作品でもあると思います。コロンボもそう思ってる一人なんだろうな。でも、タカ派の犯人に引導を渡しながらも、彼の持ってる高潔さ、厳格さをコロンボが尊敬してるのもジワ~っと伝わってくる。ラストの謎解きも見事。どなたかも言ってたけど、なるほど「犯人が目撃者」だたんですね。8点(2004-05-29 23:02:18)(良:1票)

19.  エクソシスト 怖いと同時に、とことん面白い映画を創ろうという監督以下スタッフの意気込みが伝わってくる。特撮は今の見ると、いろはのような素朴なことをやってるけど、CGのない時代に、よくぞこれだけの映像をこさえた。フリードキンのドキュメントタッチのカメラも秀逸。汗と工夫、手作りの勝利。 ただ悪魔に対する解釈が浅いと作家の遠藤周作氏が指摘していた。あんなのが悪魔だと言ったら、悪魔が怒るだろうと。悪魔はもっと狡猾で、もっと目立たないと。この指摘は鋭いと思うよ。8点(2004-05-21 15:54:20)

20.  恐怖の館(1972)<TVM> 偶然テレビで見て、えらい怖かったのを覚えてる。そうかスピの字、お前だったのか。傑作ではないが、やるじゃねえか、お前ってとこですな。7点(2004-05-13 23:27:39)

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