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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アマルフィ 女神の報酬 この映画の突っ込みどころ満載のストーリープロットには呆れ帰りますね。 前半こそ緊迫感のあるシーンが続きますが、 後半ストーリーの核心に触れるにつれて、前半ひた隠してきた薄っぺらさが露呈して 一気につまらない映画になっていきます。 また、登場人物の行動が信念や知性に基づく一貫性に欠け、 疑問に思うシーンが何度も出てきました。 登場人物の行動を無理やりストーリーに合わせようとしているように映りました。[映画館(邦画)] 3点(2009-07-22 01:34:44)《改行有》 2. ホテル・ルワンダ この映画を評価する資格は飽食の自分にはありません。むしろ、この映画に日本人の心が試されているのかもしれません。だから今の自分に1点。残りはホテル・ルワンダに。[DVD(吹替)] 9点(2006-10-17 01:50:45) 3. クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 このようなオムニバス形式の映画は数ありますが、その中でも上手に話を絡ませてるように思います。中でも銃におびえた女の子のエピソードには、こっちの心の方が撃たれました。人種差別というのはよくあるテーマですけど、今回の映画にあるような視点は新鮮で楽しめました。選曲も気に入ってます。自信を持ってオススメできる秀作です。[DVD(吹替)] 8点(2006-10-17 01:39:15) 4. マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 クリーシーは憤怒に囚われた罪深き迷える子羊。 ピタの父親に自殺を迫り、復讐のために残虐な行いを繰り返した。 ランチャーをセットした家に敬虔なクリスチャンである老夫婦が住んでいたのは 神が与えた最後のチャンスだったのだろう。しかし、クリーシーは赦しを与えなかった。 結局ピタは生きており、クリーシーは元々存在しない犠牲のために命を捨てるハメになった。 この意味で、クリーシーはキリスト教からみたら哀れな人間でしかない。 しかし何より大切なピタが助かっただけで、クリーシーは全て報われて死ぬことができた。 この意味では、クリーシーは幸せだったのかもしれない。 これら2つの価値観の矛盾、ブレという本質的なテーマを婉曲的だがハッキリと感じた。 良作。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-17 01:17:43)《改行有》
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