|
プロフィール |
コメント数 |
268 |
性別 |
男性 |
年齢 |
44歳 |
|
1. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 ゴジラVSビオランテとかを見た流れで、大元のゴジラも見てみようかなっと軽い気持ちで見たけど、凄い映画だった。
モノクロ映像がキツイかと思ったが、逆に細部が見えないのがリアルで恐怖心をあおる。
ゴジラ公開当時の日本は、終戦直後でまだ戦争の記憶も新しい。
アメリカからの原爆をリアルタイムに受けた人物が込めた反戦メッセージだけに説得力が強い。
モンスターパニック物のエンターテイメント映画に、ここまで強烈にメッセージ性が乗せる物なのかと脱帽。
本編中、科学者の芹沢が科学技術を戦争で使われないようにする為、自らも命を絶つという
流れは、昨今の映画の流れからすると考えなくい物だが、この映画が生まれた経緯を考えると
納得がいく。
映画にメッセージ性を込めるとは、キャラクターの決断に信念があり
その行動の意味を考える、という事なんだと実感。[DVD(邦画)] 9点(2009-08-01 23:56:05)《改行有》
2. ローマの休日
名作と言われるローマの休日がどんなもんかと見てみたが想像以上に良かった。50年以上も前の映画なのに普通に見れるってのが凄い。無駄な話やセリフが削ぎ落とされていたからだろうなぁ。オードリーヘップバーンが魅力的ってのがデカイ。恋愛映画はヒロインがいかにかわいいか?ってのも重要な要素だと思うが、その点においては映像が綺麗な最近の映画でもかなわない気がした。
冒頭睡眠薬で酔っ払ったみたいなオードリーが非常にかわいかった、あれはアパートに行ってしまうという流れを作る為の策にもなっているし、王女のかわいい一面にもなっていて効果的だった、そういう無駄のない感じが良かった。
スクープ写真も口外しないという綺麗な流れも良いんだけど、やっぱり最近の映画と比べると話の流れが物足りない感じもするので、名作とは言えど10点満点とはつけずらいです。[DVD(字幕)] 9点(2009-01-24 03:48:30)《改行有》
|