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1. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 自分の夢を実現できた人は素晴らしい。実現できなくても追うことができた人は幸せだ。ジョージは誠実な選択をした結果、自分の夢を捨てなければならなかった。ハッピーエンドでジョージも今の幸せを実感することができた。愛した人の夢はかなえてあげていた。本当にジョージは素晴らしい人生を生きたと思う。けれど、切なさが残る。夢を追い続けられなかった人は多い。生活に追われ夢どころではなかった人もいる。そういう人たちの慰めになる映画だと思う。コミカルなところが多く、泣きながらも笑えるところが切ないながら、温かい映画にしてくれている。9点(2004-07-09 00:16:31)
2. わが谷は緑なりき
人生、辛いこと悲しいことが沢山あっても、愛情にさえ恵まれていれば、愛着が持てるし、美しい故郷だったと懐かしむことができる。時代の流れに飲み込まれ家族はバラバラになってしまうけれど、それぞれが精一杯生きていくだろうと思わせる。淡々と力強く、あの時代には普通であった生活を描いている。涙はでるけれど、感傷的でない分、後味が悪くない。それにしても、努力が報われる世の中、善良な人が幸せになれる世の中になってほしい。やっぱり、ジョン・フォードはいいなあ。8点(2004-07-06 23:57:25)(良:1票)
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