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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 三人の妻への手紙 《ネタバレ》 洒落たコメディですね。 カーク・ダグラスが出てるとは。。。そっくりだけど息子マイケルより清潔感があっていい。 最後までアディを出さないっていうのが粋だし、余計に興味を掻き立てられます。 夫婦3組ともバラバラのようで、傍から見てるとちゃんと共通してるとこがありまして、それは奥さんが何かと厄介で旦那さんたちが3人とも信じられないほど理解と忍耐力があって優しいのね。 奥さん3人の回想シーンが順番に描かれ、今までの自分を反省するみたいなね。なくしたかもしれないとなって初めて気付く自分の愚かさ、世の女への戒めみたいなはなしでした。しかし法律そのものに男女差別ありみたいな時代だったんじゃないかと思うんですけどね。完全に男目線で描かれてるなとは感じましたが、コメディとしてはなかなか面白いと思います。 カーク・ダグラスのフィリップス夫妻のエピソードがいちばん好きです、メイドのキャラも良かった。[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-27 13:17:56)《改行有》 2. カサブランカ 決して、いえ絶対にハンサムとは言えないハンフリー・ボガートなんですけどね、演じたボギーはストイックな大人の男、男が粋な男の美学を学ぶっていう点では最高峰ではないでしょうか?ピカピカのキザ男の代名詞にもなってますけど。でも「知らない、わからない、忘れた」ばっかり言ってると愛想尽かされちゃいますよ(笑)男に何か質問した時に返ってくる三大言語ってコレじゃないか??ボキャブラリー貧しすぎです(笑)製作された時代が時代ですから今観ると物足りなさを感じることは否めないとは思う。訂正:ワインじゃなかったぁ、占領地のヴィシー水のびんね、ゴミ箱に捨てたのは。こういう演出がたまらなく好きだけど、うろ憶えじゃなくてちゃんと確認してから投稿しないとだめね^^[地上波(吹替)] 7点(2006-04-18 14:56:46) 3. 赤い靴(1948) 2、3回観てる。まず色がいいよね、バレエシーンも素敵。でも何が素晴らしいってアントン・ウォルブルックの優雅、優美な所作です。さっと手袋をはずす、上着を脱ぐ、何をするにもエレガントなの。これだけでも観る価値アリですよ。それとね、ヴィッキーを心から愛し、理解していたのもやっぱり彼でしょう。ジュリアンは結局バレリーナとしての彼女を支えられなかったといっていいのじゃないの?男のエゴ爆発って感じ?厳しすぎるかなあ。でも追い詰められたヴィッキーがかわいそうでした。あとね、これはあくまでも映画として観た感想なんですがぁ。。。ジュリアン役の俳優がね、全然ハンサムじゃないのが気になりました、ごめんなさい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 17:05:09) 4. レベッカ(1940) 初見は中学生でした。まっさきに思い出すのは無表情なダンバース婦人ですね、やはり。レベッカの本心、真意はわからなかったけれど死の謎がわかった時はなんだかほっとした。本心、真意が最後までわまらないままというのがこの物語の魅力となるのでしょうかね。精神的に追い詰められていくというのは傍から観ていても痛々しいく、もどかしい。レベッカとダンバース婦人の女の執着、執念はもっと痛いけど。[地上波(吹替)] 9点(2005-12-23 21:58:04) 5. 第三の男 テーマ曲とともに語り継がれる作品だね。私としてはですね、サスペンスとしての展開を楽しむというより、映像とかっこいい男を堪能するといったほうがいいですね。観覧車も有名ね。でもやっぱりラストかなあ。[地上波(吹替)] 7点(2005-10-11 09:42:00) 6. チャップリンの独裁者 この作品はファシズム、ナチス、ヒトラーをコメディにし、徹底的に笑い倒しながら痛烈に批判している作品であるというのが素晴らしい。 誰がどんなに訴えようがどうしようが争いや差別偏見、残虐な行為はなくなりません、それも人間だからです。 うん10年も経ってから悲惨、壮絶な映像で語る一応の反戦映画は掃いて捨てるほどある、しかし本作は今まさにっていう時に制作されたわけです、これって物凄いことだと思うのよね、映画の中での演説って好きじゃありません。でもこれに限っては聞き入ってしまいましたね、たぶん演技による演説じゃなかったからだと思います。[地上波(字幕)] 10点(2004-09-19 17:03:33)《改行有》 7. ローラ殺人事件 《ネタバレ》 随分前に録画して思いだしては見直してます。オープニングからすでに殺人事件の捜査が始まっているので前置きがない分、最初から引き込まれ、誰がどうして殺されたの?と興味が沸く。あの、人を見下した嫌味なイギリス紳士気取りの作家がなかなかよいです。優雅な立ち振る舞いはさすが。そしてなんといってもダナ・アンドリュースが素敵。ああいうスーツ姿を見ると、やっぱりテーラードスーツというのは欧米人の男をかっこよく見せるためにあるんだなあと納得してしまいました。 肖像画の美女にジュディス・アンダーソンとくれば「レベッカ」 初見時は恋敵でもあるし「ひゃ~なんか不気味」とちょっと期待しました、こちらの肖像画の美女はとてもイイ人です。 男性はジーン・ティアニーの美しさに見惚れる映画なら女の私はダナ・アンドリュースを筆頭に男優たちのダンディさにウットリするための映画です。[ビデオ(字幕)] 8点(2003-12-10 01:11:56)(良:1票) 《改行有》
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