みんなのシネマレビュー |
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1. ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 素直に観れば、面白い映画でした。ソフトなティム・バートンもまたよし、って感じです。 ただ、何故息子が父をあんなに嫌悪するのかが、ちょっと私にはわからなかった。 やはり、父と息子というのは、そういうものなんでしょうかね? [DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 21:41:37)《改行有》 2. ストレイト・ストーリー リンチの作品なのに、異形の者も混沌とした時間軸の交差もない。 静かな、ただ静かなロードムービー。 老いるというこは、悲しくも有り、逆に柔和にもなれるということを教えてくれる なんだか、ほわっとさせられる1本。こんな、リンチも悪くない。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 21:36:07)《改行有》 3. ノスタルジア 氏の作品では、一番わかりやすい作品でした。もう、タイトルそのままの作品です。詩的な美しい映像が素晴らしいです。でも、やっぱり雨音の響きを聞くがごとく眠くなってしまうのは否めないのです。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-07 22:44:26) 4. 惑星ソラリス SFというか、この監督らしい哲学映画。 エレメントにこだわった、水辺のシーンはとても美しいのだけれど、環境映画さながらα波出っ放しで、眠くなるのも事実。退屈というのではなく、雨音を聞くと眠気を誘われるような、そんな映画。 ただ、ストーカーにしても、ノスタルジアにしてもソラリスにしても、氏の作品の中では、女はいつもリアリストで、男はいつもロマンティストのへなちょこ野郎なのですね。いつも、女性の思いに救われている気がします。 ハリー役の女優さんが兎に角美しいので、それだけでも一見の価値ありです。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-07 22:39:57)《改行有》 5. ストーカー(1979) 哲学色の濃い作品なのだけれど。ラストの妻の台詞と娘の存在がすべてであり、前兆である・・・そんな印象をもった作品です。映像が叙情的で、とても美しい映画。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-07 22:28:08) 6. ファウスト(1994) 演じてる人形(役者)と実際の人間とが、交錯しあって混沌とした空間を作り出し、漠然とした不安定感を見る側にもたらすこの手法は、さすがシュヴァンクマイエルといった感じ。 ただただ、素晴らしい作品としか言えません。[DVD(字幕)] 10点(2005-09-06 23:38:15)《改行有》 7. 福耳 兎に角、ストレートに面白い作品です。もちろん、クドカンと田中邦衛氏の組み合わせも素晴らしいのだけれど、脇を固める俳優陣もとっても素晴らしいです。まあドタバタしたコメディでは、あるもののラストではジ~ンとさせられるホノボノ感もたまらない。 特筆したいのは、田中邦衛とクドカンを鏡越しに確認するシーンのカメラワークの良さが、ほんとにリズミカルで素晴らしい。 このカメラワークの良さが、この作品のポイントをかなり上げてると思います。 まあ、ココでヒトのコメント読むよりも、先ず観てよ!って言いたくなるほどの面白さです。 俳優クドカンも悪くないかな。 [DVD(字幕)] 10点(2005-07-01 19:15:22)《改行有》 8. スイミング・プール 前作の「8人の女たち」もそうだけど、映画というより、舞台を見てるような作品。 または、小説を読んでるような作品。 引き続き、女たちを対照させ、女の怖いトコが統合され、よく描けてるなあと思う。 「オチ」の部分は、受けてがそれぞれで考えればそれで、よしってことで。 この曖昧さが、またいいと思う。映像も美しいので、8点さし上げる。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-27 23:27:42)《改行有》 9. ブラウン・バニー いや、ビミョ~。昔のインディーズの作品観てるみたい。 悪かぁないんだけど、やはり最初の物憂げなギャロ、ギャロ、 ギャロの横顔ばかりは、少々キツイ。 曇った窓路ガラス越しの風景が、この映画を象徴してる感じ。 この淡々と盛り上がらなさが、ディープなラストをより衝撃的に 仕上げてると思えば、有なのか。 ちゃんと、伏線を読み取っていかないとイカンので、 退屈とかいって、ぼんやり観てちゃいけないのだ。 一人で、観てよかった。 多分、誰かと観たら感想を語り合う以前に、この作品をチョイスした事を 責められそうです。 でも、心が脆弱な男をやらせたら、やっぱこのヒトはスゴイ。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-14 22:50:17)《改行有》 10. 過去のない男 《ネタバレ》 いや、もう最高。面白かったと素直に思えた作品。カウリスマキもカルト色は抜けてきた感はあるものの、いきなりのオープニング。あの淡々とした登場人物たち。音楽も映像もよかった。 電気工の兄ちゃんにお礼を申し出た時の台詞にシビレタ。 「うつ伏せに死んでたら、仰向けにしてくれ。」カッコよすぎ。 ラブ・ストーリーは、べたべたの使い回しなのに、後味がじんわり効いてくるのはこの監督ならではか?8点(2004-11-01 22:35:49)《改行有》 11. ロッカーズ ROCKERS(2003) ライブシーンは、さすがの迫力。 ロッカーズをオンタイムで知っているので楽曲が懐かしくて嬉しかった。 んー・・・でも映画としてはイマイチかな。 ベタベタな陣内節が苦手な私。(嫌いじゃないけど、ちょっとしつこい。) キャスティングとかは、結構よかった。 可もなく、不可もなく、テレビ放送で観るのがちょうどいいかも。 6点(2004-10-03 22:24:46)《改行有》 12. ぼくんち 《ネタバレ》 疲れていても、スル~ッと観れる映画。 やっぱり、原作がある作品は別物として見ないと厳しいかも。 サイバラ節というより阪本節って感じ。 観月ありさも、思ったよりよかった。 「これが、指だったらただ。」のシーンはなかなか印象的でした。 いつまでもナースやらせてちゃダメだぞ。 二太君役の男の子もかわいかったし。 原作を抜きにしてみたら、ちょっとシニカルなほのぼの映画でいいんじゃないかな。 7点(2004-10-03 22:15:12)(良:1票) 《改行有》 13. ELECTRIC DRAGON 80000V なんだか、全体的に評価低いっすね~。私は、はっきり言って滅茶苦茶面白かったです~。 「バースト・シティ」や「狂い咲き」の頃のわけわかんないパワーで押し切る日本の 元祖カルト監督的なノリが。 五条みたいに綺麗にまとまってる作品より、このブチ切れ具合がGOODです。 9点(2004-08-14 20:04:13)《改行有》 14. デッドベイビーズ いや、ごめんなさい。ケッコー好きかも・・・映像と音楽だけで支えられてる感じもあるけど、嫌いじゃないなあ。久々に出会った楽しめるエロ・グロ・ドラッグ・バイオレンスモノでした。 人格疑われちゃいそうだけど、面白かった。7点(2004-07-02 22:20:03)《改行有》 15. パニック・ルーム 《ネタバレ》 勝手にホラー映画だと思い込んでました。感想といえば、「あ~、バーナムってば、かわいそう・・・いいひとなのにね。」その一言です。 つまらなくは無いけど、デビッド・フィンチャーの作品として観たらちょっと期待はずれなカンジです。7点(2004-04-12 22:24:49)《改行有》 16. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 無骨な男達が単純に殴り合ってるお話だと思ってたら、あらあらサイコなのね。かなり面白くみてたのですが、デビッド・フィンチャーにして、このハッピー・エンド風なラストはないでしょう。 グーッと惹きつけられて一気に落とされた感じでがっかり。なんで、あれで生きてるんだい?なんでタイラーだけが?ちょっと、不満の残るオチでした。7点(2004-04-10 23:28:08)(良:1票) 《改行有》 17. さらば青春の光 十代も終わりの頃だったかなあ、初めて観たのは。映画の中味云々よりモッズ・ファッションがかっこよかった~。未だにモッズ風ジャケットは、重宝してます。んでもって、スティングが、またまたかっこいい。中味よりお洒落な雰囲気を楽しんで欲しいな、と思います。6点(2004-03-30 22:41:48) 18. キカ ふざけてるのか、マジなのか。困ったチャン的な作品。個人的にはこんなのって好きだけど。人には薦められないな。5点(2004-03-30 22:31:50) 19. ショコラ(2000) わかりやすい、ほのぼの~っとする作品。ローティーンの娘がいたら、一緒に観いかも。お洒落な御伽噺といったところでしょうか? 7点(2004-03-29 23:10:10)《改行有》 20. 8人の女たち 女優陣が豪華で観たのですが、面白かった。オチが素晴らしい。 想像しつつも、お見事ってカンジです。8点(2004-03-29 22:59:59)《改行有》
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