みんなのシネマレビュー |
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1. 海猿 ウミザル なんか、「愛と青春の旅立ち」と「トップガン」を足して2で割ったようなストーリーでしたね。いえ、それなりにおもしろかったんだけど、上記2作品を思い浮かべると、工藤が死ぬのはミエミエだったもので、そうならないことを祈っていたのですが…… 。海保の訓練生という素材は美味しいんだから、ありきたりの王道ストーリーではなく、もっとひねりを効かせてほしかった。てか、もういい加減に相棒殺して感動誘おうとするストーリーはやめようよ。[地上波(字幕)] 6点(2005-06-25 23:36:05) 2. スリープウォーカーズ 《ネタバレ》 茹でたトウモロコシで本当に人が刺し殺せるんでしょうか? 生のトウモロコシなら殺せそうな気がしないでもないですが…。その前に、あの警官、人の家で飯食いすぎです。そんな、どうでもいいことについつい思いを馳せてしまう映画でした。たぶん、自分が猫好きだったので、最後まで楽しく見れたのでしょう。スティーブン・キングほど、スカと当たりの差が激しい作家は知りません。そこもまた、キングらしさってとこでしょうか。[地上波(吹替)] 5点(2005-06-19 02:45:35) 3. ミスティック・リバー 《ネタバレ》 非常にもにょる映画でした。役者さんは、いずれも一癖ある方ばかりで、アカデミー賞受けたのも頷ける演技だったのですが、ラストはあまりにも理不尽極まります。娘を殺した男は許せなくても、間違って無実の男を殺した自分には目をつむるジミー。その行為を肯定し、「王様」だの「街の支配者」だの持ち上げている馬鹿妻。無実の夫を信じきれず、夫を密告する形で裏切った妻。そして、すべてをわかっていながら沈黙を続ける刑事。子供の頃、車で連れ去られたデイブだけが、結局はいつも貧乏くじですか? ジミーとショーン、この二人は、結局自分たちが車に乗せられなくてよかった。自分たちとデイブとは違う、と思っていたのですね。友情も糞もない、「あのとき、車に乗せられたのが自分じゃなくてよかった」ストーリーには、楽しみにこの映画を見た自分としてはがっかりするほかなかったです。[DVD(字幕)] 5点(2005-06-10 01:12:44)(良:1票) 4. シュレック2 全体的なまとまりやストーリーからいえば、前作のほうが断然おもしろかったです。それでもこの2が気に入ったのは、やはり長靴をはいた猫の登場でしょうね。猫好きなら顔がニヤけてしまう、まさしくニャンコの仕草ひとつひとつに、もうデロデロ状態でした。あえて可愛い声を使わずに、バンデラスを声に当てたのもナイスですね。ドンキーが嫉妬メラメラだったのもわかる気がします(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2005-06-09 16:22:14) 5. デトロイト・ロック・シティ 《ネタバレ》 いや~、おもしろかった。ドタバタ全開のお馬鹿ムービーなんですが、主人公たちがいかにもあの時代の「青春してる」って感じがよく描けていたと思います。KISS、自分も好きでしたよ~。チケットを燃やされてから、まさかあんな展開になるとはね。ラストのコンサートでのテンション大爆発、なんかわかるなぁ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-06 01:27:45) 6. ホワイトファング 《ネタバレ》 イーサンが初々しい。お約束のストーリーながら、狼を虐めた悪党どもが捕まって、よかったよかった。金も堀り当てられたしね。それでも、金持って街に凱旋するよりも、ホワイトファングと大自然で生きていくことを選んだ主人公に激しく共感。→その後続編に続くらしいw6点(2005-01-09 06:07:39) 7. 28DAYS サンドラ・ブロック苦手なのに、ヴィゴ狙いなだけで見てみました。そしたら、ブシェーミまで出てて、得した気分。逆にヴィゴの出番は遅く、しかもいてもいなくてもいい役柄で印象この上なく薄し。いい意味で裏切られた映画というか、苦手なサンドラが、徐々に自分に素直になっていくところが、わたし自身のサンドラの見方と重なりました。ラストはとても爽やかで、見終わったときには、あんなに苦手だったサンドラが好きになっていました。単純な自分に乾杯w けれどこの映画、地味だけどストーリーも出てくるキャラクターもいい味出してる佳作です。7点(2005-01-09 05:52:28) 8. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 前作の「デスペラード」はよかった。あの馬鹿テイストがいたく気に入り、その続編とあって思いっきり期待したし、大好きなジョニーが出るというので張り切ってDVD買ったのに……。ストーリーが無駄に壮大になった分、映画はなぜかスケールダウンしてます。なぜ? いい役者もたくさん出てるのに、なぜ? どうして? こうなってしまったの??? ジョニーが無駄にかっこよかった。やっぱりデスペラードでやめとくべきだったか?5点(2005-01-09 05:30:41) 9. ハムナプトラ/失われた砂漠の都 映画館までわざわざ見に行ったな~、としみじみしながらテレビで再見。ま、ふつーにおもしろい。というか、遺跡物好きだし。でも、あくまでふつーな感想しか出てこない。主人公のキャラも今ひとつピンとこないしね。ただ、主人公、ビンタしたらいい音しそうな、張りのあるいいほっぺたしてた。映画館で見たときも、そう思ったのよね。ビンタしてみたい、思いっきり。6点(2005-01-09 05:27:02)(笑:1票) 10. 少林サッカー くだらないというか、馬鹿というか、いわゆる「マンガをまんま映画にしたような」作品なんですが、そういうのをすべて承知の上で作ってるアホさ加減がよいですね。香港映画らしいチープさも、却ってプラスの魅力なのかな。まあ、自分も馬鹿になりきって、素直に楽しんだ者勝ちの映画と思います。6点(2005-01-09 05:17:31) 11. スリープレス 《ネタバレ》 「アイデンティティー」を見たあとにこれを見て、ちょっと絶句。犯人探しの盲点が一緒だったもので(笑)。久々のアルジェント物だったのですが、やっぱりアルジェントにはゴブリンが似合う! 内容はと言えば、殺しのエグさなんかはそれなりに健在、けれど往年の作品に比べてしまうと、キラリと光る場面もなく失速気味かなぁとも思います。その中でも、マックス・フォン・シドーの存在感には救われました。6点(2004-10-29 05:16:09) 12. 100万ドルの血斗 《ネタバレ》 ジョン・ウェイン主演だし、西部劇でありながらバイクや自動車爆走するしで、途中まではそれなりに楽しく見られたのですが、ラストでもうぶち切れですよ。主人公に請われ仲間に加わったインディアン、じいさんだったけどいい働きしてた彼が最後の盛り上がりで死ぬであろうことは、今までの西部劇パターンからも見え見えで、覚悟はしていたのです。でも、じいさん、戦い続けて、最後はナタでめった斬りにされて殺されましたよね? 主人公の犬も、命令に忠実に戦って、最後は孫をかばって、同じくナタでめった斬りにされましたよね? なのに、主人公ジョン・ウェイン一家は、敵の親分倒したら、インディアンじいさんのことも犬のことも、探すことも死を悼むこともせずに、笑顔で「さあ、家に帰ろう♪」ですよ。身代金100万ドル払わずにすんだし、孫も取り戻せたし、よかったよかったですか? 西部劇ってこんなものじゃなかったでしょうに。仁義を忘れてしまった、ジョン・ウェイン御大のスター映画(しかも、実の息子が息子役で出てるし)には、ほとほとがっかりでした。4点(2004-07-06 05:33:53)(良:1票) 13. ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 怖いかと聞かれたら怖くないんだけど、それなりにハラハラさせられました。あのヒロインって、ほんとにヒロインなのか疑ってしまいたくなるくらい、すべての元凶&可愛げのなさでしたね。最後に自己犠牲的に飛び込んだところで、同情する気持ちも湧いてきませんでした。しかし、あのコックが助かったのはGJ! ヒロインの死を相殺してくれたような清々しさがありました(笑)。6点(2004-06-20 16:31:35)(良:1票) 14. バッド・ガールズ(1994) 女版西部劇。ドリューがとてもチャーミング。物語としてのスケールは小さいですが、女たちの友情がほのぼのとよかったです。5点(2004-06-20 16:25:46) 15. ジュラシック・パーク 恐竜好きとしては、もうわくわくドキドキの大好きな作品です。単なるおとぎ話に終わらせず、生命さえも意のままに作り出そうとする人間の傲慢さや、行き過ぎた科学への警鐘なども盛り込み、でもしっかりと根底に家族愛を描いているところにスピルバーグらしさを感じます。生き生きと動いている恐竜たちに感動。何度見ても楽しめます。9点(2004-05-18 17:16:45) 16. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル エンジェルたちのキャピキャピ具合は、これくらいの馬鹿っぽさでないとね。対して、デミ・ムーア。手ごわいライバルとしてのキャラ設定はいいけど、あのいかにもな全身整形の肉体はまるで作り物の蝋人形みたいで寒すぎる。ブルース・ウィリスも、さりげなく出て殺されてないで、ひとこと言ってやればいいものを……^^;6点(2004-05-18 17:08:41) 17. 完全犯罪クラブ 犯人たちが、口ばっかりのおこちゃまなのが致命的と思うんですが…。こういうテーマでいくのなら、犯人たちは【恐るべき子供たち】チックな、うんとこさ魅力的な少年たちでなきゃいけなかったはず。サンドラ・ブロックの役どころも上滑りしている(って、いつもか)感があります。4点(2004-05-17 16:54:06) 18. ソラリス それなりに見るのが楽しみだったのですよ。でも、猫とわたしと母で見始めて、序盤早くも猫がクゥクゥ……、続いて母まで机に突っ伏しておりまして、それを横目に見るわたしも断続的に意識を失っておりました。熟睡三姉妹ってやつです。でもいいよね、ジョージ・クルーニーも寝ていたし^^; 4点(2004-05-17 16:42:17) 19. ザ・メキシカン 期待しないで観たら、けっこうイケてました。ブラピのドジばかりのメキシコ一人旅編、ジュリアと偽リロイの珍道中編がなかなか楽しかったですが、合流してからは今ひとつ。なんかケンカばかりしてて、恋人同士って雰囲気じゃなかったですね。二人の恋愛は横に置いといて、銃にまつわる伝説とか、ブラピになつく犬とか、偽リロイの短かった恋とか、そういうどうでもいい小ネタがよかったです。6点(2004-05-17 03:44:46) 20. ゴーストハウス(2003) 《ネタバレ》 やけに淡々としたホラー。淡々としすぎて、ストーリーの緩急もクソもありません。出だしの、クローゼット開けたら出てくる子供の幽霊でビクッとさせてくれますが、それが最初で最後のホラーらしい演出でした。まったく怖がらせてくれない上に、ラストでなんらかの解決(幽霊ども一掃…とか命からがら逃げ延びてやれやれとかの)もしてくれなくて、主人公がおかしくなっちゃうってのは、見る側のカタルシスまで見事に叩き潰してくれましたね。全体的にしょぼくて、平坦。ホラーを見たいのなら、これを選ぶ意味はあまりないかと^^;3点(2004-05-14 05:04:23)
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