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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 危険な女(1959) 原作の設定をいくつか大きく変えているのだが、それの変更が、いずれも原作の持つ絶妙な心理的描写を消し去っている 結果的に、香辛料を全く使わないで作られた麻婆豆腐のような出来にしかならない 松本清張の短編は、いずれも映画化すると、本当に今一つなのだが、それは、映画化に向かないような短編を選んだり、短編を無理に2時間前後の映像に引き伸ばすからなんだろうなあと思っていた しかし、この、原作が映画化に向きそうで、しかも60分ほどの映画をみて、あらためて、日本の映画スタッフの力量の問題ーつまり、松本清張の短編を映像化するだけの技術や能力がないという問題ーではないかと痛感した[インターネット(邦画)] 3点(2025-04-24 16:14:13)《改行有》 2. シェーン 父親が大好きな映画だったらしいです テレビでやっていると必ず見てました 何度も何度もみていたことだけ記憶にあるんです 父親は10年以上に死にましたが、私はその映画をちらっとしかみたことがありませんでした (父親のことを嫌いだったこともあり、一緒にTVの西部劇なんてみなかった) 私もいい加減な年齢になってきたので、父親がどんな映画が好きだったのか、ほんのちょっとだけ気になってみました まあ70年前の映画ですからね プロットにせよ展開にせよ、あらゆる技術が違ってるんだと思います 1950年代の車と、現代の車を比較しても意味がないのと一緒でしょう とはいえ、現代に生きる私がみると、技術以前に、ストーリーに説得力がなさすぎです そもそもシェーン側に正義があるのかどうかも分かりませんでした シェーンと奥さんとの間の、微妙な雰囲気はなんだったんでしょうか?[インターネット(邦画)] 0点(2025-04-06 23:33:28)《改行有》 3. ゴジラ(1954) 「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」で9.5点と高得点、うーん、1956年の特撮作品か~と思いながら視聴 もう1956年の特撮作品なので、全然だめでした 「特撮」のすべてが映画をしらけさせる そもそも設定がばかばかしい 1950年代の特撮映画を70年後も見るに値するはずないですよね しかしまあ70年前の映画にしては、見るに値するといえるかな・・・ 小説とか絵画とかと違って、映画って時代の波を超えていけないですからね[インターネット(邦画)] 0点(2025-04-06 23:25:47)《改行有》 4. 情炎の女サロメ キリスト教的知識や西洋文化の実感がゼロだとちょっとなんだかわからない映画なんだろうと思います リアヘイワースの悪魔的な魅力について考えさせられました なぜ、神はこのようなものを生み出したのでしょうか[インターネット(吹替)] 5点(2024-12-17 21:47:28)《改行有》 5. 雨月物語 10年以上前にDVDを借りて観たときも宮川一夫らしい映像だな、という以外何も残らなかった。 今回、甲斐荘楠音展を観て、甲斐荘楠音がアカデミー賞の衣装デザインでノミネートされていたということを知り、興味を持って再鑑賞。そうすると宮川一夫もそうだが甲斐荘楠音もいい仕事しているんだなあ、と初めて気が付かされた。 また、その気づきのおかげで、この時代の日本の俳優の所作がものすごく丁寧で美しいことにも気が付かされた。 とはいえ、やはり凡作は凡作としか感じられなかった。 私程度の感性の持ち主は、よほど色々な視点を獲得してからでないと、この映画を評することはできないのだと理解した。[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-13 11:04:16)《改行有》 6. 現金に手を出すな 若い頃のジャンヌ・モロー見たさに観ました.古い映画にしては,なにか艶のようなものを感じましたが,やはり古い映画は古い映画でした.[DVD(字幕)] 6点(2017-03-07 20:19:25) 7. 鍵(1959) 良い映画だと思いますが、市川-宮川-谷崎の組み合わせに、こう散文的な展開は合わないのではないかと思った。時代の制限なんだろうか。[レーザーディスク(邦画)] 7点(2016-02-16 13:49:02) 8. 野獣死すべし(1959) 今となっては使い古された感があるプロットも多いけれど、本当に見ごたえのある映画です。このころの日本のエンタテイメントは本当に力があるのに、今はなんでこんなになったんだろうと疑問に思いました。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-11 14:21:29) 9. 麗しのサブリナ 浅いんだけど、ちゃんと恋愛にリアリティがある。こういうもんだよね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-13 16:40:29) 10. 浮草 当時の価値観や身分感がぴんとこないので感情移入困難。この人の映画は、画はきれいなんだが、役者がものすごくへたくそに見えるのが難。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-02 12:27:45) 11. 島の女 ソフィアローレンじゃなかったら残っていない映画だろう。しかし、ソフィアローレンだから永遠に残る映画になるであろう。[DVD(字幕)] 5点(2014-03-03 04:54:56) 12. 二十四の瞳(1954) 何回も見て小さいころはそれなりに感動した覚えがあるが、記憶にちっとも残らない映画。こうしたタイプの貧困がなくなったことは良いことだが、戦争のことを被害者の立場からばかりみるように押し付ける朝日新聞的感じが好きでない。[DVD(字幕)] 5点(2013-11-04 22:39:58) 13. 白夜(1957) 《ネタバレ》 マストロヤンニはうまくやってると思うが、どうしても普段の彼の役柄が払しょくできず、作品に入り込めなかった。[DVD(字幕)] 6点(2013-10-20 17:10:52) 14. 危険な関係(1959) 人物はよく演じられているし、ストーリーも退屈させないのだが、最後が、ヌーベルバーグの出来損ないみたいで、いただけない。ジェラール・フィリップは嫌いな俳優だが、彼にとっては珍しい役を、無難にこなしている。[DVD(字幕)] 7点(2013-08-02 22:18:47) 15. 黄金の龍 17歳のアヌーク・エーメの可憐さをみるための映画。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-01 19:58:05) 16. トコリの橋 本筋には関係のない小さい事実に入り込む描写が多いが、それが、リアリティを増しているとは思えない。[DVD(字幕)] 5点(2013-07-21 08:34:14) 17. 刑事(1959) クラウディア・カルディナーレが可憐である。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-16 15:12:46) 18. ブリジット・バルドー/恋するレオタード ストーリーがごちゃごちゃしているが、人物像にリアリティがあるし、役者さんがみんなうまく演じていると思いました。男も女もやっかいな存在だ。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-25 02:21:49) 19. アルス こういう短編映画って、誰でも作れそうで、誰でも作れないのでしょうね。きっと。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-30 13:43:09) 20. 冷淡な美男子 女が実は地縛霊だったとか、落ちがあるんだろうと思ってみていたが、とうとう落ちがなかった。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-24 14:50:41)
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