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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 人間革命 無宗教でもちろん学会員でもない私が、こんな長尺のビデオを飽きずに見てしまったのは、CSでたまたま一部をみてしまったから。 暇つぶしに半分ネタで見ていたのだが、これが結構面白く、話の前後が気になり、結局Amazon primeでレンタルしてみることになった。 なによりもストーリーとして面白いうえに、主人公であり二代目会長の戸田先生のことを信念の人ではあるものの俗物として描き切っているところに、誠実さを感じた。 最近、2時間の映画をみようとしても30分くらいで飽きてしまう自分としては、この長い尺を一気に見終えたのは、それだけで自分的には大いに評価に値する[インターネット(邦画)] 6点(2024-11-27 14:28:18)《改行有》 2. 快楽の漸進的横滑り タイトルの不条理さの割には、わかりやすいサスペンスが始まるのかと思いきや、やっぱり不条理。 面白かったのだけど、わかりやすいサスペンスが始まるのとみせかけたのを、もうちょっとうまく使えるんじゃないかと思った。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-13 21:36:26)《改行有》 3. ナイル殺人事件(1978) 生まれて初めて女の子とデートした時に観に行ったと記憶しているのですが、どうしても年齢が合わない。リバイバル?の時でも観たのだろうか? 当時観たときは、犯人は分かったが(この人が犯人にしないと、お話として成り立たないなという理由で)どうやったのかは分からなかったけれど、久々に観たら(内容は全て忘れていた)、犯人も手口も分かった。 年齢を重ねることの意味を見出した作品だった。 ただ、最初に観たときは、すごくきれいな映像で記憶があったのだが、アマプラで観た映像は決してキレイという感じではなかった。 これもまた、時間というものの意味のような気がした。[映画館(字幕)] 6点(2023-12-29 15:13:50)《改行有》 4. ソドムの市(1975) 時代背景を考えると、いろいろな意味でよくできた映画だと思う。なかなかここまで見るのが嫌な映像というものを、見たことがなかった。[DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 13:45:12) 5. 夕なぎ(1972) 自分で主体的に仕事や人生を築かないが寄生的適応力があるというのもいやらしい生き方だ。自律できないから自立しない、ということなのだろう。カント先生、フランス人もなんとかしてやってください。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-14 22:41:23) 6. 悪魔の手毬唄(1977) 今の日本映画では無理であろう、俳優の演技力でみせる、という映画でした。一方、使い古されたプロットが多いため、相当早い段階で全てが透けて見えたため、作品の魅力が半減し残念でした。当時は、相当に魅力的な小説、映画だったのだろうと想像します。[地上波(邦画)] 6点(2015-08-16 14:16:58) 7. 華麗なる対決 今見ると、単なるお色気映画だが、当時これがどのように受けたのだろうか。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-27 19:58:00) 8. さらば美しき人 やりたいことは分かるんだが今の時代にはもう評価できる内容でなくなっている。シャーロットランプリングは確かに美しいが、期待したほどではなかった。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-25 15:43:32) 9. テス 時代背景が分からないので、エンジェルが立派なのか、そうでないのかが分からない。それが分からないので、今一つ感情移入しにくい。それでも、よくこさえた映画だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-30 18:41:39) 10. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM> コロンボシリーズの中でも相当な佳作の部類だが、案外知られていないのではないかと思う。[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-12-10 20:41:14) 11. ラ・マンチャの男 40年前の映画が、全く古くない。いや新しい。 ソフィアローレンの胸に、心奪われる。当時38歳とは思えない。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-31 16:44:24)《改行有》 12. 華麗なるギャツビー(1974) 原作のすばらしさを再現した作品。残念ながら、レッドフォードはギャツビーのロマンティシズムを表現できていないし、ファローはデイジーのように魅力的ではない。[インターネット(字幕)] 6点(2013-06-12 06:44:31) 13. 男はつらいよ 翔んでる寅次郎 これが寅さんをみるのが2作目。まだ良さが分からないが、適当ぶりは、軽妙だった。[DVD(字幕)] 5点(2013-03-12 22:56:52) 14. 男はつらいよ 寅次郎恋歌 今まで寅さんを一度も見たことがなく、これが初めての寅さんだったのですが、この1作だけでは、寅さんの魅力はよく分かりませんでした。[DVD(邦画)] 5点(2013-03-03 16:39:15) 15. クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 良い映画だとは思う。メレル・ストリープが、不安定で、被害者側に立つのが上手な、いやらしい女を、とてもうまく演じている。しかし、まあ、今の時代となっては、子ども、親、家族、夫婦というものについて考えるというより、「why can't woman have the same ambitions as a man」という元妻の言葉から学び、でも、「what law says a woman is a better parent simply by virtue of her sex?」という元夫に敗訴を宣言する、司法の在り方(特に、技巧的な妻の弁護士)に、疑問を呈している映画という見方ができるかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2013-01-03 18:51:58) 16. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 旧作の中では標準的なでき。そして、殺人者の身勝手さがない、数少ない作品です。[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-01-02 19:15:15) 17. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> いろいろしっかり作っていると思うのだが、犯人役の人物像と決定的証拠が陳腐なので、作品全体がつまらなくみえる。[CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-02 16:50:43) 18. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> コロンボシリーズの基本は、「動機」をキーとした「仮説」思考型捜査。「動機」の背景には犯罪者の「価値」や「尊厳」がある。そして、犯罪者側の「価値」や「尊厳」に深みを与えようとしている作品は、犯罪者側の心理を描く、脚本、演技が欠かせない(別れのワインやのように)。 こうした面から、この作品のプロットは一流なのに、脚本、俳優の演技、そして声優のせいで、ぶち壊しになった作品といってよいだろう。[CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-02 15:45:10)《改行有》 19. 1900年 1976年にこれを見て(まだ共産主義に未来を感じることができたので)、もうちょっと前半がスピーディーだったら、自分の人生に残る作品になっていたように思う。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 12:50:47) 20. タランチュラ 《ネタバレ》 話が破たんしているのはしょうがない。しかし、それらしく撮ろうとしているのに、美しさが全くない映像や、怖がらせようとしているのに、全く怖くないというのは、どうしようもない。ステファナ・サンドレッリ目当てで見たのだが、盲者をプロットにしていると、ついついアルジェントの「わたしは目撃者」(同じ年の制作)と比べてしまい、失望した。[DVD(字幕)] 3点(2012-12-02 04:30:56)
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