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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2832
性別 女性
年齢 62歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて22年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  日本人の勲章 知識無しでの視聴。 これは傑作。善玉、悪玉それぞれを演ずる名優達に喝采。 日系アメリカ人に対する感情は実際あったものなのでしょう。当時にそれを描いた異色作。 「ミクロの決死圏」に次ぐ邦題の傑作でもあります。[インターネット(字幕)] 9点(2025-03-03 23:59:45)《改行有》

2.  復讐の荒野(1950) 誰が誰に復讐するのかなかなか分からず皆が好き勝手に言ってるのにウンザリ。 そこが分かって「さぁ、これから」気を取り直したのですが、何の盛り上がりも無く終わってしまったのに呆れるのみ。 名匠と名優の共演も期待外れな作品。あぁ、残念。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-26 00:06:17)《改行有》

3.  ミステリー・ストリート 《ネタバレ》 性根の腐った女性ダンサーが殺されるのに不謹慎ながらスカッとしました。 ハーバード大学法医学教授が河原で発見された白骨死体から性別、年齢、死亡日、職業、妊婦を言い当てるのに、当時に観た方の驚きが想像出来ます。「先生は頭で、警察は足で」事件を追う二人三脚ぶりに好感。冤罪をかけられる者あり、途中で分かる真犯人と彼を強請る家主の女性(エルザ・ランチェスターのイヤらしさが絶品)ありのベタながら結末まで一気見でありました。ジョン・スタージェス監督作が意外な小品佳作。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-20 22:22:01)《改行有》

4.  奇妙な扉 《ネタバレ》 いやぁ、面白かった! 80分の尺にギッシリ詰まった物語がよそ見出来ないテンポの良さで綴られます。 漂うゴシックホラー感は仕掛け満載忍者屋敷のような城もさることながらチャールズ・ロートンの存在に尽きます。 フランス大貴族らしい自分だけエエもん食べてはち切れんばかりの巨体とアンパンマンの如きお顔。(役作りでなく元からの体型) 全ての台詞まわし。自分(だけ一方的に)愛した女性が自分の兄と結ばれ出産時に亡くなり、兄と姪への歪んだ異常な逆恨みと母親そっくりの姪への哀愁漂う愛憎模様は天下の名優に相応しい。 ナイフで背中を一刺しする時の何とも言えない顔+1点はリプレイタイム。 もう一人のお目当てボリス・カーロフは意外にも大活躍で、水戸黄門の弥七(だったか?)危うしの天井が下がってくるシーンを思い出した左右から迫り来る壁の危機にはベタでも手に汗握りました。 美男美女2人の臆する事無い演技にも拍手。 忘れ難い掘出物の逸品です。[インターネット(字幕)] 9点(2025-02-16 16:36:45)《改行有》

5.  歩道の終わる所 《ネタバレ》 犯罪者の父親を反面教師として警官となり行きすぎた正義感で降格させられたマーク。 「俺にだって歩道を歩く権利がある!」息巻く宿敵スカリーシ逮捕への捜査中に傷害致死事件を起こしてしまい、スカリーシに罪を着せようと遺体を隠蔽工作するところからドラマが動き出します。遺体の別居中の妻モーガンに恋心を寄せるも、彼女の父が誤認逮捕されるに至って、自分が死んだら開封してくれと上司に手紙を託し、スカリーシに突撃するマーク。そのかっちりとした美しい文字に得も言われぬ覚悟を感じて胸熱に。 事件解決で「君は死んでないから手紙はこのまま返すよ」に対してのマークの返答が私的にクライマックス。 激熱、流石名脚本家! の直後のモーガンに「ホントに?」熱々が急に冷めたところが惜しい。-1点 とは言え、善と悪の狭間で揺れ動くダナ・アンドリュースを始めとし、カール・マルデン、ネヴィル・ブランド、ジーン・ティアニー、ゲイリー・メリル、全キャストの好演が光る名匠による短い尺にドラマがギッシリ詰め込まれた秀作でありました。[インターネット(字幕)] 8点(2025-02-01 11:06:13)《改行有》

6.  裸足の伯爵夫人 《ネタバレ》 エヴァ・ガードナーの周りを固める一流のキャストの中での悲劇のヒロインとしての圧倒的な存在感。いや、素晴らしい。 巨匠の見応え満点の秀作でした。[インターネット(字幕)] 7点(2024-12-11 14:53:36)《改行有》

7.  放射能X 巨大蟻の見た目の安っぽさに半笑い。しかしながらストーリーが真面目で最後まで真剣に観ることとなりました。 蟻映画にハズレ無しでしょうか(2作しか観てませんが・・・)[DVD(字幕)] 8点(2024-05-31 23:25:06)《改行有》

8.  ワーロック(1959) リチャード・ウイドマーク、アンソニー・クイン共演に期待特大となりましたが、共に煮え切らない役どころで、彼等と決闘するヘンリー・フォンダも何か無機質でサッパリ盛り上がりません。勧善懲悪で良かったのに変な色気を出して捻りを効かせたつもりのストーリーは独り善がりで何ともはや。こんなウイドマークは観たくなかったガックリ度合い半端ない作品。[インターネット(字幕)] 4点(2024-05-04 22:27:46)

9.  戦慄の七日間 《ネタバレ》 英国首相に核兵器製造中止を宣言しなければ一週間後にロンドン市内で核爆弾を爆破させる。脅迫状を送りつけたのは国の機関の核兵器研究者教授。マッドサイエンティストには見えないが、マトモじゃない感が滲む教授。物足りなさを感じた淡々とした(過ぎる)立ち居振る舞いですが、ドキュメンタリータッチな作風にはこれで良いのかも。 老女優とトリクシーが印象深い存在でした。 理路整然とした特筆もののロンドン市民疎開大移動。 1945年8月から5年後の製作にエキストラ及びリアルタイムで鑑賞した方は恐ろしさを感じたのでは。 結末は予想出来たものですが、手に汗握る程の緊迫感が無かったのが残念ではあるものの、アカデミー原案賞獲得が納得の掘出物の一品です。[インターネット(字幕)] 7点(2024-04-29 00:03:31)《改行有》

10.  モロッコ慕情 マルタ・トーレン、ハンフリー・ボガート、リー・J・コップの三角関係にワクワクしたのですが。 尻すぼみな結末が歯痒い。 舞台は1925年ダマスカス、適当な邦題付けたらあきませんよ。[DVD(字幕)] 7点(2024-03-25 22:03:40)《改行有》

11.  老人と海(1958) 1から10まで説明するナレーションが鬱陶しい。他愛ない話を大層に語るのにも辟易させられる。名優をもってしてもかなりなコケ具合が残念。[DVD(字幕)] 3点(2024-01-31 22:50:28)

12.  ぼくの伯父さんの休暇 海岸でのバカンス風景が綴られています。個々人のストーリー無く寒過ぎるギャグが延々垂れ流されてウンザリ。 下品ではなかった。10歳の時に家族親戚揃って曽々木海岸で遊んだ記憶が蘇った。それぞれ1点ずつ。[DVD(字幕)] 2点(2024-01-28 13:49:02)《改行有》

13.  マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 《ネタバレ》 子供時分に観て今でも覚えているシーン。陽気な理髪師が長髪青年をシャンプーして、すすぐ段になって排水溝からニョロ~と出てきたアメーバに・・・震え上がりましたよ。長年観直してみたかったところで出会えた本作は28歳マックィーン主演の正編だったというのに無限へぇ。他愛ない筋立てでニョロニョロも微笑ましい安上がりな作品。しかし、面構えとちょっとした身のこなしに後の大スターの片鱗がうかがえた若きマックィーンが観られる掘出物の一品。[DVD(字幕)] 7点(2024-01-23 01:14:58)

14.  地球最後の日 ドント・ルック・アップの元ネタに思えた作品。かの作品のバカ騒ぎが皆無の生真面目な筋立てと昭和26年製の小じっかりした特撮は、無理筋が散見されましたが白ける事無く一気の完走でした。ルドルフ・マテ、ジョージ・パルを始めとする一流スタッフ参加は伊達じゃないと思ったところです。[インターネット(字幕)] 7点(2024-01-15 02:06:46)

15.  アメリカの影 ジョン・カサヴェテス監督デビューにしてインディペンデント映画の先駆けとされる作品。 ラストに即興演出であるのが示されていましたが、そんな風には見えませんでした。 あからさまではなくても人種差別はその時代ついてまわってたのに考えさせられましたが、3兄妹にまるで魅力を感じられず退屈さに覆われての鑑賞でした。[DVD(字幕)] 4点(2023-08-09 00:47:28)《改行有》

16.  白鯨 《ネタバレ》 原作未読。恥ずかしながらエイハブが独りでモビーディックと闘う話だと今日まで思っていました。多くのクルーの仕事ぶりが興味深く、リチャード・ベーズハート、レオ・ゲン、ハリー・アンドリュース、フリードリッヒ・フォン・レデブールの個性豊かなキャラがグレゴリー・ペックに劣らぬ存在感でした。結末は心底仰天、あの場面でレオ・ゲンに心変わりさせたのは何なのか? 一人を残して道連れにさせられたクルーに出航時を思い消沈であります。1956年製の映像はなかなかの迫力の力作を堪能しました。[DVD(字幕)] 7点(2023-07-22 11:52:43)

17.  ロベレ将軍 《ネタバレ》 藁にも縋る思いの家族から金をまきあげてはバクチですってしまうバルドーネ大佐(大佐であるわけないと思ったら案の定)の火の付いたおが屑のような一言一句の嫌らしさときたら。ヴィットリオ・デ・シーカの達者な演技に仰天します。彼をロベレ将軍に仕立て上げるミュラー大佐(こちらは正真正銘)の一分の隙もない出で立ちと言動に惚れ惚れ。 愛国心に目覚めて迎えた誇り高い最期はイタリア国民を鼓舞していますが、私的に最後までクズのままで哀れな最期を見たかったところです。実話というのが驚きの見応えある良作でした。[インターネット(字幕)] 7点(2023-06-24 03:13:15)《改行有》

18.  間違えられた男 《ネタバレ》 冒頭で監督が語る「これは実話です」が納得のドンパチも追いかけっこも無い地味~~~な作りです。 普通の男性がある日突然誤認逮捕される理不尽さが音楽効果もあって胃に堪えます。ヘンリー・フォンダが一貫して淡々としているのに、濡れ衣を晴らすシーンを待ちわびる。苦手な彼を初めて魅力的に思えた名演でした。更なる名演が奥さん役のヴェラ・マイルズ。予想もしてなかった驚きの展開での真に迫る壊れ模様が哀れであり、淡々と彼女を守ろうとするご主人にホロリとすると共に、間違えた奴等に怒り心頭。誰一人として一家に謝罪する者が居なかったのに血管ぶち切れ。 2年の月日を思うとめでたさも中くらいではありますが一家の後ろ姿にホッとするところです。 巨匠にしては異色作ながら印象深い良作でした。[DVD(字幕)] 8点(2023-06-17 02:18:17)《改行有》

19.  悪人と美女 《ネタバレ》 この題名でカーク・ダグラスとなれば灰汁の強い悪人の想像通りの人物。ハリウッド内幕もので敏腕プロデューサーにに手酷く裏切られた監督、女優、脚本家の回想録。それぞれが昔も今も業界のあちこちである話なのでしょう。超一流になった三人に仕事依頼する落ち目の敏腕がすげなく断られるのもあったりまえか。というかお願いするど厚かましさがカーク・ダグラスのキャラに重なる(ゴメン) 含みを持たせたラストショットですが私的に情けをかけたらまた裏切られるでと思うところです。 鑑賞後に知った腐れ敏腕のモデルがデヴィッド・O・セルズニックというのになるほど納得であります。[インターネット(字幕)] 6点(2023-06-13 00:16:03)《改行有》

20.  去年の夏 突然に 《ネタバレ》 序盤、キャサリン・ヘプバーンがモンゴメリー・クリフト相手に戯言を喋り散らかすシーンの長いことといったら。寝落ち寸前でやっとこさエリザベス・テイラーが登場してセバスチャンは何故死んだかに向かって話が動き出す。近親相姦、同性愛はあり得るものの、子供達の襲撃は意味不明。タブーに切り込んでみたけれど空回り感の強い凡作。 モンゴメリー・クリフト老けたなぁ、覇気無いなぁ。アルコール依存と薬物濫用で降板させられるところを、親友のエリザベス・テイラーが彼無しなら私も降りるとごり押ししたそうで1へぇ。[DVD(字幕)] 4点(2023-06-03 00:42:31)《改行有》

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