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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ディープ・ブルー(2003) この映画を見てあることが思い浮かびました。それについて書きたいと思います。それは1972年の国連人間環境会議にさかのぼります。この会議では“ベトナム戦争の枯葉剤の非人道性”が焦点となっており、米国は各国揃えての批判にしどろもどろしてました…。しかし、米国はどっからか“捕鯨禁止”という切り札を持ち出します。かくして米国の思惑通り、いつの間にか会議は、捕鯨禁止に対する問題へとすり替わってしまってしまいました。鯨を秩序ある捕獲のもと永久に人類が有効利用することを目的に設置されたIWC(国際捕鯨委員会)は、すぐさま捕鯨禁止に反旗を翻しました。米国の捕鯨全面禁止運動は高まり、米国の多数派工作により、あらゆる国が強制加入させられ、IWCの規模はどんどん膨れ上がります…。そしてついに数にものを言わせて捕鯨禁止を決議成立させるまでに至ってしまいました。当時、日本の捕鯨漁船の漁師として生計を立てていた人たちは、みんな失業に追い込まれ、路頭に迷った人は大変な数に昇ったそうです。僕の知り合いは、親父さんが捕鯨漁船の砲手をやっていたそうですが、捕鯨全面禁止のために一夜にして失業してしまい、大学に行くことが出来なくなったしまったそうです。米国の策略によって、鯨は環境保護の代表的マスコットになり、その鯨を食べる日本の文化に“野蛮”というレッテル貼られました。“鯨が激減したのは太古から続く日本による捕鯨”とされましたが、本当の原因は“油や鬚の利益のために、鯨を後先考えずに乱獲した米国”によるものなのです。日本では昔から鯨を“神聖かつ文化”とし、鯨を非常に大切にしてきました。“増えるクジラ、減る魚”と言うように、一律的な捕鯨禁止が海の生態系を壊し始めています。米国の大義名分の前に、日本古来から続く捕鯨の伝統が消されてしまったのは、本当に残念でたまりません。次回は、この歴史的事実をドキュメンタリーにして欲しいです。5点(2005-01-02 17:19:04)

2.  デビルマン まさに殺人的映画です。Googleで“糞映画”と検索すると、まずこれが最初に出てきます。2004年度に“キャシャーン”や“キューティーハニー”…。そして“忍者ハットリくん”などアニメ実写映画化フェスティバルが巻き起こる中で、負けじと世に放たれたこの作品…。公開日には超大型台風22号が日本に猛威をふるっていましたが、映画館でも台風と呼ぶにふさわしいこの作品が、猛威をふるっていたことは想像するまでもないことでしょう。(おたんこ)那須監督は“日本映画の台風の目になればいいと思っていたら、本当に台風がきちゃった。でもデビルマンらしいスタート”と自分の作品に舌鼓を打っていたが、もはや手のつけようもないほどの力を持ったこの作品は、アニメ実写映画化フェスティバルとトレンディーさを求める熱々カップルの愛をあっという間に鎮火させ、世のミーハーな若者達にトラウマとも呼べる“糞映画の恐ろしさ”と“メディアの扇動主義の恐ろしさ”を植え付けただけでなく、監督や製作者達にも赤字56億円という大きな爪跡を残した。こうして観客だけでなく、原作ファン、さらには製作者をも大災害に落とし入れたデビル台風は、全世界拡大上映(上陸)と言う野望もむなしく日本上空で早々と消え去った。彼女との初デートでこの映画を見た…。原作の大ファンでぜひとも見たかった…。王様のブランチのLiLiCoがあまりにも絶賛するから…。この作品を見るきっかけは何であれ、感想はみんな同じである。ここは、そんなデビル台風の被害者の集まりだ。1点(2004-12-20 14:25:49)(笑:4票) (良:3票)

3.  シベリア超特急2 相変わらずの糞ぶりです。1作目の暴挙に、さすがに本人も気づいた(のか?)ようで、幾分か解消されていますね。例えば、1作目では、異常に台詞が少なかった水野閣下に「あんた、主演やろ!」と突っ込まずにいられなかった人もいるでしょう。そういう人の不満を水野閣下を知ったか知らずか、この作品では水野閣下の台詞が、異常に増えてます…えぇ、異常にです。あまりに台詞が増えすぎたのか、明らかに台詞を忘れたとしか思えない妙な間が、度々見受けられます。あ、そうそう…言っておきますが、最後にやっぱり爆弾発言をやっちゃってくれて…じゃなくて決めてくれます。すごいですね~。常人なら(恥ずかしくて)とても言えた台詞じゃありませんよ。これも第二次世界大戦を経験した水野閣下だからこそ成せる業ですよ。閣下は今、シベリア超特急5を撮影中だそうですが、なんと(自分の歳も考えずに)体当たり演技をやったそうで、見事に骨折しております。それでも鎮痛剤を投与しながら、執念で撮影現場で指揮する閣下に、僕たちが映画製作を断念させることは不可能なようです。3点(2004-03-20 19:21:10)(笑:2票)

4.  ドラえもん のび太と翼の勇者たち この作品だけが、他のドラちゃん映画に比べて飛びぬけて低評価なのだが、そこまでひどくはなかった。ただ80年代の作品と比較すると限りなく0に近い点数になってしまうのは事実なのだが…。ふつう、あんな鳥人間みたいな新種の生き物が飛んでたら、ハンターでなくても撃つだろう。製作者は“自然愛護”に絡めたつもりなのだが全然まとめきれていない。むしろ崩壊している。過去のドラ作品の“ドラえもん・のび太と雲の王国”みたく、天上人とドラえもん達との複雑な関係が描かれていると思いきや、鳥人同士すったもんだやっているだけ。そもそも鳥人つくったの人間なんだし“自然愛護”を急に持ち出されてもあまりにも唐突すぎて、もうお話にならない。なぜか、ハンターよりも鳥人のほうが悪役化されているのも致命傷かと…。“人間はみんな悪者”と決め付け、のび太たちの言い分を聞かずに、捕獲して処刑しようとしたジーグリード長官は、ある意味ヒットラーに通じるものがあった。無論、言いたいことはまだある。フェニキアを力を合わせてやっつけ、強い友情が芽生える場面。そこに“共存”をちゃっかり便乗させたのもかなり問題。分かりやすくした結果、そうなったんだろうけどあまりにも軽すぎ。結局、今までのドラ映画の二番煎じに過ぎないのだ。以上を踏まえた結果、作品そのものの評価としては3点が妥当かと…。“ドラえもん”と言うこれだけ恵まれた存在があるのに、どうして近年は駄作ばっかできるんかいな。製作者は、もっとでっかい題材に取り組んで欲しい。だからと言ってイカロスをでっかくするな。話が違う。3点(2004-01-21 18:14:43)(笑:1票) (良:3票)

5.  ピンチランナー “狗神”に“回路”に“うずまき”…。それから“弟切り草”に“千里眼”と“さくや妖怪伝”があったなぁ。そして続編の“呪怨2”と“リング0・バースデイ”と“富江 replay”の3つ。あとは“ISOLA 多重人格少女”と“首吊り気球/伊藤潤二恐怖Collection”か…。みんな2000年の邦画(ホラーのみ)なんだが、揃いも揃って駄作じゃねぇか…つまらん。そういえばミレニアムムードだったからね。スタッフも、おつむおかしくなってたんやなぁ。と…まあ、独り言はここまでにしておくのだが、そんな2000年にひょっこり出てきた映画がこれ。言わずもがな内容は分かっていると思いますが…いや、ひどいひどい。すごすぎます。特になっちの「私…走る。もう絶対逃げない!」は、もともと臭すぎな台詞と、奴のすさまじい大根役者ぶりと、淡々とした棒読みのトリプル効果で…あぎゃぎゃぎゃぎゃ~っ!なめとんのか貴様はっ!腐ってもこの作品の見せ場じゃけんろ~!あまりのしらじらしさに背筋がぞぞぞ~ってなったよ。まさに鳥肌立つ演技だね。いや、待てよ…“ひたちなか全国少女駅伝大会”で走っていたモー娘。を真剣に追っていたモーオタの方が鬼気迫るものがあった。そりゃそうだ。なんたってモー娘。は本当に茨城で行われている“ひたちなか全国少女駅伝大会”に出場したのだから…。モーオタも間近でモー娘。を見れるだけあって真剣だったのだろう。でも君達、撮影中ってことを考えろ。それよりもモー娘。のお前ら!撮影中にモーオタにお礼を言うなよっ!モーオタにとっては、モー娘。のスローモーションとドアップばっかりのこの作品は最高のオカズ映画なのだろう。いやはやまったく…これでどう感動しろと?とにかく映画として、とても見れたもんじゃありません。モー娘。メンバーの名前が覚えられたから1点だけ。1点(2004-01-03 00:36:49)(笑:4票)

6.  ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説 日本テレビ(だけ)が“お正月映画の目玉”として報道しまくってましたね。もちろん某番組でも…。番組では毎回、この映画の撮影現場とか、豪華なダンスとか“スタントなしの真剣勝負”と映画の見所ばっか見せやがったため、おれが映画を観る頃には、作品そのものの新鮮味はもはや皆無だった…。とりあえず感想としては、新年早々こんなの観させられたら、厄年になりそう…というのが正直なところ。そして、最後におれが言いたいのは、これは映画をつくりたかったんじゃなくて、映画をつくったというネタが欲しかっただけだと思うね…。 1点(2004-01-01 23:20:15)

7.  千年の恋 ひかる源氏物語 かつて東映50周年記念“幻の湖”と言う文芸作品のがありました。知らない人が多いのもそのはず、あまりの駄作ぶりに東映自身が20年以上も隠していた作品です。そして、この作品もまた東映50周年記念となっているんです。つまりですね…この東映、東映50周年にのっとって文芸大作をつくるのだが、いつもできるのは糞映画…。そしてほとぼりが冷めた頃にまた“東映50周年”を売りとした映画をつくるんです。かつての邦画で最もつまらない作品として君臨する“幻の湖”と、この作品によって今、東映のずさんな商主義が明かされたんです。 2点(2003-12-30 19:54:07)(良:2票)

8.  パーフェクト ストーム インパーフェクト・ストーム…4点(2003-12-29 09:53:05)

9.  パール・ハーバー 原っぱのふんどし作戦会議とか、実際の真珠湾攻撃に参加した零戦は濃緑色じゃなくて灰色だとか、思いっきり指揮官の名前が間違ってるとか、とてもじゃないけど忠実に再現したとは思えない痛手を責めるのは、あまりに無意味なんで目をつぶる。実はこれ社会科の先生が絶賛していたんだけど(滝汗)…とにかくこの映画、かなりひどい。何よりもまずあの1時間にも渡って描かれる腐れ恋愛外道はどうにかなんなかったのかな?零戦が攻撃する前に(観てるこっちが睡魔に)撃沈。…そしてこの糞映画の決定打ともなるのが、ラストの「米軍は軍需工場しか爆撃しない」という大嘘。致命傷とも言えるこの結末には、目をつぶろうにもつぶれんかった。さらに「日本軍は非戦闘員を爆撃する鬼畜ぶり」というレッテルまで貼る始末…。もう再起不能です。監督ふざけんな。尊敬していた社会科の先生の威厳を保つために3点…(合掌) 3点(2003-12-29 09:00:45)

10.  グリーン・デスティニー 違和感ありすぎて、やばヮいヤー 5点(2003-12-28 16:13:07)

11.  明日があるさ THE MOVIE もし実際にあんなことやったら、“航空の危険を生じさせる罪”やら“爆発物取締罰則”やらの重罪に問われるので、よい(ゐ)こは真似せずに、会社でしっかりと働きましょうね。4点(2003-12-28 12:41:02)

12.  バイオハザード(2001) ゲームがどうしても全クリできなかったおれは、これを観て全クリした気分に浸りました。5点(2003-12-27 16:42:10)

13.  バーティカル・リミット 緊張感だけは一級品♪6点(2003-12-26 12:36:50)

14.  仄暗い水の底から 内容も仄暗いな…。 4点(2003-12-25 16:51:51)

15.  スパイダーマン(2002) おれの学校ですっごい流行ったよ♪掃除で家庭科室に行くと必ずミシン糸があっちこっちに張りめぐらされていたのを覚えている。…掃除、めんどくさかったなぁ。 8点(2003-12-25 09:33:30)

16.  スパイキッズ “ゆらゆら帝国”みたいな映画。 5点(2003-12-24 15:33:01)

17.  猟奇的な彼女 That's romantic comedy♪10点(2003-12-23 17:06:37)

18.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 あっぱれ♪8点(2003-12-21 07:16:14)

19.  少林サッカー “パニックルーム”か、これを観ようか迷っていたおれと友達3人…。映画通な友達がこれを絶賛するので、だんだんおれも観たくなり、その友達と劇場に足を運びました。…が、おれたちは大きな過ちを犯していたのです。映画が始まると同時に女子高生集団の甲高い笑い声…嫌な予感がしました…。そうです。この映画、面白いが故、ただでさえナチュラルハイな女子高生どもを、まるで高周波を発する夏のセミに変貌させてしまったのです。“キャハハハ”と鳥肌が立つような逆なで声で笑う度に、映画の雰囲気からひっぺがされてしまうおれたち…。全然、映画に集中できません。あ~うっさい…。そんな中、映画は集団暴行の場面へと進みます。が、またもや“キャハハハ”。…反射的に“そこ笑うとこちゃうやろ!”とおれたち(心の中で)突っ込む。映画に集中しようと頑張るおれたち→映画に夢中→キャハハハ→映画から離脱→はじめに戻るのジレンマの中、映画終了。すでに怒りのボルテージ限界点を飛び越え、むなしい気持ちが暴走していたおれたち…“パニックルーム”を観終わってホールに戻ってきた友達2人に泣きすがるしかありませんでした。 7点(2003-12-18 19:22:42)(笑:2票)

20.  陰陽師 あの時代背景とCGはあきらかに違和感ありすぎ…3点(2003-12-14 16:56:38)

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