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プロフィール
コメント数 593
性別 男性
自己紹介 最近ブログ始めました。ジェレミーなる名前で、シナリオ分析を行う予定です。といっても、まだ日記みたいなものしか書いておりませんが^^;。お時間のある時にでも是非覗いてみて下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/i_jeremy_19

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  竜二 Forever 本作に出会うまで高橋克典は只の兼業俳優だという目でしか見ていなかった。しかし、本作での彼には金子正次が乗り移っているようだ。決して外見は似ていないのだが、ギラギラした目の奥に映画主演に命を賭けた金子の魂が宿っているのだ。作品は、金子が伝説の映画『竜二』を完成させるまでの紆余曲折を描いたもので、リメイク作品ではない。そして、細野辰興監督は、伝記ものとしてではなく、フィクションとして金子の人生を再構築しており、映画製作というものが人生を切り売りしていく、いや自分の生き様をぶつけるものであることを二重性をもって訴えかけてくる。松田優作をモデルとした羽黒役の高杉亘のそっくりぶりも含め、命を賭けた映画製作においては、金子が乗り移った高橋の名演のような奇跡が起きる。これだから映画はやめられない。金子が起こした奇跡である『竜二』も素晴らしいが、俺は『竜二Forever』の方が好きだ。10点(2004-01-27 20:14:02)

2.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 シャマラン監督は、これまで以上に演出力を上げたなぁというのが第一印象。本来ならば情報量的に描き足りないはずのカップルの愛を、美しい画作りによって充分浮かび上がらせている。シャマラン作品というと、とかくオチばかりが語られがちだが、本作にもいくつかのツイストが用意さている。しかし、そのツイストによって驚かせようという趣向ではなく、観客の興味を維持しつつテーマを浮き彫りにさせるために用いている。第一世代が文明社会・資本主義社会から逃げ、作り上げたユートピア。その存続のためには、文明を頼れば治すのことのできた愛娘アイヴィーの目も、わずか8歳にしてこの世を去ることになるダニエルをも犠牲にする。人間の欲による犠牲者達が、欲を抑制するが故に生まれる悲劇。『シックスセンス』には及ばないものの、本作は示唆に富んだなかなかの傑作である。9点(2004-09-13 18:59:22)

3.  ドッグヴィル 天使か? 悪魔か? (キャッチコピー)と問われても ____だって、人間だもの   みつを9点(2004-09-07 01:18:23)(良:1票) 《改行有》

4.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 ジャック・ブラックによるロック版『いまを生きる』。だが、当然のごとくコメディに比重が置かれ、深さはない。プロットも大雑把で、決して出来はよくない。なのに……なぜなんだろう。クライマックスのコンテストシーンで鳥肌が立ち、全身が小刻みに震えだし、急に目頭があつくなってきた。そう、やっぱり映画って理屈じゃない。脚本の理屈では「そこそこ」でしかなくても、そこに「魂」が吹き込まれると、映画の奇跡が起きる。ブラック&ホワイト万歳!9点(2004-05-28 23:10:07)(良:3票)

5.  殺し屋1 《ネタバレ》 三池の手にかかると下手な役者もはまってくるから不思議。いつも通りの一辺倒の芝居を繰り返す浅野の壊れっぷりもすごければ、大森の泣き虫っぷりも堂に入っている。芝居っ気のないSABUすら(元々役者志望だったらしいけど)本作ではいい味を出している。そして、圧巻はラストの落とし前のつけかた。観客の予想を裏切り裏切り、あそこに着地するとは! 恐れ入りました。 9点(2003-11-23 17:49:59)(良:1票)

6.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 ラストに至って、CIAのプロジェクトの欠陥を隠蔽し、更なる予算UP(ないし、最低限維持)の為に、ボーンを執拗に狙っているという真相が明かされる。DVDには、削除シーンとして、女性精神科医がボーンの暴走がCIAの行きすぎた訓練のせいであることを指摘するシーンが収録されている。このシーンがあった方が、CIAの真意がわかりやすくなるのだが、映画自体がボーンとともに観客を混乱に招くことを狙っているので、削除したのも納得。まぁ、その分、ボーンがCIAの刺客であることは、もっと終盤まで隠してほしたかったのだが。ダグ・リーマンは、パリを中心としたヨーロッパの情景をうまく活かし、ハリウッド大作とは一味違う色づけに成功していて、素晴らしい。しかし、ヒロインには今ひとつ魅力はないし、デイモンもヒーローとしてのオーラは感じない。主要キャストには不満が残るものの、冷徹で性格描写の少ない中、芝居だけで人間性を浮き彫りにし、作品に深みを与えたクリス・クーパーには、賛辞をどれだけ贈っても足りないくらいだ! ※ラドラム、一世一代の大傑作である原作(邦題「暗殺者」)に比べれば、やはり落ちるんだけど、8点には充分値するアクションムービー。興味を持った方は、是非原作も読んでね♪ ちなみに小説の続編である「殺戮のオデッセイ」「最後の暗殺者」は正直駄作。評判のよい映画2作目(「殺戮のオデッセイ」を元に脚色)は本当に面白いのかなぁ?!8点(2004-09-15 19:08:24)《改行有》

7.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 脚本重視の俺としては、脚本軽視(というよりもメモしか用意しない!)の北野監督はあまり好きな存在ではない。しかし、本作はなかなか楽しく鑑賞できた。何より、北野監督が小難しい独りよがりを見せなかったからだろう。エンターテインメントに徹し、これまでよりはしっかりと準備した部分が伺える。タップと映像の連動もうまくはまっていたと思う。とはいえ、ラストのタップシーンはもっと広がりを感じさせる構図にするべきであったし、北京ゲンジのボケ役が演じたバカ息子のキャラクターもうるさいだけでまったく活かされていない。どうせなら、燃えさかる家のまわりもあのまま走り回っていたりすれば、少しは哀愁も感じられたのだが……。不満はあるが、オチもテーマを浮き彫りにさせる深いもので恐れ入った。そこで、北野監督が観客に初めて目を開いた作品として、評価したい。やはり、映画は目を開かないと作れないよ、武さん!8点(2004-05-28 23:20:42)

8.  g@me.(2003) 《ネタバレ》 原作は東野圭吾にしてはやや凡庸な出来。当然、映画も少々こぢんまりとした印象。しかし、原作を更に押し進め、「騙し愛」のコンゲームに仕立て直した井坂演出・尾崎脚本はなかなかの味わい。ラブ・ストーリーパートにリアリティが欠如しているのが残念だが、B・ワイルダーの傑作『サンセット大通り』を意識したオープニングから二転三転の結末まで、娯楽サスペンスとしては充分楽しめた。特に石橋凌の存在感が圧巻で、「このゲームにはいささか自信があるんです」のセリフに、背筋に電流が走った。とはいえ、藤木直人はどうにかならないのか?セリフはもちろん、主人公の心理の流れを無視したさわやかスマイルには一気に醒めてしまう。難点はあるが、作品全体としては原作を超えようという製作陣の意気込みに惚れ込み、少々甘めに8点献上。※あっ、藤木直人をくさしてばかりだと悪いので、一つだけ感心したことを。キスがよかった。最近のタレント達のキス・シーンは唇を軽く触れるだけのものだが、本作では、漢・藤木、唇かみかみしてた!……って、単に仲間由紀恵と楽しみたかっただけかもしれないけど(苦笑)。8点(2004-05-22 12:53:21)

9.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 前半方向性が定まらず、少々ダレ気味。しかも、冒頭を含め随所に挟まれる精神鑑定のシーンを見ていれば、ミッドポイント(開始45分ぐらい)の囚人が逃げたつもりがモーテルに戻ってきてしまうシーンでみんな多重人格であることは確信できる。しかし、そんなのは製作陣の計算通りなのだろう。真犯人(人格)を巧みに隠し、仮にばれても芸達者の役者陣で見せきってしまおうという潔さは買い。中でもレイ・リオッタはこういう役をやらせると安定感がある。ケレン味には欠けるが、連続密室殺人事件ものとしても、多重人格サスペンスとしても充分に整った佳作。あえて言えば、アマンダ・ピートが終始オーバーアクトで場を白けさせてしまうのが残念。顔はキレイなのに……。あと、タイトル自体がネタばれすぎないか?8点(2004-05-05 15:20:36)

10.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 デ・パルマ節全開!そして自らデ・パルマ映画全壊!!といったところか。ラストは賛否両論わかれるところだが、デ・パルマ節を知っている者を翻弄するオチとして評価したい。夢オチとはいえ、ここまでタイトル否定の内容だと「ヤラレタ」感倍増。ぐいぐい引きつけるストーリー・テリングも巧みだしね。ボレリッシュに関しては、きっと坂本龍一はデ・パルマのわがままに怒ったんだろうな。それでそっくりの作ったらそのまま採用されて、困惑しているような?!8点(2004-05-05 15:12:17)

11.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 出だしからタラ得意の時系列崩し。観客に謎を解きたがらせる巧みな話術で、さすがと唸らせる。中ボス・ハンナも颯爽と顔見せ。沖縄でソニーへリスペクト贈った後は、四の五の言わせぬ大乱闘。深作はもちろんのこと、三池崇史・石井聰互といった現代作家の影響も大。そして、絶妙なvol2への橋渡し。とってもいびつな映画だが、そんなの確信犯。バイオレンスが苦手じゃない人は、やんややんやと盛り上がろう!ヤッジマイナ!!8点(2003-11-29 19:49:16)

12.  シカゴ(2002) 《ネタバレ》 ミュージカル映画が苦手だが、現実感を与えない芝居をつけることで、音楽・ダンスが突然入る不自然さをなくしてあり、素直に世界に入っていけた。シルエットに映える囚人達の罪の告白、操り人形とマスコミ、と仕掛けも発想もユニークでよい。ギア、ゼルヴィガーの歌は水準に達していないが、C・ゼダ・ジョーンズは圧倒的な魅力があった。また、J・C・ライリーは歌・演技ともに存在感絶大で作品内では決して「セロファン」ではない!8点(2003-11-28 13:53:16)

13.  オーディション(2000) 地に足がついていないような何かずれた空気のまま進み、現実が少し見え始めラストに向け加速がついたかと思うと、一気に真っ逆さま突き落とされるようなクライマックス。話題の『ミザリー』シーンだけでなく、全編を通して心をたわしで洗われているかのような落ち着かなさが恐怖につながる傑作サイコスリラー。心臓の表皮(?)が硬い人だけ観てください。8点(2003-11-22 06:07:46)

14.  エリン・ブロコビッチ 個人的に苦手なJ・ロバーツが本作ではとても輝いてみえた。ソダーバーグがいつもの実験的スタイルを抑え、オーソドックスにヒロインの生き様を描いていくのが成功している。しかし、なんと言ってもA・フィニーの味わい深い弁護士ぶりを褒めるべきだろう。序盤のヒロインの無軌道ぶりに観客がひいてしまわぬよう、フィニーが懐深い演技で正論と常識の衝突を受け止めていて、作品に締まりをもたらしている。8点(2003-11-22 05:17:09)(良:1票)

15.  宇宙戦争(2005) 原作通りのラストに関しては、さほど違和感はなかったですね。確かにあっけないとは思いましたが。 欠点はあるものの、トム親子の逃避型ロードムービーとして丁寧な描写で恐怖を煽っていったスピルバーグの手腕に脱帽。たっぷりと楽しませて頂きました。 それにしても・・・日本は「平和の象徴」として使われておりましたが、果たして我々は宇宙人相手にどのように戦っていくのでしょう? 怖い作品です。 【ネフェルビトー様】本作のジャパンプレミアが厳戒態勢の中で作品上映なしという形に変更なったのは、スピルバーグが自信がなかったからではないと思いますよ。ジャパンプレミア直前に、ワールドプレミアが元ネタとされる『SW3』の海賊版問題がありました。この問題が表面化するまでは『宇宙戦争』もジャパンプレミアでは上映される予定でした。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-13 18:15:05)《改行有》

16.  新・仁義なき戦い/謀殺 《ネタバレ》 惜しいっ! 渡辺謙の圧倒的な迫力。夏木マリの抜群の存在感。そして、東映としては久しぶりの自前監督・橋本一のシャープな演出。(特に冒頭の親分襲撃シーンとプールバーでの渡辺登場シーン、そして井原剛志の拷問シーンは圧巻)これだけで文句なく独自カラーを押し出しすぎた阪本順治版をはるかに上回っている。しかし、オリジナル版に近づけようという路線ゆえ、高橋克典の軽さと小林稔持のわざとらしさが妙に気になってしまう。小林稔持はいつものことだから仕方がないとしても、高橋克典は『竜二Forever』で見せた奇跡が再現されず残念。まぁ、『ラスト・サムライ』以上に熱を帯びた、やりたい放題の渡辺謙の前では、霞んでしまっても仕方がないのだろうが。評価としては、橋本一監督の今後の活躍に期待して、甘めだが7点を献上。7点(2004-05-28 23:52:25)

17.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 観客=プレイヤーという視点が使えない以上、ゲームを移植する感覚では映画化できない。そこで、少しでも主人公=観客と近づけるために記憶喪失サスペンスとして再構築した点は高く評価したい。P・T・Aと区別するため、「冴えない方の」などと揶揄されていたP・アンダーソンとしては会心の出来といってよいSFアクションには仕上がっている。それにしても、ミラを撮る視点がイヤらしすぎないか、アンダーソンくん?7点(2004-05-09 19:15:31)

18.  ゼブラーマン 現場で直感で脚本を大幅に変更することで有名な三池崇史。賛否が分かれるところだろうが、発売されている宮藤官九郎の脚本と比較してみると、三池が脚本の弱点を補うべく適切にセリフ・シーンを補完しているのがよくわかる。元々の脚本では家族の扱いがぞんざいすぎる。しかし、その三池でもプロットの根本的な欠陥である真のヒーローに進化していく理由まではごまかすことができなかったようだ。と考えていくと、理に叶わないこの脚本はスピーディにノリで押し切る演出が必要であり、堤幸彦演出を希望する【うさぎ】さんの指摘はもっともだ。クドカンはもっと人間ドラマの構築と向かい合わないと、堤幸彦以外との仕事は上手くいかなくなるのではないか? とまぁ、クドカンファンが読んだら怒りそうな批判ばかりですみません。ちなみに俺のご贔屓の三池監督も切れ味という点では今回は鈍かった。特にラストシーンの大観衆の空々しい喝采ぶりは『サラリーマン金太郎』の悪夢再びという感じ。それでも高得点をつけるのは、ゼブラーマンという発想の素晴らしさと鈴木京香ほどの女優がゼブラナースを熱演していたから。ある意味、ヌードやベッドシーンより勇気が必要だったのではないか? そして、水木一郎アニキの熱い歌声にもしびれたぜっ!7点(2004-05-06 17:32:07)

19.  DEAD OR ALIVE FINAL 《ネタバレ》 シリーズ3作の中ではもっとも出来の悪いプロット。『ブレードランナー』的な世界を狙ったアンドロイドという設定もあまりしっくりこない。しかし、開き直ってシリーズ前作を強引に結びつけるオチや、エンドクレジットで流れる人をくったようなおじさんの唄。やっぱり三池崇史は狂っている。本作は三池のアウトロー描写の巧みさは観られなかったが、これだけ弾けていれば本シリーズの締めくくりとしては上出来だろう。7点(2003-12-13 23:01:26)

20.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 ドミニク・セナの演出は大味で空回り気味だが、冒頭のトラボルタの独白がイカしていて(死語)、最後までひきつけられてしまう。作品内のトラボルタは整形した姿であるというのが真相なのだろうが、ラストカットが気にかかる。整形をするべきなのだが、トラボルタはトラボルタのまま登場する。どうしてあの顔にこだわるのか? 実ははじめからトラボルタは一切整形などしていないのではないかと深読み。単に撮影上の都合なのだろうが。7点(2003-12-02 20:17:54)

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