みんなのシネマレビュー
よしのさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 137
性別 女性
ホームページ http://escargot1.exblog.jp/
年齢 49歳
自己紹介 ジャンルにはこだわらないかも。
泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。
テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。
安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。

映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

1.  π(パイ) 世界のあらゆるものは数式であらわせると信じる男が、妄想と現実のハザマで身悶える、奇怪な作品。 この映画、深く考えては自分も病みそうなので、深く考えてはいけない。 ただその病的な苦悩、人の脱しきれない業のようなものを肌で感じるにとどめるが正しい。 モノクロとテクノがぐるぐるとまわる、まさに悪夢。それでも惹きこまれていく悪夢。 同じ数式による真理を追究をテーマにした小説「博士の愛した数式」とは、賞味感が全く異なる。 数学嫌いの私だが、全てのものを数式で表すというのには、ロマンも感じる。 数式によって規定される世界というのは、いわば壮大な運命論の塊で、その運命論によって支えられる勇気だってあるからだ。 そういえば、この映画のモチーフの一つ「カバラ」と言えば、最近マドンナはじめハリウッドの有名人がはまっているというユダヤのカルト教義だったはず。 アメリカというのは、おかしなものが流行る国だ。 6点(2004-06-29 17:00:39)《改行有》

2.  ラン・ローラ・ラン いいね、タイトルがいい。 「走れ!ローラ、走れ!」 人生、疾風のごとし。微妙が微妙に重なって、偶然が偶然に顔を出す。ちょっとしたことで変わるもの、ちょっとしたことじゃ変わらないもの。人生を追いかけるのか、人生に追いかけられるのか、あるいは人生を追い越すのか。 実際の人生は、考える暇もなく、繰り返す余地もなく、ましてリセットする慈悲もなく、ただただ懸命で闇雲で手探りで恐る恐る、ぎゅっと目をつぶって、わーっと叫んで突っ切るもの。 それを笑って、試みに遊んでみる。映画の余裕と映画の糊しろが、ジャーマンテクノにぐるぐるに回る。 詳しくはこちらのブログ記事で→http://escargot1.exblog.jp/1069458/9点(2004-03-08 16:15:50)(良:1票) 《改行有》

3.  ノッティングヒルの恋人 恋愛映画の中では最高峰に近いのでは? 個性豊かで味のあるイギリス俳優陣の中に飛び込んだアメリカ娘ジュリア・ロバーツが、いい意味での違和感を出していて面白い。それは彼女自身が素晴らしいというより、その他の俳優がうまい配置でそれを盛り立てているのだ。 さりげない映像効果であったり、登場人物の描き方、エピソードの盛り込み方、笑いと涙のバランスと、とても丁寧に作られた作品。この丁寧さが丁寧な感動を呼ぶ。 9点(2004-01-08 00:25:50)(良:2票) 《改行有》

4.  フル・モンティ 数ある「貧しいけど元気!」系イギリス映画の筆頭。親しみを覚える登場人物と爽快な展開は誰もが好きになるだろう。明るく幸せな気持ちにさせてくれる。8点(2004-01-02 22:10:08)

5.  フォレスト・ガンプ/一期一会 これを「ザ・ハリウッド映画」と言う。私がかつて見た中でいい意味でも悪い意味でも最もハリウッドな映画だ。 驚くほどのご都合主義の展開で、主人公のことも観客のことも小馬鹿にしているような気がした。ほーら、こうやると感動するでしょう?いい映画でしょう?いいお話でしょう?という感じ。 一番意味不明だと思ったのはワシントン記念塔の前に集まる群衆の前で主人公とヒロインが駆け寄って抱きしめあい、群集がワーッと歓声を上げるシーン。そりゃないだろ? ほーらここは感動するとこだよー、ワ~って歓声上げるとこだよ~とスクリーンの前の人にとてもわかりやすくアピールしている。 でも、そこに感動できるような脈絡は見当たらず、私は逆に白けた。 確かにSFXを駆使した歴史とのこじつけや複線は面白かったし、ラストはしんみりもさせてもらった。 でも、だからといって、この映画を感動作と呼んでしまったら、人の心の機微とそれを感受する可能性が蹂躙されてしまうような気がしてしまう。6点(2003-12-30 20:17:48)(良:2票) 《改行有》

6.  Undo “アンドゥー” 今まで観たどんな映画のキスシーンよりも、隣の部屋の恋人どうしを覗き見るようなリアリティ、そしてエロティシズムを感じた。一般的な日本のドラマの硬直した唇の接触は言わずもがなだが、多くのハリウッド映画、あるいはフランス映画でも、こんなキスシーンは見たことがない。 印象的な特徴を誇張した方が似顔絵は似ているものだ。「印象」という名のリアリティをそのままフィルムに念写するような、あるいは触診で探り当てるような、岩井俊二の映像はそのようなものではないか。6点(2003-12-30 18:02:10)《改行有》

7.  17歳のカルテ そもそもウィノナ・ライダーがちょっと病んでるわけで、そういう意味で、ほぼウィノナその人を見る気持ちで観た。 ああ、暗いなあ、この映画は。悪くないんだけど、暗い。患者と診断されなくったって、少女ってこういうの、どこか持ってるもんだよね、と思った。ちょっとチクッと痛い感じがした。6点(2003-12-15 20:55:45)《改行有》

8.  ギルバート・グレイプ 「ショコラ」といい「ギルバート・グレイプ」といい、この監督は「旅」に対する何らかの想い入れがあるのだと思った。 古い慣習と退屈さが支配的な田舎町に、風に乗るかのように現れる謎めいた存在。留まるか、踏み出すか、心の行ったり来たり。流浪の生活を定住に変えた「ショコラ」では、主人公に定住への強迫観念が付きまとっていた。変わりばえのしない定住生活を大きく変える可能性に心惹かれるギルバートのジレンマは、「ショコラ」とは真逆だが通じるものある。 旅に出るということ、故郷を去るということ、辿り着くということ、巡り合うということ、根を下ろすということ、一休みするということ。人や土地に対する愛と、少し目をしかめて見渡す未来と、そういったものの哀しみ、優しみが伝わる。私も迷っているし、ギルバートも迷っている。ハルストレムも迷っているのかもしれない。中途半端なんだよなあ、人間は何かを断言できるほど、なかなか一途になれない。人生はそんなもんかもれない。そんなもんかもしれない人生の中で、臆病にセンチメンタリズムに依存してみたりもする。7点(2003-12-05 17:16:20)《改行有》

9.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 微妙だ。非常に微妙。 映画というよりテレビドラマだなあ、これは。 そもそも劇場公開はされてないんだっけ? ノスタルジーたっぷりのいい感じの映像と物語、あるいはキャスト、あるいは台詞回し。夏休みの思い出としては、日本人誰もに普遍的なテーマを描いていて、共感は得やすい。 実は昔、高校1年の頃、この映画のタイトルと全く同じテーマ(「花火は角度によって見え方が違うのかどうか、子供のときは大した疑問だった」という非常に似たニュアンスのフレーズ)で小説を書いたことがある。個人的に。1991年当時。この映画より前なので、自分のほうが先だと主張したいところだが、誰にも信じてもらえまいと思うので、それが癪。がしかし、このテーマ、そのくらい普遍的なのだよね。6点(2003-12-04 00:09:14)《改行有》

10.  アルマゲドン(1998) この映画を初めて観てから5年ほど経つが、あのテーマソングとCMの予告映像くらいしか思い出せない。理解に苦しむ散漫な映画。ほーら泣けるだろう?ほーら感動するだろう?というシーンをちりばめただけという印象もある。スケールの大きさは感じるものの、「インデペンデンス・デイ」「ディープインパクト」などの世紀末系地球がピンチだ!映画の最後に登場した作品と記憶しているので、新鮮さもあまりなく、使い古しが多かった気がする。結局、無駄な笑いや無駄なオドケや無駄な小細工が多すぎてなんらテーマが伝わってこなかった。4点(2003-12-04 00:01:50)(良:1票)

11.  御法度 《ネタバレ》 もっともっとつまらないかと思っていたが、意外に意外、それほど悪くなかった。松田龍平が美しいとは到底思えないのだが、あの作品全体の怪しさはなかなか独特でおもしろい。テーマが男色にほぼ絞られており、下手な武士道や下手なドラマがない分、分かりやすく、映画的に完成している。幻影と現実の倒錯のまま終わっていくラストも悪くなかった。まとまりのいい作品と言えるだろう。7点(2003-12-03 23:54:11)

12.  ユー・ガット・メール 「めぐり逢えたら」を踏襲しすぎていてちょっと白けたかな。かなり重なってしまった。テンポの良い、メグ・ライアンっぽいラブコメなんだけれども。にしても、スタバでコーヒー注文するシーン、AOLのロゴ。調べてみると、1998年の公開当時、スタバはまだ日本に30店舗ほどで、その全てが東京地区だったようだ。現在500店舗。インターネットの普及率は当時15%程度、現在50%以上。(いずれも日本)たった5年前の映画だが、これは「旬」のある映画。時代が変わると、全くリアリティなくなりそうだ。6点(2003-12-01 18:39:25)

13.  マイ・ガール 《ネタバレ》 子供の頃観て、大人になってもう一回観てみようと思いそうな映画かなあ。 私はこの映画観たとき、もう高校生だったけど。 でも、私も、マコーレー・カルキンが死ぬのは余計だと思う。6点(2003-12-01 17:50:38)《改行有》

14.  ミッション:インポッシブル ああ面白いなあ!と単純に思った。ジャン・レノの悪役っぷりも良かったし、ワクワクドキドキ、ハラハラウキウキ、アクション映画の正しいステップを正しく踏んだ、良作だと思う。8点(2003-12-01 17:46:35)

15.  インデペンデンス・デイ アメリカ万歳モノであることは間違いない。あのプロパガンダっぽさはやはり好きではない。 がしかし、面白い。映像の迫力もさる物。この手の「地球がピンチだ!」系映画の中では、最もスケールの大きさを感じたし、確かに宇宙人が攻めてくるときってこんなかも・・・と思った。 加えて、この世界的大ピンチを救うヒーローを、科学者、パイロット、イカレ親父、大統領と4者を対等に描いたのはとても面白い構図だった。(全員アメリカ人ってのはどうかと思うが・・・)各々の家庭環境や過去、背景の描き方もバランスがいい。エンタテイメント大作としてはお手本のような、練られた作品。 ただ、ツッコミどころはいっぱいあったけどね。8点(2003-12-01 16:15:11)(良:2票) 《改行有》

16.  タイタニック(1997) 長い映画だが飽きさせないという点では評価できると思う。見せ場もいろいろあって、楽しめる。 でも、ラブストーリーとしてどうかというと、主人公二人の短絡さは純粋な感動を呼ぶには幼稚すぎる気がした。大人はこれを見ても泣けないんじゃないかなあ? とはいえ、若気の至りってところから脱しきれないのも、そうだからこそ、おばあちゃんの思い出話っていうのがいい収まりどころなのかもしれない。 ラブストーリーとしては余計なものがいっぱいありすぎて、所詮といってはなんだが、ハリウッドの「これ見よがし映画」。キャシー・ベイツとか、いらんだろ?と思う。人物の役割や描き方のバランスが悪いというか。もっと群像劇的にドラマを描けば、「名作」って呼べたかもしれないなあ。7点(2003-12-01 16:06:01)《改行有》

17.  ギター弾きの恋 ウディ・アレンはおおむね好きだが、これはそんなに好きでもない。主人公の性格が好きではないからだろう。 「芸のためなら・・・」みたいなのは、だめなんだな、基本的に。 これは「人情モノ」なんだと思うが、居心地の悪いウェットさに少々我慢ができなかった。5点(2003-12-01 15:52:57)《改行有》

18.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 ぐんぐん引き込まれていく感じがいい。意外な展開も、当初には微塵もそれを匂わせない。が、きちんと計算されたディティールにニヤリとする。作品全体の暗さや疲労感のようなものが、精神の分裂へつながっていくのを、観る方もともに体感できる。観客を主人公の座標に置く仕掛けがとてもよくできている。エドワード・ノートンのダメサラリーマンっぷりがかわいい。8点(2003-11-28 18:38:13)

19.  グリーンマイル 《ネタバレ》 わざとらしさがたっぷりすぎた。 イイ話ではあるかもしれないが、これ見よがしの無用なエンタテイメント煽りエピソードが、どうも受け入れられなかった。 死刑囚モノということで「デッドマンウォーキング」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などヘビーなテーマのものと比較するのは間違っているかもしれないが、でも、なんかこれこそ死刑にする意味ないじゃんっていう・・・。心がピュアすぎて生きてるのが辛い?無実なのに・・・?「死」をそんな扱いしていいのか?大事なテーマをうやむやにして話をすり替えて涙を誘ってる感じ。一体何がこの映画のテーマだったのか、ちっとも分からない。4点(2003-11-28 18:27:15)《改行有》

20.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ ガイ・リッチーは天才だ。計算されつくしている、映画じゃなきゃできないことをやっている。頭を捻りながら、ニヤニヤしながら、釘づけになってしまう。痛快!映画大好き!10点(2003-11-24 15:47:36)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS