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1.  戦場のピアニスト これは映画ではなく実話ドキュメントとして観るべき。たった半世紀ちょっと前の現実である。どんなに幸せになりたいと思っていても戦争という状況ではどうにもならないという事実。常に空腹で、雨風を凌ぐこともままならない、どうしようもない絶望。それでも人間は毎日隣り合わせの死を感じながら必死で生きていく。家に帰ればご飯があり、暖かい布団で眠るのが当たり前の現代において、これだけの現実があったのだと見せつけられると日頃自分が抱えている悩みというものはなんとちっぽけで甘ったれたものかと自己嫌悪すら感じてしまう。あの時代を必死で生きた人達、生きたくてもどうにもならなかった人達に対して敬意を示し、出来る限り精一杯生きていこうと強く思う。10点(2004-04-14 01:08:38)(良:1票)

2.  ミスティック・リバー 観終わったあとにこれだけ余韻が残る映画は観たことがない。2時間の中に詰め込まれた3人のそれぞれの人生の縮図。濃密な人間の内面で魅せていくストーリー。極上の大人の映画だなと感じました。映画が好きで観るようになってからまだ5年足らずの自分ですが、本当にこの映画はすごいと感じることができ、映画の素晴らしさに感謝したい。子供の頃は毎日と言っていいほど遊んでいた友達なのに、いつの間にか疎遠になった経験は誰もが持っているもの。その3人が事件を通して繋がり、絡まり、もつれ合う、大人になってしまった3人は決してあの頃のように無邪気な関係を築けない。このもどかしさがひしひしと伝わってきます。人間にはやはり運命があり、それを受け入れて生きていくのが大人。それを受け入れて生きてこうと思ったときから人は子供ではなくなる。人間は頭が良いがゆえに自分の居場所が判らず、存在意義を求めて日々苦しみます。自分の人生100%満足している人なんてまずいない。なんだか悲観的なことしか書いてませんが、言いたいことは人生とは痛みさえも抱えながら川を泳ぎ続け、一瞬の呼吸の時にどんな顔が出来るかだと思います。もがいてもがいて、もう泳げない、このまま沈んでしまう…と思っても力を抜けばプカプカと浮かんでしまうことはもがいて苦しんだ人しか判りませんよね。今までいろんな人から贈ってもらった大切な言葉をこの映画を観ることでさらに大切にしようと思えました。人生の道標です。 10点(2004-04-13 17:47:01)(良:1票) 《改行有》

3.  ロード・トゥ・パーディション エンドロールの最後まで楽しめる映画というのは数少ないと思います。まずは映像の美しさ。吐き出したタバコの煙とその口のセクシーさ、全体に感じる荘厳さ、ドアの下の穴から覗いた3人の位置関係が判るショット、車のライトの動きによって移りゆく雪上に倒れた自転車の影、暖炉の炎の揺らぎに照らされるルーニー、窓際に立つ父親と窓ガラスに映る浜辺にいる息子、どのシーンを取っても美しい写真になりそうです。 そして音楽。荘厳な重みを含む音が実に映像とマッチしている。エンドロールでは2時間観てきたことを振り返りながらじっくりと音楽に酔いしれたい。 キャスト。全員が全員なんの違和感も無く見事に役柄にマッチしている。マフィアと息子思いの父親両方の顔を持つには、完全な悪役顔ではなくトム・ハンクスの少し優しげな顔がぴったりとくる。 2組の父親と息子の愛を対比して展開するストーリー。この関係を一番象徴しているのが、通夜後のダンスの後で演奏されるルーニーとサリヴァンのピアノシーン。実の息子以上に愛し愛されるルーニーとサリヴァン、それを幸せそうに見るマイク、そして嫉妬深く見つめるルーニーの息子コナー。この人間関係が軸となりストーリーは展開していく。 特筆すべきは、DVDのコメンタリー。通常役者が面白おかしくただ感想を言うだけのことが多いが、これを今回サム・メンデス監督自身が「ここの映像はこういう思いで撮った」とさらに映画に深みを与えてくれる。この映画が好きな人はぜひコメンタリーも聞いてもらいたい。10点(2004-04-11 19:40:27)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

4.  キング・コング(2005) 彼(キングコング)にとって彼女と出逢ったことが最後のシーンへと繋がる。しかしそれは彼にとっては悲劇だったのだろうか?獣だからこそ、人間では到底出来ない打算や世間体などを排除した純粋な愛で彼女を愛し、その結果がどうであれ、それは彼にとっては悲劇か、それとも最高の幸せか。はたまた彼女と出逢わずにそのまま寿命を迎えていくのが幸せだったのか。それは彼自身にしか判らないこと。彼は純粋に人を愛せる美しい獣だ。[映画館(字幕)] 9点(2006-01-13 22:27:43)(良:2票)

5.  ALWAYS 三丁目の夕日 道が舗装されていなくて雑草がにょきっとしている雰囲気がたまりませんね。雨が降れば独特の土の香りで満たされるんだろうなぁ。昔が全部良かったわけではないです。完璧な時代なんてないですし、それぞれが色んな問題を抱えている。でももしこれから50年後、今の時代を舞台にした映画ができたら果たして50年後の観客は涙を流して観てくれるだろうか。そんなことを想うと何かやろうかなって気になりますね。50年後の夕日も綺麗でいてくれるんだから。[映画館(字幕)] 9点(2005-12-01 20:25:41)

6.  死ぬまでにしたい10のこと いいねこれ。単調だけどなんでここまで惹かれるんだろう。映画なんだけど本当にありそうなありきたりな、でも厳しい現実の世界を淡々を描いている。小さな幸せだったり痛みだったり、この主人公は生き方が上手いなって思う。自分に素直だよね。現代社会は心が病んでいる人が多くて、生きながら死んでいる人が沢山いる。それに「名優が出てる」=「いい映画」ではないってことを証明している。色んなことを学ばせてもらった。日曜の夜に観るには最高の映画でした。9点(2005-02-28 00:03:42)

7.  ハウルの動く城 宮崎アニメはテレビで何回もやっていたのでわざわざ映画館に行くまでもないだろうと思っていたけど、「千と千尋の神隠し」をテレビで観た時はなぜ劇場に行かなかったのかとものすごい後悔したので今回人生で初となる劇場での宮崎アニメ鑑賞となりました。キムタクの声はとても合っていたと思うし、この映画を観ていて何度も笑顔になれたしとても穏やかな気持ちになれました。確かに前作群と比べて訴えかけるものが軽い気はしますが、それでも観た後とてもすがすがしい気分になれた。こんな気持ちのいい映画はなかなかないですよ。9点(2004-12-11 17:00:09)

8.  スクール・オブ・ロック 文句なしに最高に笑ったし感動もしたし、素直に楽しめました。ロックを何も知らない子供たちがその潜在的能力ですぐに力をつけてみんなで一丸となってコンテストに向かって進んでいく姿。青春ですね。校長先生の隠された内面もすごく納得出来たし、いろんな脇役がみんな光っていた。乳首丸出しのロック兄ちゃんはもう忘れられません笑本当にこれだけ楽しめてスッキリ出来た映画って久しぶりに観れました。9点(2004-12-04 21:47:30)

9.  ソウ 《ネタバレ》 ホラームービーは怖くて全く観れないけれどサスペンスは平気なので、この映画の予告を観た時からこれは行かなくてはとずっと思っていました。絶望と希望が交互に入れ替わり、希望の数だけ絶望が増えていく。生き抜くために成せばならない行為とそれに伴う命を奪われる危険性。すべてが生と死の表裏一体でほんの小さな選択ひとつでどっちにも転がっていってしまう。ストーリーも良く練られていたし、正直観て気持ちのいいものではないけれど、その展開と張られた伏線の数々。もう最高でした。自分にははっきり言って「CUBE」より遥かに面白かった。あ!!そういえば…死体のフリをして最前列で見ていた犯人が一番初めに画面に映った時、そのちょっと後だったかな?かすかにお腹が動いて呼吸をしているように見えたのは自分だけ?気のせいかもしれないけど、もう一度観る機会がある人は良く見てみてくださいね。 9点(2004-12-04 21:36:59)《改行有》

10.  モンスター(2003) 一度死のうと決めた人間がわずかな光を見出し、そこに掛けてまた生きていこうと決心する。あれだけ愛に生きることに夢中になるのはとても理解出来る。ただ彼女の場合はその方向性が間違っていた。でも彼女はとても熱く駆け抜けていた。しかしいくら自由の国アメリカと言えどもやはり社会にはある程度のルールというものがあり、愛は永遠ではない、その現実に打ちひしがれていく。方向が間違ってはいたけれども絶望から希望へと向かって必死で生きていった彼女の姿、魂が揺さぶられ圧巻でした。9点(2004-12-04 21:19:56)

11.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 続編がこんなに面白くなっている映画は数少ないと思います。2を観ている最中でも絶えず根底に1の映像、ストーリーが脳裏にリンクし、2をさらに面白いものにしていきます。内容が簡単過ぎると多くの方が言っていますが、自分はこれがちょうどいいと思います。あまりに映画映画過ぎる現実離れしたストーリーでは感情移入が出来ないし、普通のストーリーだからこそとてもすんなり入り込めたんです。何はさておきニューヨークの摩天楼を飛び回るスパイダーマンはこれは絶対に大画面で観なければ意味がありません!!自分も飛んでいるような錯覚に陥りますし、何か嫌なことで頭がモヤモヤしていてもこれを観ればスッキリ!!今まで自分が観てきた映画の中でも一番爽快なシーンです。笑いあり(エレベータ)涙あり(電車)の緩急織り交ぜたとても最高のエンターテインメントです。もう一度観に行っちゃおうかな☆9点(2004-07-30 09:40:49)

12.  花とアリス〈劇場版〉 暗くて狭い映画館で観ているのにも関わらず、広い公園の芝生の上で暖かい日差しを浴びながら絵本を読んでいるような、そんな感覚でした。後で気がついたのですが、それは監督が「光」を大事に扱っているからなんでしょうね。光の巨匠と言われた画家クロード・モネの絵を見ているような、こんな不思議な感覚を味わった映画はないです。ストーリーはほんとに本当に日常なんですが、だからこそ愛らしく懐かしく、いつまでも大事にしたくなるようなことばかりに溢れていました。[映画館(字幕)] 9点(2004-04-27 11:31:15)(良:3票)

13.  ホテル ビーナス 思いもよらず、いい映画と出逢えました。それぞれが過去に縛られ時間が止まったままだったり、絶望を感じていたりしているのですが、決してこのままでいいとは思っておらず、1歩進んで2歩下がっても、いやそれ以上に後退してしまうことがあっても、みんながみんな励ましあっているわけではないのに、お互いの人生が交錯し合うことで何かが変わっていき、結果的に決して良い方向へ進んだというわけではないが、時には傷つくことを覚悟してでも前進しなくてはならないことがあるという、人生を歩む上で、痛みさえも抱えながら進んでいかなくてはならないんだという、力強いメッセージを感じました。この時期にこの映画に出逢えたことに感謝したいです。9点(2004-04-14 10:55:33)

14.  シカゴ(2002) これは絶対に劇場で見なくてはダメです。DVDなんかでは、プラズマのスタジアムサイズ+5.1chサラウンドでも無理です。100インチのプロジェクターでも無理でしょう。実際DVDを購入して観たのですが、全くつまりませんでした。やはり劇場の大画面でないと、まるで自分がそこに居るかのような錯覚を覚えることは出来ません。ミュジカル映画というものを初めて観て、最初はこれは一体どうなっているんだと疑問でしたが、進んでいくにつれて進行の仕方に慣れ、それからはその音楽、歌声、豪華さ、骨まで響くリズム、これこそまさにエンターテインメントとしての映画の王道だと感じました。「ブリジット・ジョーンズの日記」が最悪だった分、今回のレニー・ゼルウィガーはとてもかわいくて輝いていて、何を隠そう予告で「ロオォ~キスィーハァト♪」と唄う彼女を見たくて映画館に行ってしまいました。9点(2004-04-13 19:15:42)

15.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 3部作の最後の映画を観て、今までの自分が間違っていたことに始めて気がつきました。この映画は3部でひとつであって、1がつまらなかったからもう観ないということをしてはいけません!!なんたる感動、壮大さ!可能であれば1・2・3連続で(3つで1つなので、1・2・3と呼ぶこと自体もう意味がないのだが)観たい作品。9時間以上の物語は全てが1つの点に向かって集結していく。本当に欲しいものはすぐ手に入ってしまうと意外とつまらないもの。一番いいところは最後の最後まで取っておいて、そのためにじらされるのであればこんな最高なことはない。また、苦労して手に入れたものが素晴らしいものであるほど、それに至るまでの苦労した過程がとても大切なものになる。1・2を観た結果全く期待せずに観に行ったが、まさかこんな感動作だったとは。やられました。9点(2004-04-13 18:09:40)

16.  ラスト サムライ 武士道。かっこいいってこういうことなんですね。霧の立ち込める木々の間から現れてくる武士の姿。あんなにゾクゾクした登場シーンは見たことありません。和服をまとった小雪のセクシーさも一見の価値あり。言うまでも無く勝元の存在感、生き方はまさにこれぞ日本の男と言えるかっこ良さ。トムの存在とあいまってとても素晴らしい男の絆を見せてくれた。日本人ってかっこいいなと思うと同時に、日本人であることを忘れている現代人、自分の生き方が判らない人に是非観てもらいたい。「武士道は、日本を表徴する桜の花と同じように、わが国土の固有の花である」9点(2004-04-12 01:08:56)

17.  ポーラー・エクスプレス 《ネタバレ》 ストーリー性のあるディズニーのアトラクションを楽しんでいるような、とても素敵なファンタジーでした!チケットが舞ったり、ブレーキのピンがなかなか掴めなかったり、「どうせ最後には取れるんだろうに」と思いながらもドキドキしちゃいました。子供ってやっぱいいよな~今思えば毎日がこんな世界だったような気がします。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-25 05:08:12)

18.  ソウ2 やはり第1作で基礎が判っているだけに初見の衝撃度が下がるが、多くの唸らせられる点はさすが下降点を挽回してくれて期待以上!!「最前列で見よ」も良かったが「カギは目の前にある。」も大唸り!!ソリッドシチュエーションホラー…あの家結構広かったですね、でも。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 01:43:13)

19.  ジョンQ-最後の決断- 状況がどうであれ、事情がどうであれここまで全力でわが子を守り通す姿は感銘を受けました。世の中には身勝手な父親なんてざらにいますからね。本当は全く期待しないで観始めたのですが、適当な親が氾濫している現代において結構考えさせられるものがありました。親って本当にすごい。これから親になる人達には自分も含めてきちんとした覚悟を持ってなってもらいたい。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 09:54:51)

20.  ビッグ・フィッシュ 最初の30分は観ていて意味が判りませんでした。もう明日すぐに返却しようとまで思っていたのですが、次の日ちょっと続きを観てみようとすると…こんなに面白い作品だったんですね!!ファンタジー過ぎないファンタジーというか、やっぱりティム・バートンの映画は独特の雰囲気があって好きです。「映画を観る時は過去に観て良かったなと思った監督の作品を観るとあまりハズレがない」とどこかで聞いたことを思い出しました。あ~でも最近感受性が低くなったかなぁ、最初は良さが判らなかったなんて…映画の良し悪しってその作品の出来だけじゃなく、その日の自分の精神状態にもすごく影響を受けますよね。つまらないと思ったら次の日また観返してみるのもひとつの観方です。8点(2005-02-19 11:57:54)

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