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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 悪魔のいけにえ 低予算がリアリティにつながった、ブレアウィッチもかくやの作品。今となっては普通に見られるが、子供の時分は立ち入ってはいけない、狂った世界を垣間見た気がした。7点(2003-11-28 19:43:48) 2. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 俗に名作と呼ばれるものは、圧倒的に“恐怖”という感情が欠如している。ホラーモノに感動を求めるのは無粋すぎる……。だがこの作品は、感動も恐怖も兼ね備えた奇跡的作品なのである。喜怒哀楽、すべての感情を喚起させてくれる映画こそ、傑作とよばれるべきだろう。涙を搾り取るだけが名作ではないのである。ゾンビよりも人間の残虐性に打ちひしがれ、仲間を殺さなければならない悲哀に涙し、生き残った主人公たちの行く末を案じる……。およそホラー映画という枠では括りきれない、人間ドラマのマスターピースなのだ、ゾンビという作品は。 10点(2003-11-26 21:20:19)(良:1票) 3. サスペリアPART2 《ネタバレ》 子供の頃、テレビで見たときは“なんて恐い音楽なんだ!”とションベンちびりそうになり、DVD化されてから見返したら“なんて良質なサスペンスなんだ!”と脱糞しそうになりました。鮮血の美学を追求した画作りも秀逸。私は最初のシーンで鏡に映った顔を確認できたので、あの顔はなんだったんだろう?と、主人公とともに謎解きを楽しめました。9点(2003-11-26 18:20:37) 4. 007/私を愛したスパイ 私の中での007シリーズ最高傑作。なぜなら、私が初めて映画館で観たシリーズ作品だから。対空ミサイルは発射し、水中に潜行するロータスエスプリというガジェット、2m超の体躯に怪しく光る前歯のジョーズ。ストーリーは覚えていなくても、あのインパクトだけでKOです。みんなはショーン・コネリーというけれど、私にとってのボンドはムーアです。9点(2003-11-26 15:34:10)
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