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プロフィール
コメント数 6
性別 男性
年齢 40歳

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1.  カサブランカ 現代の商業映画と較べて、古典映画はテンポがゆったりとしている。現代映画に慣れている人はそこでいらつきだすか、まぶたが重くなる。私も例外ではなかった。だが、クラシック音楽を聴くのと同じ心構えで画面と正対すると、不思議とその時代の空気にこちらが同調し始める。サムの弾き語りを始め、映画の一部始終に流れる濃密なモロッコの空気は、半世紀を過ぎた今でも十分感じ取ることができる。「その映画が今でも通じるか」という見方も良いが、それでも苦しいという方は、目を閉じ、耳で映画を愉しんでみてはどうだろう。何にせよ、「観ていないと恥ずかしい」と年輩の方に言われるより先に、自分なりの感想を持っておこうではないか。ちなみに私は、三角関係恋愛映画のアーキタイプとして、味わい深く観させて貰った。古典的価値は満点級だが(「君の瞳に乾杯」という言葉が巷に定着しているだけで凄い)、感想としてはこの点数、ということで。 7点(2003-12-06 17:25:36)

2.  時計じかけのオレンジ 「暴力」を徹底的に追求した、「非常に面白くない」映画。それが私の率直な感想だ。しかし、同時にこれは、文句なしの傑作でもある。商業映画とは全く違った次元で、だが。……私たちはなぜ、アクション映画を《娯楽》として楽しめるのだろう。殴られるのが怖いのに、他人がぶたれ、蹴られ、凶弾に倒れるシーンを、わざわざ金を払って映画館へ見に行くのはなぜだろう? ……私は思う。私たちは、剥き出しの暴力でない、ほど良い室温になったワインのように供される暴力を、エンターテイメントとして消費し、日常の糧としているのではないか、と。キューブリックは、その虚飾を剥がしただけだ。現実に生きる我々の知る暴力は、ドラマチックでもなんでもないということを示しただけである。そう、アレックスを突き放したのはキューブリックではなく、心の底では暴力が大好きな、我々自身に他ならないのだ。 10点(2003-12-05 01:43:16)(笑:1票) (良:6票)

3.  フルメタル・ジャケット アメリカ海兵隊の訓練をここまでテクニカルに映像化できたものは、このFMJくらいのものだろう。他の映画に出てくるベトナムモノなどまったく較べものにならない。ハートマン軍曹役の方は、元々単なるアドバイザーとして参加していた所を、その言葉の扱い方を買われて軍曹役に抜擢されたそうだ。つまり、前半に軍曹から繰り出される全ての悪口雑言は、実際の海兵隊訓練をやってきた人間の口から飛び出しているものなのだ。そこまでして人間性を剥奪していく過程を映しきったキューブリックの信念、ただ者ではない。人間性とはなにか、そして銃が人を何に変えてしまうのか。その二つを念頭に置いて見て欲しい。FMJが戦争映画の皮をかぶった化け物的作品だということがよくわかるだろう。10点(2003-12-03 03:30:10)

4.  ショーシャンクの空に 「希望」という普遍的なテーマに真正面から挑んだ佳作。同年にアカデミー賞を取った『フォレスト・ガンプ』とよく較べられていたので同時に観たのだが、あちらはアメリカ映画史に残さないわけにはいかない要素を含んでいるため、単純に較べるべきではない。オスカーは物語の面白さだけで与えられているわけではないのだ。他にもユダヤ系の資(ごにょごにょ)。  ……もっとも、アメリカ合衆国の意味を考える必要のない我々日本人にとっては、こちらの方がわかりやすく、より感動できる作品であることは間違いない。全編に渡って静謐な空気が流れていて、それが「フィガロの結婚」やその他の名場面を一層際だたせている。細部にまで手が行き届いた美しさも文句の付けようがない。現在の平均点に即して、私はこの点数をつけた。 9点(2003-12-03 03:04:35)《改行有》

5.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 せっかくなので、これを見た後すぐに『ショーシャンクの空に』を鑑賞してみた。それでようやく得心がいった。『フォレスト・ガンプ』は“アメリカ映画史として”大変価値があるからオスカーを取れたのだ。フォレストが米現代史の大きな潮流の中でひたすら道化ている一方で、ポップカルチャーの中に埋没したジェニーは人生の下り坂を転げ落ちる。大きな歴史と小さな歴史。光と影、陰と陽。相反と和合を繰り返す二つの要素が、主役の二人に投影され、スクリーンに交互に浮かんでは消えていく。その巧みな物語の仕掛けが、結果的に私たちに大きな感動を呼び起こすのだろう。ジェニーに魅力を感じない人が多いのは、彼女が時代に翻弄される典型的なアメリカ人の姿の殆どを体現しているからだろう。幼少時に父からDVを受け、大好きなディランを全裸で唄うハメになり、ヒッピー文化に染まり、とうとう麻薬にも手を出し、最後にHIVにかかる。個人で背負うにはあまりにも悲惨な人生だ。多少無理をさせた感は否めない。私は、彼女の背後に沢山のアメリカ人の悲劇があると気づいた瞬間、少しだけ彼女が救われたように感じた。――そういうわけで、ガンプはやはり1994年アカデミー賞に相応しい作品だと思う。後はアメリカという国に対してどんなスタンスを取るか、それで各々の評価が自ずと決まってくるだろう。 10点(2003-12-03 02:47:06)(良:2票)

6.  マルコムX マルコムは言う。「アメリカがある前に我々は黒人だった」と。ブラックパワーが爆発した60年代の中で最も本質を突いた言葉を唱え続けた男、それがマルコムXだった。 今さら"過激だ"なんて言わせない。本当のアメリカを知りたい全ての人に薦める一作。10点(2003-12-03 02:03:01)(良:1票) 《改行有》

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