みんなのシネマレビュー |
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1. ソウ 《ネタバレ》 自分が病気で死にそうだからのうのうと生きてる奴が許せないって、なんちゅー理不尽な動機!!生きる意味を与えてるらしいけど生き残った人間みんな生気抜かれてんぞ。しかも大の大人を二人も拉致してあんな大掛かりな罠を幾つも仕掛けて長時間死んだフリして警官まで殺す、ホント元気な病人。正直そこに一番驚いた。携帯に手が届かないから果敢にも足切ってますけど、冷静に考えればそのノコギリ使えば届いたんじゃない?それに黒人の警官がヨワ!!ビックリするぐらい役に立たなかったな。やっぱリッグスがいないと駄目か。結論:セブン+羊たちの沈黙×低予算、こんな感じです。でも続編が出来たらやっぱ観るな。[映画館(字幕)] 7点(2005-03-23 01:17:54) 2. スピード(1994) 《ネタバレ》 エレベーターの人質計画に二年も費やしたってあんた、あんなの一昨日寝る前にふと思いついたぐらいの計画にしか見えなかったぞ。更にションベン行ってる間に細工されてんの見逃して「ジャック騙したな~!」てそりゃお前が悪いだろ。しかも最後に何を考えたか列車の上にいるジャックに無謀にもガチンコ対決を挑んであっさり死ぬし。確かに犯人は頭がキレるよな。ジャックもジャックで人質の足撃つ暇あったら至近距離で無防備に突き出してる犯人の手でも撃てよ!というか「三階に行くと見せかけて地下 に・・・」とか言って犯人がエレベーターの操作してる時なんか思いっきり撃てるチャンスだったろ。極めつけは金の取引現場についさっき知り合ったばかりの姉ちゃんを連れて行くなんてどういう神経の奴だよ!しかも明らかに問題ばかり起こしそうなあんなワイルドキャットの姉ちゃんを。隊長止めろよ!!え~そんなんでツッコミ所はたくさんあるんですけどそれら全部を映画全体のスピード感で圧倒されてしまいまして、私もそれを見習って勢いでコメント書きました。7点(2005-03-10 18:48:37)(笑:1票) 《改行有》 3. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 これだけ主役級の役者を揃えておきながら最後まで映画が[美男子俳優のコスプレショー]にならずに[芸術性の高い映画]として終えられたことは驚きに近い。中でも一番光っていたのはやはりトム・クルーズ。不気味なほど美しく妖艶な彼の姿と気迫のこもった演技はブラット・ピットを始め、周りの役者を完全に喰っていた(と思う)。それ程この役に彼は合っていたと言える。映画中ブラット・ピット演じるルイは何世紀にも渡る自分の半生をライターに語り始める。それはヴァンパイアでありながら人間の心を持ってしまった彼が味わってきた生きる苦しみ、失望、愛情と憎しみ、そして永遠に訪れることのない死への思い。それらすべてを吐き出すことで彼はほんの少しでも安らぎが欲しかったのかもしれない。それはある意味警告でもある。にも関わらず彼の話を聞いていたライターは(観ている私も)ヴァンパイアに対して不思議と憧れのようなものを抱いてしまう。その姿を見たルイは人間に対し、自分に対し失望し、さらにまたぼやき始めるという悪循環に陥ってしまうのが悲しい。そして最後に復活したレスタトを出して来るというのは憎い演出。[映画館(字幕)] 8点(2005-01-06 12:28:39)(良:1票) 4. トロイ(2004) なんだろう、この観終わった後の消化不良気味の余韻は。納得のいくようないかないような・・・。やはりトロイとギリシャが戦争おっぱじめる原因がくだらないな。人妻さらうなんてねぇ、しかもトロイの人々そんな王子の身勝手な愛?のために死ぬかもしれんのに怒るどころか盛大なパレードかなんかで迎い入れちゃってるし。兵士の士気だって上がらんでしょ普通。でも戦闘シーンやアキレスの決闘シーンなんかは良く出来ていて見応えは十分です。それだけでも一見の価値はあります。逆に言えば戦闘シーンと特定の役者の演技しか観るべき所はなかったとも言えてしまうけど。ちょっとストーリーに余計な要素が多かった気がします。いっそのこと単純な肉弾戦映画にして少数での戦闘シーンや巧みな戦争の駆け引きなどを見せてもっとトロイの木馬に重点を置いた方が面白かったかも。しかしな~、あの木馬。持って帰っちゃうか?どう見てもあきらかに怪しいのにね。アレすらも神のご意思とか言っちゃてるんだもの。ビックリですよね。[映画館(字幕)] 7点(2004-11-12 13:58:36) 5. バッドボーイズ2バッド なぁ~がい!!長すぎる!まずそれを言いたい。あんなに内容が薄っぺらいのに何をだらだらしてんだ~!と必死に眠気と戦いながらに思ってた。とにかく悪質なアメリカンジョーク、主人公二人のすべりっぱなしの無駄な台詞、すべてが本気で全く笑えなかった。唯一笑えたことといえばあまりのつまんなさに失笑しただけ。主役の二人はビッグになり過ぎてしまったせいか、何か昔のような新鮮さとがむしゃらさが無くなってしまった気がする。いくら映像やカメラワークが良くてもストーリーがあれじゃあな・・・。この映画をきにハリウッドもアクション映画に対する考えを根本的に変える必要があるのかもしれない。ただ撃ちまくってればいいってもんじゃないんだよ。ロックを撮ったベイならそんなことぐらい分ってると思ったんだけどな。残念。[映画館(字幕)] 3点(2004-08-12 00:54:56) 6. 北斗の拳(1995) 映画の終焉を予感させる映画。0点(2004-03-21 23:00:55)(笑:2票) (良:1票) 7. 海がきこえる<TVM> 個人的にはアッサリとしている方が好きなので結構これは好き。特に最近のジブリの自称名作作品達に比べれば100倍良い。耳をなんとかって作品もなかなか良かったけどあそこまで自分の気持ちをベラベラ喋られたり下手に歌を入れられたりすると逆に白ける。なのでこの作品のように淡々としている台詞や音楽、地味だけどどこか温かいストーリーはしつこくなく、観ていて心地よかった。たしかにあのヒロインはわがままで自分勝手な奴だけど強気な態度とは裏腹に所々に見せる弱さや寂しそうな表情を観ているとそれが世間に対する必死の強がりだったのかな~とか思ったりして凄く人間らしさを感じた。他の登場人物達の微妙な心の動きも上手く描けていて繊細な感じがした。今のジブリもあれこれ考え込まずにこれくらいストレートな作品を思い切って作ってみてもいいんじゃないかな。8点(2004-03-20 13:42:08)(良:1票) 8. 28日後... 正直観終わった後に「これ、ジャンルは?」と思ってしまった。確かに感染者が全力疾走で追いかけて来るのは怖い。感染した仲間をメッタ切りにする所など"残酷"なホラー的要素はあるし、冒頭の無人と化した街並のシーンは"孤独"という静かな恐怖があってよく出来ていた、だから期待したのに。なのに一時間ぐらいして中盤突如なかだるみするんだもの。なんか結構のんきにピクニックとかしちゃって、これは何か起こるだろと思ってたら何も起きなくてオイオイって感じです。後半も結局人間同士の醜い争い何ぞに重点置かれちゃって主役のはずのゾンビ?はどこえやら。結局最後までテーマがいまいち伝わらなかった。なんだか最後の方で主人公が突然超人的な強さ発揮し始めて暴走し出す姿が正直一番怖かったよ。ゾンビもビビッたと思うよ。[映画館(字幕)] 6点(2004-03-17 10:37:48) 9. イノセンス とにかく映像美、世界観、人物描写は見事というしかない。でも攻殻シリーズをそれなりに観ている人間としては少し盛り上がりに欠けたような気が(最後子供の人形を撃ちまくるだけなんて)。脚本は確かに引用が多く難しかったが、基本のストーリーは単純なので結構すんなりと映画に”侵入”することが出来た。主人公は目がないので表情が読み取りにくい。にも関わらず孤独、怒り、悲しみといった心の葛藤が伝わってきたのは演出の上手さと音楽、あとあの主題歌のおかげだろうか。ラストも意外とあっさりとした終わりにしてあるのには驚いたが、バトーもネットの海に消えて次回からトグサが主人公・・・とかにならなくて良かった。9点(2004-03-11 15:16:58)(良:1票) 10. A.I. 本気で途中何度も寝そうになってしまった。とにかく無駄が多い映画だと思う。あの子供のさあ、感動してくれ!と言わんばかりのうるうる演技にうんざり。ストーリーは変なピノキオ。ジュード・ロウは結局役に立たないし。いきなり何百年経ってしょぼいエイリアン人間が出て来た時はこけそうになった。空想の生物というとエイリアンキャラしかもう思いつかないのか?そしてあの母親、さすがに処分するのはかわいそうだからってそこら辺の道端に捨てるなよ!1点(2004-03-08 11:41:53)(良:1票) 11. 千と千尋の神隠し もはや『宮崎』、『ジブリ』はブランドに成り下がってしまったのだろうか。アメリカでは売り上げトップ20にも入れなかったのに大成功と大々的に報道するマスコミとジブリのプロデューサーに不信感。実際海外においては大友克広や押井守のほうがずっと評価が高い。ではなぜ売れなかったのか。答えは簡単、つまらないからである。売り上げでその作品を評価するのは間違っていると思うが、この作品は内容的にみても監督の自己満足映画に過ぎない。昔のジブリ作品はもっとシンプルで力強く、メッセージが観る人にストレートに伝わってきた。しかし最近のジブリは明らかに間違った方向に進んでいる。分かりずらい設定、複雑なストーリー展開や人物描写が神秘的でさも凄いことのように持ち上げられている。果たしてこれがジブリの作品では無かったら本当に売れたのであろうか。公開する前から凄い凄いと騒ぎ立てる異常な過熱報道が無かったらどうだったのだろうか。ジブリを批判することが悪いことのような風潮が世間にはあるが好きだからこそ批判することも大切なのではないだろうか。このまま行けばジブリの時代もそう長くは無いと思う。1点(2004-01-05 21:52:04)(良:5票) 12. 風と共に去りぬ あまりにも有名なもんで観てみたが、最悪。なぜあれが名作なのか全く理解できない。セットなどのスケールの大きさ、エキストラの数は凄いと思うがなによりもストーリー、そしてあの主人公が許せない。超わがままでぶりっこな主人公の女にみんなが最後まで振り回され、あげくの果てに死人が出る始末。なのに誰一人としてあの主人公を責めない。はぁ、何なんだこの人達は?って感じ。まわりの男達や女共は人が良いを通り越してただのバカだと思う。金のために妹の男を取り上げたり、結婚したり離婚したり彼女が好きだ彼が好きだ、でもやっぱりあの人が好きだののどろどろのストーリーに飽き飽き。戦争の混乱と貧困を経験しながらも金のことしか頭にない主人公。別に金持ちになることが悪いことだと言っているわけではない。ただ金目当てで結婚をするやり方が気にくわないのだ。そんなことで手に入れた富に何の価値があるのだろうか。何も無いところから誰にも媚を売らず、自分の力だけで富を築いていくのが本当に強い人間だと思う。数多くの人を傷つけ、死傷者を出したのにもかかわらず当たり前のように平然としている主人公をひっぱたいてやりたくなった。バトラーも自信満々に結婚しておいて簡単にブチ切れて物を投げ出すし。最後もわかりきった落ちで同情も共感も好感も持てずにただただ怒りだけが残った。でも音楽だけは良かったので1点献上。思えばあの音楽で無理やり名作にしている気がする。1点(2003-12-15 20:30:27)(良:3票) 13. ターミネーター3 予想通りのつまんなさ。あまりに軽い。なぜ作ったのだろうか。2のあの重さと衝撃を一気にかき消してしまうほどのストーリーと映像の下手さ。配役にも疑問。シュワちゃんはやはり老けて見える。女ターミネーターは進化したはずなのに前作の奴の方が強く感じる(液体金属のくせになぜ胴体がちぎれるのだろうか?)。もうこれ以上変なことはしないでもらいたい。1点(2003-12-12 15:23:03)(良:1票) 14. マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 もはや映画史上最も金をかけた自己満足映画。というかコメディ-映画?これ。あのとってつけたようなダサいカンフーにもいいかげん飽き飽きする。ラストの空中浮遊格闘シーンのあまりのぶっ飛び具合におもわずコケそうになってしまった。(役者も自分が何をやらされているのか分かって無いんじゃないのか?)。人間と機械の生の戦いもいいけどもっとマトリックスに重点を置くべき。題名マトリックスなんだし。スミスの暴走を止める救世主は現れたけどウォシャウキー兄弟の暴走を止める救世主は現れなかったようだな。あんだけ面倒くさいストーリーにしておいてラストは死ぬというありきたりで安易な落ちに拍子抜けした。まさに映画史に残る迷作ではないでしょうか。[映画館(字幕)] 2点(2003-12-10 16:02:31)(笑:1票) 15. シティ・オブ・エンジェル 《ネタバレ》 ニコラス・ケージはどうみても天使では無い。あれじゃただの疲れた中年オヤジの幽霊。黒服の男の天使達という設定は悪くないので残念。ラストも、よそ見しながら両手放しで自転車こいで勝手にトラックの荷台に突っ込んで死ぬなんてあまりに間抜けで唖然。笑えない、泣けない、何も感じない薄い映画。1点(2003-12-10 15:51:46)(良:1票) 16. 惑星ソラリス 《ネタバレ》 テーマは面白い。SFではあるが内容は哲学。ソラリスの海によって何度も何度も蘇る妻、それに苦悩する主人公の姿が悲しくて印象的。要するに人間のように心が不完全な生き物は、ソラリスに触れてはならないということなのだろうか。原作を読んでみたい。 8点(2003-12-10 15:35:10)
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