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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 お宝を探しての冒険活劇、美女とのコンビ、ギャグも端々に、といった王道パターンではあるが、飽きさせない展開力(ジェットコースタームービーの典型だもんね)で、さすがに退屈しない。アジアンテイストも2作目のアクセントとして良かったのでは。ギャーギャー騒ぐ子どもと女性が楽しかった。7点(2005-02-04 23:50:56) 2. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 大学生1年の頃、シリーズ中最初に観たせいかもしれないが、コレが一番好き。若き日をリバー・フェニックスが、親父をショーン・コネリーが演じるというファンサービス的な配役も嬉しい。親父とのコミカルな掛け合いもマル。ベタとはいえ、とにかく緩み所と締め所が絶妙。全然退屈することなく観終わり、このシリーズをそれまで見逃していたことをすごく後悔したものだ。8点(2005-02-04 23:24:43) 3. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 大学時代にビデオレンタルして以来、深夜放送で十数年ぶりに再見。さすがにジョイ・ウォンの美貌だけで観るにはキツイ。中身薄ッ!なんか物語全体が軽い。今観ると現在のワイヤーアクションの源流ともいえる動きが多々あるのは感慨深い。4点(2004-12-13 17:46:21) 4. ベスト・キッド(1984) 深夜放送で随分と久しぶりに出会ったよ~。モリタさんにラルフ・マッチオ。懐かしい~。中学生当時、格闘技好きの友人は、頼みもしないのに型を教えてくれて困りました。今となってはいい思い出とも言えるので、「残してくれたもの」という意味では感謝したい映画です。6点(2004-11-15 00:37:56) 5. アンタッチャブル 十数年ぶりに観たのだが、バット殴打シーンと階段シーン以外覚えていなかったので、全てが新鮮だった。とにかくエンニオ・モリコーネの音楽がカッコイイ。カポネ追跡劇も随分と誇張されているのだろうが、役者陣の魅力が満載で音楽と共に十分に楽しめる映画に仕上がっている。7点(2004-11-14 01:29:25) 6. 南極物語(1983) 小学生の頃、漫画版まで買って何度も読み返すくらい好きだった。サントラも購入し、何度も聴いて南極の世界に浸ってたなぁ。あのシンセサイザーの音色は、自分にとって今でも鳥肌モノの名曲。首輪が抜けなかったり、氷の隙間に落ちたりと、犬にとって残酷なシーンの連続は子ども心にリアルに響いた。クライマックスで涙の洪水だったのは言うまでもない。8点(2004-08-20 01:36:30) 7. フットルース 中学生の頃、“大人気分を味わいたくて”観に行った。ストーリーはあまり覚えていないのだが、アメリカのお兄ちゃんのダンスに見惚れてた。青春の入り口に観るに相応しい映画だった。6点(2004-08-18 22:37:43) 8. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 いい出来の2作目である。未来世界のシチュエーションは楽しいし、“1955年の舞台裏”を見せる構成も上手い。多少の矛盾もあるのかも知れないが、個人的には全然気にならない。文系で良かった。8点(2004-08-16 21:29:01) 9. ラストエンペラー 公開当時、高校生。純粋で世間知らずなボクは、「中国でも皇帝くらいになると英語喋れるんだぁ」と感心して観てました(←アホ)。話題の映画だったし、世界史を選択していなかった自分としては「後学のために」と思ってガマンしながら観たことが懐かしい(←エライ!)。高校生が勉強する歴史入門編としてはよく役立ちました。その後、テレビのドキュメンタリー等でもしっかり復習させていただきました。歴史を知っている大人が振り返りながら観るのと、歴史を知らない若者が追体験しながら観るのは、明らかに感じ方も違うはず。今は前者だけど、当時の自分は間違いなく後者でした。自分としてはいい時期に観れたなって感じです。7点(2004-08-09 17:53:20) 10. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 既出のコメントをなぞるようで恐縮だが、リアルタイム世代としては、コレは独特な雰囲気を醸し出し、他とは一線を画した作品として印象深い。知名度も全くないオリジナル企画を立ち上げたこと、明らかに冴えない脇役顔のキャラを主人公に据えていること、言語・衣装・生活文化に至るまで細部にトコトンこだわった世界観を構築していることなど、インディーズ的(当時そんな言葉は一般化してなかったが)なパワーを感じた。10年以上久しぶりに観たのだが、内容はほとんど覚えていなかった。でも、『宇宙軍軍歌』は実はお気に入りである。昔、ラジオのリクエスト番組で、この曲をリクエストしたヤツがいて、「敢えてソレかい!」とツッコミを入れた覚えがある。それ以来、あのマイナーコードが耳から離れないのだ。劇中ではあまり聴けないのが残念。坂本龍一の音楽は何とも言えずいい。ちなみに日本人として初めて宇宙に行った某テレビ局社員(当時)の第一声は「これ本番ですか?」だった。7点(2004-08-06 18:49:14) 11. 普通の人々 一見普通に見える家族の心の闇が丁寧に丁寧に暴かれていく。過剰な演出や外連味を一切廃し、その描き方はまるでミカンの内側の皮まで全部キレイに剥いて食べるような、そんな印象を受けた。役者陣の演技はリアリティそのもの。特に精神科医との会話は真に迫りすぎている。苦悩する家族の姿を等身大に見せつけることによって、誰にでも起こり得る問題であることを喚起する。平穏を象徴するようなラストのカノンの調べは、「救い」を意味しているのだと思った。6点(2004-07-31 00:59:22) 12. レイジング・ブル よくぞここまで私生活の愛憎劇や八百長の生々しさを赤裸々に告白してくれたものだ。スポーツマンや文化人だからといって良識人とは限らない。ラモッタの言動にもシンパシーを感じた。もちろん女性に暴力はいただけないが、克服しがたい弱さって人間誰しもある。噂に轟くデ・ニーロの肥満体も目の当たりにし、身震いを覚えた。究極の役者魂を見た。ちなみにボクシング通の友人に言わせると、シュガー・レイ・ロビンソンは史上最高のテクニシャンらしい。6点(2004-07-25 17:53:28) 13. AKIRA(1988) そういえば何となくだけど、未だに自宅で使っている下敷きはコレ。特にマニアってほどじゃないけど、高校時代から使い続けてるなぁ。原作・アニメとも斬新な表現力には魅せられた。個人的に、パーカッションと男声コーラスが迫ってくるBGMが大好きである。7点(2004-07-25 17:45:00) 14. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 ヨーダの登場に尽きる。他にもジャバやボバ・フェットなどの名物キャラも充実し、世界観が広がった。出生のネタも効果的。ハマるほど好きでもないのだけれど、シリーズ中では一番好きである。ラストが尻切れトンボなのもビックリしたが、興味をそそる。7点(2004-07-25 16:09:33) 15. キング・オブ・コメディ(1982) ここまで自分の夢に執着すれば立派です。しかも叶っちゃうし!ニタニタしたデ・ニーロの表情が脳裏に焼きついて離れそうにありません。ある日突然タモリの代わりに見たこともない新人が司会をしてたら…なんて想像しちゃいました。6点(2004-07-05 01:25:26) 16. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 シリーズが公開されたのは私が小学生から中学生の頃。当時は全く観ていなかったので、タイトルでしか“SW”を知らなかった。言葉のイメージから、“復讐”する“ジェダイ”ってのが「悪もん」と思い込んでいた。“ジェダイ”が「いいもん」って気づいたのは大人になってからだった。6点(2004-07-02 01:29:15) 17. 湘南爆走族 原作漫画は我が青春のバイブル。中高生時代、勉強も運動もそこそこ、特に素行も悪くなく目立つこともない、いわゆるフツーの生徒だった自分。そんな私にとって、この青春物語は憧れの的だった。映画の出来なんて関係なかった。“湘爆”であればそれでよかった。毒にも薬にもならない内容だが、江口や石川、端役だけど桜井までが動く映像として登場してくれただけで嬉しかった。江口洋介や織田裕二の活躍を見るにつけ、感慨深い気持ちになる。5点(2004-06-25 01:21:36) 18. 帝都物語 高校時代に原作を読んで「とにかくタメになった」という印象が強い。寺田寅彦、西村真琴、泉鏡花、幸田露伴など実在の人物の功績を踏まえつつ、彼らが専門分野を活かしながら、帝都を守るために加藤と対峙する描写は興味深かった。加藤はもちろん、みんな結構イメージにピッタリで満足のいく配役である。教科書に出てくる名前がビジュアルとして刷り込まれたので受験勉強にも役立った。6点(2004-06-18 23:16:28) 19. 愛と哀しみのボレロ 登場人物(しかも一人二役)が多いので人間関係の理解に苦しんだ。歌と踊りで時代を彩りながら、戦争によって運命を左右された音楽家、またその子ども達の人生の交錯を描く一大叙事詩。後半、それぞれの人生がラストに向かって結実していく展開は感動的だ。ボレロとはそもそも同じ小節が延々と繰り返される単純な楽曲である。その曲調の変化に人間の営みを重ね合わせ、人生賛歌として高らかに謳いあげるバレエシーンは荘厳そのもの。永久保存版の価値ある映像である。8点(2004-06-13 23:21:12) 20. ブルース・ブラザース ノンストップ・アクションミュージカルとでも言おうか。私は、ものまね番組でしか彼らを知らない世代です。番組では、いつも“伝説の”といったフレーズで紹介されていたので、長い間、「この黒ずくめの2人組は一体何者だろう?」と不思議でした。幾度となく見かけたネタの元祖を拝めて嬉しかったです。体でリズムを刻みながら観ると、より楽しめます。ホテルでのライブでは鳥肌が立ったくらい。2曲しか歌っていませんが…。でも、その2曲でブレイクし、ベルーシの死で伝説となったのですね。「頭で考えるより体で感じろ」と言わんばかりのパワーとエネルギーに溢れた作品でした。8点(2004-06-04 23:51:22)
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