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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 海を飛ぶ夢 主人公の周りに集まる、4人の女性たちに興味が湧きました。4者4様の、立場と尊厳死に対する考え方があり、鑑賞している者にとっては、誰かの考え方に共感できるんではないでしょうか。J・バルデムはもちろんのこと、弁護士フリアと義姉マヌエラを演じた2人の女優の演技はすごかったです。[映画館(字幕)] 9点(2017-10-28 23:45:19)(良:1票) 2. ブレードランナー/ファイナル・カット SF映画は公開された時に見ないとダメですね。どうしても未来の描写が、その当時ではスタイリッシュだったり前衛的だったとしても、何年も経ってから見ると、あか抜けない映像になってしまいます。本作でも同様のことが言えます。演出としての間の取り方やじらし方が、現在の感覚だともたつきに感じられてしまうので、抑揚の少ない映画に思えてなりません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-08 23:38:00) 3. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 ブリジットとマークのもどかしさが、とても嫌になってしまいます。ブリジットの場合はもっと違う言い方ができるのにとか、黙っていればいいのになどと考えてしまい、マークの場合はもっと言葉にしていればいいのにと思います。セリフにも出てきますが、完璧な人間などおらず、皆が少なからず欠点を抱えています。その人の良いところを好きになり、悪いところをどこまで許し支えてあげられるかが、付き合っていけるかどうかの境目だと言っています(と思うのですが)。劇中では、前半にいろんな伏線を張り、後半に展開するような構成にしてありますが、伏線と思いきや、何も起きない起こさないことがいくつかあり、内容が薄っぺらく感じてしまいました。俳優たちはいい仕事していると思うんですけどね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-02 00:04:46) 4. ブリジット・ジョーンズの日記 30代独身女性の赤裸々な告白が、当時はセンセーショナルで人気を博した原作でした。今映画を見返すと、公開当時とは印象が違い、普通に面白いコメディ映画に感じられます。公では口にしなかった言葉や話の内容が、現代では当たり前のこととなっているので、映画自体はコメディの部分だけが残っていると感じられるのでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-06-17 23:27:36) 5. キス・オブ・ザ・ドラゴン ファイトシーンは見どころがありますし、ストーリーも新鮮ではないものの、それなりに面白い。ジェット・リーとブリジットフォンダの関係性が、もっとうまく描けていたら良かったのに。傑作になり損ねた秀作、という感じでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2017-06-04 15:51:04) 6. ダニー・ザ・ドッグ つじつまが合わないと言いますか、理屈が合わないと言いますか、物語としてはツッコミどころが満載なので、何だこりゃってなりそうなんですが、違う部分では、魅力あふれる映画になってます。ジェット・リー主演ということで、ファイトシーンが期待されるところですが、そちらの方は香港や中国の映画の方がすごいです。でも、ドラマとしては、「ジェットリー、本当に英語分かってるの?」と問いかけたくなるくらいの無垢な表情が活きて、人情物語に仕上がっていました。マーシャルアーツ以外にも期待したい人には、お勧めできます。[DVD(字幕)] 7点(2017-06-03 23:16:29) 7. ワイルド・スピード/MAX 懐かしさを中心としたストーリーでは、新たな観客をつかむのは難しいかと思います。その反面、アクション映画としてはカーチェイス以外の部分も改善されてきていますので、7作目まで来た現在への進化がうかがえます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-18 23:39:44) 8. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 思い返しても、どんなストーリーだったかはっきりとは覚えていません。かなりちぐはぐなストーリーなので、何故レースをすることになったのか、理解できないのです。外国映画が日本を描いた時の悪い例がこの映画と言えますが、日本の描き方の悪さを差し引いても、目に余る出来の悪さが見受けられます。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-06-11 23:22:18) 9. ワイルド・スピードX2 車が主役の映画と言ってもいいくらいのシリーズなのに、レースシーンにはあまり魅力が感じられません。ですが、それ以外ではそこそこ楽しむことができました。シリーズ2作目と思うと、物足りなさを感じるかもしれませんが、オリジナル作だと思えば、見劣りすることはありません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-06-04 23:43:46) 10. マン・オン・ワイヤー 《ネタバレ》 出来事自体はとてもすごいことではありますが、監督はこの出来事の中の何を伝えたかったのでしょうか?偉業を称えたかったのだとしたら、それは間違いだと思います。インタビューを聞いていると、チームの仲は良くなさそうですし、この出来事の後は、それこそバラバラになったように思えます。何より、誰1人として同時にインタビューを受けた者がいません。また、どれほど迷惑をかけたのかもまったく語られていません。迷惑をかけた側からだけの意見しか聞けないことが残念です。[DVD(字幕)] 5点(2016-02-21 15:06:14) 11. 少林サッカー マンガみたいにコミカルなのはいいんですけど、いろんなことが中途半端。兄弟弟子が11人じゃないですし、武術が使えない役者ばかり。練習シーンはいきなり覚醒してしまって、徐々に盛り上げる工夫がない。ストーリーも弱いので、続けて見ているのがつらくなりました。[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-12 18:27:35) 12. キル・ビル Vol.2 映画館で見ていたら、帰り道は悔しくて仕方なかったと思います、お金と時間を使って映画館まで見に行ったことに対して。シリアスな映画でないのは十分承知してますが、オタクを公言している監督が、日本や中国、香港の混同をしていると、映画を見ていることに腹立たしさが湧いてきます。1作目唯一の見どころであった戦うシーンが少なく地味になったので、ただストーリーを確認する作業が2時間強続きます。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2015-06-28 17:52:28) 13. キル・ビル Vol.1(アメリカ版) チャンバラやってるシーンはいいんですけど、それ以外はどうでしょう。けっこうグロいシーンが多いので、万人にはお勧めできません。それに、説明のための場面が多すぎで、ウザったくなります。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-06-28 17:46:42) 14. きっと、うまくいく 結構コテコテの作りでしたが、評判通りの出来でした。日本では身分制度などないに等しいですが、外国では根強く残っているところが多いようで、インドもその1つといえるでしょう。そんな国での青春物語は、やや苦い、一生の思い出と友を作ってくれる、そんな映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2014-10-13 13:41:24) 15. ウェイキング・ライフ 豊かな発想、面白い観点、目の付け所が違う、などなど、この映画を表現するにはぴったりの言葉を並べて、ほめようと思えばほめられますが、見ている間に面白味を感じたかと問われても、面白かったとは言い難いのです。それに、シーンによってアニメーターを使い分けているようですが、その意図がわかりませんでした。出演者の言葉に共感できればいいのですが、気楽にボーっとしながら見るには、不向きな映画でした。[DVD(字幕)] 4点(2014-10-06 16:57:03) 16. M:i:III シリーズ三作目は、渋めのアクションと表現するのがピッタリだと思えます。もちろん絶対に生身の人間には不可能なアクションばかりですが、この映画を見ていると、危機に陥ったときにはできてしまうかも、と思わせてくれます。時間の流れがTV的な作りになっているところが、この監督のこだわりとも思えました。それにしても豪華なキャストです。この映画の後に有名になった人もいますね。それだけこの映画には才能が集結していたという証になります。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-27 19:40:10) 17. チョコレート・ソルジャー 《ネタバレ》 やはりファイトシーンはすごいです。ワイヤーアクションを使っているようなので、妙に不自然な動きの時もありますが、とんでもない蹴りが出てきたりして、驚かせてくれます。ストーリーは突飛なもので、リアリティなど求めてはいけません。ラストにお涙ちょうだい劇がくっついてきますが、そこは好き嫌いの分かれるトコじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2011-11-27 00:03:40) 18. M:I-2 ストーリーを気にし出すと、突っ込みどころ満載の出来の悪い映画になってしまいますが、アクションのみを楽しむんだと決めてかかれば、なかなか見応えのある映画です。ただ、J・ウー監督作品の他の映画とかぶってるシーンが多いのが気になります。どこを切ってもJ・ウー作品ですね。くれぐれも申し上げておきますが、ストーリーは気にしちゃだめですよ。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-06 18:23:48) 19. ゾンビランド ストーリー自体はシンプルで、割と型にはまったような構成でしたが、出演者の魅力と、極限状態なはずなのに笑わせてくれる演出とで、それなりに楽しめました。ちょっと間違えれば、B級映画になってしまうところを、ギリギリのところでA級にとどまっています。出演者が割と豪華なのはどうしてなんでしょうか?[DVD(字幕)] 6点(2011-09-04 17:00:48) 20. チョコレート・ファイター 5点というのは「可もなく不可もなく」という内容ですが、この映画の場合は「可もあるけど不可もある」という感じ。アクションは凄い。実際に当ててるし、落ちるときは本当に落っこちてる。映画の終わりにメイキングが流れて、一応ワイヤーで吊ってるみたいですけど、痛いものは痛い。そういった意味でのリアルなアクションには驚かされます。けど、映画としてはどうでしょうか。アクション・オムニバス映画として編集し直しても、まるで違和感が感じられないくらい、ストーリーらしいストーリーがありません。主演のヒロイン、ジージャーの蹴りに見とれたい方にはお勧めです。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 16:04:28)
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