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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ジョン・ウィック:パラベラム 3作目は見逃しています。でも、特に困ることなく見られました。アクションが目白押しで、ストーリーを追いかけることもなく、ただただファイトシーンを堪能できます。ただ、やはりファイトシーンだけでは飽きてしまい、前半に比べ、後半は興味を失いかけてしまいました。こそ映画のファイトシーンは、銃による超接近戦という新しい戦い方を提示してくれた功績が大きいと思います。でもそればかりだと、やはり物足りないのです。この映画にも物語を求めていると、辛い評価になってしまうでしょう。[映画館(字幕)] 6点(2023-10-07 08:57:42) 2. ベイビー・ドライバー 映画全体に散りばめられた音楽と、その音楽に合わせて展開するテンポの良さが、この映画の命であります。心地よいリズムを刻みながら、最初から最後まで物語が進んでいくところが、とても心地いいです。主人公の、”本当は善人なのに訳あって悪いことしてます”的な人物像は、ありきたりではありますが、上手く表現されて、応援したくなります。この主人公を気に入れるかで、この映画を好きになれるか違ってくるでしょう。[映画館(字幕)] 8点(2020-07-17 22:46:45) 3. ワイルド・ローズ 割とありきたりな展開ではありますが、それなりに楽しめました。主人公を気に入ることができるかどうかが、映画を楽しめるかの分かれ目になりそうです。ルーズで無責任な人間だと感じてしまうと、そこからは自業自得の話になってしまいそうなので、できるだけ主人公には好印象を持つようにして見た方が、楽しく映画を見られます。それと、イギリスでの物語だということを、はっきり意識しておいた方がいいでしょう。私は勘違いしていて、初めは頭の中が???でした。[映画館(字幕)] 6点(2020-06-26 22:29:50) 4. ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 とても見やすい映画でした。割と長めの上映時間、登場人物の多さ、時間軸が過去へ行ったり現在に戻ったりと複雑であること、などなど。映画を楽しむには、不利な条件が多いのに、ほとんどそれらのことは気になりませんでした。テンポの良さと、出演者の演技の良さが抜群で、すごく引き込まれました。原作は読んだことがないのですが、かなり脚色しているように感じられます。"古典"として楽しむのは難しいのかもしれません。[映画館(字幕)] 8点(2020-06-19 22:55:55) 5. ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 登場人物全員が疑わしいところなんかは、アガサ・クリスティのポワロ・シリーズと同じですが、主人公は絶対に嘘がつけないというシチュエーションは、目新しいのではないでしょうか。事件のすべてを理解しているつもりが、最後に探偵役のダニエル・クレイグが謎を解く辺りは、爽快感にあふれていました。ただ、皆、疑わしくはありますが、何となくこの人かな、というのは感じられてしまい、犯人捜しの醍醐味はやや薄いかもしれません。[映画館(字幕)] 6点(2020-02-17 17:27:44) 6. グッドライアー 偽りのゲーム 誰が誰をだましているのか、割と簡単にわかってしまいます。ですが、最後の謎は絶対に分かりません。あまりに唐突な秘密を明かされるのですが、ヒントらしいヒントもないので、全然予想できませんでした。小さなヒントを少しずつ晒してくれれば、楽しめるんですけど。[映画館(字幕)] 5点(2020-02-10 23:45:00)(良:1票) 7. ジョジョ・ラビット 戦争の悲惨さを理解しきれていない少年を主人公に、夢や希望や愛情や勇気や悲しみを、豊かに描いていました。見ているこちら側は、登場人物たちを見守る目線になったり、一緒に喜び悲しみを共にしたり、とても心が温かくなりました。こんな映画は久しぶりな気がします。実はこの映画のこと、全然知りませんでした。オスカー候補になったので見ておくか、程度のつもりでした。すっごく得した気分になりました。[映画館(字幕)] 8点(2020-01-31 22:54:27) 8. パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 前半コメディ、後半ミステリー、ですね。前半の調子を保って、最後まで行ってくれたら最高だったんですが、後半は付け足しのように感じられました。仕事にありつけない低所得家族を描きたかったのか、因果応報を描きたかったのか、作り手側の意図が分かりません。笑えるシーンについては、無理に笑わせようとしているのではなく、日常を切り取っただけなので、作り手側にとっては前半も後半も違ったことをしているとは感じられなかったかもしれませんが、私にとっては大きく違和感が感じられます。この変調を話の転換ととらえられれば、良い印象になるでしょうし、私のように違和感が残ってしまえば、物足りなく感じられるでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-27 17:31:37) 9. フォードvsフェラーリ この映画、前評判が高くて、そういうのに限ってつまらなかったりするんですけど、評判どおり面白い。特に車好きでない自分でも、レースシーンは手に汗握ってしまいました。物語全体が、割と明るい雰囲気で、見ていてハッピーな気分になれるところも良かったです。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-24 22:54:37) 10. ティーンスピリット なんだかぼんやりした映画でした。サクセスストーリーではないですし、青春の苦悩を扱っているわけでもありません。いろんな要素を詰め込もうとして、どっちつかずになってしまったかのようです。無駄なキャラクターが多いのも良くないですし、登場人物の関係性も深く掘り下げられていません。救いは音楽がいい事。エル・ファニングも頑張っていました。[映画館(字幕)] 5点(2020-01-10 23:31:33) 11. ヒックとドラゴン 聖地への冒険 身体障碍者が主人公であり、また、人間とドラゴンの共存というテーマがありながら、アメリカがいつでも抱えているマイノリティに対する問題点には触れずに、ストーリーを作っています。なんてもったいないことをしたんでしょう。社会性の高い問題に触れながら物語を作っているのが、このシリーズのいいところだと思っていたのに、その点については残念です。単にアクション・アドベンチャー映画として見ても、それなりには楽しめますが。[映画館(吹替)] 6点(2019-12-29 17:30:37) 12. ターミネーター:ニュー・フェイト ストーリーがあまり良くなかったり、主人公であるサラと初代ターミネーターがあまり活躍しないことを除けば、アクション映画としてはかなり楽しめました。中だるみもなく、最初から最後までアクション満載で、期待以上でした。物語はダニーの成長期の話でもあるので、そこら辺をもっと強調し、上手くまとめてくれれば、もっと面白く感じたのでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2019-11-22 21:58:08) 13. イエスタデイ(2019) 音楽の力ってすごいですね。ストーリー自体は特別に良いというほどではないのに、約2時間、楽しめるのですから。特にビートルズ・ファンでない私でも、知っている曲ばかりだったので、劇中の観客の盛り上がりなど、違和感なく楽しめました。[映画館(字幕)] 7点(2019-11-19 17:34:17) 14. 永遠の門 ゴッホの見た未来 主人公ゴッホがどんな状況で絵を描き続けていたかは描かれているんですけど、どう対処していたかなどがあまりうまく表現できていないと感じました。記録映画見ている感じと言えばいいのかも。有名な絵画が出てくるので、ストーリーよりも、そっちの方に興味を持っていかれます。次は何が出てくるのかな、なんて。[映画館(字幕)] 4点(2019-11-15 22:36:39) 15. マレフィセント2 前半は人間関係の説明や、現在の立場の説明などに費やされていて、面白みに欠けました。でも、後半になり、いろんな出来事が起こってくると、だんだんと興味を引き付けられるようになりました。1作目を見ていないと、マレフィセントとオーロラの関係性が分からないのが、残念です。もう少し演出に取り入れてほしかったと感じました。[映画館(字幕)] 5点(2019-10-24 18:22:06) 16. ジョーカー 良く出来ていました。面白かったです。犯罪者の誕生の過程が目の当たりにできます。こんな感じで狂ってしまうのかな、と。ただ、巷の普通の犯罪者のことみたいなんですよね。これがコミックから映画まで、何十年も語り継がれてきた、有名な極悪人なのかと思うと、言葉は悪いですが、こんな程度?とも思えます。それに、主人公の扱いを見ていて、不快感はあるものの、人生最悪かと言えばそうでもない気がします。他の映画ではもっとひどい扱いの場面が見られそうなので、特別感は薄いです。役者たちはとても気合が入ったいい演技をしているので、見ごたえはあります。[映画館(字幕)] 7点(2019-10-16 16:29:55) 17. ロケットマン 何と言っても曲の良さに惹きつけられます。ただ、「マンマ・ミーア!」のような曲の使い方で、「ボヘミアン・ラプソディ」からそんなに時間が経っていないので、どうしても二番煎じ的な感じがしてしまいます。映画の作りとしては、曲の良さだけに頼っているわけではないのですが。あの派手な衣装が、どのようにして生まれてきたのか、そういった説明や演出が欲しかった。[映画館(字幕)] 6点(2019-09-06 22:32:13) 18. ワイルド・スピード/スーパーコンボ 真剣に見ると、損をするタイプの映画ですね。漫画を実写にしたかのような作りです。到底人間にはできないようなことを、平気でやったりしますので、そこらへんは初めからそのつもりで見ていた方が、楽しめるかと思います。アクションはとても楽しめました。できることなら、もっとホブスとショウの掛け合いを見たかったです。そのあたりが面白くなると、スピンオフとしてでなく、本編をも上回る面白さになるのでしょう。次作も作られそうなので、期待したいです。[映画館(字幕)] 6点(2019-08-22 17:47:06) 19. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 他のマーベル映画を見ていないと理解できない部分が多くある、という欠点はありますが、青春映画としてとても良く出来ていると思います。とても面白かった。主人公ピーターの、高校生16才の恋や人としても成長、ヒーローとしての葛藤と苦悩が、丁寧に描かれています。これだけ詰め込んで2時間の上映時間の中で、キチンと整っています。マーベル映画のアベンジャーズがひと段落ついた後の最初の映画としては、最高の出来になったと思います。本編の後のシーンは余計な気はしますが。[映画館(字幕)] 8点(2019-07-23 17:56:32)(良:1票) 20. X-MEN:ダーク・フェニックス シリーズを通して人間(ミュータント)の苦悩を描いており、そこが良さでありました。本作でもそのテーマは変わらず、とても興味深く鑑賞出来ました。アクションシーンが少し物足りなくはありましたが、重めのテーマで、私好みでした。[映画館(字幕)] 6点(2019-07-09 00:11:56)
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